響「うっ......あぁ........」
響は千切れた左腕を抑え後ろに下がる。目の前には自分の左腕を喰べたネフィリムが咀嚼し飲み込んだ。
響(痛い......でもネフィリムをなんとかしなくちゃ.....あれ?力が.......入ら........なく.........)
響は自身の腕が食べられたにも関わらずネフィリムを何とかしようとする。しかし、重度の出血により意識は朦朧とし力も抜けていっている。
そんな時響の胸の中のガングニールの欠片が脈打つように光る。
優斗視点
優斗(D電王ガン)『だぁぁぁぁ!いい加減しつこい!』
優斗は先程の戦闘がまだ続いている。ライアのエビルウィップが飛来したのを確認すると体を回転させ回避そして急停止して横に寝そべって射撃。
今度はそこにガイがメタルホーンで突貫してくる。寝そべった体勢から起き上がり
優斗(D電王ガン)『先ずはアイツを先に倒す!』
優斗はライドブッカーから「ファイナルアタックライド 電王」を読み込ませる。
FINAL ATTCK RIDE D・D・D DEN-O
D電王ガンがデンガッシャー(ガンモード)を構えると肩近くに展開されている半球状から紫電が走りデンガッシャーへとチャージされる。
エネルギーがチャージされ優斗は引き金を弾く。電撃のビームがガイに放たれ爆炎が巻き起こる。
D電王ガンフォームの必殺技「ワイルドショット」が炸裂する。
ガイは爆炎から姿を現すと残像を残し消える。優斗はライアに顔を向け
優斗(D電王ガン)『あとはお前だけだ......折角だしエイの一本釣りでもやってみるか。』
優斗はそう言うと「フォームライド 電王ロッドフォーム」を取り出し読み込ませる。
FORM RIDE DEN-O ROD
D電王の装甲が離れD電王の周りで回転し更に装甲を変える。紫を基調にした装甲は青を基調にした装甲に変わり、顔のマスクも消滅すると今度は亀をイメージしたものが現れ展開され「電王ロッドフォーム」へと変身を完了させる。
優斗はすぐさまデンガッシャー(ガンモード)を分解しデンガッシャー(ロッドモード)組み立て変える。
そして、デンガッシャーを持つと
優斗(D電王ロッド)『お前.....俺が釣り上げてやるよ』
優斗はそう言って走り出す。ライアは鞭を構え射程距離に入ってくるのを待つ。そしてD電王ロッドが射程距離に入ったのを確認すると鞭を振るう。
優斗は手に持ったデンガッシャーで向かってきた鞭を弾く
優斗(D電王ロッド)『鞭ってのはな確かに汎用性も高くて使い勝手もいい、だけどな振るう方向と腕の動きは全く一緒なんだよ!』
そう言ってライアに肉薄するとデンガッシャーで振るうや突くなどをしてライアにダメージを与える最後にデンガッシャーで持ち上げ投げ飛ばす。
優斗は「ファイナルアタックライド 電王」を読み込ませる。
FINAL ATTCK RAIDE D・D・D DEN-O
優斗はデンガッシャーをライアに向かって投げる。デンガッシャーはライアに突き刺さり拘束する。そして走り出し跳躍そしてキックをライアに叩き込む。
D電王ロッドフォームの拘束必殺技ソリッドアタックと蹴りの必殺技デンライダーキック
ライアも撃破し終え
優斗(D電王ロッド)『次はお前だ。蒼汰!』
そう言って蒼汰がいた方向に顔を向けるがそこに蒼汰は居なかった。
優斗(D電王ロッド)『・・・は?』
辺りを見渡すが確認出来ないすると、一枚の紙を見つける。
蒼汰『僕は少し用事があるから帰るね〜』
優斗(D電王ロッド)『・・・』
優斗は一瞬固まるが本来の目的を思い出しディケイドの姿に戻る
