戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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皆様明けましておめでとうございます。

1時間の遅刻ですが許してください!



正月特別回! 皆でワイワイ!大晦日と元旦の物語

 

 大晦日前日今優斗の世界では優斗の家にて年越しの準備が行われていた

 

 

優斗「よし麺はこんな感じでいいか、明日奈そっちはどうだ?」

 

明日奈「うんダシはいい感じに出来てるわ。具材の下準備を皆にやってもらってるから捗っちゃうわ」

 

 

 優斗は年越し蕎麦の麺をうち、明日奈はそのダシ作り.......何気に拘るこの2人。装者のうち未来・クリス・マリア・セレナ・調は具材の下準備などをそれ以外はネフィリムのお世話や大晦日に必要な物の準備

 

 

和人「なっ!?何すんだよ!ユージオ!」

 

ユージオ「油断大敵だよカズト!」

 

蒼汰「はいソコ」

 

和人・ユージオ『あぁ!?』

 

ユウキ「あれ?コレなんだろ?」

 

和人・ユージオ・蒼汰『あ........』ボカーン‼︎

 

春雪「うわぁ見事なボムの爆発........ユウキさん以外全員吹っ飛んでますよ」

 

黒雪「ふむ、あぁ言う事も出来るのだな」ズズッ

 

 

 因みにこの4人はス◯ブラをやっており春雪は黒雪の膝の上でそれをみている。黒雪は優雅に紅茶を飲んでいる。アリスは今日喫茶店の仕事が入っているので夕方に合流する。結はネフィリムの散歩に付き合っている。

 

 

優斗「やる事無いからってゲームかよ.......」

 

明日奈「アハハ.......」

 

蒼汰「そう言えば優斗、明日は何人居るんだっけ?」

 

優斗「ん?俺とお前だろ?そんで装者9人にキャロルにエルフナイン、あとは錬金術協会の幹部の3人の全員で16人だな」

 

蒼汰「ふ〜ん........後何人か呼んでも良いかい?」

 

優斗「え?あぁ、別に良いが誰を呼ぶんだ?」

 

蒼汰「明日になってのお楽しみ♪」

 

 

蒼汰は不意にそう聞いてくる優斗が了承すると再びテレビに目線を戻す

 

 

優斗(にしても蒼汰は誰を呼ぶ気なんだ?)

 

 

優斗は蒼汰が呼んでくる人物を思い浮かべようとしたが浮かんでくるのはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大晦日だぜ!全員集合!

 

 遂にやってきた大晦日優斗の家にはすでに装者と錬金術師全員が揃って来ていた。(ネフィリムもいます)

 

 

優斗「先ずはパーティ用の料理を準備するか」

 

 

 優斗はそう言って今日の日の為に溜めていた食材を取り出す。(優斗の冷蔵庫や冷凍庫は飲食店にある様なあのデカいヤツです)

 

 

優斗「さてともうすぐ和人達が来るからな、ある程度はやっておきたいな」

 

未来「手伝いますよ優斗さん」

 

セレナ「私も手伝います」

 

優斗「あぁすまないな、飾りつけの方は良いのか?」

 

セレナ「マリア姉さんが指揮をしてくれているので大丈夫だと思います。」

 

未来「それに私達はこっちの方があってます。」

 

優斗「そうか、じゃあ頼む」

 

未来・セレナ『はい!』

 

 

 3人は料理を始める、大晦日でパーティという事そして人数がそれなりにいる為かなりの量がいる。

 3人はそれぞれが料理を作るそして次々に料理が完成していく、ポテトフライ・ポテトサラダ・春巻きにパエリア.........とにかく大食いが居ても大丈夫な様に大量の料理を作っていく。

 

 

優斗「取り敢えずこれだけ作っておけば大丈夫か」

 

 

優斗は作り終えたので飾りつけの手伝いをしようとした時に入口の鐘が鳴る。入って来たのは和人達だった。

 

 

優斗「お、やっと来たか」

 

和人「もしかして準備終わったか?」

 

優斗「いや料理を作り終えただけだ、今から飾りつけの準備を手伝おうと思ってな」

 

明日奈「ごめんなさいなるべく早く来ようと思ったんだけど.......」

 

結「パパが途中で錬金術師の方を見つけてそれを追いかけていたんです」

 

和人「いやだってよ........」

 

ユージオ「結局捕まえたから良いけど大変だったよね」

 

アリス「いきなり走り出す物ですから私達も追いつくのに苦労しました」

 

ユウキ「でも追いかけっこしてるみたいで楽しかった!」

 

春雪「僕達は途中で合流しまして......すでに終わってました」

 

黒雪「まぁどちらにしろ春雪君、君の姿では動けないからな」

 

 

それぞれが感想を言っている。優斗はそれぞれの表情をみて

 

 

優斗(コイツらもこの世界に少しずつ順応していってるな........)

 

 

と思うのであった。

 そこからは人数が人数という事もありスムーズに準備は進んでいった。途中飲み物を買いに行く人物達は抜けていったがそれでもかなりの人数の為準備は16:00には終わっていた。

 

 

優斗「にしても蒼汰のやつ来ないな......」

 

響「確か人を呼びに行ってるんですよね?」

 

クリス「アイツが呼んでくる奴らって誰なんだ結局」

 

優斗「俺はその時になってのお楽しみとしか言われなかったな」

 

 

暫く蒼汰を待っていると入口をノックする音が聞こえた優斗は蒼汰が来たと思い出迎えに向かう。

 

 

優斗「蒼汰お前かなり遅れt........」

 

龍樹「お久しぶりです!優斗さん!」

 

クロ「招待されたのでな来てやったぞ」

 

鏡香「久しぶり優兄!」

 

勇「蒼汰さんに招待されたので来ちゃいました」

 

育美「初めまして!」

 

 

バァァァン!!

カチャ.....

 

 

 優斗は硬直しそしてすぐさまドアを勢いよく閉め鍵をかけ目頭を抑える。

 

 

龍樹「ちょっ!優斗さん!?」

 

鏡香「なんで閉め出すの!?」ドンドン‼︎

 

クロ「せめて中に入れんか!?」

 

育美「えっ!どうなってるんですか!」

 

勇「優斗さーん、早く開けないと多分ドアが吹き飛びますよ〜」

 

 

 少し落ち着いた優斗は鍵を開けドアを開きもう一度確認する。メンバーは変わってなかった。

 

 

優斗「なんでここに......」

 

クロ「さっき言ったであろう、招待されたと」

 

優斗「・・・蒼汰か」

 

クロ「あぁ実はな」

 

 

そう言ってクロは蒼汰が来た時の事を思い出す

 

 

 

 

回想

 

本日朝方龍樹の世界

 

 

龍樹「ん〜!今日も天気はいいなぁ〜」

 

クロ「最近はドタバタしておったからのぅ」

 

龍樹「まさかガンダムが来るとは.......俺もあれにはビックリしたよ。」

 

 

そんなこんなで話していると目の前にオーロラカーテンが現れる。

 

 

龍樹「このカーテンって、優斗さん?」

 

蒼汰「残念だけど僕だよ」

 

クロ「お主は蒼汰と言っていたな」

 

蒼汰「久しぶりだね龍樹」

 

龍樹「お久しぶりです。今日はどう言った用事で?」

 

