その日優斗達はS.O.N.Gの潜水艦に集まり発令所に集合していた。そして司令である弦十郎は苦い顔をしていた
弦十郎「全員集まったな、それでは先ずこれを見てくれ」
弦十郎の指示でモニターに映されたのは山間部の映像、一見なんの変哲もない映像
響「山?師匠これがどうかしたんですか?」
切歌「はっ!もしやピクニックの予定デスか!?」
調「お料理なら......任せて」
マリア「そんな訳ないでしょ、でも確かにこの山を見てくれと言われてもなにもわからないわ」
マリアの一言に装者全員が頷く、そんな中優斗は違和感を少し感じる。弦十郎はもう一度指示を出すと今度はサーモグラフィーの様な画面に切り替わる。すると画面の一部が真っ黒に染まりあたりには紫色で表記された。
この画面には装者達は驚く
弦十郎「桐ヶ谷君達の協力のもと完成した異世界のエネルギーを感知するモニターなのだが、それを試験的に使っていた時に」
優斗「異世界のエネルギーを察知したのか」
優斗の言葉に弦十郎は頷く。
弦十郎「そうだ、つまりこの場所には桐ヶ谷君達の様な異世界からの来訪者が来たことが考えられる。しかしこの波動は敵意や殺意のものらしい。」
奏「つまり敵って事だな旦那」
翼「敵というなら.....」
クリス「倒すって方針なんだよな」
セレナ「もしかして私達を集めた理由は、この黒い所を調査する為ですか?」
セレナの疑問にエージェントの小川慎二が答える
慎二「はい、皆さんには調査をそしてこの黒点の場所には優斗さんと蒼汰さんの2人で対処をお願いします。」
未来「優斗さん達だけなんですか?」
弦十郎「実は春雪君や黒雪君にこの映像を見てもらった所相当の悪意の塊があるらしい。よって此処は経験も多く対処のしやすい優斗君と蒼汰君の2人で先ずは行ってもらう事にした。」
優斗「先ずは、って事は数回に分ける予定なのか?」
優斗の質問に今度は了子とウェルが答える
了子「一回の対処で終わればそれで構わないわ。でもあの2人や天使ちゃんに聞いてみたらもしかしたら今までとは比べものにならないかもしれないらしいわ。」
ウェル「1番は全員が無事に帰ってくる事です。それに回数を分ければ敵の疲弊や誘導を誘えます。」
優斗「わかった、蒼汰いけるか?」
蒼汰「そうだね、まぁ頑張ってみるさ」
弦十郎「よし!今日は解散とする。作戦決行は明日だそれぞれ英気を養ってくれ!」
そうして今日は解散となった。
神風写真館
優斗と蒼汰が写真館に戻るとまたも3つのミッションボックスが置いてあった。しかも今度は手紙が上に置かれておりご丁寧に「狗神蒼汰へ」と名指しだった。
蒼汰は優斗の方に顔を向けるも優斗はただ頷くだけであった。蒼汰はため息を吐くとミッションボックスを開ける。そこには優斗と同じくデザイアドライバー、しかしIDコアは金色のキツネの絵柄が描かれた物となっており、さらにバックルはファンタジーバックルと優斗のと違い金色に装飾されたバックル。例によってそのバックルを持ち上げると下に紙があり
『これは優斗君のXギーツのバックルと同じ様に僕が改良したドゥームズギーツバックル!その名もネオ・ブースト&ドゥームズギーツバックル!君たちの活躍は観てるからファンタジーバックル共々是非使ってくれ。』
と書いてあった。蒼汰は読み終えると紙をクシャクシャにしゴミ箱に捨てた。( 0M0)フジャケルナ!!
