戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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黒と白とマゼンタ

 優斗は一般人の和人に自分の店の事をあらかた話し時計を見る。

時刻は丁度11時を指そうとしていた。

 

優斗「なぁ、コレも何かの縁だし昼飯一緒にどうだ?」

和人「お、良いな。折角だから明日菜が弁当を作ってきたんだ食ってみろ滅茶苦茶美味いぞ?」

 

 優斗の提案に和人は了承し、妻の弁当を勧めてくる。

これからの予定が決まりベンチを立ち上がったその時、ノイズ発生を知らせる警報が鳴り響く。

 

優斗「ッ!ノイズか!和人お前は明日奈と結を連れて避難してくれ!」

和人「わかった、お前は!?」

優斗「俺は、やるべき事がある!」

 

優斗はそう言うとビル群の方へ駆けて行った。

 

 

 

 

優斗視点

 

 優斗はビルの影に入ると反応を感じた方へ走る。

 

優斗(俺の感知に反応するって事は普通のノイズって事だよな、クソッ!宝物庫は閉じた筈だろ!)

 

 そんな事を思っていると通信機から連絡が入る。

優斗が通信に出ると声の主は弦十郎だった。

 

弦十郎『優斗君!今現場に向かっているな!』

優斗「あぁ!どう言う事なんだ?どうして普通のノイズが」

了子『それは分からないわ、でも少なくともバビロニアはあの時完全に閉じたから宝物庫からのノイズでは無いはずよ!』

優斗「取り敢えず対処にあたります!装者達は!?」

弦十郎『響君達も現場に向かわせる!だからそれまで頼「司令!」どうした!?』

 

 弦十郎の声を遮ると同時にオペレーターの藤尭朔也の声が聞こえた。

 

藤尭『更に数ヶ所ノイズと思われる波形パターンを感知しました!』

弦十郎『なんだと!?』

優斗(なっ.............チッ!確かにノイズだ。焦って反応するのに遅れた!)

 

優斗は自身の不甲斐なさに苛つきを覚えるが対処を優先させる

 

優斗「弦さん!俺は今から向かっている所を1人でやる!だから他の場所に装者を当ててくれ!」

弦十郎『すまない!頼んだ!』

優斗「任せろ!」

 

 優斗は通信を切りビルの隙間を抜ける。

そして目の前にはノイズの大群

 

優斗「ノイズ.......何度でもやってやるさ!変身!!」

 

KAMEN RIDE DECADE

 

 優斗はディケイドに変身すると、ライドブッカーをソードモードに変形させノイズの大群目掛けて走り出す。

ノイズに近づいていき、ライドブッカーで斬りつける切り裂かれたノイズは炭素となって空気に消えて行った。

パイプオルガン型のノイズが攻撃をしてくると、優斗はライドブッカーで弾きソードモードからガンモードへ切り替えるとパイプオルガン型のノイズを撃ち抜く。

 

優斗「今更ノイズ程度でやられる俺じゃない!」

 

優斗はファイナルアタックライドのカードを読み込ませる

 

FAINAL ATTACK RIDE DE•DE•DE DECADE

 

 10枚のホログラムカードが現れそれと同時に跳躍する。それを追ってホログラムカードが斜め一列に並び、優斗はキックの体勢に入る。

カードをくぐり向けていき優斗はノイズの中心目掛けて

ディメンションキック」を叩き込む。

 爆発が起き辺りにノイズの姿は無かった。

優斗は安全を確認し変身を解除しようとした時、優斗の後方から色とりどりの球体が降りかかる。

 

 優斗は直前で気づくがすでそこまで到達していた。

球体は爆発を起こし煙が起きる

 

???「よっしゃ!命中!」

???「撃って良かったのかな?」

 

そして爆発が起きた場所から見えるビルの屋上にて黒のコートに身を包み仮面をつけた人物と白と赤の服を身に纏いこちらも仮面を被っている人物が居た。

 

???「よく分からないけど、正体不明の奴をそのままにしておけないだろ?先手必勝ってな」

???「う〜〜ん........」

 

煙が晴れていくとそこには

 

優斗「いきなり過ぎるだろ。クソッ、気を抜きすぎたか」

 

 優斗がディケイドの姿からカブト マスクフォームに変わっていた。

それを見た仮面を被った人物達は驚き興味深そうに見ていた。

黒い仮面の人物は少しニヤけると

 

???「実力を確かめてみるか」

???「ちょっと!」

 

 白い仮面の人物の静止を聞かずビルから飛び降り綺麗に着地する。優斗は気配に気づき振り返ると、黒い仮面の人物は走り出し黒い直剣を抜刀していた。

優斗は反射的にカブトクナイガンのアックスモードで鍔迫り合う。

 

優斗「お前誰だ」

???「悪いな教える訳にはいかないんでな!」

優斗「そうか.......よ!」

 

 優斗は力を込めると黒い仮面の人物を後方に弾き飛ばす。そしてすかさずディケイドの姿にカメンライドしライドブッカーを再びソードモードにして構える。

お互いが見合う中風が止んだ。

 それと同時に優斗と黒い仮面の人物は駆け出し剣を斬りつけ合う。お互いの剣がぶつかるたびに火花を撒き散らし時に受け流したりしている。

数度剣をぶつけ合った後互いに距離を取り出方を伺う仮面の剣士は背中に剣を携え優斗は剣を左手に持ちブッカー部分から「アタックライド スラッシュ」を取り出し、ベルトに読み込ませる

 

ATTACK RIDE SLASH

 

 刀身がマゼンタのオーラを纏い優斗は剣を両手で持ち腰の位置まで下げると走り出す。

優斗が走り出すと同時に仮面の剣士は黒の直剣に青いオーラを纏わせると地面を蹴り跳んで距離を一気に詰めてきた。

 

優斗「なに!?」

仮面の剣士「ハァ!!」

 

空中を一回転し剣を振り翳してくる。優斗は両手に在らん限りの力を込めると下から斬りつける。

 

ガキィィィン!!

