【本編完結】始末屋 キリカ   作:☆エイラ★

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弐拾弐斬 修羅

 ナジェンダの言によればボリック亡き後の安寧堂は武装蜂起を決定。帝国に不満を持つ群衆の旗頭となった。加えてエスデス死亡の報はたちまち帝国全土を駆け巡り、大きな衝撃を与えたらしい。士気がガタ落ちの帝国軍はいくつもの砦を異民族含む革命軍に奪われた。趨勢を見ていた有力者たちも反帝国を掲げ次々と蜂起。現在、着々と大兵力が帝都へ向け集まっている。そんな中、私達は帝都から10キロほどの場所に築かれた反乱軍の本陣にいた。この場所には決戦に備えて数万人規模の兵士が集まっている。

 既にキョロクの闘いから2週間ほどが経過。私はと言えば医務室で定期検診を受けている。

 

「体調はどうだ?」

 

 Drスタイリッシュの帝具だった神ノ御手パーフェクターで触診しながら聞いてくる軍医。

 

「おかげさまで快調です」

 

 心臓の鼓動を制限せず活動可能になり、身体がとても軽い。

 

「あれほどの重症がすっかり治癒している。君は細胞組織の構造といい、人間より超級危険種に近いな」

「先生、危険種呼ばわりは流石に傷つきます」

 

 倭国で異形と呼ばれる生き物は、帝国において危険種に分類される。なので、あながち間違いではないのが悲しいところ。

 

「す、すまんな」

「とりあえず邪魔な角と爪を斬り落としたいんですけど」

「爪は問題無いが、角はやめておいた方が良い。私の見解だが、力の制御において重要な器官だとみている」

「はぁ、角は駄目ですか………」

 

 見た目の問題だけで無く、髪を拭く時などすごく邪魔だが仕方ない。角は狐面の耳部分で隠して、爪だけ切っておこう。

 

「それから、君は毒物に弱いという話だったが、今やアルコール類以外に高い耐性を得ている」

「アルコールって事はお酒は相変わらず飲めないんですね」

 

 レオーネ達と乾杯出来るようになれば良かったのに少し残念だ。

 

「他に内面の変化などは感じていないか?」

「内面………えっと、ときどき無性に誰かを傷つけたくて堪らない時があります」

 

 引き裂き、血肉を啜りたい衝動。そういう時は落ち着くまで自己暗示を用いて己を人間であると定義しつつ座禅と瞑想で乗り切っていた。精神的にも完全な化け物になってしまったようで自分自身が恐ろしい。

 

「なるべく早く鎮静作用のあるモノを作る。それまでは何とか耐えてくれ」

「大丈夫です。変な欲望に呑まれたりしませんから」

 

 診察を終え鍛錬場で軽く身体を慣らしてみる。全身の可動を確かめた後、とりあえず遠く山林を見据え居合の構えをとる。

 

 我流・真奥抜刀術 白百合

 

 そうして、軽い気持ちで一閃。すると、思いの他遠くまで斬撃が届いてしまい、切断された木々が折り重なるように倒れていく。瞬く間にかなり広範囲の見通しが良くなってしまった。何事かと革命軍兵士達が騒ぎ始めダラダラと冷や汗が出る。

 

──あれ? そっか鬼神状態が標準になったから。

 

「何をやっている、キリカ?」

 

 いつの間にか後ろにナジェンダが立っていた。

 

「す、すみません。わざとじゃないんです」

 

 今後は力加減に十分注意しよう。

 

「こんな時にあまり騒ぎを起こさないでくれ」

「はい。申し訳ないです」

「とりあえず緊急案件だ」

「………」

 

 何事かと思いながらナジェンダに連れられ会議室へ入るとテーブルを囲むようにスサノオ、レオーネ、アカメ、マインといった面々が席へ付いていた。

 

「革命決行の日が近い今、皆には鋭気を養って欲しいところだが、捨て置けない事態が発生している。まずはこちらを見てくれ」

 