蒼汰「実は優斗の家で大晦日のパーティをやるんだ。折角だから君たちを招待しようと思ってね」

 

 

蒼汰の言葉に龍樹は嬉しそうに目を輝かせる

 

 

龍樹「是非参加させてください!」

 

蒼汰「決まりだね。クロさんはどうする?」

 

クロ「無論龍樹が行くのであれば妾も向かう」

 

蒼汰「そうか、昼に迎えに行くよ」

 

 

蒼汰はそう言って龍樹の世界を後にした

 

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

クロ「とまぁこんな感じじゃったな」

 

優斗「朝から見かけないと思ったらそういう事かよ」

 

鏡香「私のところにも来たよ〜」

 

優斗「いや鏡香のは別に聞かなくても予想できる」

 

鏡香「私の時にはね〜」

 

優斗「いや聞けよ......」

 

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

鏡香の世界

 

蒼汰「ふぅ〜、ここが鏡香の世界だね」

 

勇「待ってましたよ蒼汰さん」

 

蒼汰「勇君、そうかラジエルで」

 

勇「はい鏡香さんももう直ぐ来ますよ」

 

蒼汰「内容まで教えたのかい?」

 

勇「いいえ、ただ蒼汰さんが来るとしか言ってないですよ」

 

 

話ていると鏡香がすごい勢いでその場にやって来た(エレクライトを装着して)

 

 

鏡香「蒼汰さん!今日はどんな用事ですか!もしかして優斗さんが小さくなったとか!任せてください!私は優斗さんの妹(自称)ですけどお姉ちゃんにもなってみせます!」

 

蒼汰「・・・一旦落ち着こうか」

 

勇「まぁ予想は.....というかこうなると思ってた」

 

 

蒼汰は鏡香を落ち着かせ事情を説明する

 

 

蒼汰「と言うわけで大晦日でパーティをやるんだ君達も」

 

鏡香「行きます!」

 

蒼汰「即決......」

 

鏡香「だって優兄に龍樹がいるんでしょ?行かないなんて選択はないわ!」

 

蒼汰「そうかい、勇君は?」

 

勇「勿論行きますよ。龍樹君とは色々話した事もありますし優斗さんの料理って楽しみなんですよ」

 

 

 蒼汰は昼にもう一度迎えに行くと言って鏡香の世界を後にした

 

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

鏡香「て感じ」

 

優斗「そうか、取り敢えず俺が小さくなった事に期待した鏡香は後で少し説教な」

 

鏡香「なんで!?」

 

優斗「と言うかお前誰だよ」

 

 

優斗は初めて見る人物に対して聞く、聞かれたら本人は自己紹介をする

 

 

育美「初めまして結城(ゆうき) 育美(いくみ)と言います!よろしくお願いします」

 

勇「彼女は僕らが連れて来ました」

 

優斗「そうか........まぁ取り敢えず入ってくれ」

 

 

そんなこんなで優斗は5人を招き家の中に入れ連れていく

 

 

龍樹「お邪魔しまーす!」

クロ「失礼する」

鏡香「おっ邪魔しまーす!」

育美「お邪魔します」

勇「失礼します」

優斗「蒼汰が言ってた増える人数だ。」

 

 

 優斗の言葉に装者一同や錬金術師一同そして和人達もそちらに顔を向ける。

 装者や錬金術師達は前回の戦いで龍樹及び鏡香の面子とは顔見知りのため気軽に話しかけているが和人達はその時いなかった為少し困惑している。

 

 

和人「なぁ優斗、アイツらは?」

 

優斗「ん?あぁ和人達は初めてだったな。アイツらは俺達が今いるこの世界とは別に世界.......簡単に言えば並行世界だな。その住人でな・・・・・・説明めんどくさいから素早く行くぞ。」

 

和人「え?」

 

優斗「あの黒髪赤メッシュの青年は黒森 龍樹だ、まぁいい奴だけどハチャメチャな奴だ。」

 

龍樹「ちょっと優斗さん!?」

 

優斗「気にせず行くぞ、んで隣の女がクロ 本名が黒龍の鎧って言って無機物が魂を持った。」

 

クロ「違うからな!元々は生きた龍じゃったからな!」

 

優斗「んで、あの響と同じ顔をした奴が立花 鏡香、響の姉でバカでシスコンでブラコンだ。龍樹の姉を自称している」

 

鏡香「違うもん!本当にお姉ちゃんだもん!ついでに優兄の」

 

優斗「そんで隣は高崎 勇、俺のドライバーを狙っている危険人物で鏡香に良いように扱われている。」

 

勇「ん〜、否定出来ない」

 

優斗「最後の奴は結城 育美.......俺も知らん」

 

育美「私だけ凄い雑!」

 

 優斗は5人をパパッと簡単に説明する。なお説明された内4人は(若干一名説明不足で)不服らしい。そして優斗は肝心の蒼汰が未だに来ていない事にクエスチョンを浮かべる。

気になり龍樹達に聞く事にした

 

 

優斗「なぁ蒼汰ってどうした?」

 

龍樹「蒼汰さんですか?俺とクロを連れて来た後鏡香さん達を連れて来てそのまままた何処かに行きましたよ?」

 

鏡香「なんか急いでる様子だったけど」

 

 

そうこう話していると、店のベルが鳴ったまた人が入って来たようだ

 

 

優斗「ようやく来たか........」

 

 

 優斗は蒼汰がようやく来たと思いそちらに顔を向けると蒼汰が立っていた............しかし後ろに更に2人連れて

 

 

優斗「・・・・・・・・・」

 

 

優斗は困惑し背景に宇宙猫がいた。

 

 

蒼汰「やぁ、今日は特別に翔太君と陽介君を連れて来たよ」

 

翔太「あっどうも火野翔太と言います。なんか学校に通学してたらいきなり変なオーロラに包み込まれて連れてこられました........」

 

陽介「どうも笑顔を守る戦士クウガこと五代陽介です。よろしくお願いします」d(⌒ー⌒) グッ!!

 

 

 蒼汰は軽く説明をし翔太は礼儀正しく、陽介は明るく自己紹介をする。宇宙猫から戻った優斗は蒼汰の肩を掴み

 

 

優斗「ねぇお前何やってんの!?なんでそこまで交流ない人連れて来ちゃうの!?皆困惑するでしょ!?普通此処は鏡香と龍樹達までにしておけよ!」

 

蒼汰「交流なら去年やったじゃないか一緒に話してお茶した仲じゃないか」

 

優斗「メタいよ!普通本編だけだよね!思いっきり番外編のキャラだよ!」

 

蒼汰「落ち着いて優斗、君もメタ出てるよ」

 

 

 

蒼汰にそう言われ優斗はとりあえず深呼吸をする。そして少しずつ落ち着きを取り戻していく。

 

 

優斗「ふぅ〜..........それで?2人を連れて来た理由は?」

 

蒼汰「サプライズさ!」

 

 

 蒼汰の軽い一言に優斗は両手で頭を抑えて本気でため息をついている。

優斗は兎に角2人の事について説明をしようと顔を向けると

 

 

龍樹「お二人はそれぞれ仮面ライダークウガと仮面ライダーセイバーなんですね!翔太は俺と同い年か!」

 

翔太「えっと多分今は龍樹君の方が上なんじゃないかな?」

 

鏡香「お腹の中にベルトがあるって本編のクウガなんですね」

 

育美「違和感とかないんですか?」

 

陽介「うん不思議と違和感はないし、この名前も気に入ってる。鏡香ちゃんに育美ちゃんは......」

 

クロ「ふむ、聖剣か.......セレナのエクスカリバーを思い出すのぅ」

 

翔太「あっ、一応俺もエスクカリバーモドキなら持ってますよ」

 

勇「陽介さん.......一回お腹の中開いても良いですか?クウガ本編では結局腹を開かなかったので気になるんですよ!」

 

陽介「え〜っと........流石にごめんなさい」

 

 

そこには和気藹々と話合う並行世界‘sの面子

 

 

優斗「仲良くなるの早すぎるって.........」

 

蒼汰「まぁ良いじゃないか」(^◇^)ハハハ

 

 

 優斗はまだパーティが始まっていないのにも関わらずどっと疲れが押し寄せて来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーティの開始を此処に宣言する!

