戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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終わりと始まり、新たな物語

 

 災禍の鎧llを倒し本部へと戻ってきた優斗と蒼汰、ジオウは倒した後用事があると言ってそそくさと逃げて行った。

 2人は力を取り戻した事を確認するとカーテンを出しS.O.N.Gへと帰還した。

 

優斗「今戻った」

蒼汰「戻ったよ」

 

2人が発令所に戻ると同時に

 

装者+α「優斗さーーーん!!!

優斗「は?ぐふぅ!」

 

 優斗に告白をした装者達が優斗に飛びついて来たのだ、全員に押しつぶされ優斗は身動きが出来ないでいた。しかし装者達はお構いなしに心配事を言っていく

 

響「急に動かなくなって心配しましたー!」

クリス「もう大丈夫なんだよな!」

翼「脈拍安定.......うぅ、優斗さん」

奏「心配かけんじゃねぇよ!あたしは.......もう失いたく無いんだ........」

優斗「いや.......その前に.........」

 

 優斗は潰されているので退いてもらおうとしたが遮られる

 

マリア「生きてる...........良かった.........」

セレナ「優斗さん.........心配しました..........」

切歌「無事で良かったデス〜!」

調「グスッ........安心した」

優斗「あのな.........だからちょっと.........」

 

 もう一度頼もうとする優斗しかしそうはいかないのが現実

 

サンジェルマン「優斗さん.......居なくならないで.......」

キャロル「生きてる、良かった........本当に良かった」

未来「うぅ........優斗さん無事で安心しました。」

優斗「待ってくれ........少し離れてくれ」

全員『やだ........(デス)』

 

 ようやく言えた優斗、しかし全員がそれを拒否。

蒼汰はそれをみながら携帯で写真を一枚撮る。そして少し移動すると椅子に腰掛ける。

 

蒼汰「全く、君をみてると飽きないね.........」

プレラーティ「お疲れ蒼汰、怪我は?」

蒼汰「特には........」

 

 蒼汰はいつも通りの口調でそう答えるが、プレラーティは蒼汰を少し見るとため息をつく

 

プレラーティ「はぁ.......嘘をつくなら肩で息するのをやめなさい。」

蒼汰「.......ふぅ、よく気がついたね。バレないと思ったんだけど.......」

プレラーティ「()()含めて長い付き合いだからね、」

蒼汰「そうだね.........」

 

 小声で話してくるプレラーティに蒼汰は微笑む。

 

プレラーティ「取り敢えず治療するわよ」

蒼汰「・・・・・・自分で出来るよ。」

プレラーティ「良いから来なさい、丁度試したい物があったし」

蒼汰「君のモルモットになるつもりは無いんだけど!」

プレラーティ「良いから来る」

 

その後蒼汰は、プレラーティに無理矢理連れて行かれとある一室からは男性の叫び声が聞こえたとか

 

 

 

 

 

 

 

 それから1週間優斗は検査や休養を行いようやく自由の身になった。その間は潜水艦に住み、装者達にお世話をされそうになったがなんとか拒否和人達には話し相手や揶揄われたが生活は充実していた。

 そして1週間ぶりに写真館の家に帰るのであった

 

優斗「エントランスとかは響達や和人達が綺麗にしたって言ってたけど、俺の部屋の方はやってないだろうし先ずはそっちを先に.......」

 

 優斗は写真館に入り応接室に向かった時目の前に

 

ジオウ「あ!おかえりなさい、ようやく帰ってきた〜」

 

 変身をしていない生身のジオウが椅子に座り紅茶を飲んでいた。しかも少し前に買ったちょっと高めのやつ。

 

優斗「はぁ、それでお前は今まで何してたんだ?」

ジオウ「あれ?俺が此処にいる事に疑問に思わないんですか?」

優斗「先ずはコッチの質問に答えろ」

ジオウ「了解、えっとですね........」

 