 

 金属同士が激しくぶつかり音と衝撃波を生み出す。優斗は劣勢と感じ剣を流すように倒し仮面の人物に一蹴り入れ距離を取る。

優斗は着地すると違和感を感じ仮面の人物をマジマジと見る。

 

優斗(蹴った時何か()()()()()()()に防がれた.........だがアイツ見た目からして金属類は持っていない。何が起きた?)

 

そうして様子を見ていると

 

ラーーーーー

 

と言う音と共に地面が割れた。

 優斗はそこから離れると2人目の人物に気づく

その人物は白と赤を基調とした服にこちらも仮面そして栗色のロングヘアー恐らく女性であろうと思う優斗

 

優斗(伏兵か、地形を操作するとかヤバすぎるだろ。だがあの音が合図だな.......)

 

優斗が分析していると

 

 

白の仮面「ちょっと!いきなり斬りかかるなんて非常識じゃないの!!」

黒の仮面「いや、ちょっと実力が知りたくて..........」

白の仮面「だからっていきなり攻撃しなくても決闘を申し込みなりすれば良かったじゃない!敵対したらどうするの!後先のことも考えて!」

黒の仮面「ウグッ、そこはほら、な?」

白の仮面「・・・もしかして私に任せるつもりだったの???」

 

 白の仮面の人物は黒の仮面の人物に顔を近づけ睨みつける(様に見える)

優斗は向こうの口喧嘩.......と言うか何処かで見たことのあるような説教を目の当たりにして内心呆れていた。

 

優斗(でも連行しないとな、見えないバリアに地形操作........他にも何かあるかもな)

 

優斗はソードモードのブッカーを持ったまま仮面の人物達に少し近づく

 

優斗「なぁ、アンタら何者なんだ?」

 

 優斗が話しかけるとそれに気づいた女性の方は説教を一旦やめ話に応じてきた。

 

白の仮面「えっと.......名前は教えられないの。でも安心して下さい私達に敵対の意思はありません」

優斗「ふ〜ん、いきなり攻撃してきてそれ言う?」

黒の仮面「いやアンタみたいな謎のスーツを纏っていたやつがいたんだから警戒して先制攻撃は必須だろ。まさか卑怯って言うのか?」

白の仮面「ちょっと喧嘩腰にならないでよ!」

 

 黒の仮面の人物の言葉に俺は少し笑うと剣を肩に担ぎ応える

 

優斗「いや、確かに戦場に卑怯も何もない。戦闘が始まれば予期しないことなんて当たり前だ。天候が味方しない時もあれば運が味方をする時もある。常に予測不能なのが戦場だ。悪いな質の悪い質問をして」

黒の仮面「いや、それでもアンタは結構な戦闘経験者だよ。目前の攻撃に対しての対処や剣や体術を使った戦闘スタイル正直勝てるかわからないな。」

 

互いに言い合うと軽く笑う。

白の仮面の人物はため息をつくと頭を下げる

 

白の仮面「とは言えいきなり攻撃してごめんなさい。今日はこのまま見逃してほしいんです」

優斗「悪いがアンタらみたいなよくわからない奴らを野放しには出来ないんだ。すまないがついてきてもらえないか?」

 

 優斗は手を差し出すも仮面の人物達は顔を合わせ頷きあうと剣に手を置く。ついてくるつもりがない事がわかり優斗は肩を落とすと剣を構える。

そしてお互いに駆け出し今の状況となる。

 

 

長ったらしい回想ですいませんby作者

 

 

 

優斗「そろそろ本気で捉える方向性を考えた方がいいかもな.........」

 

 優斗は他のカメンライドカードを使おうと考えていると

 

黒の仮面「ジェネレイト、ダーク・リパルサー!」

 

 その声と共に黒の仮面の人物の左手に水色の剣が握られた。

仮面の人物は駆け出すと同時に両方の剣に青いエフェクトを纏わせると突進してくる。

優斗は驚き反応に少し遅れたが剣でその攻撃を弾こうと手に力を込める。

 初撃を弾き反撃しようとしたが相手の二撃目がすぐにやってきた。

優斗は驚くもまた弾くしかし相手の連撃は止まらない、弾き続けるが相手の剣撃が鋭さと速さを増していく、遂には追いつかなくなりダメージを負う優斗それでも止まらず15もの連撃に優斗は壁まで吹き飛ばされる。

 

黒の仮面「まさか、ジ・イクリプスの十二連撃まで防ぐなんてな.........」

 

仮面の人物達は背中に羽と翼を生やし空へと飛んでいった。

変身を強制解除させられ倒れる優斗しかし目を隠して優斗は笑みを浮かべていた。

 

優斗「ハッ........面白しれぇ、今度会ったら()()しないとな。」

 

そう言った優斗の目には闘志の炎がついていた。

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