アリサ達と一緒に温泉旅行に来ていたなのはと巴は旅行の間だけとはいえジュエルシードの事を忘れて楽しんでいたのであった。
時が過ぎ夜になって就寝時間になったので二人は部屋で寝ることにしたのだが、
『やっぱり、二人はジュエルシードの一件から抜けた方が良いと思う。それに巴に至ってはまだ六歳なんだ』
「悪いけど、ここまで来て引くに引けないところまで来ちゃってるから」
「無理な話だ(こうして魔導師だったな、それにわたしがなるなって以前の世界なら
なれなかった。IS以外で空を飛べてこんな気持ちになったことはないから)」
ユーノはやっぱりなのは達をジュエルシードというロストギアという危険な代物を集めるのを巻き込んでしまったことを機にしていたのであろう、なのはと巴にジュエルシード集めから手を引いて欲しいと言ったのだが、なのはと巴は血は繋がらないが二人とも責任感が強いらしくユーノの頼みを蹴ったのであった。
そして寝ようとした瞬間、
『ジュエルシードです‼』
『行こう、巴』
『うん』
ユーノがジュエルシードの反応を察知してなのはと巴は家族に悟られないように部屋を出たのであった。
「遅かったか」
「フェイトちゃん‼」
「アンタみたいな子がそんな危ない物振り回すくらい人手がないのかい」
「悪いが、それをこちらに渡して貰いたいのだが?」
「ジュエルシードを集めないといけないから‼」
現場へ急行したが時すでに遅しでフェイトとアルフがもう既にジュエルシードは封印されフェイトが手に入れてしまった後だった。
対面した瞬間、巴は左腰に差してある日本刀型のインテリジェンスデバイスの柄に手をかけて抜刀術の構えで、なのはは杖になっているレイジングハートをフェイトに向けて、臨戦態勢の状態で向き会ったのであった。
そして、
「え?」
「フェイト‼」
「(鞘に入れたまま構えたから、遅れた‼)」
「(フェイトちゃんは『抜刀術』は知らないと思ってたなの‼)」
戦いの火蓋が切って落とされたのだ。
フェイトは月村家の戦いで巴を使い魔であるアルフに任せており、その後、アルフから巴の戦い方を聞いていたが、日本の古流剣術を知っているはずがなくフェイトは巴が鞘に刀を入れたままで構えられたことで判断が鈍ってしまい巴の抜刀術に反応が遅れてハルバード型のインテリジェンスでまともに受け止めてしまったのであった。
「お姉ちゃん‼」
「任せて‼」
「はじめっから‼」
「待たせた。アルフと言ったな、わたしの相手をしてもらう」
「(あんなのを見てからだと、気を付けないとな)」
なのはがフェイトの相手を変わる形であるが巴はアルフと向き合ったのであった。