とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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 ツナは黒子の指示通り湾内と泡浮と共に学び舎の園へと向かっていた。

 

「ごめんね……力になってあげられなくて……」

 

「あ、謝らないで下さい沢田さん!」

 

「私たちの護衛にあたって下さっているだけでも申し訳ないというのに!」

 

 ツナは力になれなかったことを謝罪する。そんなツナを見て湾内と泡浮は慌てながら謝罪しなくていいと述べた。

 

「でも絶対に助けるから。だから待ってて絹保、万彬」

 

「は、はい……」

 

「ありがとうございます……」

 

 ツナは真剣な表情(かお)で婚后を助けることを約束した。ツナの言葉を聞いて湾内と泡浮は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしながらそう言った。

 

「な、何か変なこと言った?」

 

「い、いえ……家族以外の方に下の名前で呼ばれたことなかったもので……」

 

「わ、私も……」

 

 ツナは何か不味いことをしたのでがないかと心配になってしまっていた。湾内と泡浮は下の名前で呼ばれる機会がなかった為、困惑してしまったのだった。

 

「ごめん急に。嫌だったら普通に名字で呼ぶけど……」

 

「い、いえ! 大丈夫です!」

 

「お気になさらず!」

 

 名前呼びが不快だったのではないかと思ったツナであったが、そうではないと泡浮と湾内は訂正する。

 

「そういえば以前に学び舎の園に入られていましたがどうやって入ったのですか?」

 

「あれは常盤台狩りの捜査っていう名目で特別の許可が降りたんだよ」

 

「ですが沢田さんは私服でいらっしゃいますけど本当に風紀委員(ジャッジメント)の方なのですか?」

 

「俺は風紀委員(ジャッジメント)の協力者だからさ。正式な風紀委員(ジャッジメント)の人間じゃないんだ」

 

「そうでしたか」

 

 湾内は本当にツナが風紀委員(ジャッジメント)の一員なのかどうか尋ねる。ツナの返答を聞いてツナが私服の理由を理解する。

 

「逆に聞きたいけど何で2人は制服着てるの? 今って夏休みだよね」

 

「私たちの学校は外出時は制服を着用しないといけないという決まりがあるんです」

 

「そういえば美琴と黒子の私服姿って見たことなかったっけ……」

 

 泡浮に言われてツナは今さらながら思い出す。黒子と美琴が制服以外の服を着ているところを見たことないことを。

 

「やはり御坂さんとはご友人なのですね」

 

「うん」

 

「やはり超能力者(レベル5)同士。仲がいいのですね」

 

「へっ……!?」

 

 泡浮が自分のことを超能力者(レベル5)だと認識しいた為、ツナは驚きの声を上げてしまっていた。

 

「常盤台では話題になっていますのよ。ずっと謎だった学園都市の第1位か第2位の超能力者。それに加えて理論上不可能なはずの多重能力者(デュアルスキル)だと」

 

(そ、そんなことになってるのー!?)

 

 泡浮がツナが常盤台の間で有名人だということ伝える。常盤台の生徒は自分のことをそんな風に思っているとは思ってみなかった為、ツナは驚いてしまっていた。

 

(ど、どうしよう!? どうやって誤魔化そう!?)

 

 ツナはどう誤魔化そうかと考えたがツナは何も思い浮かばず焦っていた。

 

「沢田さん? どうかなさいました?」

 

「い、いや! 何でも! あっ! 学び舎の園が見えて来たよ!」

 

 湾内はツナの様子がおかしいことに気づいた。ツナが誤魔化そうとしようとした時、タイミング良く学び舎の園が見えて来た為、結果的に誤魔化すことに成功した。

 

「「送って頂きありがとうございました」」

 

「2人も気をつけてね。外に出るのは必要最低限にね」

 

 学び舎の園のゲート前に到着すると2人はツナに深々と頭を下げてお礼を言った。ツナも事件に巻き込まれないよう注意を促す。そして湾内と泡浮は学び舎の園へと帰って行く。

 

「ふぅ……とりあえず支部に戻ろう。黒子が何か証拠を見つけてくれたらいいんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、誘拐事件の手がかりを探している黒子は。

 

「やはり手がかりが全くなしで見つけるのはきついですわね……」

 

 黒子は婚后が通ったであろうルートの中で人気のない所をしらみ潰しに散策していた。

 

「ここは一旦、支部に戻るのが懸命ですわね」

 

 黒子はこの方法で誘拐事件の犯人を見つけることを諦めて、一旦支部に戻って別の方法を模索することを決定する。

 その時だった

 

「ねぇ。お姉ちゃん。こんな所で何してるん?」

 

 突如、関西弁で誰かが話しかけて来る。黒子が声のする方を向くとそこには茶髪のショートヘアーの女の子が立っていた。

 

「あなたの方こそこんな人気のない所で何をしているんですの?」

 

「今から友達の家に遊びに行くんや。この道を使うと友達の家までの近道やねん」

 

「最近、このような通りで誘拐事件が多発していますの。通るなら人気のある場所を通って下さいですの」

 

「ウチも知ってるよ。ニュースで見たよ」

 

「ええ。とにかく危ないですから早くここから移動しますわよ」

 

 黒子は小学生を人気のある場所へと移動させるようとする。

 その時だった

 

 ドーン! 

 

「ガハッ!?」

 

 黒子の後方に爆発が発生した。黒子は爆発をモロに喰らってしまい、うつ伏せの状態で倒れてしまう。

 

「最近、学生が襲われてるんやて。お姉ちゃんも気を付けた方がええで」

 

(ば、爆発……!? まさかこの子が……!?)

 

 小学生は爆発が起きてもなお一切、動揺することなく笑顔で言った。まさかこの小学生が敵だとは思ってもみなかった為、黒子は驚きを隠せないでいた。

 

 黒子の前に姿を現した学生誘拐事件の犯人。果たして黒子の命運は!? 

 

 

 

 




皆さんは湾内と泡浮。どっちが推しですか?僕は泡浮です。僕はロングヘアーの女の子がタイプなので。後、湾内に怒ってみてくれと言われて怒るシーンと、実は私力持ちなんですって言ったシーンが可愛くて好きです。ツナのヒロインに加えちゃおっかなー。もう完全に私情です。まぁ佐天も同じですが。


という訳で改めて聞きます。読者の皆様。どんな女がタイプだ?By 東堂葵(呪術廻戦がわからない方すいません。別に答えなくてもいいです。というか質問が変わってる)



高評価を下さったHRKTYさん、路徳さん、wing//さん。ありがとうございました。


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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