戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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ふぅ〜( ˘ω˘ )

遅くなってすいません!


第三十二話 侵食する爆弾と仲間

ウェル博士との一件で響はメディカルチェックを受けた。全員が結果が出るのを待っているとメディカルルームから了子が出てくる。

 

弦十郎「了子君響君の容態は......」

 

弦十郎が聞くと了子は操作板を操作し一枚のレントゲンを見せる。

 

了子「腕自体は食べられる前と全く変わらない普通の腕だったわ。でも響ちゃんの胸に埋まっているガングニールの侵食が最初と比べて比較にならない程進んでいる。多分だけどこれまでの異常な成長速度は聖遺物を通して身体が出来上がったものだと考えるわ。それに伴って響ちゃんの戦力は上がると同時に胸のガングニールも成長して身体中に駆け巡ってる。これからは戦うことはお勧めできないわ.......」

 

了子の話にその場にいる者全員が黙ってしまう

 

翼「もし.....もし立花が戦闘に出てしまったら?」

 

翼は恐る恐る聞く

 

了子「そうね......ガングニールが身体を覆い響ちゃんを内側から蝕み最後には欠片が響ちゃんを飲み込む。」

 

その発言に奏は立ち上がり廊下へと駆け出していく、翼は驚きの表情をし立ち尽くす。クリスは顔を俯け手を力一杯握る。

 

弦十郎は了子に近づき小声で話す。

 

弦十郎「了子君....どうにか出来ないのか?

了子「そうしたのは山々だけど、聖遺物を取り除くそれも身体中に駆け巡った物をなんて出来ないわよ。でも......

弦十郎「()()()()()()()....と考えてしまうよな

 

了子は頷き肯定を示す。

 

了子「彼は一度同化した私とネフシュタンを分離させたわ。あの力さえ出来ればもしかしたら響ちゃんを助けられるかもしれないわ。

 

弦十郎と了子はディケイドという希望に賭ける事にした。

 

 

 

 

その肝心のディケイドは今........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優斗「・・・・・・おい」

蒼汰「ん?どうしたんだい?」

優斗「なんでお前は当たり前のように此処にいるんだよ!!

蒼汰「大きな声を出さないでくれたまえ今は夜だよ?」

優斗「お前が此処にいるからだろ!!」

 

優斗は帰宅し夕食の準備に取り掛かろうとするとそこにはディエンド........蒼汰がいた。

 

優斗「はぁ.....お前本当になんなんだよ。敵なのか?味方なのか?」

蒼汰「僕は僕の行動したいようにするそれだけさ。それと良い情報を持ってきたよ」

優斗「はぁ.....なんだよくだらない事だったら即刻追い出すからな」

 

優斗は気怠そうに言う。蒼汰は口を開き

 

蒼汰「このままいけば立花響は死ぬよ」

 

蒼汰がその事を言った瞬間優斗は蒼汰の胸ぐらを掴み鋭い目で睨むそして

 

優斗「お前あまりふざけた事言ったら殺すぞ?

 

声を低くし言葉を放つ。蒼汰は表情を真剣にし

 

蒼汰「僕は大抵の事は柔らかく話すけど冗談で人の生死に関わる事は言わない。前に言ったろ?僕はこの世界の事を知っているこのまま進めば立花響は胸のガングニールに蝕まれて死に至る。本来の歴史であれば小日向未来のおかげで事なきを得る。でもこの世界は本来の歴史から大きく外れている。セレナや奏フィーネなどの本来亡くなった筈の者達の生存や一部の人物の性格の変化、そして君が二課やFISの人物達と関わっている。この事象で本来の歴史から離れ物語が変わっている。ここから先は僕ですらわからない」

優斗「・・・・・・」

 

蒼汰の言葉に優斗は黙り掴んだ胸ぐらを離す

 

蒼汰「わかっただろ?僕が言いたい事が、君が歴史を変えた所為で立花響が亡くなる可能性が出てしまったんだ。」

 

蒼汰のその言葉に優斗は一度深呼吸をし

 

優斗「死なないさ」

 

そう言葉を発する。突然の事で蒼汰は困惑する。

 

蒼汰「何を言っているんだ?わからないだろう君は未来でも見えているのかい」

 

蒼汰の疑問に優斗は目を開き宣言する

 

優斗「いや、俺が響を死なせない!」

 

優斗は真っ直ぐ蒼汰を見据える。蒼汰は驚き

 

蒼汰「君が?どうにかできるのかい?侵食したガングニールの欠片は今や立花響の全身に行き渡っている筈だ。それをどうやって.....」

優斗「俺は一度融合したフィーネとネフシュタンをヒーリングを使って分離させた。今度もそれで分離させる......出来なかったら他のを試せば良い。」

蒼汰「君はどうしてそこまで自信を持って実行しようとするんだい?まるでわからない。君にどんな利益が.....」

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優斗「俺は利益や損得で行動はあまりしないんだ。確かに偶に損得や利益を考える。でもノイズなんかで生きる筈の命が消されるのは俺は許せない。それは聖遺物でも同じだ。響は望んでガングニールを纏った訳じゃない......俺がもっと早く変身して駆けつければなんて当時は何度も思ったさ。だけど過去を嘆いても変わらない、だから俺は前を向いて進むんだ。俺の行動で残酷な運命になろうとも俺はそれを変えてみせる俺はディケイドで破壊者だからな。決められた未来なんて俺が破壊してやる!」

