転生先は大好きな世界でした   作:Monburan

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ぴょんぴょん

「……月野さん、おはよう」

 

「おはよう、佐倉さん」

 

無人島試験が終わって2日目

 私は今、目を覚ましベッドから起き上がったところです。

 

原作通りでいくと明日、試験についてのメールが携帯に届き。明後日から試験が開始となります。

 せっかく豪華客船に乗っているのに遊んでいられる時間が全然ありません……

 次の試験はできるだけはやく終わらせて遊ぶ時間を作りたいです!

 さて、そんな試験のお話はまた明日するといたしましょう。

 

 

 

今日は豪華客船の中をうろうろしたいと思います!

 たまには一人行動も大事ですよねっ。

 

あっ、ちなみに佐倉さんはルームメイトさんです!

他にも王 美雨(ワン メイユイ)ちゃんと井の頭心ちゃんがいます。

 

王 美雨さんは、みんなからみーちゃんと呼ばれていて中国からきた少女ですが日本語は堪能です。

 心ちゃんはみーちゃんと仲良くて表裏がなくて話しやすい人です。

 

 

私が起きたのは朝の10時……

 ちょっと寝過ぎてしまいました。

 昨日はあのあと、更に2時間ほど初めのビリヤードに没頭してしまい、20回目にしてようやく一回勝てました、次はもっとがんばります!

 

私が起きたときには部屋には佐倉さんしかいなくて、二人はどこかに出掛けてしまったようです。

 私もお出掛けすることにしましょう!

 

「月野さんおはよぉー」

 

「おはよぉー!」

 

「月野おはよー」

 

「おはよぉー!」

 

船内を歩いていると旅行前よりも多くの人に挨拶されるようになったことを感じます。

 私がAクラスに移動してリーダーとして頑張ったことは噂で既に広まっているようで、仲良くなったAクラスの人はもちろん、他のクラスの人からもたまに挨拶されます。

 ぼっち生活だった私にとってはすごく嬉しいです!

 

現在2年生の副会長。南雲先輩は、すでに2年生の半数以上を実質掌握していると原作でもありましたので、この先の学年対抗が来たときのためにも知名度はあるに越したことはありません。

 

とことこと歩いていると、ゲームセンターのようなところに辿り着きました。

 UFOキャッチャーや、なにやらよくわからないゲームまで色々なものが置いてあります

 そんなUFOキャッチャーのところに髪をぴょんぴょんさせながら頑張っているみーちゃんがいました。

 

「みーちゃぁん!」

 

私はみーちゃんのツインテールを両手で掴みながら話しかけます。

 

「みぃ!?」

 

うりうりっ!

この触り心地がくせになります。

 

「このぬいぐるみがほしいの?」

 

みーちゃんはがんばってUFOキャッチャーの熊のぬいぐるみを取ろうとしていたようなので聞いてみました。

 

「……うん、とりたぃけどとれない。けど諦めたくない」

 

ふふっ、ここはお姉さんに任したまえっ。

 

「私がとってあげるっ!」

 

私は学生証をピッと機械に押し付けてUFOキャッチャーの操作をします。

 

「これが横で、これが縦で……」

 

よし、やり方はわかりました。

 あとは時間の問題です!

 

 

「……ふぅ、難しいですね」

 全然とれる気がしません……

 けどみーちゃんはずっと熊を見ています。

 今さら取れないとか言えません……

 

私は操作を始めます。

 次こそは……あっ、失敗しました。

 ちょっと離すのが早かったです。

んっ?足を掴んで、持ち上がって……

 とれた……

 

 

「とれたっ!」

 

 

ちょっと納得いきませんが……

 みーちゃんが嬉しそうな目をしながら見つめてきます。

 私はとれた熊のぬいぐるみをみーちゃんに渡します。

 

「栞ちゃん、ありがとう」

 

「どういたしまして」

 

みーちゃんは髪をぴょんぴょんさせながら喜んでいました。

 

 

 

こうして私の旅は続くのです

 

 

 

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