 そう言ってジオウは話し始める、あの後優斗達と別れジオウは災禍の鎧llと同じようなものがないかを調査、特に異常は無かった為日本に帰還し3日の間は海外を飛び回りアルカ・ノイズを対処しその後は写真館に寝泊まりをしていたようだ

 

優斗「前からアルカ・ノイズの反応が特に感じられなかったのはお前が倒してたからなんだな。」

ジオウ「はい!俺は体力に余裕がありましたし皆さんには休んでて欲しかったので」

優斗「そうか、ありがとうな」

ジオウ「えへへ、それ程でも」

 

 ジオウは照れながら頭をかくがジオウは先程の質問を再びする

 

ジオウ「それでどうして俺が此処にいても特に疑問に思わなかったんですか?」

 

 その質問に対して優斗はやれやれと言った感じで答える

 

優斗「あのな、別に家族が家に居ても別にどうも思わないだろ?」

ジオウ「あぁ、成る程.........って!えっ!?」

優斗「そうだろ?」

ジオウ「えっと......いつから?」

優斗「共闘し始めた時はまだ確信持てなかったが、俺が意識を失ってる時に精神世界で答えに辿りついてな」

 

 ジオウは頭を抱えて「マジか〜」と言うそしてジオウは頬を叩き此方を振り向く

 

優輝「そうです、俺は未来から来た貴方の息子です。名前は神風(かみかぜ) 優輝(ゆうき)って言います」

優斗「優輝か.......俺がつけそうな名前だな」

優輝「俺、父さんには感謝してるんです。俺がジオウになろうと思ったのも父さんや叔父さんの言葉のおかげなんです!」

優斗「叔父さんって言うと蒼汰の事か。」

優輝「蒼汰さんもうそうですけど、龍樹叔父さんにも感謝してます!」

 

 優輝の一言に優斗は思考が一瞬停止する。それは未来で龍樹が優輝に対して師匠の様な立ち位置にいると言うことなのだ。

そして龍樹がいると言う事は

 

優斗「なぁ、もしかして鏡香もう未来で?」

優輝「はい!鏡香さんも一緒に来ますよ。勇さんもそうですし、他にも........」

優斗「待て、待ってくれ!それ以上俺に情報を流さないでくれ頭がパンクしそうだ。」

優輝「そう?」

 

 優斗は自分が選んだ未来とは言え少し不安になって来るのであった。その間優輝はタイムマジーンを呼び出した

 

優輝「俺は未来に帰るよ、やらなきゃいけない事が沢山あるし」

優斗「そうか、未来でも頑張れよ。俺もお前がいる未来に絶対に向かってみせる。」

優輝「待ってるよ!父さん!」

 

 優輝はそれだけ言うとタイムマジーンに乗り込み時空ゲートを出現させ未来へと帰って行った。

 

優斗「さて、俺も答えを言わないとな」

 

 

 

 

 

 

 

 潜水艦に戻った優斗は自分に告白してきた人物を全員誰もいない食堂に集めた

 

響「優斗さん話ってなんですか?」

奏「全員集めてなんかあったのか?」

 

 優斗は一呼吸をすると全員を見据えて話す

 

優斗「俺はお前達が好きだ」

 

 優斗のその一言に全員が一瞬止まった、しかしその後荒波のごとく荒れ始める。

 

クリス「な!ななななな!?///」

翼「優斗さん!?///」

奏「おまっ!///」

響「うえ!?え、えへへへへ///」

未来「優斗さん///」

マリア「っ!?///」

セレナ「ふえ!///」

切歌「デッ!?///」

調「......恥ずかしい///」

キャロル「はぅぅ......///」

サンジェルマン「そう......なのね......///」

 

 全員は顔を赤らめ恥ずかしそうにする者嬉しがる者といた。しかし優斗は更に言葉を続ける。

 

優斗「でも俺は誰か1人を選ぶことが出来ない優柔不断な人間なんだ、俺は誰か1人じゃなくて皆が好きなんだ。だから......」

響「えっと優斗さん」

 