 

 

 なんか色々と起きたが一先ず全員が座布団に座りコップにそれぞれ飲み物を持つ(未成年はしっかりとジュースである)

 

 

優斗「え〜、それでは今年も色々あってさっきも疲れるような事が起きたが最初に言っておく!お前達今日はこのパーティに参加してくれてありがとう!今日は料理も飲み物も沢山ある!このパーティの後は俺と明日奈お手製の年越し蕎麦も準備している!それじゃあ楽しんでくれ!乾杯!

 

全員『かんぱ〜い!!!

 

 

 そこからパーティが始まったそれぞれが楽しんでいく、食べ物を食べる者、話に花を咲かせる者、弟に近付く者とそれぞれ........此処は今とても暖かくそして幸せな空間となっている。誰もが笑顔で笑い合いそして純粋に楽しんでいる。優斗はカメラを構えて撮ろうとしてそれをやめる。

 

 

優斗(写真は後でで良いか)

 

 

そうして優斗もその輪の中に入って行く。

 

そうしてイベントは突然として起こって行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急会議!優斗の正妻は!?

 

 

ある程度食べ飲みをしていると不意に勇が爆弾を投下した

 

 

勇「そう言えば優斗さんは結婚する際は誰を正妻にするんですか?」

 

 

その一声で優斗に好意を寄せている人物達が我先にと言わんばかりに言って来た。

 

 

奏「勿論私さ!付き合いは長いし2人で一緒にいた事も何度もあるんだからな!」

 

クリス「それなら一番最初に優斗さんを好きになったアタシが正妻だ!」

 

翼「妻になる事に時間は関係ないわ、私が正妻になってみせるわ!」

 

セレナ「いえいえ、ここは私と姉さんで決まりです。ディケイドさんとしての優斗さんに一番に惚れ込んでますし姉さんも優斗さんと熱い語らいをしましたから」

 

マリア「そうね、彼のあの言葉はとても胸に響いたわ。セレナの時もピンチを救ってくれてとても感謝している。」

 

調「それなら私と切ちゃんも当てはまる。」

 

切歌「そうデス!死にかけたアタシと泣いていた調を救ってくれたデス!」

 

 

と我こそ正妻という者達の一方で

 

 

響「正妻って何か得になる事あるかな?」

 

未来「優斗さんだとあんまり変わらないような気がするよね」

 

サンジェルマン「私は彼と一緒に暮らせるのであればそれで構わないわ」

 

キャロル「私も同じくです」

 

 

優斗と一緒に過ごせればそれで良いと言う者達

 その後方で優斗はお酒の入ったコップを片手に眺めていた。因みに爆弾を投下した勇は何故か優斗の後方で簀巻きにされていた。

 

 

龍樹「優斗さん愛されていますね!」

 

優斗「.........1人追加」

 

 

その後簀巻きが一個増えたとかなんとか.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍樹の世界と比べて

 

 

 優斗は料理を食べている中で龍樹が和人と明日奈そして結の3人をマジマジと見ていた。気になった優斗は龍樹に近づき聞く

 

 

優斗「和人達がどうかしたのか?」

 

龍樹「優斗さん........実は和人さん達なんですけど俺の世界にも居るんですよ。」

 

優斗「へぇ〜そっちの和人達はどう言う感じなんだ?」

 

龍樹「こっちのお二人は付き合って少し経ったくらいですね。まだ結婚もしていませんし」

 

優斗「ふーん.......こっちの2人は結婚して娘もいるけどな」

 

龍樹「ユイちゃんですよねそう言えば和人さん達って元からこの世界に居るんですよね?」

 

優斗「いや、本人達が言うには突然こっちに来たらしいそれも何年も住んでるとか」

 

龍樹「やっぱり違うところは違うんですね」

 

優斗「それにしてもお前の世界に元の世界の漫画やアニメそして特撮もあるってところにビックリだよ。しかもその力が使えるとかどうなってるの?」

 

龍樹「優斗さんもこっちに来て力をつけましょう!」

 

優斗「絶対に断る」

 

 

 と花を咲かせている優斗の後方から腕が伸びてくる。優斗はそれに気付き腕を掴んでそちらを見ると異空間の開いた扉から腕がニョキっと出ていた。そしてその腕を引っ張ると出て来たのは勇だった。

 

 

優斗「・・・・・・」

 

勇「いや〜ミカエルならワンチャンって思ったんですけどね〜、凄いですよ優斗さん!」

 

優斗「遺言あるか?」

 

勇「後悔はない!」

 

 

 優斗は勇を異空間から引っ張り出すと腕と足を縛り肩で担ぐと外へと向かっていき少しすると優斗のみ帰ってきた。

 その時勇は写真館の近くに生えている大きな木に宙吊りに釣られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフナインさん..........それはヤバいですよぉ

 

 優斗が勇を縛り上げ釣りに行った後戻ると全員が慌てた様子でいた。

優斗は気になり近くにいたサンジェルマンに聞く

 

 

優斗「何かあったのか?」

 

サンジェルマン「あぁいえ.......その、なんと言うか.........」

 

 

サンジェルマンは答えづらそうに答える事を躊躇う。優斗は言い淀むサンジェルマンから視線を外し原因であろう方向に顔を向ける。

そこには

 

 

エルフナイン「ふにゃ〜..........」

 

キャロル「エルフナイン!早く水を飲んで!この後皆でお参りに行くんだから!酔っている場合じゃないの!」

 

エルフナイン「ニャハハ〜、ひゃろるがいっはいでふ〜(キャロルがいっぱいです〜)

 

明日奈「兎に角どのくらい飲んでるかわからないから水を沢山持って来て!」

 

 

 ポヤポヤとしたエルフナインが顔を赤らめ回っていない呂律で話していると。つまり完全に出来上がっているのだ。

 

 

優斗「・・・因みに飲ませたやつってわかる?」

 

サンジェルマン「いえ、エルフナイン自身がお酒に興味を持っていたらしく好奇心により飲んでしまっていました。」

 

優斗「あれどうしようか...........」

 

 

エルフナイン「あ、ゆうとさぁ〜ん」

 

 

 優斗がエルフナインをどうしようか悩んでいる時エルフナインが一つの黒い箱を取り出しながら近づいてくる。優斗はその箱から異様な気配を感じ取る

 

