千尋ちゃんとの遊園地デートが終わって次の日、私はベッドで丸くなりながら昨日の出来事を思い出していました。
「ち、千尋ちゃんとちゅ、ちゅーしてしまいました……」
よく考えてみたら私、初めてでした……
なんか気がついたら終わっていたというか、むしろ気がついたら始まっていたというか……
……うぅ、あの光景が頭から離れません
とにかくこんな日は気持ちを落ち着けるために癒しを求めて、猫カフェにでもいきましょう。そうしましょう。
そして私は現在、猫カフェに向かって歩いています。確かこの辺りにあったはずなのですが……
「あ、あれですねっ」
猫カフェに入ると猫がいっぱいです!
触り放題~撫で放題~
私が猫を追いかけて遊んでいると、目の前に大きな猫がいたので捕まえました。
「みぃぃぃぃ!?」
「あれっ、みーちゃんだ」
「そぉだよ!猫じゃないよ!?」
大きな猫はみーちゃんだったようです。
「みーちゃんも猫好きなの?」
「ふふぅ、私は可愛い動物が好きなんです」
みーちゃんも可愛い動物の仲間だと思うんだけど……
とりあえずせっかくなので一緒に猫と遊ぶことにしました。
『にゃぁ』
「おぃでー」
わたしは猫じゃらしをふりふりさせながら猫に癒されてました。
みーちゃんの頭の上にも猫が乗っています。
どうやら仲良くなれたようですね。
ふぅ……だいぶ落ち着いてきました。
やっぱり猫は癒されますねっ。
一匹くらい連れて帰りたいです……
「みーちゃんそろそろ時間だけど帰るー?」
「うん、帰るよぉ。帰りたくないけど、仕方ない」
みーちゃんはお店を出ようとしていました。
みーちゃんその頭の上の子は置いてかなきゃダメだよ……?
みーちゃんと猫カフェを出た私はそのままみーちゃんとお買い物をしていました。
そこでふと、置いてある白熊のぬいぐるみを見て、急に原作での出来事を思い出しました。
あれっ、確か原作でこの頃に心ちゃんの誕生日があって、山内君がプレゼント渡そうとするシーンがあった気がします……
「ね、ねぇ……みーちゃん?」
「んっ?なに?」
「心ちゃんの誕生日っていつ?」
「……」
「いつ?」
「今日……」
だ、だよね!?やっぱり!!
「ど、どぅしよぅ、栞ちゃん。わ、わたし……」
みーちゃんは動揺して今にも泣きそうな顔になっています。
「大丈夫、まだ間に合うから!」
確か原作情報によると心ちゃんが好きなのはこの白熊シリーズのはずです……
ぬいぐるみとあとこのペンケースがいいかな。
「とりあえず、私とみーちゃんでこの白熊のぬいぐるみと白熊のペンケース買ってこ?で、誕生日をお祝いしてあげよう!」
「う、うん!する、お祝いするよ!」
私たちは急いでプレゼントを買って心ちゃんの部屋に行きました。
『心ちゃん誕生日おめでとう!!』
私とみーちゃんは心ちゃんに白熊をプレゼントします。
「覚えてたんだぁ、びっくりだよぉ、私ね、白熊好きなんだぁ」
心ちゃんは白熊を抱きしめながらとても喜んでくれて、私とみーちゃんは目を合わせて微笑みましたっ。
そんな心ちゃんの誕生日会は深夜遅くまで続くのでした。
こうして私たちはまた1つ大人になっていくのです