優斗視点
俺がよく分からない世界から神風写真館に帰還した日から一週間
優斗「結局あの世界はなんだったんだ.......翼や未来は見かけたし研究所にいたあの子も居るわもう訳がわからん。もう考えるのやーーめた。」
俺は車ライダーのセリフを言ってソファーに寝転がる。この一週間ずっと考えていたが結局分からない。唯一わかっているのはあの世界はこことは違う別の世界という事そして
優斗「はぁ、やめた考えをまた考えるのは俺の悪い癖だな.....取り敢えず修理の仕事をするか。」
俺は部屋に入り仕事を始めた。
響視点
私はこの一週間弦十郎さん.....師匠の元で修行をしていた。未来には悪いことをしてる.......でももうあの時みたいな事は起こしたくない!
弦十郎「少し休憩をしよう。」
響「オス!」
師匠から休憩と言われ私はスポーツドリンクを口の中に流す。
弦十郎「うむ.....やはりディケイドに鍛えてもらっていたお陰か格段に上達している。これならばアームドギアを近いうちに出せるかもしれないな。」
響「本当ですか師匠!....やった〜今まで奏さんや翼さんにも手伝ってもらった甲斐がありました!」
その言葉に私は嬉しくなった。
弦十郎「この俺が保証してやる!大船に乗った気でいろ!」
響「はい!!」
弦十郎「よし休憩もこのくらいで良いだろう。続きを再開するぞ!」
響「オスッ!」
私はスポーツドリンクを置いて修行を再開した。
未来視点
最近私の幼地味の響が何かを隠している。最初はそこまで気にしていなかったけど最近になってからボロボロになって帰ってくる事が多くなった。次の日になったら「修行に行ってくる!」って紙を置いていって居なくなる。
未来「響.....今頃何をしているんだろう........」
私は空を見上げて今日も1日を過ごす。
優斗視点
修理を終わらせ俺は顔を濡れたタオルで拭き時計を見る。時間は午後の4時
優斗「久しぶりにおばちゃんのお好み焼きでも食いに行くか」
俺は作業着から私服に着替え戸締りをし看板をcloseにして商店街に向かって足を進める。
商店街
今日も人で賑わうこの場所は俺の好きな風景の一つ俺は「ふらわー」といかにも花屋のような名前の看板がある店に入る。
おばちゃん「あら!優斗君久しぶりね」
優斗「お久しぶりですおばちゃん。店は繁盛して居ますか?」
おばちゃん「う〜ん.....ぼちぼちと言ったところね。でも最近ねリディアンの子達がよく来るの!その中でもとにかくよく食べる子がいてね!もう〜嬉しくてついたくさん作っちゃうの!」
俺とおばちゃんは1年半前にお世話になった人だ。人柄も良く接しやすい最近はノイズ関連で来れず久しぶりだった。
優斗「そんな子がいるんですね。」
おばちゃん「でも最近その子ぱったり来なくなっちゃってね。まるで優斗君みたいね♪」
優斗「はは....だったらふらっといつ間にか戻ってきますね。」
そんな他愛もない話をしていると
未来「........こんにちは」
未来が来店してきた。しかしその表情は暗かった
おばちゃん「あらいらっしゃい。おや?今日も一緒じゃないのかい?」
未来「はい....おばちゃんお好み焼き一つお願いします。」
未来はそう言ってカウンターの椅子に座った。
俺は気になり未来の隣に座り直す。
優斗「おいどうしたんだよ未来......元気がないみたいだけど?」
未来「えっ?優斗さん......」
優斗「おう。神風優斗だぞ。どうした?」
未来は俺がいたことに気づかなかったらしい。いつもならすぐ見つけて話しかけてくると思ったが重症だなこれは。
俺は未来に何を悩んでいるのか聞いた。
未来「優斗さん最近響をみますか?」
優斗「写真館には殆ど顔を出してないな。それがどうかしたのか?」
未来「最近響が遅くになって帰ってくる事が多くなったんです.......理由を聞いてもはぐらかされて......次の日になったら修行に行くって......私心配で......」
優斗「そうか.......」
どうやらここ最近の響の事で悩んでいたらしい
優斗(まぁシンフォギアについては話せないし......響は嘘をつくのが下手くそと言える。難しいなこういう関係は......)