 ナジェンダがテーブルに多数の依頼書を広げる。

 

「………」

 

 ざっと眺めてみれば全て秘密警察ワイルドハントの暗殺依頼だった。

 

「奴ら、()()()()()()()()()()()()()()んだが最近は帝都でやりたい放題だ」

「潜伏中のチェルシーとラバックからも報告が来てるな」

 

 そう言いながら調査報告書を配るスサノオ。

 

「………」

 

 1束受け取って内容に目を通す。

 秘密警察ワイルドハントはイェーガーズの消滅に伴い帝都の治安維持活動の全権を掌握。たがが外れたように権力を振りかざし住民達に取り調べと言う名目で強姦、略奪、殺戮、拷問等々、許されざる私刑を繰り返していた。リーダーのシュラという男がオネスト大臣の実子なのもあって誰一人逆らう事が出来ないようだ。

 国家存続の危機だというのにお構いなしに自らの欲望を優先するとは………

 依頼書の中には血痕のついたモノもあり、綴られた無数の怨嗟と悲劇がワイルドハントの非道ぶりを物語っている。特に若い女性や子供への被害が凄まじく、中々お目にかかれない悪鬼の集団だ。

 構成員7人の似顔絵と簡潔な情報を頭に叩き込んでいく。その中には元イェーガーズ、ウェイブの名前もあった。

 そう言えば………エスデス配下でキョロクの生き残りはもう一人、ランという青年がいたはず。彼が所属していないのは恐らく戦える状態に無い為だろう。マインとラバック曰く激しい空中戦の末、かなりの深傷を負わせたとの事。

 更に依頼書をめくっていくと最後に見覚えのある顔が混じっている。

 袴姿の剣士――イゾウ。始末屋連盟を裏切った奴らの生き残りにこんなところで出会えるとは思わなかった。

 

「知り合いか?」

 

 レオーネが私の様子を見て尋ねてくる。

 

「少々の因縁が。でも会話したこともありませんし、容赦なく始末できる相手です。気にしないでください」

「そっか」

「………」

 

 レオーネは追及せず、すんなり引き下がてくれた。

 

「そんな横暴がまかり通るなんて、いよいよこの国は末期ってわけね」

 

 似顔絵を睨みつけながら言うマイン。

 

「なんだよ、これ………」

「ひどいな」

 

 依頼書を読む度に怒りを顕にするレオーネとアカメ。

 

「これ以上犠牲者が増える前に一刻も早く始末した方が良さそうですね。ちょっと行って来ます」

 

 標的の戦力が不明な以上、無駄に仲間達を危険に晒す必要も無い。それに溜まりに溜まった殺人衝動の発散には丁度良い相手だ。

 

「ま、待ちなさいよ! そんな散歩感覚で行くつもり!? あんたも既に手配書が回ってるのよ」

 

 マインが私の前へ来て、止めようとする。

 

「まさか一人でやる気か?」

 

 ナジェンダからも静止の声がかかった。

 

「帝都への侵入は非常用の地下坑道を使いますし、ウィックとメガネで印象は変わってるはずですから遠目からはバレないでしょう」

「バレなかったとしても奴らは素の実力も高く所持している帝具も不明だ。この大切な時期に単独では行かせられん」

「大切な時期だからですよ。フォローならチェルシーさんとラバックさんがいますし、危なくなっても最悪私一人なら城壁を越えての逃走も容易です」

「城壁を? そう言えばお前………エスデスとの戦いで普通に飛んでたな」

 

 何だか呆れたような視線を向けてくるナジェンダ。人間は空飛べたりしないんだぞって案に言いたげだ。

 

「むぅ、飛んでるわけじゃなくて跳躍技術です。鍛錬を積めば二回くらいなら誰でも出来ますよ。えっと、話を戻しますが、私を信じて任せてもらえませんか?」

「………私達を足手纏に感じるか?」

「い、いいえッ。そんな事はっ」

 

 本陣の敷地内にあるブラートの墓が頭をよぎり、言葉に詰まる。

 

