輸送機内
そこではこれからの事についてナスターシャとウェルが話し合っていた。
ナスターシャ「あの子たちにはとても辛い思いをさせてしまいました........ドクター貴方も申し訳ございません。」
深々と謝るナスターシャしかしウェルは
ウェル「わかってましたよ。マリアがフィーネの器では無かった事はそれに私はフィーネに関係なく貴方達に協力していたので」
ウェルは怒るどころか分かっていたと話す。
ナスターシャ「ッ!いつから!」
ウェル「最初は気づきませんでしたよ。ですがライブでの行動や米国の特殊部隊が攻めてきた時の表情を見て確信しました。マリアは心が綺麗なままのマリアだったと..........」
淡々と答えるウェルにナスターシャは疑問を問う
ナスターシャ「それなら何故私達に手を貸していたのですか?まさか本当に子供達の為と?」
ウェル「えぇ、その通りですよ」
またも当たり前のように答えナスターシャは一息つき車椅子に全体重を預ける。
ナスターシャ「それならもうわかっている筈です。フロンティアは浮上が不可能.......更には米国政府の軍艦がここへやってきている。私達ではもう何も出来ません。」
ウェル「いいえ1つだけ策はあります。」
ウェルは人差し指を掲げて言葉を発する。
ウェル「神獣鏡のギアペンダントのエネルギーを直接発射装置に流すのです。」
ナスターシャ「不可能です!第一どうやって起動させるのですか!適合者はこの中には」
ウェル「適合者がいなければ私が無理矢理にでも起動させますよ。必要最低限のエネルギーさえ出せれば腕の一本や二本くれてやりますよ。」
ウェルの発言に驚くナスターシャしかし許せるはずもなく口論は続く
小日向未来収容スペース
原作と違い未来は数ある部屋の一室に収容されている。
未来(マリアさんがもうすぐ計画の最終段階って言っていたけどどうするんだろう.........私は響達が現れたらその時に解放するって言っていたけど、私........もう逃げたくない!響が背負っているものを一緒に背負いたい!優斗さんが隠していることを知りたい!)
-------.........
未来の脳裏に聞いた事のない音が響く。
未来「!?なに......今の」
その頃神獣鏡が呼応するように仄かに光っていた。
???視点
アァ......クウガ.......忌々シイ!
シカシ......アノ時ノ
今度ハ
スベテヲクライタイ........
二課視点
現在二課は米国の海軍の行動を追跡していた。なんでも米国が関わっていることが判明しこの日本で米国の艦隊が動いたことから追跡を開始したようだ。
弦十郎「しかし一体誰がこの情報を我々に送ってきたのか..........」
弦十郎は送られてきたメッセージを見つめる。そこには
《今回の月の落下には米国が大きく関係している。隠蔽は勿論自身たちだけが助かりたい一心なんだろう。明日この座標で米国の艦隊が動く、信じるかどうかは君たちに任せる》
差出人:END
了子「普通なら罠か何かだと考えるのが妥当なんだけど、文面を見るに的を得ていたから来てみれば.......」
緒川「メッセージ通りでしたね。しかし一体誰がこんな機密に近い情報を我々に.......」
弦十郎「今はそんな事を考える事より米国の連中がなにをするかが問題だ。差出人に関しては一旦保留!米国艦隊に着いていくぞ!」
弦十郎以外《了解!》
疑問を抱く慎二に弦十郎は一旦保留にし米国の動きを探るために尾行を開始する。暫く追うと上空に武装組織フィーネの使っている輸送機を発見する。
朔也「司令!上空に武装組織フィーネの輸送機を発見!」
あおい「米国艦隊も輸送機を確認!迎撃の体勢になっいます!」
弦十郎「不味い!その輸送機には未来君が乗っている可能性がある!」
朔也「司令!ノイズの反応を確認!艦隊の主砲などを破壊しています!」
弦十郎「なんだと!?今すぐ装者を出動させる!勿論響君は出撃させるな!仮設本部浮上!」
弦十郎の指示の元、待機していた響を除く装者は出撃口に集まっていた。
奏「F.I.Sの連中がいる」
クリス「つまり未来がいるのか!」
奏「その可能性が高い」
翼「必ず小日向を取り返すぞ」
三人は出撃口が開くと同時にノイズ撃破に向かっていく。
三人称視点
米国艦隊に現れたノイズを撃破していく二課の装者達だがノイズは他の船にもいる為そちらの対処もしなくてはいけない。その為
翼「ノイズ殲滅完了!」
奏「クリス!頼む!」