蒼汰「まぁ貰える物は貰っておこうか」
優斗「そうだなディケイドの力を前に奪われてるから、もう一つベルトがあるのはありがたい」
蒼汰「それにしても優斗、Xギーツって.........破壊神でも目指してるのかい?」(°▽°)笑
優斗「俺じゃなくて俺に
優斗は叫びながら1日を終えた。
翌朝優斗と蒼汰は着替えるとカーテンを出現させ言われた座標へと移動する。森の中は至って普通に見えるが
優斗「・・・これが悪意の瘴気か」
蒼汰「直接確かめてわかったけど、この瘴気少しずつ身体を蝕んでいく呪いが込められてるね。身体全身に回れば身動きが取れずに生命活動を停止するね」
優斗「俺たちできて正解だったな。」
蒼汰「そうだね、優斗は生まれた時から状態異常に異常な程耐性があったし、僕は生前からの毒物や呪術には少し関わってたからね。」
優斗「お前スパイしてた時にそんな物にまで関わってたのかよ」
蒼汰「まぁね」
優斗と蒼汰が話していると持っている通信機から弦十郎の声が聞こえてくる。
弦十郎『優斗君蒼汰君そちらの状況はどうだね?』
優斗「弦さんこの地域俺らが最初に来て正解だったわ」
弦十郎『ん?どういう事だね?」
蒼汰「僕が説明するよ、この地域は中心に向かっていくほどに見えない瘴気が漂っている。しかもこれは呪いが宿っている。」
弦十郎『呪いだと!?君たちは無事なのか!?』
優斗「あぁ俺たちは耐性があるから問題はない」
蒼汰「だけど装者達は来ない方が良いね。おそらくだけどバリアコーティングすら意味を成さないね。来るならアップグレードしないと」
視認出来ない瘴気は一帯を包んでいるが、優斗と蒼汰はそれを気にする事なく奥へ奥へと向かっていく。進んでいくと瘴気は少しずつ視認できる様にはっきりと目に映っていく。優斗と蒼汰は頷くとディケイドライバーとディエンドライバーを準備し周りを警戒する。風が吹き始め周りがザワザワと揺らぎ出す。
優斗と蒼汰は殺気を感じ取りその場から左右に離れる。その瞬間2人が立っていた地点に5mはある黒に近い装甲を纏った巨体が立ち尽くす。
優斗「和解は無理そうだな」
蒼汰「同意だね、それにコイツは災禍の鎧
優斗「
蒼汰「・・・災禍の鎧はコイツを追ってたのか」
優斗は実はあの時災禍の鎧にトドメをさした際に鎧は自分とよく似た存在を追ってきたと聞いたらしい。
この事実は蒼汰と春雪と黒雪の2人にしか伝えなかった。
優斗「いくぞ蒼汰!」
蒼汰「あぁコイツは放っておいたら全世界に悪影響だ!」
『変身!』
KAMEN RIDE DECADE
KAMEN RIDE DIEND
ディケイドとディエンドに変身した2人は剣と銃を構えるなか災禍の鎧llは腕を鋭利な刃物の様な形に変える。
優斗はライドブッカーで切り付けるがその2本の腕で防がれる、災禍の鎧llは優斗を弾き飛ばすと力を込め腕を振り抜く。その攻撃はドス黒い斬撃となって優斗に向かっていく。優斗はライドブッカーでガードする。弾き飛ばそうとするも斬撃は最初の勢いを殺す事なくそのまま向かってくる。優斗は体を捻らせ斬撃を上へと逃す。
優斗「ふぅ、なんだ今の斬撃は..........もしかして和人や春雪が言ってた心意の攻撃か!」
蒼汰「そうだろうね、初めて観たけど実感してわかるよ。あれは常識を覆す力だって事が」
優斗「だけど対処法は!」
蒼汰「身体の一部もしくは攻撃モーションで光った時!」
優斗と蒼汰は再び武器を構えるともう一度突撃していく。今度は身体の挙動を確認しながらの攻撃攻撃モーションに入ると優斗は距離をおき、蒼汰が銃による射撃で援護という形だ。
ATTACK RIDE SLASH