 

優斗「おい待てその黒い箱はなんだ明らかに怪しい物だぞ」

 

龍樹「ん?どうしたんですか?」

 

鏡香「なになに?エルちゃん酔っちゃったの?」

 

クロ「そういえば此処のエルフナインは大人の姿なんじゃな」

 

 

そこに近づいてくる鏡香と龍樹そしてクロ

 

 

エルフナイン「え〜い!」

 

 

エルフナインのその一言でその4人は黒い箱に吸い込まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

 

 突然の事に一瞬沈黙したがその後すぐに全員(蒼汰とプレラーティ以外)が叫び慌て出す

 

響「ゆゆゆ!優斗さんが!?」

 

未来「吸い込まれちゃった!」

 

奏「どうすんだよ!これ!」

 

翼「おおお!落ち着いて!」

 

クリス「落ち着けるか!」

 

マリア「エルフナインの酔いを覚まして!」

 

セレナ「暁さん!月読さん!」

 

切歌「ガッテンデス!」水二リットル

 

調「準備よし」水二リットル

 

キャロル「待って!その量は流石に多すぎるわ!」

 

サンジェルマン「どうすれば.......局長達は大人の方の宴会に居るし、カリオストロは酔ってて寝ちゃったし、プレラーティ!どうすれば!」

 

プレラーティ「面倒くさいわね.......」グビッ

 

蒼汰「アハハハ!」サケグビ

 

翔太「飲んでる場合ですか!?」

 

陽介「う〜ん........どうしようか」

 

和人「人が!箱に!?」

 

明日奈「結ちゃんどうしよう!」

 

結「落ち着いて下さいママ!」

 

アリス「ユージオ私は今夢でも」

 

ユージオ「現実だよアリス」

 

黒雪「春雪君少し散歩に行かないか?」

 

春雪「いや流石に駄目ですよ先輩!」

 

とかなりの状態になっているが

 

 

蒼汰「別に安心していいと思うよだって優斗の他にも3人いるし」

 

 

 この蒼汰の一言で慌てていた人物達は落ち着きを取り戻す。そんな中エルフナインは大きなモニターを持ってくるとそれにコードを繋ぎコードの先を黒い箱に接続する、すると画面には赤い宮殿が見える。その宮殿を見て和人と明日奈そして結は大声をあげる

 

 

和人「紅玉宮!?」

 

明日奈「どうして!」

 

結「そんなこの世界にソードアートオンラインのデータは無いはずです!」

 

 

そんな三人の驚き様に全員の視線が集まる。ユージオが代表して質問する

 

 

ユージオ「カズト、あの宮殿は?」

 

 

和人は少し黙った後ゆっくりと口を動かした

 

 

和人「かつて俺と明日奈が閉じ込められ結に出会った仮想世界.......そのラスボスが居座っていた宮殿だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方紅玉宮の目の前で転送された例の3人は

 

 

優斗「あぁ〜これからそばの準備とか初詣の予定とか考えていたのに........」

 

鏡香「龍樹!怖くない!?お姉ちゃんに抱きついても良いんだよ!」ギュウ~‼︎

 

龍樹「ちょっ!鏡香さんそう言う前に抱きついてますから!」

 

クロ「ふはははは!まさにカオスじゃな!」

 

 

そんな感じ(適当)

 

 

 

 

少し経って

 

 

優斗「にしてもあの宮殿は.........」

 

龍樹「あれ?あれってもしかして紅玉宮?」

 

優斗「なんだそれ?」

 

龍樹「とあるゲームの世界のラスボスが居る宮殿なんです。まさか直接その場面にであえるなんて思ってもいませんでした!」

 

優斗「ちょっと嬉しそうだな」

 

龍樹「勿論!」

 

鏡香「うぅ〜痛い........」タンコブプクー

 

クロ「お〜かなり大きなタンコブじゃの」

 

 

 落ち着いた優斗は最初に深呼吸し後ろで騒いでいた鏡香に拳骨を叩き込み龍樹から引き剥がし周りを見渡し先ほどの状況になる。

拳骨を喰らった鏡香は不満いっぱいに不貞腐れていた

 

 

優斗「取り敢えず中に入ってみるか。多分そのラスボスを倒さないと出られなさそうだしな」

 

龍樹「よっしゃ!楽しみだな〜!」

 

鏡香「うぅ〜まだ痛いよ〜」

 

 

 3人は宮殿に入って行く。

中は外と同じく赤い色がベースになっており、広いドームになっている。優斗は警戒を緩めず龍樹は興奮して中を見渡し鏡香歯不貞腐れながらもついて来ている。

 

 

優斗「なぁ龍樹さっき言ってたラスボスの特徴ってなんだ?」

 

龍樹「あれ?優斗さん知らないんですか?ソードアート・オンラインっていうアニメ」

 

優斗「悪いな俺はアニメより特撮ばかりだったんだ。仮面ライダーにスーパー戦隊、後はウルトラマンにゴジラにガメラやグリッドマンとかそっち方面だけだな。アニメは蒼汰のほうが詳しい」

 

龍樹「成る程、ソードアート・オンラインのラスボスは An Incarnate of the Radius(アン インカーネイト オブ ザ ラディウス)って言うんですけど結構大きくてこの紅玉宮の半分くらいで、白くて大きな槍を持ってまして、そんで持って目からビーム出したり体力を完全回復させたりしますね」

 

優斗「それはボスとしてはチート過ぎないか?」

 

龍樹「優斗さんでもそう思いますよね〜」

 

優斗「じゃあ目の前のアレがそのインカーネイトなんとかってやつか。」

 

龍樹「え?」

 

 

 龍樹は優斗が刺した方向を見ると待機状態のラディウスが佇んでいた。龍樹はすぐに戦闘体勢に移ろうとしたがクロが肩に手を置き抑える

 

 

クロ「落ち着け」

 

龍樹「何言ってるんだよ!視界に映ってるなら戦闘態勢を取らないと!」

 

鏡香「は〜い落ち着いてね〜」ギュッ

 

龍樹「モガッ!モガガッ!」

 

 

 鏡香は龍樹を落ち着かせる為に抱きつき龍樹の顔を胸に埋めるが龍樹は逆に慌てていた。優斗はその状況を無視して近づいて行く。ラディウスの目が光ったかと思うと優斗の目の前にシステムウィンドウが出現する。

 

 

優斗「なになに?An Incarnate of the Radiusの難易度を設定して下さい........Easy・Normal・Hard・Very Hard・Special」

 

 

 優斗は倒さずに直ぐに帰れるような選択肢があるかシステムウィンドウを操作しようとするが、画面はその画面から変わらず画面端を突いたりしたがならない。

 

 

優斗「弱ったなぁ、これ完全に倒さないと出られないパターンの状況だ。年越しの準備もあるしEasyで........」

 

 

 優斗が考えている間に鏡香の拘束から逃れた龍樹が優斗の画面のSpecialを押していた。

 

 

優斗「・・・何してんの?」

 

龍樹「はっ!ゲーマーとしての血が騒いでつい最高難易度を押してしまった!」

 

 

 龍樹はそう言っているが多分無難に最高難易度で遊びたかっただけだろう。優斗は顔に手を当てて下を向いている。

 

 

優斗「お前........あと2時間で年越しだぞ...........」

 

