異形の存在と戦う覚悟を決めたなのはと巴はまさか変身できるとは思ってなかったので驚いていたがそんなことを言っている場合ではなかった。
異形の存在が攻撃を仕掛けて来た瞬間、
「大丈夫、お姉ちゃん?」
「え? うん、大丈夫」
「(見えなかった)」
巴は反射的に抜刀しまるで豆腐を切ったように簡単に切り裂いてなのはとフェレットを助けたのであった。
それを見たフェレットは目視出来なかったことに驚いていた。
「どうすればいいの?」
『ジュエルシードを封印してください‼』
流石に二人とも一般人同然と言こともあって異形の存在に悪戦苦闘しているとフェレットはジュエルシードを封印して欲しいと言ってきたのだ。
「お姉ちゃん、あれじゃないか?」
「わかったよ 巴、おねえちゃんに任せなさい‼」
異形の存在がジュエルシードを持っているのを巴が攻撃しながら見つけ出しなのはが杖から砲撃を放ち、巴が一刀両断にした瞬間にジュエルシードを封印をすることにしたのであった。
「どうやって封印するの?」
『持っている杖をジュエルシードに向けてください』
なのは&巴「わかった」
異形の存在を討伐した瞬間、水色の宝石が転がっていたがそれがジュエルシードであるとフェレットが言っていたことを思い出して封印するためフェレットの指示に従って手に持っていた武器をジュエルシードに向けた瞬間、封印されたジュエルシードを手に入れたのだが、
「逃げるよ‼」
「引っ張らないで~」
『ボクもですか~』
異形の存在を討伐したがあんだけ大立ち回りを繰り広げたら警察が駆けつけるのは当然でだったのである。
巴は咄嗟になのはの服の後ろ襟を掴みなのははフェレットを抱えて全速力で自宅へ戻ったのであった。
当然のことながら深夜に飛び出したので家族から大目玉を喰らったのは言うまでもなかった。
そんなひょんな出来事から丸一日が過ぎた。
『初めまして、ボクはユーノ・スクライアです』
「わたしは高町なのは、こっちが義妹の」
「高町巴です」
『では、単刀直入に言います。巴さん、その御守りにジュエルシードが入ってるんですね?』
「え~‼ 巴の御守りにジュエルシードが‼」
フェレットはユーノと名乗り、高町姉妹も名乗り終えたがユーノが巴がジュエルシードを持っていることに気が付いていたのであった。
「確信はなかった、けど、あの夜、これがとんでもない物だと確信できた」
『そうですか、では、しばらくの間、巴さんに預かってもらいます。ですが危険だと判断した場合は』
「ユーノに渡す」
『よかった。それと、お二人は姉妹にしては・・・』
「ユーノ君でも巴に・・・」
『ごめんなさい‼』
ユーノは巴にジュエルシードを持っててほしいと頼んだが、二人が姉妹にしては似ていないので質問しようとしたところなのはが止めたのであった。