とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)116 超電磁砲(御坂美琴)vsスフィーダ

 

 

 

 

 

 

 

「これで動画の再生数もハイパー爆上がり間違いなし! ハイパー有名人! 企業から声がかかって広告収入で億万長者! これで私の将来も……わっ!」

 

 テンションが上がっているスフィーダの言葉を遮るかのように美琴の雷撃が放たれる。美琴の雷撃はスフィーダのスマホは完全に破壊された。

 

「ちょっとちょっとー。このスマホ最近、奪って手に入れた最新のスマホなのにー。どうしてくれんのー? 後で弁償してよねー」

 

「後なんかないわよ。これで終わりよ!」

 

「本当にー?」

 

「っ!?」

 

 スフィーダが笑顔でそう言うと美琴は全身から自分の周囲に雷撃を放った。雷撃が放たれた後、美琴の周囲に爆発が発生する。

 

「ありゃりゃ。どうしてわかったのー? 全然、見えてないのにー?」

 

「私は体から電磁波が発生してんのよ。何かあったら反射波でわかんのよ」

 

「へー。面白いー。今度、動画であーしのゲストの登場しようよー。動画名はちょっと死角からの攻撃を対処してみたって感じでどうかなー?」

 

「あんたは爆破系の能力者じゃない。爆発物を消して爆破系の能力者に見せかけてだけ」

 

「あれれ? ちょっと無視なんて酷いよーゼロ子ちゃーん。あーしハイパー傷ついちゃう」

 

「だからその名で呼ぶんじゃないわよ!」

 

(あの爆破がそんなトリックだったとは……)

 

 スフィーダの戯れ言に耳を貸さないようにする美琴であったが再びゼロ子と呼ばれた為、再び怒りを爆発させる。黒子は爆破のトリックを知って驚いていた。

 

(爆発物は真っ直ぐこっちに向かって来た……おそらく念動力(テレキネシス)で操ってる……どうやら本当に多重能力者(デュアルスキル)ってのは本当らしいわね……)

 

 美琴は目に見えない爆発物を念動力(テレキネシス)によってスフィーダが操作したということを理解する。

 

「黒子、みんなを連れてここから離れて」

 

「了解したましたの」

 

 美琴は周囲を巻き込まない為にここから離れるように命ずる。美琴の言葉を聞いて黒子は指示に従って、他の生徒と協力して戦線から離脱しようとする。

 

「仲間外れにしないでよー。ハイパーショックなんだけどー」

 

「っ!?」

 

 拐う為の生徒が逃げていくのを黙っているのを見ていられなかったのか、スフィーダは再び仕掛ける。美琴は電磁波で感知しみんなに当たる前に爆発物を雷撃で処理した。

 

「行って!」

 

「はい!」

 

 黒子たちは倒れている生徒を連れて戦線を離脱した。

 

「人の心配してる場合とかハイパー余裕だねー」

 

 爆破によって怪我をしていないを確認する為に黒子たちの方を向いた。その隙にスフィーダは美琴に2本のナイフを投げた。

 

「ありゃ?」

 

「こんなものいくら集まろうと私の磁力でいくらでも無力化できるわよ」

 

 スフィーダの放ったナイフは美琴の前でピタッと止まった。ナイフが急に止まったことにスフィーダは少しだけ驚いていた。美琴はそのままナイフを磁力で操ってスフィーダに飛ばす。

 

「ほい」

 

「なっ!?」

 

 スフィーダは自分に向かって来る2本のナイフを両手で触るとナイフは形が崩れ塵と化す。塵と化したナイフを見て美琴は驚きを隠せないでいた。

 

「これはハイパー使いたくないんだけどさー。でも相手が相手だしー。まぁ美琴ちゃんは電撃は全身から出せる訳だし。最悪、両手が無くなるぐらいなら問題ないかー」

 

(触れた瞬間、ナイフが塵に……近づいたらヤバイわね……)

 

 右手の掌を見ながらスフィーダは呟いた。美琴はスフィーダの手で自分の体を触れられて塵になる自分の姿を想像していた。

 

「それじゃー行っくよーん!」

 

(増えた!?)

 

 するとスフィーダがさらに2人増える。美琴はスフィーダが増えたことに驚きを隠せないでいた。3人スフィーダの内、2人のスフィーダが残ったスフィーダの背中をおもいっきり蹴りで吹き飛ばした。

 

「くっ!」

 

 美琴は飛んだ来たスフィーダに雷撃を放つ。スフィーダは雷撃を喰らって倒れてしまう。

 

(隙を作った後からの同時攻撃! けど私には通じないわよ!)

