時系列としてはNaniroさんのコラボの後日談になります
Naniroさんの作品はこちら
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https://syosetu.org/novel/314902/#
優斗「それで?俺に聞きたいことってなんだ?」
優斗は椅子に座ってお茶を飲みながら目の前の人物に聞き直す
快斗「アンタの強さを知りたい、どうすればそこまで強くなれる?」
目の前の人物仮面ライダーシーカーこと大角快斗そして仮面ライダーフォーゼこと星月太吾陽
優斗は湯呑みを置いて少し考える
優斗「まぁ戻ってきたし少し話すか」
優斗は懐かしむ様に話し始める、それは優斗が転生して家族を失ってからの物語
優斗(5歳)「・・・ふぅ、父さんと母さんはもういない。コレからは俺が1人でやっていくしかないんだ」
両親をノイズによって亡くした俺は、家族と住んでいた家を1人で管理し始めたんだ。だけどディケイドライバーを受け取ったからには力をつけなくちゃいけないんだ。
優斗(5歳)「先ずは基本的な格闘........そして剣術と射撃術、あとはクウガとアギトの棒術槍術..........やる事は山積みだな」
その日から俺は学業と家庭の業務そして戦闘訓練を個人的にやってたんだ。
朝は早く起きて朝食を準備して学校に登校、登校後は授業を受けつつハンドグリップとダンベルで筋肉をつけつつ帰ってからは先ずは掃除と飯の準備、それが出来たら体力の続く限り戦闘訓練。
優斗(5歳)「ふぅ.......ふぅ.........まだだ.........」
寝る時間は5時間を固定して慣れさせた、それを小学4年までで完璧にマスターした。
快斗「小学4年で戦闘技能をマスター?」
太吾陽「お前スッゲェな」
優斗「その時は必死だっただけだ、それに今考えれば大事な家族を失って何か気を紛らわしたかっただけだ。続けるぞ」
そして小学校を卒業して中学生に入学する前に響と未来と出会ったんだ、そしてその日の帰った後は神様に言われてセレナを救いにアメリカまで行ったな。
優斗(12歳)「よっし、それじゃあ行くか変身!!」
その時は初めて変身することもあって子供っぽいとこもあったな(詳しくは1話出会いと変身を参照)、その後は
優斗(12歳)「生きている........この世界は俺の元いた世界じゃないし仮面ライダーに変身出来るそんな世界だ、だけど違う..........これはその現実で命は命だ。気持ちを切り替えるか..............」
俺は最初から気持ちが入ってなかった、親を失って少しは気合いが入ってたと思ったんだが、俺の覚悟が甘かった。
優斗「俺は何処かで仮面ライダーになって戦うことは正しい事で全てが楽しいと思っていた、だが俺の力はそんな簡単なものじゃ無い。もっと難しくて危険で...............だから俺はもう少年期を辞めた。」
そう辞めたのだ、命を守るために人を救うために俺は子供をやめた。後から知ったことだけど研究員の何名かは亡くなった事を
快斗「・・・」
太吾陽「・・・」
2人は黙ったが俺は話しを続けさせて貰う
優斗「そこからは俺は今まで以上に身体を酷使した、傷ついてもヒーリングで癒して無理やり動かした。」
そう昔は命の重さと人を助ける難しさそしてその責任を
だから俺の中学時代はかなり荒んでいたと思う周りとは極力関わらず常に目つきは悪い方だったからな。そのせいで不良には絡まれてたし..........
