ヴァイオレットの道行きークリム・アンデルセンの課題論文ー   作:あじたまんぼー

1 / 12
この作品を考える上でのその世界の勢力とかを妄想して書きました。考えつき次第また追加します。


100年後の世界(設定)
ライデンシャフトリヒ以外の関係国家


扶桑国:

極東に位置する島国。世界大戦では、枢軸陣営として参戦して敗戦。一時は合衆国の傀儡になったが、連邦共和国と中華の圧力で独立。両勢力の脅威に晒されるも、ブリテン連合王国、メリン合衆国、ライデンシャフトリヒ、フリューゲル=ドロッセル共和国の支援によって不死鳥のように軍事力を立て直し、極東随一の海軍国家に返り咲いた。敗戦によって民主主義体制に切り替わっており、女性活躍の機会も順次広がっている。世界大戦と扶桑領海内での自国艦船の撃沈によって明華から、冷戦時代で戦争を行い真正面から負かされた挙句に巨額の賠償金を払わされて連邦政府が崩壊したこともありコニー連邦共和国とは常に緊張状態となっている。

軍事面では、排他的経済水域内を守って余りある程の軍事力を誇り、大陸からの不法統治や軍事侵入にたいして真正面から叩き潰せるほどの力を持つ。これには大陸の中華や連邦共和国からも非常に恐れられている

経済面においては排他的経済水域内に眠る莫大な海底資源と、戦争によって培われた基礎工業力をもって世界屈指の経済力を持つ。

 

ヒュージ帝国:

六つの主要民族と十以上の少数民族を束ねていた帝国。帝国主義の衰退と共に議会制による民主主義の道を歩んだが、そこに資本主義と社会主義の思惑が混ざったことで、潜在的にあった対立構造が一気に表面化。帝国は崩壊し、各地で独立をしては壊滅をするという泥沼の内戦が勃発する。中でも元首都ダガールでは、毎日市民が無残に殺されていく地獄と化していた。これは後に「ダガール内戦」と呼ばれ、世界的にも戦争の残酷さと無意味さを教えた歴史的な戦争の一つとなっている。尚、扶桑国の皇室よりも息が長い王室があったのだが、内戦によって一族郎党皆殺しにされて血統が途絶している。

 

フリューゲル=ドロッセル共和国:

公開恋文をきっかけとして民衆、外交レベルで親密となったフリューゲル王国とドロッセル王国が民衆と両王家の希望によって二重王国を設立。一つの国家として成り立った。世界大戦においては、連合側に立つも戦争をよく思わない世論を受けて参戦はせずに、国境線での防衛戦のみにとどめており。主に後方支援を行っていた。世界大戦以前から議会制を敷いていたが、大戦後に本格的に民主主義に転換。両王家を存続させたままの立憲君主制による政治体制で再スタートを切る。世界大戦での行動に反感を買われて、北方の元同盟国とは折り合いがついていない状態だったが、外交努力でほぼ解消できている。

 

アインツ共和国:

嘗ての名は「ベルン帝国」世界大戦において枢軸の先陣に立って連合諸国を相手に立ち回った列強のひとつだったが、世界大戦に敗北してヤーチス政権による一党独裁を廃止して民主主義の国家に生まれ変わった。

 

コニー連邦共和国:

前身の国家は社会主義共和国であり、その国は扶桑国との戦争によって政党とその当時の連邦制度を解体された挙句に、実質支配をしていた扶桑国北方の列島の支配権を講和条約によって支配権を剥奪された。そんな過去の出来事から扶桑国との外交関係は非常に悪い。対扶桑国連合で明華と同盟関係になっている。




創作、史実共に元ネタがありますので是非当ててみてください

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。