未来視点
響「貴方なんですよね。ディケイドは」
響がそんな事を言っている。どう言う.........事?優斗さんが、ディケイド?どうして.......優斗さんもなんで黙っているんですか。嘘だって言って下さいよもし本当だったら.........私は今まで二人が戦っている間一人だけ安全な所で........どうすれば良いの?
優斗視点
優斗「・・・どうしてそう思った?」
俺は何故響がディケイドの正体が俺であるのか確認するために質問する
響「最初はわかりませんでした。でもディケイドさんが褒めたりしてくれた時に撫でられた感触が幼い頃優斗さんに撫でられた感触と一緒だったんです。それにこの間私を助けてくれた時に『昔から世話が焼ける』って言ってました。私が知っている中で小さい時からいたのは優斗さんだけです!」
どうやら頭を撫でた時に少し気づいていたらしいそしてこの間暴走を止めた際に小声で言った事が聞かれてたか......後者はいいとして前者はちょっと分からん。そんなに違うか俺は撫でるのは?まぁ今はいいか
優斗「そうか......」
響「教えて下さい!優斗さん!」
優斗(もう隠せないか.......)「・・・俺は」
俺が言葉を続けようとした時した時
ドカァァァン!!
スカイタワーが爆発した.......
数分前
スカイタワーの関係者立ち入り禁止の場所の講談室ではナスターシャ教授にマリアそしてセレナがアメリカの情報工作員達と対談していた。
そしてナスターシャは一つのチップを渡す。
ナスターシャ「コレがこれまで私たちが集めた聖遺物に関するデータです。」
工作員トップ「確かに受け取りました。お前コレを」
部下「はい」
工作員のトップと思われる人物はチップを受け取ると部下に渡す。部下は受け取りしまう。
ナスターシャ「では約束通り
ナスターシャがそこまで言うと工作員達が一斉に銃口を3人に向ける。
ナスターシャ「ッ!どう言うつもりですか!データを渡せば我々の計画に協力すると言ったではありませんか!」
工作員トップ「本当にそんなことがあり得ると思っているのかね?我々の目的は元より聖遺物のデータだけだ。コレを受け取ったらもう君達は用済みだ。」
男がそう言って本人も懐から拳銃を取り出す。マリアとセレナはペンダントを握りしめる
工作員トップ「ギアを纏うかい?君たちが歌うより先に我々の銃弾が早く打ち抜くと思うがね」ニヤッ
男は勝ちを確信しにやけヅラをする。しかし言っていることも事実、マリアとセレナは歯を食い縛り顔を俯かせる。ナスターシャは唇を噛みアメリカの工作員達を見据える。その時、工作員のチップを受け取った人物が持つ銃を見て疑問を抱く
ナスターシャ(あの人が持っている銃......拳銃にしては少し大きいですね。それに銃口が......
そんな疑問を抱いているとその人物は顔はサングラスをかけて識別は出来ないが口元をニヤつかせ左手を上げるとそこにはカードが握られていた。後方に位置している為工作員達は知る由もない。チップを受け取った人物はカードを銃に装填する
ATTACK RIDE MAGICALBLAST
その音で工作員達もようやく気づき後ろを向くが、しかし時すでに遅し
カードを読み込ませた工作員が引き金を引くと工作員達の持っていた銃口から弾ではなく花が飛び出す。
工作員トップ「貴様!ディエンドか!」
蒼汰(変装中)「気づくのが遅すぎるね。本人確認もせず連れて来るなんて本当にアメリカのトップの工作員達なのかい?」
変装している蒼汰は煽り口調で工作員トップに銃口を向ける
蒼汰(変装中)「それじゃあ僕はこのチップが目的だから」
蒼汰はそう言って出口に向かって歩みを進めるが
Granzizel bilfen gungnir zizzl
ギアを纏ったマリアが武器を構え、セレナはナスターシャを抱えその場から去る
マリア「そのチップは破壊させて貰うわ!」
マリアはそう言って槍で突撃してくる。蒼汰は回避し「カメンライド ディエンド」を手に取りディエンドライバーに読み込ませ
KAMENRIDE
蒼汰(変装中)「変身!」
引き金を引く
DIEND
ディエンドの残像が重なり上空にあったプレートが顔に付き変身を完了させる。変身した蒼汰はマリアの槍をディエンドライバーで受け止め鍔迫り合いに持ち込む
ディエンド(ディエンド)『僕はアメリカとは関わりが無いだから大人しく帰して貰えると助かるんだけどね?』
マリア「それでもよ!私達が集めた聖遺物のデータをコピーとはいえ流す訳には行かないのよ!」
ディエンド(蒼汰)『・・・はぁ、性格は変わらずか。』
マリア「なに?」
ディエンド(蒼汰)『気にしなくて良いさ』
蒼汰はマリアを押し退け一枚のカードを読み込ませる
ATTACKRIDE GUNGNIER
引き金を引くと蒼汰の目の前に奏やマリアの使う戦槍......ガングニールが現れる
マリア「ガングニール!何故!?」
蒼汰はディエンドライバーをベルトの右のホルスターに仕舞いガングニールを手に取り肩に担ぐ
ディエンド(蒼汰)『時間が惜しいから一撃だ』
蒼汰はそう言って槍を構えマリアに突撃する。マリアは身構えるが蒼汰は次の瞬間槍を横につけてある消火器に刺す。消火器は勢いよく粉を吹き出し一面を白く染める。
ATTACKRIDE INVISIBLE
マリア「しまった!」
マリアは急いで粉を振り払うが既にディエンドは消えていた。
マリアは通信機を使いナスターシャに連絡を入れる
マリア「ごめんなさいマム.........ディエンドを逃してしまったわ」
申し訳なさそうに言うマリア
ナスターシャ『そうですか......では急いで帰投して下さい。最早私達だけでフロンティアを起動させなければなりません.....』
マリア「OKマム」
マリアは窓に向かおうとした時
ドカァァァン!