不良「なんだぁ?その目つきは、殺されてぇのか!」
優斗(14)「殺すとか使うなよ、まだ学生だろ俺達」
喧嘩は常に相手を投げて相手の戦意が削れるまでやったな、向こうが年上を連れてきても逆にボコボコにした。
優斗「んで、中3の時が転換期だったな。その時に奏と翼と出会って奏の家族に事を聞いてそして奏の復讐心が今の俺に重なって見えたんだ。」
だから俺は奏には感謝してる俺は復讐者として生きようとしていた事に気づかせてくれたんだ。
優斗「高校ではそれで心に余裕が持てるようになったんだ、響や未来と出会う時も自然な笑顔が増えたし、戦いでも焦りが無くなった。そこからはまぁ今の俺に近い余裕のある俺が出来たって事かな。」
快斗は納得していない顔をしているがそれでも良いんだ、今のお前の現状は過去の俺の成れの果て........そんな気がするんだ。
だからこそ俺はお前のその棘の道を止めたいんだ、その先は赤い血で身を滅ぼす事を知っているから。
快斗「強ければそれで良いんじゃ無いのか」
優斗「確かに強さは必要だ、だが強さだけじゃお前の周りはいつも殺意しかない。・・・先輩として言っておく過去に怯えても今を大事にしろ」
俺はそう言ってお茶を啜る、快斗は黙ってしまったが何かを考えているようにも見える、これで少しは良い方向に向かってくれればいいが
と考えていると太吾郎が質問してくる
太吾陽「結局あんたの強さって言うのはなんなんだ?」
そいえば過程を言って結論は言ってなかったな
優斗「俺の強さはこれまでの経験と未来への希望だよ」
太吾陽「経験と希望.........」
優斗「あぁ視野を広く持ってこれまでの俺自身を信じるって事だ。言ってもわからないだろうからとりあえず見せてやるよ」
俺はそう言って2人にベルトを見せながら言った。
優斗と快斗そして太吾陽の3人は潜水艦内にあるシュミレータールームにて向かい合っていた。
優斗「それじゃあどっちが先にやる?」
快斗「俺が行く」
優斗がそう聞くとまずは快斗が前に出る
優斗「やっぱり最初はお前か」
快斗「あぁ」
快斗はそれだけ言うとパワードビルダーバックルとギガントコンテナバックルをドライバーにセットする
SET WARNING!
快斗「変身」
危険信号の音と共に快斗はビルダーバックルを開き変身する
WOULD YOU LIKE A CUSTOM SELECTION
変身を終えた快斗を見ながら優斗はディケイドライバーを装着しバックルを開くとカメンライドディケイドのカードを取り出し構える。
優斗「変身」
KAMEN RIDE DECADE
カードをバックルに装填しバックルを閉じ変身する。
GIGANT SWORD
優斗はライドブッカーをソードモードにして構え快斗はビルダーバックルにソードバックルを装填しギガントソードを出現させ構える
最初に動いたのは快斗、快斗はギガントソードにて斬りかかるが優斗はその攻撃を回避し上から足を乗せてギガントソードを封じる
優斗「最初が大振り過ぎだ、ライダーを知らない奴からすれば焦って大きく下がるだろうが俺みたいな知っているやつやそれなりの経験者じゃそうは行かないぞ。」
快斗「ッ!この!!」
快斗は力任せに振り上げる、優斗はそれと同時に足をどかすと振り上がってガラ空きになった胴体に横蹴りを叩き込む。
優斗「お前は多彩な武器がメインだろう、武器を離して次の武器に切り替える方が隙が少ないぞ」
快斗「ガハッ.........まだだ!」
優斗は快斗の悪いところを指摘しながら時折アドバイスを込めて言葉を放つ、しかし快斗は荒々しい攻撃方法へとなっていく
GIGANT HAMMER
快斗はハンマーを使い鉄骨などの建造物を建設していくが優斗はライドブッカーから「カメンライド オーズ」を取り出し読み込ませる
KAMEN RIDE OOO
ベルトからメダルをスキャンする音と共に動物のレリーフが現れ上からタカ トラ バッタのレリーフになるとディケイドの姿を変えていく。
欲望の王でありながら手を伸ばし続けたライダー、Dオーズへと変身した優斗はタカアイの視力で鉄骨の動きを見極めるとバッタの足を昆虫の足に変化させると鉄骨を渡り歩き上から回り込むとトラクローを展開し快斗に斬りかかる。
優斗「セリャ!」
快斗「グッ!なに!?」
優斗「鉄骨も見極めれれば相手の移動手段になる、気をつけろよ!」