ATTACK RIDE DUAL BLAST
蒼汰はディエンドライバーをもう一つ召喚すると2丁拳銃スタイルで撃ち抜いていく。優斗はスラッシュを読み込み切り裂いていく。災禍の鎧llは防御の体勢をとると身体の中心にエネルギーをチャージしていく。
蒼汰「ッ!不味い!」
優斗「いかにもヤバそうな攻撃が来そうだな。」
蒼汰「優斗、引きつけられるかい?」
優斗「何かあるのか?」
優斗の質問に蒼汰頷く、優斗はそれを確認するとライドブッカーをガンモードに切り替え災禍の鎧llに向け発砲する。その間に蒼汰はインビジブルを読み込み姿を眩ませる。
優斗「コッチだ!かかって来い!」
優斗が挑発すると災禍の鎧llは顔を上げ優斗を捉えるとその溜めたエネルギーをレーザー砲にして解放する。
放たれた攻撃は優斗のいた場所とその後方に位置していた山を撃ち抜き一直線に伸びる。
撃ち抜かれた場所は抉れた様に削れた。射線上にいた優斗はレーザーに巻き込まれて
優斗「っぶなー!なんだ今のレーザー、これは心意の力か事前に聞いてて正解だったな」
いなかった。
優斗は攻撃が放たれる瞬間にクロックアップを使い攻撃を避けていたのだ。
優斗「それよりお前背中がお留守だぜ?」
ATTACK RIDE MAXIMUM BLAST
ATTACK RIDE MAXIMUM BLAST
優斗のその一言の後蒼汰は、一撃の威力を極限まで高める「マキシマムブラスト」を2枚それぞれディエンドライバーに読み込ませ、災禍の鎧llに向け引き金を弾く。
災禍の鎧llは爆炎に包まれる。蒼汰は優斗に合流すると手をブラブラと振りながら話す
蒼汰「これでかなりのダメージを与えた筈だ。煙が晴れたら状況を確認まだ動ける様なら一度撤退しよう。」
優斗「あぁ、わかった。お前ディエンドライバーは大丈夫か?」
蒼汰「少しオーバーヒートしただけさ。本物は少し時間を置けば使える、複製したやつは撃った瞬間に壊れたさ。」
そうして話していると煙が晴れてくる。そこには無傷の災禍の鎧llが立っていた。
優斗「あれを至近距離で受けて無傷かよ.........」
蒼汰「これは流石に厳しいね。一度退却を........ッ!」
優斗「蒼汰?ッ!?」
一度退却しようとした時違和感を感じた蒼汰と優斗。それは
生身の状態になった優斗と蒼汰、それに対して災禍の鎧llはゆっくりと距離を詰めていき2人の前に立つと見下す様に見続ける。決してすぐにはトドメを刺さない、狩りを楽しむハンターの様にジワジワと追い詰める様だ。
優斗「コイツ.........」
蒼汰「コッチがなにも出来ないと思って完全に舐めてるね.........」
反撃をしたい優斗と蒼汰だが、それに反して身体は動かないままである。地面に倒れ伏しなんとか動かそうとする。
そんな時優斗の手がピクリと動く、これには驚いたのか災禍の鎧llは表情こそ解らないが驚いた様に少し後ろに後退した。しかしそれは一瞬鎧はすぐさま優斗の手に足を置き踏みつけようとする。
優斗「うご.......け!........動け!..........動け!!」
優斗はこの理不尽の攻撃に抗う。
少しづつ身体が動こうとしている筋繊維の一つ一つに意思を送る様に未知の攻撃に争おうとする。
しかしそれよりも先に災禍の鎧llの足が優斗の動き始めた手に置かれる。
優斗はそれでも諦めない足を置かれても尚も争い続ける。災禍の鎧llは足に力を入れ優斗の腕をへし折ろうとする。
優斗「ここで.........終われるかァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
優斗が叫んだその時
