とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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タイトルが殺生丸の娘であるということみたいになった…半妖の夜叉姫の2期、早く来ないかなー。というかBLEACHも2期、来たんだからリボーンも2期、来て欲しい。


標的(ターゲット)104 ボンゴレの次期ボスであるということ

 

 

 

 

 スカルたち反マフィアランド連合と戦うこととなったツナたち。

 

「ファルコ!」

 

 コロネロが自身の相棒である鷹のファルコの名前を呼ぶと、ファルコはコロネロを上空まで持ち上げる。

 

「開戦の合図だぜコラ! SHOT(ショット)!」

 

 コロネロは上空からスカルの乗っているであろう艦隊に向かって狙撃する。離れた弾丸は一直線に向かって行き、途中で複数に別れて複数の艦隊に直撃する。

 

「た、弾が分裂した!?」

 

「あれってあの時の……」

 

「コロネロの得意技。マキシマムライフルだな」

 

 佐天は途中が弾丸が分裂したことに驚きを隠せず、ツナは虹の代理戦争の時に見た技だということを思い出す。リボーンはコロネロの技名を説明する。

 

「何!?」

 

 コロネロは驚愕する。何故なら自身の放った弾丸は直撃したのにも関わらず、戦艦に傷1つ付いていなかったからだ。

 

『前にお前に艦隊を沈められたからな! だから船を強化したんだ! 貴様の軟弱な弾など通用せぬわ!』

 

「だったら! こうだぜコラ!」

 

『え……ぎゃーーー!?』

 

「直でいったー!?」

 

「鬼だ……」

 

 戦艦に自分のライフルが効かないとわかったコロネロはスカルに直接弾丸をぶちこんだ。弾丸をぶちこまれたスカルは断末魔を上げる。スカルの断末魔はマフィアランド中に響き渡る。コロネロの所業に佐天は驚きの声を上げ、ツナはコロネロがリボーンと同じく滅茶苦茶な人間だということを改めて自覚する。

 

『き、貴様! 直接、狙うとは! それでも軍人か!』

 

「お前が軍人を語るんじゃねぇぜコラ!」

 

「ふ、不死身って本当だったんだ……」

 

 コロネロの弾丸を喰らってもなおスカルはすぐにツッコミをいれる。佐天は前にリボーンの言っていた通り、スカルが不死身だというのが本当なんだということを知って驚いていた。

 

「俺はもっと強力なのを取ってくる。後は任せたぜコラ!」

 

 そう言うとコロネロはファルコと共に空を飛んで武器を取りに行った。

 

「俺たちはマフィア城に向かうぞ」

 

「マフィア城……?」

 

「マフィア城はマフィアランドの象徴(シンボル)だ。そこにはこの島にいるマフィアたちがいるはずだ。奴らの協力なくしてはこの事態の収集は計れねぇからな」

 

 リボーンがそう言うと佐天とツナは、マフィアランドの象徴(シンボル)であるマフィア城へと向かうことを決意する。

 

「佐天。こいつをつけとけ」

 

「こ、これって……!?」

 

 リボーンは佐天に向かってある物を投げつけた。それは310と書かれた手袋だった。

 

「手相を見せる時も真夏のうだるような暑い日でもそいつをつけとけ」

 

「ちょっ!? 佐天を戦わせる気かよ!?」

 

「自衛の為だ。何が起きるからわかんねぇからな。とにかく急ぐぞ」

 

 リボーンが手袋を渡したのを見てツナは驚いてしまうが、リボーンは自衛の為だと言う。3人はマフィア城に向かって走って行く。

 

「せっかく生徒のご褒美の為に来たってのに、これじゃもう遊ぶのは無理そうだな。スカルの野郎。後で半殺しにしねぇとな」

 

「さらっと恐ろしいことを言うなよ!」

 

(遊べない……)

 

 リボーンは砲撃によって破壊されたアトラクションを見ながら呟いた。頑張った生徒(佐天)の為にマフィアランドに連れて来たというのにスカルのせいで台無しになってしまった為、リボーンは少しだけキレてしまっていた。リボーンの台詞を聞いてツナはツッコミをいれ、佐天はシュンとしてしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 走ること5分。3人はマフィア城に到着する。

 

「着いたぞ。ここがマフィア城だ」

 

「デカっ!?」

 

(どうしよう……継承式の時に使った城の方が凄くて、あんまり驚かない……)

 

