此処は果ての世界
???「ショウラ‼︎」
???「ヌン‼︎」
輝くクリスタルを纏う光の戦士と漆黒の鎧に包まれた暗黒の戦士が武器を手に死闘を繰り広げていた。
???「ハァァァァァァァァァァァァ‼︎」
???「ヌォォォォォォォォォォォォ‼︎」
互いの戦士は武器に力を込め相手の心臓部位に突き刺す。
火花を散らしあい最後には.........光と闇を撒き散らし消えた...........
暗転
此処は闇に包まれた世界
???「テェア‼︎」
???「パォォォォ‼︎」
黄金の輝きを纏った化身が闇の化身を圧倒する。
???「ハッ!テャァァァァァ.........デュア‼︎」
???「パォォォォォォォォォ...........」ドゴーン!!
光の化身は闇の化身を葬る。しかし世界は闇に包まれたまま
???「テェア........ハァァァァァァァァァァ」
光の化身は自身の光を世界に照らた。世界に光は戻ったが化身は光となり消えていった。
暗転
此処は破滅寸前の世界
???「皆........後は頼みます。」
光と闇を纏った化身である人物はそう言うと破滅する世界の中心に降り立つ
???「よせ!お前が消えるぞ!」
???「何か別の考えがあるはずよ!」
???「此処で死んだらただじゃおかねぇぞ!」
???「身勝手........」
???「おい!お前が犠牲にならなくても」
???「隊長命令だ!死ぬことは許さん!」
それを止めようとする仲間
???「テェア!ハァァァァァァァァァァァァ........」
しかし化身は自身の力を全て集め
???「ダァァァァァァァァァ‼︎」
世界に照射する。世界は破滅を逃れ修復していく。
???「ごめん.........みんな...........」
その人物は倒れると同時にその場から消えた。
???「ケンゴーーーーーー!!!!」
暗転
優斗「ハッ!........夢....か」
俺は目を覚まし辺りを確認するどうやらメディカルルームにお世話になっていたらしい。俺はこれまでのことを思い出していた
優斗(確かネフィリムが馬鹿デカくなってそれを倒す為にバビロニアの宝物庫に閉じ込めて.........なんか腹が重いな?)
思い出す中腹部に何か乗っている事に気づき俺は視線を向けると
小型のネフィリムが乗っかっていた
優斗「・・・・・・ギャァァァァァァァァ!!」
優斗は思わず叫び声を上げた。優斗の叫び声にドタドタと近づいてくる足音が複数聞こえる。そして扉が開くと響と未来がやって来た
優斗視点
どうやらフロンティア事変から3日経っていたらしく俺は3日間眠っていたらしい。そこまで長く寝ている感覚ではなかったから実感が湧かない。今現在この部屋にいるのは響そして未来だけだ。翼や奏は仕事でクリスは両親が帰って来たらしくそっちに行っているF.I.Sの連中は拘束とは名ばかりで実際は二課の所有する施設で暮らしているらしい。蒼汰は戦いが終わった後すぐに何処かへ向かったらしい。
優斗「取り敢えず大体はわかった.........だけどな
俺は未来の膝の上で丸くなって眠っているネフィリムを指差す。猫かよ
俺の質問に響が答える
響「ディエンドの人が一昨日渡して来たんです。」
未来「最初は白くて小さな蛹だったんです。でも食べ物をあげてたら..........」
優斗「2日でこうなった.......と」
未来「はい」
いやいや、ありえねぇ.......信じたく無いけどコイツ普通の生き物じゃねぇから納得しちまう。はぁ......
優斗「それでコイツはどうするんだ?やっぱり二課で管理するのか?」
弦十郎「その事なんだが」
優斗「弦さん」
入り口に向こうからすれば3日振りの顔合わせだろう。司令の弦十郎がやってくる。
弦十郎「よぅ、元気にしてるか?」
優斗「まぁ身体の節々が少し痛いぐらいですね」
弦十郎「そいつは結構........それでネフィリムの件なんだが。優斗君........君に世話をしてもらいたい。」
優斗「え?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
俺は思わず叫ぶだってそうだろう俺がこの聖遺物の世話をするんだぞ!?普通ありえないって!
優斗「どうして俺なんですか!?」
弦十郎「最初は二課で預かろうとしたんだが.......何分職員は忙しいし休憩の時間を使ってまで面倒を観れないんだ。」
優斗「えぇ........」
弦十郎「そこで時間に余裕がある人物がいないかどうか探したところ」
優斗「見事俺が選ばれたと.......」
つまり此処の人達は俺が暇人だから預けると........反論したいけど的をえているんだよなぁ........
弦十郎「どうだろうか?」
正直世話なんてしたく無いけど、此処まで頼まれたらなぁ〜........
俺はネフィリムを見るとネフィリムは此方をじっと見ていた。
優斗「はぁ〜、わかりました俺でよければ面倒を見ますよ」
俺は腹を括りそう返事を返す。
弦十郎「すまない、そしてありがとう優斗君」
優斗「ははは.......のわぁ!」
未来「あっ喜んでる」
俺が苦笑いをしているとネフィリムは俺の頭にかぶりついてきた。
痛くないので甘噛みだろうだけど.......