「すまない、意地の悪いこと聞いたな。分かった。決して無理せずに必ずラバック達と合流してから事に当たれ。危険を感じたらすぐに離脱しろ」

「はい」

 

 潜入用の一式をカバンに詰めて双刀を引っ掴むと屋外へ出て空高く跳躍。方角を見定めて大気を蹴り付けた。そのまま鬼神の脚力に物を言わせて一直線に上空を駆ける事数十分。帝都の外壁付近へ着地して岩陰にある秘密の地下道へ潜り込む。屈んでギリギリ通れるくらいの抜け穴は外壁の内側まで通じており出口は帝都郊外、墓地近くの林の中。周囲を警戒しつつ穴から這い出ると時刻は正午過ぎ。予定より大分早く到着してしまった。

 ラバック達は帝都の西側にある古本屋を隠れ家にしている。ナジェンダの言いつけ通り、まずは合流して情報を共有すべきだ。街中の移動は陽が落ちてからが望ましい。とりあえず潜入用のワンピースに着替えて、暗くなるまでは待機していよう。

 大きな麦わら帽とサングラスで盲目の令嬢を演じれば常闇は杖として偽装可能。天蓋のほうはスカートの中、太ももへ縛り忍ばせておく。

 木陰で気配を消していると、幼い娘の手を引く喪服姿の女性が現れた。二人は墓の一つに花を手向けて悲しげに祈りを捧げ始める。

 何気なく墓石に目をやれば【ボルス】と刻まれているのが見えてしまった。

 

――もしかして、イェーガーズの………。

 

 外道で無いにも関わらず私が命を奪った軍人の名前。その遺族だとしたら………。居た堪れなくなって二人に近づいていく。けれど何のために? 意味の無い行為だと分かっているのに。

 

「大切な、方だったのですね」

 

 強いて言えば、私自身の犯した罪を確かめる為にだろうか。

 

「あなたは?」

「突然、声を掛けてしまってすみません。友人のお墓参りに来ていまして」

「そうですか………」

「誰を亡くされたんですか?」

「………夫、です」

「どんな方だったのですか?」

「主人は、責任感が強く真面目な軍人でした。たとえ恨まれる仕事でも誰かがやらないとって、職務に忠実で………悪い事など何一つしていないのに………」

「パパぁ」

 

 泣き崩れるボルスの妻と娘。

 

「………」

 

 軍人である以上、国の命令に従って殺すのは職務に過ぎず当人の罪は問えない。やはり、ボルスは懸念していた通りの善良な人間だった。

 遺族を前にして今更ながらに突き付けられる。

 分かっていた。

 ナイトレイドに加入したばかりの頃、襲撃者の一人を殺した時から始まった後味の悪さ。

 始末屋の理念から外れ、悲劇を生み出す元凶と成り果てる。そう理解した上でこの道を進むと(ナイトレイドに協力)決めているのに………何度覚悟を固めても、ふとした拍子に同じ迷いが生まれてしまうのは心の弱さゆえ。

 

「主人の為にも、娘をしっかり育てていこうと思います。この娘が大きくなる頃には明るい時代になっていて欲しいものです」

「大丈夫ですよ、きっと。こんな悲劇が起こらない国になりますから………」

 

 それ以外にかける言葉が見つからなかった。

 

「だと、良いのですが………冷えて来ましたね。私達はもう少しお祈りしたら失礼させて頂きます。あなたもどうか、お気を落とさずに」

「ええ、ありがっ」

 

 こちらへ近づいてくる気配が3つ。振り返って見れば驚いたことに似顔絵通りの容貌。全員がワイルドハントの構成員だった。

 先ずは引き締まった身体と顔にあるバッテン傷が特徴の青年、シュラ。

 次いで舌の長いヒョロりとした男、エンシン。

 最後にでっぷりとしたピエロ姿の大男、チャンプ。

 帝具への警戒は必要だが、3人の実力は位階伍から()程度しかなく、モヤモヤしているところへわざわざ殺されに来るとは有り難い。

 まさに飛んで火にいる何とやら。

 