 続けようとする優斗に響は声をかける、優斗は下を向いていたが顔をあげると告白してきた人物達は呆れたような顔になっていた。

 優斗はなぜ呆れられているのかわからずにいると今度は未来が話す。

 

未来「優斗さんってもしかして私たちの中から1人を選ぶ予定だったんですか?」

優斗「え?だって世間一般では一夫一妻だろ?」

 

この言葉に全員がため息をついた

 

優斗「なんでため息を吐くんだよ!」

奏「コイツ.......いやまぁ普通はそうなんだけどな」

翼「ふふふ、でも優斗さんらしいです」

クリス「こればかりは呆れるな.......」

マリア「でもそう言うところも」

セレナ「好きになった所なんですよね」

切歌「優斗さんらしいのデス」

調「でも、真剣に考えてくれたことはうれしい」

キャロル「なんだか、こうなる様な感じはしてましたね」

サンジェルマン「本当ね」

 

 優斗は訳が分からず未だに頭の上に?マークを浮かべる、そんな優斗に未来と響は話す

 

響「実は私達も話し合ったんです、どうすれば優斗さんが答えを出してくれるか。」

未来「でも答えが出なくて、そんな時もう1人の響がきた時があったじゃないですか。」

優斗「あぁ、龍樹の所の.......そう言えば途中でお前達で話してたな」

 

 優斗は龍樹がこっちの世界に来ていた時の事を思い出す。

 

響「その時に優斗さんの性格も踏まえてアドバイスを貰ったんです。」

未来「私たちの中から1人を選んで辛い思いをするなら全員を愛してもらおうって」

優斗「・・・・・・・・・・・え?」

 

 驚きのあまり数秒間思考停止していた優斗、すぐに再起動するも状況に追いつけていない。それを理解して響と未来が言う

 

響「ですから優斗さん」

未来「私達全員を愛して欲しいんです」

優斗「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??

 

優斗の絶叫がよく響いた。

 

優斗「いや待て!え?はぁ!?それで良いのか!?」

 

優斗は他の人物達を見るが全員頷く、流石にそれは不味いと思って言おうとしたが今度はスピーカーから声が聞こえた

 

弦十郎『話は聞かせてもらった!』

優斗「弦さん!?」

弦十郎『俺が親父や兄貴に掛け合ってやる!だから重婚の事は気にするな!』

優斗「なんでだよ!そこは止める立ち位置だろ!」

 

 弦十郎と言うストッパーに少し期待した優斗だが、弦十郎はストッパーの役割を放棄し逆にブレーキをぶっ壊してきた。

 

了子『ようやく恋が実ったわね皆♪』

優斗「了子さん!?」

了子『これで私も安心してこっちの事に専念出来るわ』

優斗「ん?こっちの事?」

 

 了子の一言に優斗だけで無く装者全員が首をかしげる、そんな中了子は衝撃のカミングアウトをした

 

了子『あ!そう言えば言ってなかったわね、私妊娠してるのよ』

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

 どうやらスピーカー向こうの職員たちも知らなかったらしく全員が驚きで叫んだ。

 

この日この世界では2つのビッグニュースが出た。

1つ目が優斗の告白、これにより全員と付き合う事になった事。

2つ目が了子の妊娠、これにより了子は仕事場にきても暫くは職員全員から手厚いサポートを受けた。

 優斗は写真館に戻ってからも異世界から来た和人や明日奈に結、更にユージオやアリスにユウキ、そして春雪に黒雪にメタトロンに全員と付き合った事に対してお祝いされた。

 

優斗「もう......なんなんだよ.........」

 

 

 優斗はその日夜中に写真館から出かけラーメンの屋台にきていた。醤油ラーメンを食べているといつの日か出会った男性に遭遇した。

 

???「おや、久しぶりだね。」

優斗「あんたは.......」

???「ふむ、どうやら大きな戦いを乗り越え更に力を増したようだ」

 

 そう喋る男性に優斗は箸を止め質問する

 