クリス「しっかりと頼みますよ!!」
クリスは大型のミサイルを展開するそこに翼と奏が乗るのを確認するとクリスはミサイルを発射し二人を移動させる。
この要領でノイズを倒し続けている。しかしやはり三人ではやはり全部を相手をするのは足りない
奏「船がもうちょい近ければ移動が楽なんだけどな!」
奏は愚痴を零しながらノイズを自身のアームドギアデ薙ぎ払う
翼「そんなこと言っていても仕方ないじゃない!それより早くノイズを倒さないと!」
翼がそう言いながら倒す中空中よりノイズが奏と翼目掛け降ってくる。しかしノイズはミサイルとレーザー光線により炭化する
MEGA DETH PARTY
RED HOT BLAZE
クリス「油断大敵ですよ!」
奏「サンキュー!」
翼「助かる!」
奏と翼はクリスにお礼を言うと同時に跳躍し大量の槍と剣を生成しノイズに向け放つ
STARDUST∞FOTON
千ノ落涙
奏と翼がいる船のノイズは殲滅が完了したが残り後2隻の対処をしなくてはいけない。
クリス「今すぐそっちに合流します!」
クリスがミサイルを出現させ奏達に近づき合流する。そして先程と同じ様にミサイルを展開しようとした時
空から
少し前F.I.S輸送機内
ウェルが時間稼ぎの為にノイズを放ちナスターシャと口論をしている場面を偶然聞いてしまった調と切歌は話し合っていた。
調「こんなの間違ってる.........」
切歌「調?」
調「マリアがフィーネじゃ無かったのは嬉しかったし怖かった.....でもだからって諦めたりドクターが犠牲になるのは間違ってる.......!」
切歌「調はどうしたいデスか?」
切歌にそう聞かれ調は考えるように目を瞑りやがて
調「私は.......二課に協力をするべきだと思う......」
覚悟を決め目を開きそう言う。それに対し切歌は微笑み
切歌「私も賛成デス!」
二人は笑い合い緑色の液体の入った注射器.......LiNKERを取り出しネフィリムの眠っているゲージがある貨物庫に向かいそこにあるハッチを開ける。
当然これにナスターシャとウェルは気づきアナウンスを使い二人を止めようとする。
ナスターシャ《2人ともなにをしようとしているのです!今すぐ閉じてこちらに来なさい!》
ウェル《一体なにをする気ですか!》
調「マム、ドクター........ごめんなさい」
切歌「私達は自分の意思に従うデス!こんなやり方は間違ってるデス!」
2人はそう言うとハッチから飛び降りLiNKERを自身に打ち込むそして謳う
現在
ギアを纏った切歌と調は米国の船に着地すると切歌は鎌を調はヘッドギアから鋸を出現させノイズの殲滅を開始する。
[推奨BGM:Edge Works of Goddess ZABABA]
切歌は鎌を振り回し調は鋸で切歌のサポートをしながらノイズを減らしていく。この事に二課は混乱していた。
朔也「イガリマとシュルシャガナノイズとエンゲージ..........」
あおい「2人の反応の近くのノイズが減っていきます.......」
緒川「どう言う事でしょうか?司令」
弦十郎「分からん......しかし今は協力をしてくれていると言う事だろう」
了子「どう言う風の吹き回しかしらね?」
弦十郎「それは不明だが今は少しでも戦力が欲しい2人のことは後ましだ!翼、奏、クリス君は残り一隻の船のノイズの対処を!殲滅が完了次第2人に接触しできればこちらに連れて来てくれ!」
三人「「「了解!!!」」」
二課はもう片方の船に移動しそちらのノイズの対処を開始する。
視点はは戻ってザババ
2人は息の合ったコンビネーションで着実にノイズを減らしていく。2人は目を合わせ頷くと調はヘッドギアから大量の小型の鋸を発射し切歌は鎌の刃を増やしそれぞれノイズに向けて放つ
α式・百輪廻
切・呪りeッTぉ
ノイズを倒し終え切歌と調は近づく
調「切ちゃんお疲れ様。ごめんね私の我儘に付き合わせちゃって.......」
申し訳なさそうに言う調に切歌は笑顔で
切歌「そんな事ないデス!私が自分で決めた事ですから!だからこれは......そう!共犯ってやつなのデス!」
調「ふふっ......そうだね」
談笑をしている2人の元に
ドガァァン
切歌と調は音のした方に顔を向ける。するとそこには本来なら檻の中にいたネフィリムがいた。
切歌「っ!どうしてネフィリムが!」
驚く切歌調も驚いているが目の前のネフィリムの異変に気づく
調(?あのネフィリム.....体が少し赤い?)
