Bクラスのリーダーが千尋ちゃんだとわかった私は、その足でCクラスへと向かうことにしました。
ちなみに原作通りでいくと、Cクラスは全てのポイントを使ってバカンス中のはずです。そして、Cクラスのリーダーは龍園くんとなっています。
現時点で龍園くんがリーダーかどうか確かめる術はないのですが、お話ししたいこともあるので様子を見に行こうと思います。
「とうちゃく!」
Cクラスの拠点はここ、ビーチです!
白い砂浜、青い海。なんとも羨ましい光景です。
「よお、栞じゃねえか」
「龍園くんこんにちわ。遊びにきましたよっ」
私はビーチで横になっている龍園くんに近づきました。
「ククク、そりゃあいい。好きなだけ遊んでけ」
「いいんですか?本当に遊んでいきますよっ?」
「ああ、構わねえさ。食料も腐るほどあるしな。
おい、石崎!栞に飲み物もってこい」
石崎くんが冷たいお茶を持ってきてくれました。
「石崎くん、ありがとうございます」
「おう」
私は龍園くんと少し話をした後に言います。
「じゃぁ龍園くん、私はひよりちゃんのところに行ってくるね」
私は龍園くんの元を離れてひよりちゃんのいるところに向かいます。
ひよりちゃんは砂浜にシートを敷いて、その上にジャージ姿で座りながら本を読んでいました。
「ひよりちゃん、遊びにきたよぉ」
「栞ちゃん、お久しぶりです」
ひよりちゃんは無人島でもいつも通りのほほんとしてますねっ。
私はひよりちゃんの隣に座りました。
「ひよりちゃんは海に入らないの?」
「わたし……泳げないんです」
えっ、そうなの!?
ここはお姉さんが泳ぎを教えてあげるべきですね……
「ひよりちゃん、私が教えてあげるよ!」
ひよりちゃんは迷いながらも本を閉じました。
「……栞ちゃんがそういうのでしたら」
私たちはさっそく水着に着替えるため、龍園くんのところに行きました。
「龍園くん~水着貸してぇ」
「あ?なんだひより、海に入んのか?珍しいこともあるもんだな」
「はい、今日は栞ちゃんがいますから」
「龍園くんも一緒に遊ぶ?」
「オレはいい。好きに遊んでろ」
龍園くんはCクラスの物資が置いているテントから
「ククク、これでも使え」
といくつかの遊び道具をくれました。
私は白と黒のビキニを手にとって、ひよりちゃんと着替え用のテントに向かいました。
ちなみに私、海は初めてです!!
本の中ではまず日焼け止めをお互いにぬって、水をかけあって、というのがよく見かけるシーンでしたね。
……ここは私がリードしなくては。
「じゃぁひよりちゃん、日焼け止めぬってあげるから横になってね?」
私は先ほど龍園くんからもらったローションマットを砂浜に敷いて、そこにひよりちゃんをうつ伏せで寝かせつけました。
なんで龍園くんはこんなもの購入してるのでしょう?
いえ、深く考えるのはやめておきましょう……
私はうつ伏せに寝ているひよりちゃんのビキニの紐をほどきます。
「ひよりちゃんいくよぉ?」
「はい、栞ちゃん。よろしくお願いします」
私はひよりちゃんの背中に日焼け止めのローションをどばどばと垂れ流しました。
「っつ、栞ちゃん。冷たいです……」
ひよりちゃんはぴくっと体を反応させていいます。
「あっ、ごめんねっ。じゃぁぬるね」
私はひよりちゃんの背中の上に手のひらを乗せてまんべんなくぬってあげます。
背中から滴るローションがマットへと流れていきます。
「んっ、栞ちゃん。くすぐったいです……」
ひよりちゃんは首を後ろに向けて私に振り向き、困ったような顔をしながら言います。
「もうちょっとだから我慢してねっ?」
私は無意味に人差し指で背中をすーっと上から下に撫でたり、脇腹に優しく手を這わせながら思います。
「ふふっ、ちょっと楽しくなってきました」
ひよりちゃんが顔を赤くして、頬を膨らませながらこちらを見ています……
どうやら心の声がもれてしまったようです……
気を付けましょう。
ひよりちゃんに日焼け止めのローションをぬり終わると、今度は私がマットへとうつ伏せで寝ました。
「栞ちゃん、いきますね」
「うんっ、お願いします」
ひよりちゃんは私のビキニの紐をほどいて、ローションを流しました。
背中に感じるひよりちゃんの手が暖かくて心地よいです。
「栞ちゃん、先ほどはずいぶんと楽しそうでしたね……」
私が振り向いてひよりちゃんの顔を見ると、笑顔のはずなのに、私の体はぴくっと反応してしまいました。
「……栞ちゃん。ちゃんと終わるまで、我慢してくださいね?」
「え?待って、ひよりちゃ…ん。そこは、ちがっ、やっ…ダメっ…ら……」
こうして私たちの夏は続くのです