 そこには名前の通り巨大な城が建っていた。思っていたよりも何倍も大きな城だった為、佐天は驚きの声を上げる。一方でツナはボンゴレを継ぐ為の継承式(山本を襲った犯人を捕まえる為に9代目に開いてもらった)で使った城を見ていたせいか、マフィア城を見てもあまり驚かない自分に驚いていた。3人はマフィア城の中へと入る。

 

「うわー……人がいっぱいいる……この人たち全員、マフィアなんだよね……」

 

 マフィア城にいるたくさんの人たちを見て佐天はそう呟いた。

 

「てめぇ! 舐めてんのか!」

 

「上等だ! やってやらぁ!」

 

「な、何!?」

 

「おそらくマフィア連合の大将を決めるのに揉めてんだろ」

 

(なんか前にもこんな光景があったような……というか嫌な予感しかしない……)

 

 一部のマフィアたちが言い争いをしているのを見て佐天は何が起きたのかわからず驚いてしまう。リボーンは言い争いの原因を推測し、ツナは前にマフィアランドに来た際にも同じような光景があったことを思い出すと同時に嫌な予感がしていた。

 

「お、おい! あれ見ろ!」

 

「何だよ? あの茶髪のガキが何だってんだよ?」

 

「馬鹿かお前は! あのお方はボンゴレファミリーの次期ボスであるお方だぞ!」

 

「ボンゴレだと!?」

 

「あ、あの方が……!?」

 

(嫌な予感的中ー!)

 

 ツナのことを知っている男がそう言うと城内にいた人たちがざわざわし始める。ツナは嫌な予感が的中して心の中で後悔してしまっていた。

 

「よ、よく見ろ! あの隣にいるのはアルコバレーノのリボーンさんじゃないのか!?」

 

「本当だ! 間違いねぇ!」

 

「あれがボンゴレⅨ世(ノーノ)が最も信頼する殺し屋(ヒットマン)……」

 

(本当にツナさんとリボーン君って裏社会(こっち)じゃ有名なんだ……)

 

 リボーンの姿を見てツナの時と同じく、城内にいた人たちがざわざわし始める。城内にいる人たちの反応を見て佐天は2人が本当に有名なのだということを改めて時間する。するとリボーンは再びレオンを拡声器に変形させる。

 

「お前ら。ボンゴレの次期候補であるツナはこう言ってるぞ。俺がお前らを導く。だからお前らも俺に着いて来い。みんなで共に反マフィアランド連合を皆殺しにするぞってな」

 

「ちょっ!? 何、言ってんだよリボーン!?」

 

「流石は次期ボンゴレ!」

 

「最高だぜ!」

 

「俺はあんたの為なら命を懸けるぜ!」

 

「気合いが入ってきたぜ!」

 

 リボーンの嘘を聞いてツナは動揺してしまう。一方で城内にいた人たちはリボーンの言葉を聞いて、一丸となっていた。

 

「そしてツナの隣にいるこの女は俺の生徒。そしてボンゴレの次期ボスであるツナの妻になる女だぞ。てめぇら死ぬ気で護れよ」

 

「リボーン君!?」

 

「リボーン! 何、変なこと言ってんだよ!?」

 

 こんなたくさんの人の前でツナの妻になる女だと言われて佐天は顔を真っ赤にし、ツナはまたリボーンが変な発言をしたことに驚きを隠せないでいた。

 

「マジか……」

 

「もうそこまで……」

 

「よっしゃぁ! 俺たちで護ってやろうぜ!」

 

「やろうぜじゃねぇ! 護るんだよ!」

 

「安心してくれ姐さん! あんたには俺たちが指一本触れさせやしねぇ!」

 

(な、何で信じるのーーーーー!?)

 

 リボーンの言葉を聞いた人たちは佐天を護る為に一丸となる。佐天はなぜリボーンの言葉に疑いもせず信じるのかわからず頬に両手を当て、顔を真っ赤にしながら驚くのであった。

 

 

 

 




スカルって美琴の超電磁砲(レールガン)をモロに喰らっても痛いぐらいで済むんだろうな…下手したらアクセラレータのプラズマも…それは流石に無理か…?

このマフィアランドの話が終わったらオリジナルの新章をやりたいと思ってます。新章のタイトルは学生行方不明事件篇です。佐天ばかりに焦点を当ててばかりだったので、今度は美琴たちの出番を増やしたいと思い考えつきました。学生行方不明事件篇が終わったらギャグ回。そして絶対能力進化(レベル)6篇やりたいと思っています…

P.S.絶対能力進化(レベル6)篇を早くやりたい。美琴と妹分(シスターズ)にフラグを建てたい。助けて下さい

高評価を下さったタルルさん。セカンドミラクルさん。ありがとうございます!



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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う

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