自分達が今まで一緒に見てきたネフィリムは黒いネフィリムだった。しかし今2人の目の前にいるネフィリムは体の色が少し赤かったのだ。
調が疑問に思っているとネフィリムは大きく跳躍し距離を詰め2人を両腕で掴み壁に叩きつける。
切歌「アガッ.....」
調「ウグッ.......」
2人はその衝撃で息を詰まらせる......ネフィリムはさらに追い討ちをかける為叩きつけた腕に力を入れる。
切歌「クゥゥ!」
調「アァァ!」
2人は苦悶の表情になる。それに対しネフィリムはそれを楽しむかの様に口を少し開く。そしてネフィリムがさらに力を入れようとした時
翼「はぁ!」
翼の剣がネフィリムの両腕を切り裂く。
拘束から解放された2人は膝を突き座り込む、そんな2人の前に翼と奏が立ちクリスは甲板がよく見える位置からいつでも打てる様に構えていた。
奏「どう言う事だよお前らの仲間じゃ無いのか?」
奏はネフィリムがF.I.Sが所持している事から襲われることは無いと思っていた為質問する。調と切歌は息を整え
切歌「私達だって知りたいデスよ.......」
調「ネフィリムは檻の中に居たから出てこれない筈........それに私たちのネフィリムの身体は赤く無い」
そう答える2人
「ギラギラギギ」
装者達『!?』
全員が声のした方へ顔を向ける。その先にはネフィリムが二足歩行で立っておりまた体付きが少し細くなっていた。(イメージは洋画のエイリアンの尻尾がない感じ)
ネフィリム?「ゾギヅロボギヅロゴセンダボギリゾボパグ」
全員はネフィリムが言ってる言葉が理解できず困惑しているが、それよりも今目の前の暴食の聖遺物が喋っていることに驚いている。
ネフィリム?「ドシガゲズギラパ..........ゴラゲダヂゾボソグ!」
言葉は解らないがネフィリム?が殺意を出してきたことで装者達は戦闘態勢に入る。
ネフィリムが様子を伺う中奏と翼が突貫する。奏が槍で薙ぎ払い翼は剣で突き刺す、しかし
奏「ッ!?」
翼「なに!?」
2人は驚愕する翼の剣は体に少し刺さっただけで奏は槍を脆いであろう首に攻撃したにも関わらず少し傾いただけだったのだ。ネフィリム?は槍と剣を掴むと少し持ち上げ
ネフィリム?「ゴバゲギザ!」
そう言うと船上の壁に向けて放り投げる。2人は勢いを殺そうとするも少ししか殺しきれず背中を壁に打ち付ける。
奏「がはっ!」
翼「ウグッ!」
ネフィリム?は更に追い討ちをかけようと一歩踏み出した時横から多数の銃弾が飛んでくる。それはガトリングを構え撃ち続けるクリスの姿だった。
クリス「食いやがれ!このバケモンがぁぁぁ!」
クリスは更に腰部のミサイルを出現させ放つ
MEGA DETH PARTY
ネフィリム?は爆炎に包まれ姿がみえなくなる。クリスが警戒していると煙からネフィリム?が飛び出しクリスの首を掴み壁に押し当てる。
クリス「ガッ!」
ネフィリム?「ジョギギヂゲビザダダ。ギバギバスギ」
クリスは首を絞められ呼吸が困難になっていく。
クリス「ガ........ぁ........」
ネフィリム?「ラズザパパンジドレ.......」
そう言って更に力を入れようとした時
ネフィリム「ウガァァァァァァァァ!!」
ネフィリム?は雄叫びをあげ失った腕を抑えながら後退する。そして光線を放った人物が降り立つ
奏「なっ!?」
クリス「どうしてお前が........」
翼「何故ギアを纏っているのだ......小日向!」
そこには紫を基調としたギアを纏った小日向未来がネフィリムを見据え立っていた。