優斗はそういうと近接戦へと持ち込む、快斗はハンマーで攻撃するが振りが大きく優斗は最小限の動きでかわし反撃を入れつつその都度アドバイスを送る
優斗「ハンマーは確かに強いが扱えなきゃただの隙の多い武器だ!まずは牽制用に障害物を作るそして壁を作って他のバックルが使えるように時間をかけるようにしてみろ!」
快斗「グッ、ゴハッ!うる......!せぇ!!」
アドバイスが気に障ったのか快斗は距離を取ると一気にバックルを装填し開放する
GIGANT ALL MIGHTY
剣を手にアームにハンマーとブラスターを装備した快斗は必殺技を放つ
GIGANT FINISHER
快斗の攻撃を優斗は後ろに下がって回避するとカードを二枚取り出しバックルに装填する
FORM RIDE OOO UNAGI ZOU
もう一度スキャンする音が聞こえるとレリーフが流れウナギとゾウのレリーフが止まるとオーラングサークルのミドルとアンダーが変わりウナギとゾウのレリーフに変化する。それと同時に上半身は水色と黒の装甲腕には白色の武装「ウナギウィップ」足は機動性を犠牲にした重量級の重さを持つゾウレッグ
優斗はウナギウィップを展開すると展開しているアームに絡ませる
快斗「ウナギだと?捉えるだけじゃ止まらないぞ!」
優斗「ウナギはウナギでも、電気ウナギだぜ!」
優斗はそう言うとウナギウィップから電流を流し快斗に電撃を浴びせる。
快斗の動きが一瞬鈍くなり優斗はウナギウィップを勢いよく引き寄せ、快斗が近づいてくるとゾウレッグで快斗の腹に強力な一撃を叩き込む。
その重量級の一撃をくらった快斗は変身を解除され腹部を抑えて咳き込んでいる
快斗「ゴハッ!ゲホッ!」
優斗「ゆっくり呼吸をしろ、今回復させる」
優斗はヒーリングを読み込ませ癒しの光を快斗に当てる、そして話しを続ける
優斗「俺がさっき使ったのは所謂亜種のコンボだ、オーズはコンボが強みだがあれだと体力を大きく消費する。だから亜種コンボに慣れていれば長期間の戦闘や状況に応じて最適なやつを使える。大輝がどこまで使えるかはわからねぇがアイツはグリードもいるしまぁ制限はなさそうだな。」
快斗「・・・慣れ、つまり経験で強い相手ででも強力な力以外でも対処が出来るって事か」
優斗「おっ、良くわかったな。俺は大体こう言う話しをすると脱線しちまってな。理解できるやつはそこまで居ないんだよな」
優斗は嬉しそうにそう言うと変身を解除し
優斗「お前達は戦闘の経験が少ない、力やバックルの能力に頼っている場面も多くなるがそれでも鍛錬は忘れるな。やった事は絶対に無駄なんかじゃないからな。」
優斗はそう言うと快斗に水を渡す。続いて太吾陽と思ったが
優斗「ん?フォーゼのやつどこ行った?」
優斗が見渡しても太吾陽の姿は無かった、代わりに入口に何故かプレラーティが居た。
優斗「プレラーティ、フォーゼ....... 太吾陽の姿を見なかったか?」
プレラーティはため息を吐くと優斗に近づき一枚の紙を渡す。そこには『ごめんだけど太吾陽君は少し借りるね?蒼汰』と書かれていた。
優斗は読み終えると紙をグシャ!と握りつぶす
優斗「せめて許可とってから連れてけあの野郎」
優斗は静かに怒りを覚えながらも太吾陽の事は蒼汰に任せた。
そして連れて行かれた太吾陽は今コウヘイと共にS.O.N.Gの外の甲板へと来ていた。
太吾陽「それよりいつこっちにきたんだよコウヘイ」
コウヘイ「あぁ実は少し気になることが出来てな」
コウヘイのその言葉に太吾陽は聞こうとしたがコウヘイがいきなり静止する、よく見ればいつの間にか潜水艦のデッキに出ていた。
コuヘi「それにしても少しは疑った方がいいぞ」
太吾陽「?どういう」
その言葉を紡ぐ前に突風が吹き視界を一瞬阻む、そして太吾陽が目を開いた時そこに居たのはコウヘイではなく蒼汰だった。
太吾陽「ッ!?蒼汰!えっ!?コウヘイは!」
慌てている太吾陽を見ながら蒼汰は説明する
蒼汰「さっきまでのコウヘイは僕が変装した姿だよ、まさか全く気づかなかったのかい?普通彼が1人でこの世界ましてやその場で理由も告げずに来るわけないだろう?」
太吾陽「た、確かに」
蒼汰に言われて納得する太吾陽、蒼汰は空を見上げながらポツリと呟く
蒼汰「そう言えば君の世界はISだったね、快斗君と同じ世界の」