 

 飛んだ来たスフィーダのせいで視界が塞がれてる内に上空と前方から残り2人のスフィーダが攻めて来る。美琴は反射波で2人の位置を特定し雷撃を放った。残りのスフィーダも雷撃によって倒れてしまう。

 

「手数で隙を作って反射波を突破しようと思ったんだろうけど。その程度じゃ無理よ」

 

「だっよねー」

 

「っ!?」

 

 美琴はの後方から声がする。美琴は声を聞いた途端、咄嗟に振り返ると同時に雷撃を放つ。だが雷撃が放たれる前に美琴の後方からロープが伸びて美琴の足首に絡み付いた。美琴の後ろにはロープを握っているスフィーダがいた。後方にいるスフィーダはロープを引っ張る。

 

「がっ!?」

 

 美琴はそのままバランスを崩し転倒し、地面に仰向けに倒れ頭を強打してしまう。そしてすぐにスフィーダはロープに絡まった美琴ごとを背負い投げする。

 

「ガハッ!?」

 

 美琴は空中に強制的に飛ばされると、すぐに急降下する。そして美琴は仰向けの状態でおもいっきり地面に叩きつけられた。

 

「いっくよー! スフィーダちゃんハイパーキック!」

 

「グフッ!?」

 

 美琴の背後を取ったスフィーダが蹴りで美琴の顎を蹴ると同時に上空へ飛ばした。

 

「もういっちょ!」

 

「ゴハッ!」

 

 蹴り飛ばされた美琴の上にスフィーダがジャンプすると、かかと落としで再び地面に叩きつけた。

 

(あの時に……!?)

 

 美琴はスフィーダの体で視覚が塞がれた時にさらにもう2人分身を作った。そして分身の1人は美琴の攻撃を仕掛け、もう1人の分身と本体は身を潜ませていたことに気づく。

 

「2人しか分身を出せないと言った覚えはないはないんだよねー。あーしはこう見えてハイパーハイスペックなんだからー。という訳でとどめといきまっしょっか!」

 

(え、演算が……間に合わない……!?)

 

 そして最後に見えない大量の爆発物が美琴を襲う。通常であれば対処できる爆発物も地面に叩きつけられた痛みで演算が間に合わず、爆発をモロに喰らってしまう。

 

「ちょっとやり過ぎちゃったかなー? まっいっか。生きてるし。それに相手は超能力者(レベル5)だしこれくらいしょうがないよねー」

 

(こいつ……どうやって私の反射波を……!?)

 

 ロープで自分を捕えた方のスフィーダが美琴の横に現れる。美琴は反射波に感知されずに後方にいきなり現れた理由がわからず困惑していた。

 

「どうやって反射波に感知されたかわかんないっていう表情(かお)してるねー。簡単だよ。実体があるから感知される。逆に言えば実体が無くなってしまえばいいんだよー」

 

(黒子の言ってたすり抜け……!? まさか分身もすり抜けを使えるっていうの……!?)

 

 スフィーダは反射波が当たらない理由をバラす。美琴は黒子の言っていたこの力がすり抜けだということを理解すると同時に分身までもがすり抜けが可能だということに驚きを隠せないでいた。

 

「最初にあーしの分解する力を見せたせいで美琴ちゃん、遠距離攻撃で勝とうとしたのはバレバレだったからさー。そもそもあーしは美琴ちゃんに分解の力を使うつもりはなかったしー」

 

(私の心理を逆手に……!?)

 

 スフィーダはあえて分解の力を見せることで美琴が近距離で攻めて来ないように仕向けていたのである。

 

「それに能力者って能力に演算を使うんでしょー? 演算は脳によって行われる。つまり動揺や焦り、そして脳を揺したりすれば演算は遅れる。それさえわかってれば能力者もただの人間。つまり雑魚ってことなんだよねー」

 

 スフィーダは語る。美琴への攻撃は全て計算されていたものだった。

 

「これで目的が2つ果たせたわ」

 

「2つ……? どういう意味よ……?」

 

「うーん。まぁせっかくだし美琴ちゃんには特別に教えてあげちゃう。どうせ知ったところで何もできないしねー」

 

 常盤台の生徒を誘拐するだけでなく他にも目的があると知って美琴はどういうことか尋ねる。スフィーダは少しだけ迷うが美琴にもう1つの目的について語ることを決める。

 

 スフィーダのもう1つの目的とは!? 

 

 

 




なんか美琴が弱くなっちゃったなー…レベル5の威厳が…原作なら多才能力者(マルチスキル)に勝ってるのに…なんかすいません…


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