龍樹「では早くやっちゃいましょう!」

 

鏡香「優兄諦めたほうがいいよ、龍樹こう言った性格だから」

 

クロ「お?動き出す様じゃぞ」

 

 

 クロのその言葉通りラディウスはゆっくりと上体を起こし槍で地面を叩く。するとAn Incarnate of the Radiusと言うか名前と5()0()()もの大量の緑色のバーが出現すると10本まとまりになりそれが5本横に並ぶ

 

 

龍樹「・・・多分2時間で行けますよ!」

 

優斗「間に合わなかったらアームロックな?」

 

 

 優斗はディケイドライバーを装着し、鏡香はWドライバーを装着すると直ぐにサイクロンメモリが装填された。

 

 

優斗・鏡香『変身!』

 

龍樹『龍合!』

 

KAMEN RIDE DECADE

 

Cyclone Joker

 

 仮面ライダーディケイド・仮面ライダーW・コクリュウがラディウスに対峙する。優斗はすぐにライドブッカーをガンモードにし先制攻撃をする。しかしそれは透明なバリアに阻まれる

 

 

優斗「各自散開!先ずはあのバリアを砕くぞ!」

 

 

 優斗の掛け声に鏡香と龍樹は左右に分かれる。龍樹は右から鏡香は左優斗は正面から牽制及びタゲを集め、優斗は「フレイム ブラスト」を読み込み火炎弾をラディウスのバリアに打ち込む。

 

優斗(俺の攻撃はあくまでも消費させることそして確実にダメージを溜めてそこを).......

 

HEAT METAL

 

龍樹「来い!ミョルニル!」

 

METAL MAXIMUM DRIVE

 

龍樹「龍結!右腕 雷龍槌撃(らいりゅうついげき)

 

鏡香「メタルブランディング!

 

龍樹「トール........ハンマー!

 

 

 鏡香はヒートメタルフォームに変わるとすぐにマキシマムドライブを龍樹は雷神 トールのハンマー、ミョルニルを召喚しそれを右腕に装備する。

 2人は両側面からそれぞれ必殺技を叩き込む、すると透明なバリアはヒビを広げ砕け散った。そして鏡香と龍樹の攻撃の余波で一気に1メモリをすっ飛ばした。

 

 

龍樹「よっしゃ!先ずは10本!」

 

鏡香「案外楽勝だね」

 

 

 龍樹と鏡香がそう言っているとラディウスの後方に木が現れた。龍樹はそれに気づくと有無を言わさず突撃し木に向かって攻撃を仕掛けるが木に攻撃が届く瞬間謎にバリアに阻まれる

 

 

龍樹「えっ!何今の!?」

 

 

 龍樹の攻撃は届かず雫はラディウスに落ちそれと同時に体力がMAXまで回復する。

ラディウスは手に持つ槍を地面に突き刺す。すると地面から木の根や水晶そして瓦礫が飛んでくる。

 

 

ATTACK RIDE FLAME SLASH

 

LUNATRIGGER

 

 

 

 優斗は「フレイム スラッシュ」を読み込み木の根を切り裂き龍樹は瓦礫を砕き回り、鏡香はルナトリガーフォームに変身し水晶を撃ち抜いて行く。しかし龍樹が大きめの瓦礫を砕いた時ラディウスの巨大な槍がすぐこそまで迫っていた。

 

 

龍樹(あっ、ヤッバ)

 

 

 槍が龍樹を捉えた時龍樹は腹に大きな衝撃を覚えた瞬間槍からの攻撃を避けていた。そして龍樹の代わりに何かが大きな衝撃を受けて紅玉宮の壁に激突した。

 

 

龍樹「いたたた........今何が」

 

 

 龍樹は何かが激突した方向を見るとファイズアクセルに変身した優斗が壁に倒れていた。

 

 

龍樹「優斗さん!」

 

鏡香「優兄!よくも!!!」

 

 

 鏡香は怒りに任せてひたすらにラディウスに向けて攻撃を繰り出していた。龍樹は優斗のそばに歩み寄る、優斗は変身を解除され倒れる。

 

 

 

 

 

現実世界

 

 優斗が変身を解除され倒れたことは現実世界の人物達もしっかりと見ていた。

 

 

響「優斗さん!」

 

未来「優斗さん!立ち上がって!」

 

奏「これ中に入れないのか!」

 

翼「エルフナイン!どうにか出来ないの!」

 

クリス「待てよ!この箱を壊せば!」

 

マリア「それは得策ではないわ」

 

セレナ「もし壊して逆に出られなくなったらどうにも出来ません!」

 

切歌「優斗さん!しっかりするデス!」

 

調「頑張って.......」

 

 

 装者達は慌てる者や優斗を応援したり助けようと躍起になる者が多い一方でキャロルとサンジェルマンはただ画面を見つめ手を合わせて祈っていた。

 

 

蒼汰「・・・見てられないね」

 

 

 蒼汰はそう言うと画面のコードのところに新しくコードを繋ぎそれをマイクに接続する。そしてマイクの電源を入れると

 

 

蒼汰「いつまで寝てるんだ優斗、さっさと起きてソイツを倒さないか。」

 

 

 といつもより少し強めの口調で優斗に向けて言う。

 

 

 

 

 

仮想世界

 

 

蒼汰『いつまで寝てるんだ優斗、さっさと起きてソイツを倒さないか。』

 

 

突然声が入ってきた事に龍樹は顔を上に向ける

 

 

龍樹「もしかして蒼汰さん見てるのか?」

 

優斗「......あのクソ野郎」

 

龍樹「優斗さん!無事でしたか」

 

 

 優斗はふらふらと立ち上がり頭を数回横に振る。そして優斗は考えるどうやってあのラスボスを攻略するのかをしかしどうやっても時間が間に合わなくなってしまう。

 

 

優斗「どうやっても時間が足りない.......せめて弱点でも分かれば.........」

 

 

優斗がそう呟いているとまたも蒼汰の声が聞こえてくる

 

 

蒼汰『いつまで本気でやらずに戦う気なんだい?』

 

 

 蒼汰のその一言に優斗を驚きの表情をとり顔を上げる。蒼汰は言葉を止めることはなく続けて言い続ける

 

 

蒼汰『優斗、もしかしてそれが君の全力なのかい?・・・正直に言うけどそれが全力なら君は彼女達を護るなんてことはしないほうが良い!』

 

優斗「なんだと.......」

 

蒼汰『君は彼女達より強いかもしれない........だけどそれは今現状の話だ。彼女達がこれから強くなっていった時君の実力がその程度なら君は正直言って荷物でしかない!護る側ではなく守られる側なんだよ!』

 

優斗「・・・・・・」

 

蒼汰『もし君の実力がそれだけで無いのなら僕達に見せてくれる今の君の全力を!』

 

 

 蒼汰のその言葉を最後に声は聞こえなくなった。龍樹と優斗の元に今まで戦っていた鏡香がやってくる。

 

 

鏡香「ちょっと!アレバリアも復活してるんだけど!どうすればいいの!」

 

龍樹「え!?え〜っとバリアも復活するなんて思わなかったし、それにどうやってあの回復のバリアを攻略しよう.......」

 

 

龍樹と鏡香がわーわー!と言っている中優斗は壁の方を向くと

 

 

ズガァァァン!!

