とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)102 腐れ縁

 

 

 

 

 ??? 

 

「全ての連合艦隊。到着しました」

 

「よし。全艦隊に通達せよ。マフィアランドへの進行を開始するとな」

 

「はっ!」

 

「今度こそ手に入れてやるぞ。マフィアランドをな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プールから出た2人は水着から私服に着替えるとマフィアランド内の飲食店にて食事をする。食事をし終えると2人は再び、アトラクションを楽しむ。

 

「あー! 楽しかった!」

 

 佐天はおもいっきり背を伸ばし、満足そうな笑みを浮かべながらそう呟いた。

 

「次はどこに行きます?」

 

「楽しそうだね佐天」

 

「そりゃ勿論! せっかくのリゾートなんですから!」

 

「良かった。なんかホッとしたよ」

 

「え?」

 

 佐天はツナの言っている意味がわからず、キョトンしてしまう。

 

「いや。なんか今日、佐天の様子がずっとおかしかったからさ」

 

 ツナから見た佐天のイメージはいつも明るくて元気いっぱいの女の子のイメージであった。にも関わらず今日はどこか様子がおかしくいつもの佐天らしさを感じなかった。

 

「なんかやっといつもの佐天らしくなったっていうかさ。俺の一番、知ってる佐天って感じがしたんだよね」

 

(ツナさん……そんなこと思ってたんだ……なんか心配させちゃってたんだな……)

 

 ツナの言葉を聞いて、佐天はツナに心配をかけてしまっていたのであるということを理解する。

 

(でもそりゃいつも通りでいられる訳ないじゃん!! いきなり好きな人と遊ぶことになってさ!! しかも間接キスしちゃったんだしさ!!)

 

 だが普段通りにいられる訳がなかった。佐天は顔を真っ赤にしながら悶絶してしまっていた。

 そんな時だった

 

「よう。久しぶりだな。コラ!」

 

「グホッ!?」

 

「ツナさん!?」

 

 突如、聞き覚えない声の人物に話しかけられたと同時にツナが蹴り飛ばされた。いきなりツナが蹴り飛ばされた為、佐天は驚きの声を上げる。

 

「コ、コロネロ!」

 

(この人もリボーン君と同じアルコバレーノ? でもリボーン君からコロネロっていう人は聞いたことがない……)

 

 2人が振り返るとそこには迷彩服を纏い、背中にショットガンを携え、鷹の足に頭を掴まれている赤ん坊がいた。佐天はコロネロの姿を見て、リボーンと同じアルコバレーノなのではないかと推測するが、前にリボーン言っていたアルコバレーノの中にコロネロという名前の人物はいなかった為、コロネロがアルコバレーノなのかどうかわからないでいた。

 

「お前が来てるっていう噂を聞いたからな。にしても彼女連れでマフィアランドに来るなんざやるじゃねぇか沢田」

 

「か、彼女!? 違うよ!」

 

「照れなくていいぜコラ!」

 

「彼女!?えへへ……」

 

(わかりやすいなこいつ……沢田の奴。気づいてねぇのか。相変わらず鈍感な奴だぜ)

 

 デレデレしまくっている佐天を見てコロネロは佐天がツナのことを好きだということを理解すると同時にツナが佐天の気持ちを理解していないということを理解する。

 

「初めましてだな。俺はコロネロだぜ。コラ」

 

「私は佐天涙子。えっと……コロネロ君はリボーン君の友達でことでいいの?」

 

「友達じゃねぇぞ。腐れ縁だ」

 

「リボーン!」

 

「リボーン君!」

 

 佐天がコロネロに尋ねると、コロネロが答える前にコーヒーの入ったカップを右手に持ったリボーンがやって来て、コロネロの代わりに佐天の問いに答える。

 

「久しぶりだなヘボライバル」

 

「こっちの台詞だぜコラ!」

 

 するとコロネロは地上に降りてリボーンに向かって行き、リボーンもコロネロに向かって行く。すると2人は互いに頭突きを喰らわせる。

 

「でた! 挨拶代わりの頭突き!」

 

「挨拶!? これがですか!?」

 

 このリボーンとコロネロ頭突きが挨拶だと知って、佐天は驚きの声を上げた。

 

「ね、ねぇリボーン君。コロネロ君はアルコバレーノなの?」

 

「そうだぞ」

 

「え!? 何で佐天がアルコバレーノのことを知ってるの!?」

 

「俺が話したんだぞ。呪いのこともな」

 

「だから……」

 

 ツナは佐天がアルコバレーノという単語を知っていたことに驚きを隠せないでいたが、リボーンが話したと知って納得する。

 

「リボーン君が言ってた7人の中にコロネロ君の名前はなかったよね?」

 

「俺はアルコバレーノになるはずだったラルの代わりにアルコバレーノになったからな」

 

「代わり?」

 

「嫌な予感がしてな。俺はラルを庇ってアルコバレーノになったんだ。ていってもラルも半分だけ呪いにかかっちまったがな」

 

「でもそこまでして庇おうとするなんて……大切な人だったんだね」

 

「当たり前だぜコラ! ラルは俺の惚れた女だからな」

 

「惚れたって……!?」

 

 コロネロが照れることもなく惚れた女だと言い切った為、佐天は少しだけ顔を赤らめる。

 

「コロネロはラルと同じイタリア海軍潜水特殊奇襲部隊コムスビンの隊員でコロネロはラルの部下だったんだぞ。そしてコロネロは上官であるラルと禁断の恋に落ちたんだぞ」

 

「え!? それって!? 恋人だったってこと!?」

 

「そうだぞ」

 

 教師と生徒でありながら恋人になったと知って、佐天は顔を赤らめ口元を両手で覆っていた。

 

「まぁラルは否定してるけどな。でもそこがまた可愛いんけどな」

 

(私もツナさんにこんなこと言われてみたいな……)

 

 好きだということを包み隠さず言うコロネロを見て、佐天もツナがこんな風に言われてみたいという願望が湧き出た。

 その時だった

 

「な、何!? この音!?」

 

「警報!?」

 

 マフィアランド内に警報が鳴り響く。警報を聞いて佐天とツナは動揺を隠せずにいた。一方でリボーンとコロネロは警報を聞いても動じてはいなかった。

 

 突如、マフィアランド内に鳴り響いた警報。一体、何が!? 

 

 

 




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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

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