マリア「!?」
爆発が起きる見渡すと通路に先程の工作員のトップがリモコンを操作しているのが確認できた。
マリア「貴様!」
工作のトップはマリアに気づき一目散に逃げる。
優斗視点
いきなりスカイタワーが爆発し慌てる観光客達俺と響と未来は避難誘導を開始する
優斗「慌てるな!押さずに!落ち着いて避難するんだ!」
響「お年寄りや子供を優先してください!」
未来「エレベーターは使わないで!階段で降りて下さい!」
客は最初は慌てていたものの、徐々に落ち着きを取り戻しスムーズに避難する。粗方避難させた俺達は残された人が居ないか探していると、後方から走ってくる音が聞こえ振り向くが瞬間俺は吹き飛ばされる
未来「キャア!」
響「未来!」
工作員トップ「貴様ら動くんじゃ無いぞ!」
体勢を立て直し見るとアメリカ人の男が未来の頭に銃口を押し付け人質にしていた。
何故こうなったのか考えようとすると
マリア「貴様!民間人まで巻き込むのか!」
男が逃げてきた方向からギアを纏ったマリアが走ってきた。状況から察するにマリア達FISとアメリカの連中は取引をしたが破綻して逃げたという感じか
優斗(未来が人質にされてるから下手に動けない.....クソッ!どうすれば)
工作員トップ「大人しくしていろ貴様ら3人は俺と死んでもらう!」
マリア「関係ないだろう!死ぬのなら貴様一人で!」
工作員トップ「無関係な命を巻き込めば貴様が苦しむからな!我々に大人しく従っていればこのようなことにはならなかったのにな!」
マリア「あれはディエンドのせいでしょ!」
工作員トップ「うるさい!」
俺は工作員とマリアの会話聞きチャンスを伺うが工作員はどうやら正気ではないらしい.....下手に刺激すれば未来の命が危ない
響「未来!」
未来が心配になる一歩踏み出す響、それを見て工作員は
工作員トップ「貴様動くなと言っただろう!」パンッ!
怒り銃を発砲する俺はすぐさま駆け出し響を押して響を守る
優斗「危ない!アガッ!」
響・未来「「優斗さん!」」
マリア「ッ!神風優斗!」
響は守れたが俺は右横腹に銃弾を受けてしまう。弾が当たった場所からは血が滲み出る。
工作員トップ「ハハハ!これで私が本気ということが証明されたな!さぁ大人しくしてもらおうか!!」
優斗「グッ......」
未来「優斗さん!優斗さん!!」
工作員トップ「うるさいぞ子娘!」
未来「きゃあ!」
調子に乗る工作員.....未来は俺を心配してジタバタともがくそれに不快を覚えた男は未来を殴った......
響「未来!」
マリア「貴様!!」
工作員トップ「ハハハ!さぁ大人しく死んでもらおう!」
もう我慢の限界だ
俺は痛む体を無理矢理動かし立ち上がる。いきなり現れて未来を人質にとり一緒に死ぬだと?しかも響に発砲した挙句未来を殴りやがって.....俺を突き飛ばしたり銃弾が当たるのは百歩譲ってまだ許す。俺は男だから傷つこうがかまわねぇよ......だけどな
優斗「俺の
俺が立ち上がるのを観て男は慌てる
工作員トップ「貴様何故立てる........弾が腹を貫通したんだぞ!」
男は慌てて銃口を俺に向けるが俺はゆっくりとしかし男を見据え歩く。男はそれが不快に感じたのか発砲する。銃弾は真っ直ぐに俺に向かってくる耳には響と未来そしてマリアが慌てた声で俺を呼んでいる。しかし銃弾は俺に当たる前に
響「え?」
未来「優斗.....さん?」
マリア「今....何が」
工作員トップ「ッ!」
男は再び発砲するも結果は変わらなかった。男は恐怖を感じただひたすらに引き金を弾き弾丸を放つが全て当たる前に消滅する。俺はそのまま距離を詰めていく。
工作員トップ「なんなんだ......貴様は一体何者なんだぁぁぁぁぁ!!」カチッカチッ
男は銃の引き金を弾くが弾は出てこない全て撃ってしまったのだ。
俺は男の正面に立ち
優斗「よーく覚えておけ......」
工作員トップ「ッ!」
右手で拳を作り男の顔面に当たる位置まで腕を上げ
優斗「俺は......」
拳に力を込め大きく振りかぶり勢いよく殴ろうとして
未来「優斗さん!」ダキッ
響「それ以上はダメです!」ダキッ
その瞬間響が後方から未来が正面から抱きつく
優斗「.........響?未来?」
込めていた力が抜け手がダランと垂れる。
そして俺は意識を手放した
響視点
私と未来は今優斗さんを支えている。優斗さんは今眠っているそして私は視線を先程振り上げていた右手に向ける今はなんともないけどあの時男の人を殴ろうとした時一瞬.......右手に赤黒いオーラが見えた気がした。