 

 

 と頭を壁に打ち付ける......要は頭突きをしたのだ。優斗の行動に驚く2人だが優斗は顔を壁から引き抜くと2人に質問する

 

 

優斗「お前ら最大火力の技って持ってるか?」

 

龍樹「え?あぁ、はいありますけど?」

 

鏡香「なんで?」

 

優斗「ふぅ〜、今から10秒であのデカブツを倒すぞ」

 

龍樹・鏡香『10秒!?』

 

 

 優斗のとんでもない言葉に龍樹と鏡香は驚きの声を上げる。

 

龍樹「いやいやいや!無理ですってあのバリアがあったら.......当たりますけど削り切る前に回復されますよ!」

 

鏡香「アレ使うと疲れるから嫌だ〜」

 

 

回復されると言う龍樹とそもそも使いたく無いと言う鏡香に優斗は大きく息を吐くと2人に真剣な表情を向ける。

そして

 

優斗「鏡香........10秒以内で片付けたら戻った後()()()()()()()

 

 

その言葉を聞いた途端鏡香は目を輝かせ優斗に言いよる

 

 

鏡香「優兄それ本当!誓える!?命を誓える!?一回だけそっと撫でるやつじゃなくてナデナデしてくれるやつだよね!10秒で終わらせたら絶対!ぜーったいに!やってくれる!」

 

優斗「あぁ撫でるだけなら全然構わない」

 

鏡香「やったーーーーー!初めて撫でてくれる〜♪兄らしい事してくれるって事は........ふふふ〜♪」

 

 

 鏡香は目をキラキラと輝かせ上機嫌になる、次に優斗は龍樹の方を向く。龍樹は身構え

 

 

龍樹「言っておきますけど俺は響が対価でも我慢でき.........出来ますから!」

 

 

一瞬言い淀んだのは放っておきその姿勢に優斗は少し考え、やがて目を合わせて言い出す

 

 

優斗「じゃあ龍樹、お前を強くしてやる。確か強くなりたいんだろ?生身で、だったら()()()()()()()()()()()()()

 

 

 その言葉を聞いた時龍樹の頭に雷が落ちた。

 

 

龍樹(優斗さんが直々に特訓をしてくれる!?確か優斗さんは気力やオーラパワーを使えるって........しかもヘルライジングに生身で戦いを挑んで良いところまで行った筈、もしそうなら俺が強くなるにはこれ以上にない人材!そして中々時間を作ってくれそうに無い優斗さんがわざわざ俺の特訓の為に............)

 

 

龍樹は目を見開き

 

 

龍樹「わかりました!でも優斗さん!絶対にいい加減な修行にはしないで下さいね!」

 

優斗「おう、任せろ........さてとじゃあ10秒で片付けるぞ、俺と鏡香でアイツの体力とバリアを削る。龍樹はトドメをさせ行くぞ」

 

 

 優斗はそう言ってディケイドライバーのバックルを右に移動させると懐からケータッチをそしてライドブッカーからはコンプリートカードを取り出す。優斗はカードをケータッチに装填する、ケータッチから起動音のような音が鳴り平成一期ライダーのマークを押して行く。鏡香はガングニールとシェンショウジンのメモリを装填し展開する

 

 

FINAL KAMEN RIDE DECADE

 

GungnerShenshoujin

 

 

優斗はディケイド コンプリートフォームに鏡香は鮮やかな黄色い装甲と華々しい紫の鎧を纏ったWガングニールシェンショウジンフォームにそれぞれ変身する

 

 

優斗「先ずはバリアを砕く」

 

 

 優斗はケータッチを取り外しアギトのライダーマークを押す。

 

AΩITO KAMEN RIDE SHINING

 

 

 優斗の後方にシャイニングカリバー(二刀流)を携えた仮面ライダーアギト シャイニングフォームが佇む。

本来はここで終わりだ、しかし優斗はケータッチの操作を続ける、次はブレイドのライダーマークを押す

 

 

BLADE KAMEN RIDE KING

 

 

 さらに次は響鬼のライダーマークを押し追加する

 

 

HIBIKI KAMEN RIDE ARMED

 

 

 優斗の両隣に黄金の鎧を纏った仮面ライダーブレイド キングフォームとディスクアニマルの鎧を纏った仮面ライダー装甲(アームド)響鬼

優斗はライドブッカーから4枚のファイナルアタックライドカードを取り出しそれを読み込む

 

 

FINAL ATTACK RIDE A・A・A・AΩITO

 

FINAL ATTACK RIDE B・B・B・BLADE

 

FINAL ATTACK RIDE H・H・H・HIBIKI

 

FINAL ATTACK RIDE D・D・D・DECADE

 

 

 アギト・ブレイド・響鬼そして優斗はそれぞれシャイニングカリバー・キングラウザー・アームドセイバー・ライドブッカー(ソードモード)をそれぞれ構える。

シャイニングカリバーには光のオーラがキングラウザーには黄金のオーラをアームドセイバーには炎のオーラをライドブッカーにはマゼンタのオーラを纏う。

 鏡香はマキシマムスロットにエレクライトのメモリを装填しボタンを押す。

 

 

ELECRITE MAXIMUM DRIVE

 

 

 鏡香が必殺技の体勢に入ると優斗と3人のライダーはラディウスに向けて斬撃を叩き込む。4人の斬撃はバリアに阻まれたと思われたが拮抗も殆ど無くあっさりと砕け1メモリ分を削り切る。

 そして鏡香はエレクライトの刃を取り出しそれをラディウスに向けて放つ。突き刺され継続ダメージが入り一気に3メモリ半を削る。

ラディウスは後方に大樹を生成し回復をしようとするが

 

 

優斗「させるか!」

 

 

優斗がそれを対処する為にケータッチの操作をする。

 

RYUKI KAMEN RIDE SURVIVE

 

FAIZ KAMEN RIDE BLASTER

 

KABUTO KAMEN RIDE HYPER

 

 

 優斗の左に3人のライダーが並び立つ、烈火の力を纏った仮面ライダー龍騎 サバイブ超高濃度フォトンブラッドをその身に纏った仮面ライダーファイズ ブラスターフォームそして超高加速能力に加え時空を飛び超える能力を持った仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

 優斗がライドブッカーをガンモードにすると龍騎はドラグバイザーツバイをシュートモードにファイズはファイズブラスターをブラスターモードにカブトはパーフェクトゼクターをガンモードに変形させる。そして再び4枚のカードを読み込ませる。

 

FINAL ATTACK RIDE R・R・R・RYUKI

 

FINAL ATTACK RIDE F・F・F・FAIZ

 

FINAL ATTACK RIDE K・K・K・KABUTO

 

FINAL ATTACK RIDE D・D・D・DECADE

 

 

 龍騎は火炎弾をチャージし、ファイズは銃口にフォトンブラッドのエネルギーを最大まで溜め、カブトはパーフェクトゼクターを構え装甲を展開しチャージする。優斗は銃口をラディウスでは無く後方の大樹に銃口を合わせる。それに伴い3人のライダーも銃口を大樹に向ける。

 

 

優斗「焼け落ちろ」

 

 