優斗「なぁ、アンタは一体何者なんだ?」

ヒースクリフ/茅場昭彦「おっと私とした事が自己紹介を忘れていた。私の名はヒースクリフ、もしくは茅場昭彦(かやばあきひこ)と呼んでくれ。」

優斗「だったらヒースクリフって呼ばせてもらう。それでヒースクリフアンタももしかして」

ヒースクリフ「あぁ、察しの通り私も異世界の者だ。キリト君.......いや和人君や明日奈君と同じ世界からの漂流者だ。」

優斗「和人達の.........」

ヒースクリフ「私はかつてその世界で和人君と命を掛けた戦いをした。そして私は敗れたのさ。大将ラーメンを1つ」

優斗「・・・」

 

 優斗は無言でディケイドライバーを構えた、しかしヒースクリフは待ったをかける

 

ヒースクリフ「待ちたまえ、私に戦う意思はない。それにあの世界ではお互いに全力でぶつかり合った、それだけで十分だ。私がなぜこの世界で肉体を持ち再び生まれたのかはわからない、だがそれならば私はこの2度目の生を謳歌しようと思っている。」

優斗「・・・アンタは一度死んだのか?」

ヒースクリフ「彼との戦いに敗れた私は自分の脳を焼き殺したさ。しかし電脳空間で私は生き延びこれからの世界を見届けようとしていた。しかしある時私はこの世界に降り立った。」

優斗「そうか、悪い事をしないなら好きに過ごしてくれ。だが敵となった時は」

ヒースクリフ「わかっているさ、私も破壊神とは敵対したいとは思っていない」

 

 優斗はヒースクリフを睨みつける、ヒースクリフは涼しい表情で受け流しラーメンを食べ始める。

 その後は特に話す事もなく食べ終えた優斗は写真館へと帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 優斗は和人達異世界組を集めシミュレーションルームに集まる。

 

優斗「よし!じゃあ今から俺とお前達で模擬戦と行こうぜ」

和人「おっ!良いな!実はまた戦ってみたいと思ってたんだ」

明日奈「そうね、この間は途中で終わっちゃったし」

ユウキ「よーし!やっちゃうぞ!」

クロウ「ぜ!全力で行きます!」

ロータス「良いだろう絶対切断(ワールドエンド)の切れ味その身を持って受けてみよ」

アリス「やるからには全力です!」

ユージオ「負けないよ!」

 

 優斗はデザイアドライバーを装着しXギーツバックルを分離し左右のスロットに装填する

 

X GEATS

 

BLACK OUT

 

優斗「変身

 

REVOLVE ON

 

DARKNESS BOOST

 

X GEATS

 

 Xギーツへと変身した優斗はギーツバスタークロスとクロスレイジングソードを構える。

 

READY FIGHT

 

 その掛け声と同時に全員が動き出す。

 

和人「よし!行くぜ!」

明日奈「このスピードについてこれる!」

ユウキ「よーし!いっくよー!」

クロウ「着装!ルシード・ブレード

ロータス「さぁ........行こうか!」

ユージオ「アインクラッド流剣術!ソニックリープ!

アリス「騎士の誇りにかけてあなたを倒しましょう!エンハンスアーマメント

 

 向かってくる異世界組に対して優斗は二振りの剣を構え

 

優斗「かかって来いやぁぁぁぁぁぁ!

 

 と叫び相対するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これにて異世界からの闇は払われ世界には一時の平和が訪れる。しかし優斗達の物語は終わらない、これからも続いてゆくだろう。

 

 

異世界漂流者編 〜Fin〜




異世界漂流者編これにて完結!

 いや〜初めてオリジナルの長編を作りましたけど難しいですね。何度構成に苦悩したことか、他の小説もあるのにオリジナル長編は熱出るってw

仕事も忙しく他の小説も作っていて不定期な更新になっていますがこれからも続けて頑張っていきます!



因みに次回はコラボを考えてます。お相手はその時までのお楽しみで♪
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