ツナと間接キスしてしまったことで気絶してしまった佐天であったがこの後、ツナと一緒にプールで遊ぶ。
「どう佐天? 少しは涼しくなった?」
「は、はい!! 涼しくなりました!!」
2人はプールサイドにある自動販売機でジュースを買い休憩していた。ツナはプールに来る前に佐天が暑いと言っていた為、今はどうかと尋ねる。佐天は大丈夫だと答える。
が、
(涼しくなんかないよ!! むしろさっきより暑いよ!!)
本当は暑くて暑くて仕方がなかった。それもそれはず。佐天の脳裏には今だに
(ツナさんとデートするだけでも緊張してるのに……!? ってデートじゃないし!! 私とツナさんと私は
ツナと間接キスしたことが余程の衝撃だったのか、佐天の思考回路は滅茶苦茶になってしまっていた。
(落ち着け私!! とりあえず……)
佐天は自分にそう言い聞かせると大きく深呼吸すると、ツナの方から視線を外しプール内にいる人たちを見渡す。
(カップルの人かな?)
佐天の視界にカップルであると思われる人が目に入る。するとカップルの女性が床に寝転ぶと男性が女性の背中にサンオイルを塗り始める。
「っ!?」
佐天は見ているのが恥ずかしくなったのか慌てて目を反らした。
(やっぱり付き合ったらああいうことするんだ……!?)
その瞬間。佐天の脳内に存在しない記憶が溢れ出した。それは少し成長したツナが同じく成長した佐天にサンオイルを塗る光景だった。
(って!! 何を考えてるの私!?)
佐天は顔を真っ赤にしながら顔を横に何度も振りながら、己の過ち悔いる。
「佐天」
「ご、ごめんなさい!!」
「え!? 何で!?」
ツナに話しかけられて佐天は顔を真っ赤にしながら頭を下げ咄嗟に謝ってしまう。ツナは話しかけただけなのに急に佐天が謝ってきた為、困惑してしまう。
「い、いや!! すいません!! ちょっと考え事してて!!」
「そ、そう……」
「え、えっと……それで何か?」
「いや。次はどうしようかと思ってさ。それともまだ遊ぶ?」
「え、えっと……!?」
これからのことについて尋ねられて佐天はどうしようかと思い、迷ってしまう。
「あっ……」
すると佐天にあるものが視界に入る。それはプール内に設置されていたウォータースライダーだった。
「あそこに行きたいです」
「あれって……ウォータースライダー?」
佐天はウォータースライダーのある方向を指を指した。ツナは佐天が指を指した方向を見て、佐天がウォータースライダーに乗りたいのだと理解する。
「はい……その……!! 乗りたいです……!! ツナさんと……!!」
「俺と?」
顔を赤らめながらも勇気を出してツナとウォータースライダーに乗りたいと言う。自分とウォータースライダーに乗りたいと言われてツナはキョトンとしてしまっていた。
「いいよ」
「ほ、本当ですか!?」
キョトンしたツナであったが、すぐに笑顔でウォータースライダーに乗ることを了承した。ツナの返答を聞いて、佐天は
2人はウォータースライダーのある場所まで移動する。2人はウォータースライダーを一緒に滑る為、2人用の浮き輪に乗ってウォータースライダーの入り口にスタンバイする。
「大丈夫?」
「は、はい……!!」
ツナが先頭、佐天が後方に乗る。ツナは佐天がちゃんと乗ったどうか確認する。佐天は顔を赤くしながら大丈夫だと答える。
(ツナさんの背中……)
佐天はツナの背中を見ていた。憧れの背中であり、大好きなツナの背中を。
「え……!?」
ツナは驚きの声を上げる。なぜなら佐天がツナの腹部に手を回して、佐天がツナの背中に身を預けたからである。
「佐……天……!?」
「行って下さい……!! これがいいんです……!!」
「え……!? う、うん……!?」
ツナは佐天の行動に困惑しつつも、そのまま出発する。水の勢いに乗った浮き輪は凄い勢いで滑っていく。
(ツナさんの背中……温かい……)
(佐天の髪……すっごくいい匂いがする……)
ウォータースライダーを滑るほんの短い時間。佐天ははツナの背中の温もりを感じていた。佐天が密着したことによって佐天の髪の匂いがツナの鼻を刺す。
時間はあっという間に過ぎて2人はウォータースライダーを滑り終え、プールサイドへ移動する。
「ご、ごめんなさいツナさん……急にあんなことしちゃってさ……」
「い、いいよ! 別に悪いことした訳じゃないし!」
佐天は自分が起こした行動に対して謝る。ツナは慌てて大丈夫だということを伝える。すると2人のお腹が鳴る。
「「ぷっ! ……アハハハ!」」
同時にお腹が鳴ったのがおかしかったのか、2人は笑い合う。
「ご飯、食べに行こっか」
「そうですね」
「じゃあ着替えたら外で待ち合わせで。俺はトイレに行ってくるから。先に行ってて」
「わかりました」
今後の予定を決めるとツナはトイレのある方角へと向かって行く。
「あっ!」
ツナが数歩くと、ツナは何かを思い出し立ち止まると佐天の方を再び向いた。
「今さらだけどさ。その水着すっごく似合ってるよ」
「へっ……!?」
ツナはそれだけ伝えると去って行く。水着のことを誉められた佐天は顔を赤くしてしまう。
「もう……ズルいですよ……!!」
ツナの姿が見えなくなってから佐天は顔を赤らめながらそう呟いたのだった。
海ではなくプールを選らんだのはウォータースライダーを2人を乗せたかったからです。
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