俺はディケイドとして響と接していた。あいつが早く奏や翼達と戦いたいというのはわかる(いやオメェだよcv天の声)だけど親友を心配させんじゃねぇよ。
俺は未来の頭に手を置いて
未来「えっ?」
そのまま優しく撫でる。
優斗「辛かったな......でも心配すんな。あいつのことだ何か話せない事情があると思うんだ。だから信じてやれよ響のことを」
すると未来は目から涙を流し始めた。
優斗「えっ!?なんで泣いてんだよ!俺なんか悪いことしたか!?やっぱり撫でたのは恥ずかしかったか!?」
俺が慌てていると未来は涙を拭きながら
未来「ふふっ、違いますよ。嬉しいんですこうやって優しく接してくれることが」
未来はそう言って涙を拭き取る。その時おばちゃんがお好み焼きを二つ出してきた
おばちゃん「悩みはスッキリしたかい?」
未来「はい....さっきよりはだいぶスッキリしました。」
優斗「そうか.......っておばちゃん俺頼んでねぇけど?」
おばちゃん「あたしの奢りさ!さぁたぁんと食べな!」
優斗「あぁ、それじゃぁありがたく食べさせてもらうよ」
俺はお好み焼きを食べ始める。隣で未来もお好み焼きを食べる。
優斗「それに......誰にでも隠し事はあるもんだ。俺だってな......」
未来「優斗さん?」
未来は不思議そうな顔をしてこちらを見る。
おばちゃん「それじゃあ私は少し席を外すからゆっくりしていきな」
おばちゃんはそう言って
暫くお好み焼きを食べていると未来が箸を置き
未来「あの.....優斗さん」
優斗「ん?どうした?」
未来「嫌なら別にしなくてもいいんですけど.......あの..........ハグ....してもらっても良いですか?」
と言ってきた。俺は一旦食べるのをやめ箸を置き質問する
優斗「どうしたいきなり?」
未来「えっと.........やっぱり今のことは忘れてください!」
優斗「いやいや、今度はどうした?」
未来「は....恥ずかしいんです.......察してください.....」
優斗「自分から言ったのにか?」
未来「もぉ!意地悪しないでください!」
とポカポカと叩いてくる。地味に痛い
優斗「痛い痛いって....別にハグくらいいいぞ?」
未来「それならそうと最初に言ってください!」
そう言ってさらに強く叩く
優斗「悪かったって!だから叩くのやめてくれ」
未来は叩くのをやめるそして体を未来の方へ向け
優斗「よし....カモン」
と両腕を広げる。
未来は恥ずがしかりながらも顔を俺の胸に埋めてきた。俺はそのまま両腕で未来の体と頭を優しく包み込み。頭に包んだ手で優しく撫でる。
未来「優斗さん......本当にありがとうございます」
未来は何か言ったが小さな声だったので聞こえなかった。
そのまま3分程撫で続けた。
未来「優斗さん今日は相談に乗っていただいてありがとうございました。」
優斗「おう!またなんか悩み事があったら相談に乗るよ。響と話せるといいいな。」
未来「はい!」
未来はそう言ってふらわーから出ていった。
優斗「さてと.....おばちゃんいつから見てた?」
そういうと暖簾からおばちゃんが出てきた。
おばちゃん「未来ちゃんがお願いする辺りかしら?」
優斗「殆ど最初じゃん....」
おばちゃん「若いっていいわねぇ〜」
そう言って営業を再開する。全くこの人は.....
俺はお好み焼きの勘定を置いて立ち上がる。
おばちゃん「おや?お金はいらないよ?」
優斗「口止め料だよ.....どうせ響辺りに話すんだろ?」
おばちゃん「あら?バレてたかい?」
優斗「どうせそんなことだろうと思った....」
俺はふらわーを出て街中を歩く。
未来視点
未来(優斗さん意外と筋肉あったんだ.....それになんだか暖かかった。やっぱりこれって.....)
優斗さんからハグをしてもらいふらわーを出た私は先程までの感覚に浸っていた。今ならなんでもできる気がするそう思って私は携帯を取り出し、響に「今会って話がしたい」とメールした。
少し待つと「わかった今から森林公園に来てくれる?」と連絡してくれた。私は「わかった。今から向かうね」と返信して携帯を閉じ森林公園に向かって走る。
なにやってんの俺?(いきなりどうした)
未来さん落としてるやん優斗君。ハグって良いよね(^ω^)