 引き金を引くとマゼンタの弾丸と火炎弾そして赤いレーザーと竜巻のようなビームが大樹に向かって行く。攻撃はまたも不可視のバリアに阻まれるもその攻撃はそれを容易に砕き大樹を半分から上を吹き飛ばす。

 回復の手段も封じられラディウスは叫び優斗に視線を向ける。優斗は構えを解きラディウスから視線を外し背中を見せる。ラディウスはコケにされたと思いその槍で優斗を貫こうとしたが、

 

 

優斗「お前、何か忘れてないか?」

 

 

 優斗のその言葉にラディウスは気づく、()1()()()()()()()()

 

 

優斗「決めろ........龍樹」

 

 

優斗がそう言うと

 

 

龍樹「待ってました、10秒って言われたので急いで準備しましたよ!」

 

 

 龍樹は既に何かの聖遺物と龍合をしており右手には刀を携え右腕は雷の模様が入っていた。

 

 

龍樹「ふぅ〜.......領域展開(りょういきてんかい) 鳴神狭間(なるかみはざま)

 

 

 すると龍樹を中心に()()()()()()()()()()

ラディウスは振り向こうとした時尋常では無い速度で回転し、体勢を崩した。そしてラディウスが立ちあがろうとした時ラディウスの首は既に刎ねられていた。

 世界が元に戻った時遅れて最後のゲージが消し飛んだ。かかった時間は9:98

 

 

優斗「ふぅ、これで終わりだな」

 

龍樹「よっしゃー!ラディウスを倒したぞー!」

 

鏡香「お疲れ様優兄、龍樹」

 

龍樹「お疲れ様です鏡香さん!優斗さん!」

 

優斗「・・・そうだな、お疲れ龍樹・鏡香」

 

 

 優斗達はお互いに向き合いハイタッチをする。そして龍樹が気になったことを質問する

 

 

龍樹「そう言えばさっき何気なくやってましたけど、ライダーって3人も一気に召喚できるものなんですか?」

 

鏡香「あっ、それ私も思った。前一緒に戦った時は一人一人だったよね?」

 

優斗「あぁ、あれは俺の特訓の成果だよ。本編でもやってなかったけどやっぱり同時に数人を召喚する事はまず不可能だった。元々いたライダーに上乗せする形なら映画でディケイド本人がやってたけど、この世界には俺しかいない、だから俺は特訓したんだ。コンプリートフォームを使ってて思ったが、あれは召喚して必殺技を使うとそれなりに体力を消耗する。だから最初は複数人召喚から頑張ってそれに慣れる事にした。だけど次は動きも問題だ、召喚したライダーは基本的に俺と同じ動きをする。流石に勝手の違う武器で別の動きをするのはリスクだ。だから俺は思ったんだ、複数人の召喚に統一性を持たせる事に」

 

龍樹「統一性?」

 

鏡香「あっ!同じ武器を使ってたのはそう言う事!」

 

龍樹「あっ!確かに最初は剣で次は銃を使うライダーだった!」

 

優斗「そう、流石に龍樹みたく異なるのを上手く活用はできなかったけどな、それに今に俺だと呼べても精々三人が限界だ。」

 

 

そう言う優斗の言葉に少し引っかかりを覚えた鏡香は聞く

 

 

鏡香「待って、龍樹みたくって!もしかしてこの複数召喚って龍樹の龍合をベースに考えてたの!?」

 

龍樹「えぇ!?」

 

優斗「よく聞いてたな......わからないように少し急いだ口調で言ったのに。あぁそうだ、フロンティア事変の時に龍樹の三連結を見て合わさった力が3乗以上の力を出してたからな。それを俺なりに出来ないか頑張ってみたんだ。まぁ出来たのは最近だしやっぱり疲れる」

 

龍樹「いやそれでも十分にすごいですよ!と言うかそれ優斗さんだけのオリジナルの技ですよね!」

 

優斗「まだ完成には程遠いがな」

 

 

 優斗達が話していると目の前に大きな扉が出現する。それが出口だと気づくのに時間はかからず優斗達三人は扉へと向かって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは一体誰なんだ?

 

 ボス戦から帰還した優斗達はその場にいた全員から称賛の声をかけられる。和人達はよく無事だったと喜んでいた。原因となったエルフナインは酒瓶を抱きしめてスヤスヤと眠っていた。今回は意図的では無かったので優斗は初犯と言うこともあり許した。龍樹がもう一度やってみたいと言った時は拳骨を落とした。

 

 

優斗「そう言えば俺を煽ってくれた蒼汰は何処にいる?」

 

 

 優斗は少し怒った口調で煽ってきた本人を探す。優斗が捜索していると入り口の扉の方から蒼汰が元気よく入ってきた。

 

 

蒼汰「遅れてすまない、意外にも今回は手こずってね。もうパーティは終わってるかな?」

 

優斗「よぉ?さっきは散々言ってくれたな?蒼汰」

 

蒼汰「優斗?何をそんなに怒ってるんだい?」

 

優斗「あ?お前が俺の実力はその程度かって言ったんだろ?」

 

蒼汰「ん?僕は今までパラオに行ってたんだけど?」

 

優斗「は?」

 

蒼汰「それにどうして翔太君と五代君がいるんだい?優斗が呼んだのか?」

 

 

 蒼汰の言葉に優斗は唖然となる、優斗は蒼汰が嘘を言ってない事はわかる、だからこそ不思議なのだ。翔太と陽介を連れてきた蒼汰も()()()()だったからだ。これはつまり蒼汰が2人いる事になる。だがそれだとドッペルゲンガーになる。そうなれば蒼汰は消えているはず...........

 考え込む優斗は急いで写真館を出る。出口には誰もおらず木には吊るされた勇が居るだけだ。優斗は勇に近づき質問する。

 

 

優斗「勇、ここに蒼汰が出ていかなかったか!」

 

勇「・・・蒼汰さんが入って行ったのはみましたけど、出て行ったのはみてませんね」

 

優斗「あいつは一体..........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある場所

 

タイムブレイク!

 

???「オリャァァァァ!」

 

 

 その人物の蹴りでそこにいた異形の怪人は爆発し灰を散らして消えて行った。

 

 

???「ふぅ〜これで全部かな?」

 

???「すごい!すごーい!さすが◼️◼️◼️君!私達何もしてない!」

 

???「でも最後の敵は結構手強かったよね、怪我とかしてない?」

 

???「大丈夫大丈夫、父さんに比べればさっきの敵もそこまでじゃないよ。」

 

 

 そこには顔にライダーと書かれたピンクの文字が入った仮面の戦士と、あの時写真館に入り優斗の家族写真を見つめていた少女2人がいた。

 

 

???「取り敢えず今日で終わりだからこのまま帰ろう。叔父さんに見つかると........」

 

???「僕に見つかるとなんなんだい?」

 

???「げっ!()()()()()()!」

 

 

 そこには狗神蒼汰が立っていた。

 

 

蒼汰「全く勝手に行くなんて帰ったら報告するからね」

 

???「わぁ!それだけは勘弁!母さん達説教長いんだ!」

 

蒼汰「そこは甘んじて受けるべきだと思うけどね。そこの2人もだよ?」

 

 

 蒼汰はコッソリと逃げようとしていた少女2人にも声をかける。少女2人はビクリ!と肩を跳ね上げ蒼汰懇願する

 

 