優斗「いきなり噛み付くんじゃねぇぇぇぇ!」
三人称視点
そして3ヶ月後
二課が大きく評価され新たにS.O.N.Gを設立しかし基本的に日本の風鳴機関のトップである風鳴訃堂が管理する形となった。
この際F.I.Sの面々は本国や他国から追及を受けるとおもわれたが特にそういう事はなく、S.O.N.Gに入る事となった。
その際優斗は響に呼び出され今港に留まっている潜水艦の甲板へとやってくる。
優斗「響なんだよ話って?」
響は胸に手を当て深呼吸をすると振り向き優斗に近づいていく。
そして優斗の目の前で止まると
響「優斗さん少し屈んでください。」
優斗「?別にいいけど.......」
優斗は言われるままに身を屈ませるそして響と同じ視線まで下がると響は
響「........好きです」
優斗「えっ.......っ!」
優斗の唇に響の唇が触れる。優斗は困惑し身動きがとれない。
響はゆっくり離し唇を抑え微笑む
響「へへっ......ファーストキスです」
優斗はようやく理解し尻もちをつく。そして反応に困っていると
切歌「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!抜け駆けデス!」
と言う切歌の声に反応しそちらを向くと装者達全員が居た。
優斗「まさか見てたのか.......」
優斗の質問に切歌がハッキリ答える。
切歌「さっきのキスのシーンはバッチリ全員で見てたデス!」
優斗(終わった........誤魔化せない)
優斗が天を仰いでいると未来が近づいて来ており
未来「優斗さん........」
優斗「いや!待ってくれこれは........!」
と少し怒った声で話してくる。優斗は怒られると直感し弁明しようとするが
未来「私も優斗さんの事が1人の男性として大好きです.........」
優斗「へ?」
優斗は予想外の事に間抜けな返事をしてもう一度思考が停止する。その間に未来は優斗の唇にキスをする。
こうなるといよいよ優斗の事を好いている装者達は我先にと次々に告白をしていく
奏「優斗!お前の事が好きだ!あの時河原で話を聞いてくれた時から好きだった!」
翼「優斗さん、貴方の事が好きです。貴方の弱き人々を守る姿勢に惹かれました!」
クリス「アンタの事が好きだ!私のパパやママを救ってくれた事私の悩みを真摯に聞いてくれた事そこに惹かれた!」
マリア「優斗さん.......貴方の優しさに私は心を射止められました。だから私も言います貴方が好きです。」
セレナ「あの時私を守ってくれた時から好きでした。私の気持ちも受け取ってください。」
切歌「優斗さんの事が好きデス!優しい所やしっかり相談に乗ってくれた事とかそこら辺も含めて好きデス!」
調「優斗さん好きです。私や切ちゃんを助けてくれ事そして人の為に一生懸命に戦える姿がカッコよかったです。」
それぞれの思いを告白した装者達は次々の優斗へキスをしていく。
そして告白された優斗は
優斗「・・・・・・・・・・・・」
脳のキャパシティがオーバーしキスを終えた後に気絶した。
そして更にそこから1ヶ月後
季節は春になり桜が満開となっていた。優斗はカメラを構え桜並木を撮る。
優斗「今年も良い写真が撮れるかもな」
優斗はカメラを仕舞い写真館へと帰宅する。
写真館へ帰宅し部屋に入るとネフィリムがテレビを見ていた。
優斗「お前起きてたのか......」
ネフィリム「ウガァ」
そう返事するネフィリム、優斗はテーブルを見ると準備していた朝食が無くなっていることからしっかり食べたのだと確認する。
どうやらこのネフィリムはあの時、膨大な量のフォニックゲインを喰らった事により普通の食べ物でも満腹になる様になったと櫻井了子とドクターウェルは結論づけたらしい。
優斗「腹減ってるか?」
ネフィリム「ウゥ〜.......」
優斗が質問するとネフィリムは首を振る。優斗はコーヒーメーカーからコーヒーを淹れるとソーサーに置き本を読む。
数時間後
暫く本を読んでいると時刻は昼の3時を回っておりネフィリムが移動して
ネフィリム「ガァァ〜」
と言ってくる。優斗は本に栞を挟み立ち上がる
優斗「ほいほいちょっと待ってろ。」
優斗はそう言うと冷蔵庫からマカロンとケーキを取り出し皿に乗せネフィリムの前に置く。ネフィリムはそれを手を使い食べ始める。
優斗「最初は散らかす様に食ってたのに今じゃ此処まで成長してるなんてな.......」
優斗はそう言ってコーヒーを啜る。
優斗(はぁ〜久しぶりだなこうやってゆっくり過ごすのは.........)
優斗がそう思っていると、扉が勢いよく開く
奏「よーっす!遊びに来たぜ!」
翼「お邪魔します」
マリア「お邪魔するわ」
セレナ「お邪魔します優斗さん」
卒業した翼を含め再び歌手となったマリアそしてそのマネージャーをしているセレナがやってくる。
優斗(さようなら俺の唯一の時間........)
優斗は至福の時間に別れを告げ来訪者達に顔を向ける。
優斗「わざわざ何のようだよ?」
嫌そうに答える優斗に奏は
奏「なんだよ?不満か?」
優斗「お前らアーティストだよな?何でこうも俺の所にこれるの?」
翼「まぁ、良いじゃないですか」コトッ
優斗「待てさり気無くお茶を作ってんじゃねぇよ」
セレナ「ネフィリム〜元気にしてましたか?」
ネフィリム「ガウ」
マリア「こうしてみるとやっぱり可愛いわね」
優斗「ハァ.......ちょっと待ってろ菓子持ってくる。」
優斗は台所に入り茶菓子をお盆にのせる。その時
響・切歌「おっ邪魔しまーす!「デス!」」
クリス「元気が良いなお前ら」
未来「ふふっ」
調「今日は入学式で早く終わりましたから」
学生組もやってきた
優斗「・・・・・・追加だな」
優斗はそう言って更にお盆にのせる
今日の神風写真館は大賑わい客は9人街の一角にあるこの写真館では今日も笑顔がよく映る。
優斗「今日は良い1日だな」
そしてそれは写真館の主も同じであった。