黒子 との手合わせをしてから2日後。
「こんにちわー」
「これはどういうことなんでしょう……?」
「わかりませんの……」
「でも登録されてるのよね……」
今日も
「あのー……」
「あ! 沢田さん! これを見て下さい!」
「?」
初春はツナがやって来たことに気づくと、パソコンの画面を指を指す。ツナは何のことかわからなかったが、パソコンの前に移動した。パソコンの画面にはツナの写真が写っており、その下にレベル0と書かれていた。
「俺の写真? これがどうかしたんですか?」
「これは
「え!? 何で俺のが!? 俺はこの世界の人間じゃないのに!?」
「ええ。どういうことか私たちにはもわからないわ。でもここに
固法は顎に右手の親指と人差し指を当てながら冷静に分析する。ちなみにツナは固法にも自分が異世界から来た人間だということは知っている。
「それだけじゃありませんの。これを見て下さい沢田さん」
「これは……?」
黒子が見せたのは一枚のカードだった。そこには学生証のようにツナの写真があり、そこには上記の者は、
「今日、177支部のポストに入っていたんですの。本来であれば沢田さんのことは上に内密して、協力してもらう予定でしたの。上に沢田さんのことをそのまま伝えたところで承認されるわけがないのは火を見るより明らかですから」
「じゃあ俺が異世界から来たってことはもう知られてるってこと……?」
「そこまではわかりませんわ。わかっているのは学園都市は沢田さんを学園都市の住人として認定しているということですの」
「でもこれは悪いことではありませんよ。本来、沢田さんの存在がバレたら不法侵入扱いにされて学園都市から追い出されてたわけですから」
「え!? そうだったの!?」
学園都市から追い出されると聞いて、ツナは驚きの声を上げる。
「じゃあ何で俺のことを……!? 俺の存在がバレたら黒子たちだって……!?」
「あなたが学園都市から追い出されたら、この世界のどこにも居場所がなくなりますの。そんな人を放っておけるわけないですの」
「黒子……」
「己の信念に従い正しいと感じた行動を取るべし」
「え?」
「
「う、うん!」
黒子の言葉を聞いて、パァッとツナは顔を明るくする。そんなツナを初春と固法は温かい目で見守っていた。
「とはいっても。これから
「わかった。ありがとう黒子。それで俺は何をすればいいの?」
「そうですわね……」
右手の親指と人差し指を顎に当てて、黒子は何をしようか考える。
「まずは私たちのパトロールする範囲を教えるのはどうかしら?」
「それはいいですわね。じゃあ初春。沢田さんと一緒にパトロールに行ってあげて下さいな」
「ええ!? 私が!? ここは白井さんが行く流れじゃないんですか!?」
「沢田さんは年上とはいえあなたが先輩なんですから。後輩に先輩が教えるのは当然の義務でしょう」
「先輩……!?」
嫌がっていた初春であったが、先輩という単語を聞いた途端、表情が変わる。
「沢田さん! 私に任せて下さい! 先輩の私が色々と教えてあげます!」
「う、うん……ありがとう初春……」
(チョロいですわね)
(わかりやすいわね)
年上とはいえ後輩ができたことが嬉しかったのか、初春は鼻息を荒くしながら両手でツナの手を握り締めていた。あまりの初春の圧力にツナは圧されてしまう。初春の顔を見て、黒子と固法はジト目で初春のことを見ていた。
「じゃあさっそく行きましょう!」
「えっ!? ちょっ!?」
初春に引っ張られて、強制的に連れられてしまうツナ。
ツナの
すいません!またやるやる詐欺になってしまいました…
ネットで超電磁砲の時系列を見たんですが、レベルアッパーの話を書くと、オリジナルの話をやる暇がなくなるとわかったので、原作の話はもう少し先でやろうと思います。そんなに長くするつもりはないです。多分…
次回の話はツナと初春が一緒にパトロール…しているところを佐天が目撃してしまうみたいな話をする予定です。
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