???「ごめんなさい!それだけは!」

 

???「お父さんに甘えれなくなる!」

 

蒼汰「はぁ.......しょうがない僕も口添えするから少しは怒られようね」

 

3人「うぅ〜......はぁ〜い.........」

 

蒼汰「よろしいそれじゃあ()()()()

 

 

 蒼汰がそう言うと4人は蒼汰の出現させたカーテンに入って行く。蒼汰は振り向き写真館のあった方を向くとつぶやく

 

 

蒼汰「今日は面白かったよ、あの2人は僕からのサプライズさ。頑張りたまえ優斗.........」

 

そう言い残し蒼汰はカーテンの中へと消えて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年越しとお参り

 

 

 パーティもそれなりに楽しみ全員で話していると時間はあっという間に過ぎて行く。

多少ハプニング.........と言うか一大イベントが幕を閉じなんとかパーティを最後まで楽しんだ優斗達、今年も残り少しパーティの料理を片付け飾りつけも直す。(勇は外に出た時回収済み)

そして優斗と明日奈はキッチンに向かい作り置きしていた年越し蕎麦を準備する。

 

優斗「さてと、んじゃ明日奈それに未来と調頼むわ」

 

明日奈「任せて!」

 

調「了解」

 

未来「ささっと作りましょう。」

 

 

 優斗は麺を冷凍庫から取り出し、それを水に入れ少しほぐして丼に入れそれを明日奈に渡す。明日奈は鍋に入っているつゆを丼に入れ、更にそれを隣の未来と調に渡す。2人はトッピングをし出来た物を順次カウンターに置いていく。

 

 

優斗「出来たやつを回して行ってくれ!」

 

 

 優斗の声にセレナとマリアがトレイに置いて行き、それを持っていくと座っている人物達の目の前に置いていく。丼からはつゆの香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。事実響・切歌・和人は少しヨダレを垂らし今すぐにでも食べたいと言う顔になっている。

 全員に行き渡り優斗達も座り手を合わせる。

 

 

優斗「それじゃあ全員手を合わせてくれ、それじゃあ頂きます。」

 

全員『いただきます!(デス!)』

 

 年越し蕎麦を食べ全員が美味いと言う。それを聞いた優斗と明日奈は微笑み、準備を手伝ってくれた調と未来そしてイヴ姉妹に感謝を述べる。蕎麦を食べ終えエルフナインとカリオストロに龍樹がヒュイギアを使い頭痛を治してもらい蒼汰が全員分の着物を準備する。

 蒼汰の準備した着物がほぼピッタリだった為優斗は不思議に思い聞く

 

 

優斗「なんでこんなに準備良いんだよ」

 

蒼汰「まぁ、前世で色々とね」

 

優斗「なんで全員のサイズがほぼピッタリなんだよ」

 

蒼汰「まぁ、色々とね?」

 

優斗「・・・・・・・・・」

 

 

 優斗は深く聞くことをやめた。

装者はそれぞれのイメージカラーの着物を、錬金術師達は黄金色が少し入った白や黒と言った着物、蒼汰はシアンに薄い紺色の着物を、優斗はマゼンタと黒の着物を着る。

 和人達もそれぞれにイメージカラーの着物を着ており、龍樹は黒に赤いラインの入ったものを、鏡香は紫に薄いパープルのものを、とそれぞれが着ている。

 

 

優斗「よし、準備は良いな。初詣に行くぞ」

 

 

 優斗はそう言うとカーテンを出現させ神社へと向かう。神社の入り口に出ると全員でその本殿に向かっていく。

 

 

響「うわぁー!人がたくさん!」

 

未来「ここは何処の神社なんですか?」

 

優斗「あぁ、島根県に在る出雲大社だな。確か、良縁祈願で五穀豊穣と商売繁盛もあったって聞いたな、結構色々あるらしい」

 

サンジェルマン「日本はそう言う縁のある場所があるんですね」

 

キャロル「でも優斗さんはこれ以上良縁祈願は受けなくても良いんじゃ無いですか?」

 

優斗「良いだろ別に........」

 

龍樹「優斗さん結構交流のある人増えているのにこれ以上増やしたら大変ですよ」

 

鏡香「でも龍樹、私たちには足りないものがあるよ」

 

龍樹「え?なんですかそれ?」

 

鏡香「それは勿論!私達3兄妹弟のりょうsいたたたたたたたたた!!!」

 

鏡香「アホ抜かしてないで行くぞ」

 

 

 鏡香の発言をグリグリで無理やり止める優斗、そしてそれを見つめる和人達、その後方では出雲大社の看板を見つめる奏・翼・クリス・マリア・セレナ・切歌・調・蒼汰・プレラーティ

その看板には先程優斗が言ったご利益の他にも夫婦和合・そして子授.......優斗は少し寒気を覚えたとか

 

 

 

 

 

 

 

 

少しして

 

 本殿に到着し全員が5円玉を手に賽銭箱を見つめる。そして全員が賽銭箱に5円を投げ入れお参りをし願う。

 

 

優斗(これからも何気ない日々や新たな出会いがありますように)

 

蒼汰(これからも面白い事がありますように..........特に優斗に)

 

龍樹(強くなれますように!)

 

鏡香(3人でまたこんな風に集まれますように)

 

勇(優斗さんのドライバーを手に取れますように!)

 

育美(天使が上手く扱えるようになりますように)

 

響(優斗さんやみんなとずっと一緒にいれますように)

 

未来(優斗さんに振り向いてもらえますように)

 

奏・翼・クリス・マリア・セレナ・切歌・調・キャロル

(優斗(さん)が意識してくれますように)

 

サンジェルマン(穏やかな日常が続きますように.........それと所長の忘れ物癖が減りますように)

 

カリオストロ(あーしにも、いい出会いがありますように)

 

プレラーティ(蒼汰が気付きますように)

 

翔太(誰よりも強くなれますように!)

 

陽介(・・・俺の過去がわかりますように........)

 

 

 全員が参拝を済ませ神社をぶらぶらとしていると時間はあっという間に過ぎていく。

優斗が時計を見て全員に集合をかけるともう一度カーテンを出し移動する。

 

 

優斗「やっぱり初日の出は海に限るな........」

 

 

 優斗達がやってきたのは、宝物庫から脱出した際に訪れた海岸だった。此処は人もほとんどやって来ることはないので選んだと言う優斗らしい理由だ。

 日が登って来ると優斗はカメラを取り出しその写真を収める。そして今度は三脚をカーテンから取り出し

 

 

優斗「全員集合してくれ!日の出を背景に写真を撮るぞー!」

 

 

 その一声に全員が集まり優斗がタイマーを押して集合している場所に向かう。優斗を中心に全員が寄りかかる、シャッター音と共に一枚の写真が収められる。それは時空を超えて絆を深めたヒーロー達の写真だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「よっし、これで明日の仕込みは終わったな!」

 

???『貴様はまだこんな事をやってるのか、早く戦わせろ!』

 

???「待てって()()()その内......な?」

 

ベイル『ふん!まぁ良いだろう、貴様以外にも仮面ライダーは居るらしいからな。それに俺は勘がいい、そいつらとは近い内に合間みえるだろう』

 

???「そうか、まぁそれまでは動かないのが策だね。俺は俺の護るものだけを護るから」


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