「へぇ、噂通りだ。墓参りを欠かさない未亡人」

「偶にはこんな辛気臭い郊外にも来てみるもんだ。更におまけの女がもう一人、今日はついてるな」

 

 情欲の伴った目で私達を見やるシュラとエンシン。

 

「あ、あなた達はワイルドハントの方々ですか?」

 

 怯えたフリをしながら問いかける。

 

「ああ、感謝しろ。俺たちが直々にたっぷり尋問してやる」 

「や、やめて! お母さんを虐めないで!」

 

 ボルスの娘が母親を庇うように両手を広げた。

 

「すんげぇ、可愛いんですけど!!」

 

 突然興奮する、チャンプ。血走った目でどたどたと走り寄ってくる。

 

「何をなさるおつもりですか!?」

 

 あくまで一般人の動きを装いチャンプと二人の間へ立ちはだかった。

 

「年増は引っ込んでろ!」

 

 私に向かって手を振り上げるチャンプ。

 

「………」

 

――と、年増?………初めて言われましたね。

 

 幼いボルスの娘以外は眼中にないみたいだし、そう言う性癖なのだろう。私はまだ二十代。

 とりあえず、チャンプの張り手を片手で軽く受け止める。

 

「へ?」

「や、やめてください♡」

 

 あざとい演技をしつつ、指突でチャンプの喉を潰しながら頸椎の神経に損傷を与える。声と全身の自由を失い、膝を付くチャンプ。

 幸いチャンプの大柄な身体の陰に隠れ、シュラとエンシンから私の姿は見えていない。

 

――あっ! 私とした事が同じ失敗を繰り返すところです。

 

 善良な一般人にトラウマを作る訳にはいかない。一旦振り返りボルスの家族二人を優しく気絶させる。

 視線を戻すとチャンプは荒い呼吸を繰り返してながら痙攣していた。

 

「はぁ、はぁ、ぐがぁ、ぁ、ぁ………」

「痛いっ、痛いです♡ そ、そんな激しくしないで! 壊れちゃう♡♡」

 

 と、言いつつ壊しているのは私の方。腎臓、膵臓、十二指腸、睾丸………死ぬまでの僅かな時間、最大限の苦痛と恐怖を感じられるよう丁寧に臓器を破裂させていく。

 とても楽しい。

 

「チャンプ、お前子供以外に興味ないんじゃなかったのか? 俺たちの分まで取るなよ」

 

 警戒せず歩いてきたエンシンがチャンプの背中越しにこちらを覗き込み、私と目があった。

 

「た、助けて! 死にたくない♡」

 

 エンシンの右腕を掴み、チャンプの陰へ引きづり込んで、まずは肺を潰す。そして間髪入れず骨という骨を粉砕して小さな塊に変えていく。

 楽しくて堪らない。

 

「ぁ!? ぎぃぁ、ぁぁ」

「いやあああああああ♡ やめてぇぇえええええ♡♡」

 

 迫真の悲鳴をあげて処刑音を掻き消すことも忘れない。

 

「おいおい、二人だけで楽しむな」

 

 呆れた様子でのこのこ寄って来るシュラ。エンシンと同じようにこちらを覗き込み、虫の息のお仲間二人を目の当たりした。

 

「ようこそ彼岸の入り口へ」

 

 にっこり笑いながら手刀を放つ。

 

「は?」

 

 シュラは他の二人より反応が速く、飛び退きながら腰のポーチから方位磁針のようなモノを取り出そうとした。

 

「その帝具は………」

 

 次元方陣 シャンバラ。機能は予め設定した場所への転送や転移というかなり便利な代物。この程度の実力で危機感もなく彷徨いていたのは優秀な逃走手段を保有していたからなのだろう。

 

「な、なんでシャンバラが起動しない!?」

 

 帝具の操作が出来ず焦るシュラ。

 

