インフィニット・ストラトス略して「IS」と呼ばれる物が有名になった事件「白騎士事件」による女尊男卑の世になりある少女は実姉が開発して公表したということだけで国による保護プログラムによって家族・友人と離れ離れに生きて行くことを余儀なくされたのであった。
「こんな生活やだよ・・・」
「(また、あの子泣いてるよ)」
「(ふん、あいつの姉が作ったISの所為でこっちは肩身が狭くなっちまったってのに)」
日本のとある場所に建てられたマンションでインフィニット・ストラトスの開発者の妹ということだけで軟禁生活を余儀なくされた長い黒髪をポニーテールに束ねた少女の名は「篠ノ之箒」といい親しかった幼馴染み達とは離れ離れとなり日々心無い陰口を叩かれてしまい精神的に不安定になっていた。
その日の夜も泣いていていると扉の外では監視目的で警護している政府のSPは陰口を叩いていたのであった。
「この石、光ってて綺麗(こんな世界、もう嫌だよ‼)」
その時、窓の外から強い光を放ちながら目に前に飛んできた水色の宝石を手に取った箒は物珍しそうに眺めていた時に箒はこのような世界はもう嫌だと願ってしまったのである。
「え、何‼ きゃあっぁぁぁ‼」
宝石は箒が願ったことにより更に強く光り出しそのまま箒を包みこんでしまい箒は姿を消してしまったのであった。
「おい‼ これはどういうことだ‼」
監視していたSP達は手当たり次第に捜索したが篠ノ之箒の姿はもう既になかったのだから、そう世界から消えたのだから。
「大変だ‼ ちょっと来てくれ‼」
「どうしたの? あら! 大変‼ とりあえず保護しないと」
並行世界にある日本の海鳴町に住んで居る高町一家はいつも通りに大黒柱である高町士郎が出かけようと玄関の扉を開けた瞬間、光が舞い降りてしばらくすると篠ノ之箒が現れたことに驚き、妻である桃子を含む家族一同を呼んだのであった。
「ん~、ここは?(知らない天井だ)」
「あら、気が付いたのね‼」
「来ないで‼」
「無理もない、キミはこの家の前で倒れてたんだよ。そうだ、自己紹介がまだった、高町志郎、この家の大黒柱で、こっちが妻の」
「桃子よ」
「え?」
高町家のベッドの上で箒は目が覚めると自分が居た部屋ではないことに気が付いたのだが、高町夫妻が箒が気が付いたところで部屋に入ってきたので箒はひどく怯えてしまったので高町夫妻は自己紹介をしたのであった。
箒は敵意がないことを示してくれた高町夫妻を見て落ち着きを取り戻したのであった。
「キミの名前は?」
「篠ノ之箒です」
高町士郎は箒に名前を訊ねると素直に名前を名乗ったのである。
「キミはどうしてこの家の前に倒れてたんだい? 無理に話さなくても・・・」
「話します、全部ありのまま」
箒は高町夫妻に今までのことを包み隠さずに全て話したのであった。
たとえ信じてくれなくても箒は藁にすがる気持ちで打ち明けたのであった。
ISのこと、白騎士事件のこと、そして実姉であるISの生みの親である天災兎「篠ノ之束」のことも全て
「酷い‼ こんな小さな子を‼」
「お姉さんが悪いのに、この子には何も罪はないのに‼」
「では・・・」
話を聞いた高町夫妻は最初は信じられなかったが嘘ではないのであろうと受け止めてくれたが箒は部屋を出ようとしたが、
「箒ちゃん、行くとこないんでしょう?」
「そうだな、どうだこの家に住んでみないか? なのはに妹が出来たんだしな」
「え?」
「箒ちゃんがいいなら」
高町夫妻は見捨てることが出来るはずもなかったのだから、箒を養子に迎えるつもりだったのだろう、箒は振り返り、
「不束者ですがお願いします」
「よろしく、箒ちゃん‼」
こうして篠ノ之箒は持っている宝石がとんでもない代物だということを知る由もなかったのだから。