太吾陽「まぁそうだな、それがどうかしたのか?」
蒼汰「もし君や快斗君が望むなら............」
蒼汰は前置きを言って間を置くと笑顔で言葉を続ける
蒼汰「その世界のISを超える技術や武装を提供しよう」
そう答える、蒼汰の顔は笑顔だがとても無いほどの圧力を感じる
太吾陽「何を」
蒼汰「実は前から見てて気に食わなかったんだよね〜」
太吾陽が言うよりも先に蒼汰は話しを続ける
蒼汰「そもそも女性専用ってところが気に食わないね、それに身内や友達を贔屓するのはまぁ百歩譲って目を瞑ろう。でもそこに異性を巻き込んで変な事を企むのは僕は納得しないし、妹を甘やかしすぎるのも嫌いだね」
蒼汰の言葉は止まらない、まるで全て見て来たかのように
蒼汰「そしてベロバがそこを利用したとはいえ組織が出しゃばるのも僕は嫌いだね、ISだけに効く装備は粗方構図は頭の中に浮かんでいるしそれを男性専用にする方法もできてるよ。さぁ君はどうする?」
言いたいことを言った蒼汰は太吾陽にそう問いかける、問いかけられた太吾陽は
太吾陽「・・・悪いけどその提案は断る」
太吾陽はハッキリとそう答える、蒼汰は笑顔のまま今度はその答えに対して問いかける
蒼汰「ふむ、それはどうしてだい?」
太吾陽「確かにアンタの装備で差別は少なくなると思うし男性の当たりも減ると思う、だけどそれは新しい偏見や差別を生むそれはまた不幸の連鎖を生むだけだ。だから俺は訴えるんだ、たとえ全員に届かなくても俺は動画やライブを通して戦い続ける」
太吾陽の真っ直ぐな瞳に蒼汰は口元を隠しながら肩が少し震える、太吾陽がどうしたのかと思っていると蒼汰は笑い出す
蒼汰「アハハ!君はとても真っ直ぐなんだね、とても眩しいよ!」
笑っているがその表情はとても眩しいようにも見える
蒼汰「心配しなくても僕にそんな装備を作ることは出来ないよ、行ったこともないしISの特性もわからないからね。」
太吾陽「もしかして俺を試したのか?」
蒼汰「そうだね、まぁ結果的にそうなってしまったね。僕としては君自身の答えを聞きたかっただけなんだけどね」
蒼汰がそう言うと太吾陽は息を大きく吐いた
太吾陽「マジでビビったぜ、何がとはいえないけどアンタの言葉に嘘が一つもないように見えたからマジかと思ったぜ」
太吾陽はそう言いなが深呼吸を一度する、蒼汰はいつものおちゃらけたような表情と口調で語る
蒼汰「僕は前世でそれなりに出来てたスパイだったからね、演技や性格を作るのは得意だよ」
太吾陽「スパイ!それはなんか名前的にはカッコイイな!」
それからは他愛のない世間話やスパイについて少しだけ話しをした、そして優斗と快斗が訪れ快斗と太吾陽を元に世界に返す時間がきた。
優斗「悪いな太吾陽、途中から蒼汰の遊びに付き合わせて」
太吾陽「全然!俺としては蒼汰の変装の技術がすごいってわかったからこれから気をつけようと思ったくらいだ」
蒼汰「そう言って貰えると僕も嬉しいよ」
快斗「神風優斗、アンタには世話になった。」
優斗「おう、快斗も太吾陽も訓練は余裕がある時に適度にやれよ。」
別れの挨拶を済ませると太吾陽と快斗は元の世界へと帰っていった、その場に残った優斗と蒼汰
蒼汰「さーって、今日はこの後何をしようかな〜」
と言ってその場を離れようとする蒼汰、そんな蒼汰を優斗は呼び止める
優斗「それであの話はどれくらい本気なんだ?」
蒼汰「あの話?なんのことやら」
はぐらかそうとする蒼汰に優斗は言葉を続ける
優斗「『行ったことも無いし特性がわからない』、逆を言えば行って特性さえ解ればお前は作ることができる、違うか?」
優斗がそう言うと蒼汰は口元を隠しながらニヤけると一言
蒼汰「キッショ、なんで分かるんだよ」
蒼汰はそれだけ言うと再び前を向いて喋りながら歩き出す
蒼汰「大丈夫だよ僕だって理解はしているさ、それにそれを起こそうって気もないよ」
優斗「・・・それなら別に良い、だが」
優斗が続きを言おうとしたが蒼汰がそれを遮る
蒼汰「安心しなって、僕にこれでも仮面ライダーだよ」
蒼汰は手をヒラヒラと振りながら潜水艦の中へと消えていった。
優斗はそんな後ろ姿を見送りながらため息を吐くと蒼汰を追いかけるように後を追う。
優斗「それとお前太吾陽を勝手に連れていくな」
蒼汰「いや〜暇かよ思ってね?」
優斗「俺に言えアホ」
蒼汰「グホッ‼︎」
と蒼汰の横腹をど突いた。