「あははっ! だってあなたの手、もう繋がっていませんし」

 

 ポトリッ

 

 シュラの両手首が帝具ごと地面へ落ちた。

 

「おれの、手? うぁぁぁあああああああ!!!」

 

 両手首から血を吹き出すシュラ。

 

「うるさいですね。奥さんと娘さんが起きちゃうじゃないですか」

 

 一般人の振りをやめて立ち上がり、ゆっくりシュラへ近づいていく。そうして、周囲に存在する生き物全てが逃げ出すほどの殺気を叩きつけた。

 

「ひっ! ばけもッ」

 

 痛みすら忘れて震え上がるシュラ。

 なまじ位階漆相当の技量があるせいで、圧倒的な実力差をはっきりと理解した事だろう。

 

「こういう悪趣味な殺しは初めてですけど………まあ、悪くはありませんね。あなた達ほどの悪鬼なら構わないでしょう」

「ま、待て。俺は大臣の息子だぞ。俺を殺せば」

「大丈夫、直ぐにお父さんも同じところへ送ってあげますから」

 

 とりあえず大勢の女性を泣かせたであろう股間を蹴り上げる。

 

「ほげぇ!!」

「………」

 

 仰向けに倒れ、ジタバタともがくシュラの胸元を踏みつけた。

 

「た、助けッ」

「ほんとうに楽しい。()()()()()()()()()()()()。因果応報だというのに()()()()()()()()()()()

 

 外道の無様な命乞いが心地よく、口元の笑みが抑えられない。改めて私は本当の化け物になってしまったのだと実感する。

 楽に死ねないよう、なるべくゆっくり踏みつける力を強めていく。ミシミシと音を立てて砕け始める肋骨。

 

「ぁ、ぁ、や、やめ………ごほっ! 俺は、親父を」

「おや? まだ、言葉を発する余裕がありますね」

 

 苦痛が足りていないようなので更に足の力を強めた。そうして数分間に及ぶ拷問の末にシュラの胸板が限界を迎える。

 

「こ、こん……な」

 

 グシャ

 

 心臓を踏み抜かれ噴水のように血を撒き散らしながら痙攣するシュラ。

 

「………あぁ、美味しい」

 

 湧き出る血をゴクリッと飲めば甘美な味がした。

 既にエンシンとチャンプの鼓動も止まっている。外道3人は苦痛と恐怖、絶望を煮込んだような表情で息絶えていた。

 少々物足りないが、遊びすぎては足元を掬われる。親子が目覚める前に後処理をしておくとしよう。

 3人の帝具を隠し地面へ手を当て発勁。死体を原型が分からない程粉々にしてから大穴放り込み埋葬する。

 諸々の隠滅をした後、二人の肩をぽんぽん叩いた。

 

「ぅ………あれ? 私?」

「………ままぁ」

「目が覚めましたか? お墓参りをしたい気持ちは分かりますが、娘さんの為にも出歩くのは平和な国になってからにしてください。さあ、気をつけてお帰りを」

 

 ボルスの妻と娘の意識がはっきりする前に縮地で離脱。茂みに隠れて様子を見守っていると、二人は狐につままれたよう顔であたりを伺ったあと足早に市内方面へ帰って行った。




お読み頂きありがとうございました。
 シュラはエスデスを倒した存在を認識していながら帝具による転移を過信。キリちゃんと遭遇したら宮殿に転移して大将軍と隠し球で倒そうと考えていました。
 原作において「遊ぶなら人間が一番、使った時の反応が面白い」と言っており、当作では逆に似たようなことを言われながら殺害されました。

 ワイルドハントは早期結成されたもののキリちゃん打倒に燃えるエスデスから釘を刺されており、しばらく大人しくしていました。エスデス的にはキリちゃんとの闘いに集中したいため、帝都で問題が起こって呼び戻されたくないみたいな感じです。
 なので、エスデスが倒された後にひゃっはーして原作通り鬼畜的所業を始めました。
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