優斗(ディケイド)『こんな所で道草を食ってる場合じゃ無い。急いで行かないと!』
優斗は響達の元へ走る。
少しするとノイズの群れに戦う奏とノイズに拘束された翼とクリスそして、
優斗(ディケイド)『・・・・・・は?』
状況が理解出来なかったが一つだけわかっている。響の腕はネフィリムに食われたと言う事だ。
気づけば優斗は「フォームライド クウガドラゴンフォーム」を読み込んでいた。
FORM RIDE KUUGA DRAGON
クウガドラゴンに姿を変えた優斗はドラゴンの跳躍力を使い高く飛ぶと専用武器ドラゴンロッドを構え重力に従い落下する。そしてネフィリムと響の間に着地すると同時にロッドを思いっきり振り回しネフィリムを吹き飛ばす。
Dクウガドラゴンは響に近づき傷の具合を確認する
優斗(完全に欠損になっている.....ヒーリングを使っても戻ってこない。でもせめて止血だけでも)
優斗がカードを取り出そうとライドブッカーに手を伸ばすと
響「ウ......ウゥ」
優斗(Dクウガドラゴン)『大丈夫か響!今傷を塞ぐから大人しくしてくれ』
優斗は気づいていなかった響の体が胸の部分を中心に黒く染まっていることに
響「ウゥゥゥ!グァァァァ!」
優斗(Dクウガドラゴン)『暴走だと!ぐはぁ!』
優斗は右手による一撃で朽ちたカ・ディンギルまで吹き飛ばされる。一方で暴走した響はネフィリムを見つけると雄叫びを上げ右ストレートを叩き込む。そして失った左腕を掲げるとそこから新たな腕が生成される。
響は姿勢を低くし四つん這いで構えるまるで獲物を狩る様に......
そして足で地面を力強く蹴るととてつも無い速度でネフィリムに急接近する。そして後1メートルと言う所で
FORM RIDE KUUGA TITAN
重々しいサウンドと共にネフィリムと響の間に「クウガ タイタンフォーム」姿を変えたディケイドが入り響の拳を受け止めた
優斗(Dクウガタイタン)『もうよせ.......怒りに呑まれるな。そんなに暴れたいなら........俺が受け止めてやる』
Dクウガタイタンはそう言って響を抱きしめる。それでも尚暴れる響、Dクウガタイタンは絶対に話さないと力強く抱きしめる。
響「ガァァァァァァァ!」
響が大きく雄叫びを上げるとそれを中心に小規模な爆発が生まれ辺り一面が砂埃で見えなくなる。爆発の余波でそこにいた全てのノイズが消えていた。拘束から自由なった翼は奏と合流する。その際に気絶していたクリスも意識を取り戻す。
クリス「おいあのバカは?」
翼「わからないディケイドが立花を抑えてくれたが.......」
奏「この砂埃じゃ何も見えないな。ん?」
3人が会話をしている中奏は煙の中からこちらに向かってくる影を発見する。そこから現れたのはギアを解除した響と通常の姿に戻ったディケイド(優斗)だった。
奏「響!ディケイド!」
優斗(ディケイド)『叫ぶな.....それよりコイツを早く連れて帰れ。一時的とはいえ腕がなくなってたんだ、直ぐに検査をしてやれ』
ディケイドが響を渡し立ち去ろうとすると翼が呼び止める
翼「待ってください!貴方も此方に来て治療でもしてください!」
それに対し優斗(ディケイド)は
優斗(ディケイド)『安心しろあの紫の姿は防御力が高いんだ。あんな小規模な爆発じゃなんともない。』
翼「しかし......」
優斗(ディケイド)『それに今そっちに行ったら弦十郎なんかに質問攻めされるからな.....それは勘弁だ。』
優斗(ディケイド)はそう言ってマシンディケイダーを呼び出し跨ると立ち去っていく。
少し離れた所でウェル博士はネフィリムに首輪を付け、現場から離れていた。