クロウ「レーザーランス!」
クロウの叫び声と共に白い光が災禍の鎧ll目掛けて放たれる。
災禍の鎧llはその危険を察知すると2人の側から離れる。災禍の鎧llがいた場所に4人の人物が着地する。
優斗「和人!明日奈!」
蒼汰「シルバークロウにブラックロータス、まさかこの4人に助けられるなんてね」
優斗と蒼汰の元にシルバークロウが近づく
クロウ「メタトロン、この2人って今どんな状況なの?」
クロウがそう言うとクロウの肩の位置に小さな天使......メタトロンが降り立った。メタトロンは2人を見ると口を開く
メタトロン「この2人は心意の攻撃によって力の大半を奪われています。それに身体の自由意志も奪われていますね。」
クロウ「なんとか出来ないの!?」
メタトロン「可能か不可能かで言えば可能です。しかしそれには時間を要します。」
クロウ「わかった!僕達で時間を稼ぐよ!」
クロウはそう言うと和人達の元へと駆け寄っていく。優斗は手を握りしめ悔しそうな顔をしていた
優斗「すまない、お前達を動かすような事になってしまって........」
メタトロン「なぜ謝っているのか知りませんが僕や他の者達は謝罪を聞きに来たわけではないですよ。」
優斗「でもお前達にこの件を手伝って貰うのに意味は」
メタトロン「あぁもう!ウジウジとうるさいですね!仲間なのでしょう!ならば時には頼りなさない!」
蒼汰「まさか上位ビーイングの君にそんな思いがあったなんてね。クロウ達のお陰かな?」
メタトロン「そ!そのような事はありえません!これは......えぇ、そうです!主として!あくまで主として僕の行動や考えを参考したまでです!」
メタトロンは慌てたようにそう言っているが顔は赤く、背中の翼はパタパタと動いていた。
蒼汰(うっわ、わかりやすい〜。こんなの知って欲しいって言ってるようなものじゃん。)
優斗「そうか、春雪や黒雪もそれを聞いたら嬉しいだろうな」
蒼汰「・・・やっぱり鈍感主人公だね」
優斗「なんだよ?」
蒼汰「べっつに〜」
蒼汰は優斗の鈍感ぶりに呆れつつ春雪達の戦闘をみる。優斗も目の前で戦う4人の姿を目に焼き付ける。
SAO&AW組視点
災禍の鎧llと戦う和人達4人の戦士達。災禍の鎧llは腕を振り翳し攻撃をするが、それをブラックロータスが腕で受け止める。シルバークロウは翼を展開し接近すると右のストレートを叩き込み次に左の羽を少しだけ振動し軽く移動するとその移動で得た遠心力を使い左のストレートキックを叩き込む。
災禍の鎧は攻撃してきたクロウに狙いを定めようとしたが
明日奈「そこっ!」
明日奈が水色のエフェクトを細剣に纏わせると四連撃・・・カドラプル・ペインの素早い突きが災禍の鎧llの背中から襲い掛かる。体勢が崩れふらつく鎧の正面から
和人「ハァァァァ!!」
和人が同じく水色のエフェクトを黒い剣に纏わせ四角を描く四連撃・・・ホリゾンタル・スクエアを切り付ける。
そして和人は攻撃を終えると大きく跳躍する、そして跳躍した和人の後方では右手を構えるクロウと左手を構えるロータスの姿が確認できた。それぞれ青白い光と赤い光を纏っている。
クロウ「レーザーランス!」
ロータス「ヴォーパルストライク!」
2人は光線を災禍の鎧llに直撃させた、和人達は警戒を緩めず攻撃が直撃した鎧を見据える。鎧は膝をつき倒れているが倒したと言う感じではない、4人は再び攻撃を再開しようとしたが、災禍の鎧llは突如自身を中心に半径1mを黒い繭で包む。
動く気配の無いけどそれを観ているとメタトロンが終わったことを告げる。4人は繭を後回しにし撤退を開始する。
初回の戦闘では優斗と蒼汰は敗北をした