 

優斗は拳を突き出しそう言う。蒼汰は驚き呆然とするも少しすると笑い出す。

 

蒼汰「ふ.....ふふふ.......あははは!確かに君はディケイド、破壊者だったね。なんだか難しく考えていた僕が馬鹿らしいじゃないか!そうだね決められた未来なんて君がいればどうとでもなりそうだ。」

 

蒼汰はそう言うと右手を差し出し

 

蒼汰「やっぱり君とは敵対するより一緒に戦った方が最悪の未来は変えられそうだ!これからは仲間として僕も戦おう」

優斗「全く.....これまでのは一体なんだったんだろうな。」

蒼汰「お互いの実力を知れたと思っておけば良いさ」

優斗「ったく....良いぜこれからよろしくな蒼汰」ガシッ

蒼汰「よろしく優斗」ガシッ

 

優斗は蒼汰の右手をとり固く握手する.......今ここでディケイドとディエンドが手を取り合った。

 

 

 

 

場所は戻って二課メディカルルーム

 

そこでは響が目を覚ましこれまでの事を思い出していた。

 

響(確か私ネフィリムに腕を食べられて.....それで目の前が真っ暗になって気がついたらディケイドさんが)

 

響は助けられた時の事を思い出す。視界はボヤけてディケイドの姿はハッキリと捉えられなかったが確かにそこに居たそして安心したような声色で

 

ディケイド『全く......()()()世話がやける。』

 

と言っていた。

 

響(もしかしてディケイドさんって...........)

 

響がそこまで考えるとメディカルルームの扉が開き親友の小日向未来の姿が目に入る。未来は響が目を覚ましているのを確認すると近づき容態を確認する。

 

未来「響!体はもう大丈夫!」

響「未来.....うん少し疲れてるけどへいき、へっちゃら!」

 

響は笑顔で未来に話す。その光景をドアの向こう側で見守る奏、翼そしてクリス3人は複雑な表情で見守っていた。

 

 

 

 

 

 

翌日

響はその後体調も回復した為、帰宅の許可が降りた。そして帰る際に弦十郎から暫くの間戦闘には参加しない事を言われた。最初は抗議しようとしたがこれ弦十郎の悲しそうな表情を見て抗議せずそのまま帰宅した。

そして今は学校も終わる下校している

 

響(なんだろう......なにかを隠しているんだろうけど.......)

未来「響?」

響「あっ、ごめん何か言ってた?」

弓美「アンタちょっとボーっとしすぎじゃない?」

創世「確かに授業中も上の空だったよ?」

詩織「悩み事であれば私達も相談に乗りますよ」

 

その場には小日向未来を含めいつもの弓美、詩織、創世の3人組と一緒に下校中だった。響は笑顔になり

 

響「ありがとう、でも大丈夫!そんなに難しい事じゃないから!」

 

と元気に言う。そんな時近くの路地裏から物音がした。そこには、昨晩のネフィリムが呻き声を出しながら寝ていた。

 

ネフィリム「グルルル.....」

響「ッ!」

 

響は前に出てネフィリムを見据える。よく見ると首の辺りに何かの装置が付いているのがわかる。

 

響(昨日はあんなものは無かった......あの装置は一体......)

 

響が首の装置に気を取られいているとネフィリムはジャンプし食らいつこうとする。

 

響「しまった!」

 

またも油断してしまった響だが突如ネフィリムに電撃が走り目の前に落下するその場の全員が驚いていると前方の影から少し泥だらけになったウェル博士が出てきた。

 

ウェル「貴方達は.....不味いですね。今は迎えが来るまで此処で隠れているつもりでしたが、二課に見つかってしまっては致し方ありません。」

 

ウェルはそう言いとソロモンの杖を取り出しノイズを数体召喚する。

 

ウェル「これで多少は時間が稼げるでしょう。逃げますよネフィリム」

 

ウェルが指示するとネフィリムはノソノソと歩き出した。響は追おうとするもの目の前にはノイズ......本来であればギアを纏ってすぐに追いかけれるが、今は弦十郎に戦闘の禁止を命じられている。

 

響(どうすれば......ううん迷っている暇はない!)

 

響は一瞬迷うもすぐに決断し謳う

 

Balwisyall Nescell gungnir tron

 

響はギアを纏い構える。

 

 

二課仮設本部

 

あおい「司令!市街地にてノイズの反応そしてガングニールの反応を検知しました!」

弦十郎「なんだと!?現場の映像は出せるか!」

朔也「今モニターに出します!」

 

そう言ってモニターに映し出されたのはウェル博士と完全聖遺物のネフィリムそして数体のノイズとギアを纏った立花響だった。

 

弦十郎「今すぐ現場に残りの装者を向かわせろ!」

 

弦十郎は慌てた声で現場に他の装者を向かわせる。

 

 

 

優斗視点

 

俺は蒼汰と手を組む事が決定しこれからの事を話そうとする時ノイズの反応を掴む。

 

優斗「ッ!ノイズ!」

蒼汰「行くのかい?」

優斗「当たり前だ。ノイズが出現したなら倒さないと被害が出る!」

 

俺は出口に向かって駆け出す。その時扉が開く

 

優斗「アンタは!」

 

俺は訪れた人物に驚愕する。

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