Fate/GrandOrder とある『人類悪』の歩む道 作:閃刀姫使いアルジェ
「みんな。次の聖杯の位置が特定できたわ。次はフランス、オルレアンよ。」
オルガイツカ・アニムスフィア所長の指示によって次のレイシフト先はフランスのオルレアンとなる。
「ちょっとまった!!!私の名前止まらない人になっているじゃないの!私はオルガマリーよ!」
訂正。オルガマリー所長の指示以下略。
レイシフトするのはマスターである立香、マシュ、ルギア、キャストリア、愛歌となった。
「あれ?負ける気しないんですけど?」
所長はそう呟く。何せ『人類悪』が2人いるから。
ちなみにクー・フーリンはお留守番
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その頃のオルレアン。とある城。ここには聖杯を持つ聖女。いやジャンヌ・ダルク・オルタが
「あ〜ジル〜その本とって〜。」
「わかりましたぞ聖女!」
むっちゃだらけていた。
「あ〜あの女に復讐するとか言っときながらやる気出ないのよね〜。それもこれも全部ファヴニールが悪いんだからね〜。」
寝っ転がりながら言っているので違和感半端ないが言われた本人は至って真面目に
「すまない。どこか俺は悪いことをしていたのだろうか。」
と、返している。その手には美味しそうなホットケーキが乗った皿が2つ。その光景にジャンヌ・オルタは違和感を隠しきれない。それがファヴニールに伝わったのか、
「???すまない、どうかしたのか聖・・・ジャンヌ・オルタ。」
と、自分に非があるかのように振る舞っている。というか本当に自分に非があると思っているようだ。
「いえ、ファヴニール。貴方の力で私たちはこうやってだらけているのですよ。あ、このホットケーキ美味しい。ちょっと甘いのが難点だけど。」
実際ジル曰く、聖杯を使ってジャンヌ・ダルク・オルタを作り出してフランスに復讐するつもりであり、私を作り出した後はファヴニールを呼んで成功した結果今の状態にある。ファヴニールの持つほのぼのさにやられて私もジルも復讐をやめちゃった。ジルーに至っては『キャスター』から『セイバー』へクラスチェンジしちゃう程に。
「妹〜いますか〜?」
「妹じゃない!」
・・・そしたら聖女サマがやって来てしまった。
「おや?ジーク君!私の分のホットケーキは・・・?」
「すまない、直ぐに作ろう。」
かの聖女サマはファヴニールのことをジークと呼んでいる。そしてファヴニールの方も満更ではない様子。どうも別の聖杯戦争で会ったことがあるらしい。
・・・ファヴニールって邪竜よね?なんで聖女サマと会ってんのよ!!!しかもファヴニールは私のことを気にかけてくれているけれどどっちかと聖女サマのほうに気が入っている。最近ではジルとあの2人の聖杯戦争時の関係について話している。
私はマスターとサーヴァントだったと思っているけれどジルは「絶対ジャンヌが暴走して子作り発言していそうですよ!」と、自信満々に言っている。(この時は知らないがマジで発言しちゃってたと知った時。私とジルの腹筋は死んだ。)
そんな平和にのほほーんと過ごす日々は楽しい・・・
「おや?イレギュラーがこの世界に入り込んだ?」
その言葉で全員が戦闘態勢に入る。我々の平穏を守るため!イレギュラーからこの平和を守るため!イクゾ!!!
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レイシフトしたカルデア一行。レイシフト先はフランス、オルレアンの上空約3000メートル程です。
「「きゃあああ!!!」」
実に女の子らしいマシュとキャストリア。キャストリアに至ってはスカートを抑えている。まさに完璧。ビューティフォー。一方・・・
「ぎゃあああ!!!」
実に女の子らしからぬ悲鳴を上げる立香。女子力とか大丈夫か?
「いやしかし、上空3000メートルか、マスターマズくね?」
「そうね。未来を見ていないのに誰も助けなければ挽肉になる未来が見えたわ。」
冷静に判断する2人。しかし助けるのは面倒くさい模様。それどころかマスターを助けられる程の能力を持ちながら助ける気がないようだ。
マシュが立香を抱え、キャストリアは魔法で着地の衝撃を殺し・・・川に落ちた。
あとの2人はルギアが愛歌をお姫様抱っこをして綺麗に地面に着地した。そしてドヤ顔を2人して決めている。
それを冷える体の中、最後に見た立香は言った。
「アンタら覚えていろよ?」
そして立香は気絶した。
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「う、ううん・・・は!」
「先輩!起きたんですね!」
起きた立香の前にはマシュ、そしてキャストリアに怒られている2人。
「マスターは生身なんですよ!何やっているんですか!」
「「スミマセン…」」
ここで立香は疑問に思う。「なんで『人類悪』が素直に怒られているの?」
その問いにマシュが答える。
「なんでもキャストリアさんにルギアさんは昔お世話になった人。愛歌さんは友人に似ているからだそうです。」
まぁ自業自得だ、と割り切りマシュと話そうとすると、Dr.ロマンからの通信が。
「立香ちゃん大丈夫かい?風邪引いていないかい?」
Dr.ロマンの心配する声。しかし、立香はそれに気にせず、気になったことを聞いた。」
「ドクター?その口元の黒いのは?」
「・・・」
Dr.ロマンは答えられずにいる。相当汗をかいていて、焦っている。目は明後日の方向へ
「ある職員が作ったチョコレートケーキよ。美味しいわよ。5人分取ってあるからね、安心して。」
そこで所長のネタバレ。5人はキレる。
「ああ?こちとら苦労しているんだぞ!?」 立香の叫び。
「ドクター、酷いです・・・シクシク」 嘘泣きするマシュ。
「私のは大盛りで!!!」 論点が違うキャストリア。
「チョコレートケーキをレイシフトできないの?」 ちょっとぶっ飛んだ疑問を向ける愛歌。
「・・・甘さ控えめで。」 ちゃっかり自分の好みを伝えるルギア。
その声に応えて所長は答える。
「本当は帰ってきてから食べるものだったのに・・・仕方ないわね。」
「ちょっちょっと待ってマリー!!!」
「お願い!えm・・・プツン」
Dr.ロマンはこれ以上まずいことを言われないように通信を切った。そして5人は後でドクターぶっ飛ばすと決意を固めた。
次回
ドクター死す
デュエルスタンバイ!