エスカを倒してから2日後。学園都市に報道が流れる。エスカは死亡。原因は敵を爆弾で道連れにしようとしたことによるもの。爆発的は遺体が残らない程の爆破であり結局、エスカの正体は謎のまま。今回の事件を受けて学園都市は今回のような事件が起こらないようさらにセキュリティを強化することを発表。こうして学園都市に再び、平和が戻った。
「なんか事件が解決した気がしませんわね……」
「というかヴィンディチェでいいんだっけ? あいつらの方がヤバ過ぎてエスカが可愛く見えたわ……」
事件の真相を知る黒子と美琴はスッキリするどころかむしろモヤモヤしてしまっていた。負傷した美琴はリボーンの治療によって傷は治り、1日程休んだことで回復していた。
「そんなに凄いんですか? ヴィンディチェって?」
「正直、あの方たちをを見た瞬間、死を覚悟しましたわ……初春。あなたでしたら完全に気絶してますわよ……」
「初めてだったわ……ただ目の前にいるだけなのに勝てないと思ったのは……」
初春はバミューダとイェーガーの姿を見た時のことを尋ねた。黒子と美琴の脳には鮮明にあの2人のことが焼き付けられていた。見た目だけならヘルリングに精神を喰わせたエスカの方がヤバいはずなのに、それが可愛く思えてしまう程の存在感が。
「ただあの方バミューダという方は一体、何者なんでしょうか?」
「黒子もそう思った?」
「え? 何かあったんですか?」
黒子と美琴はリボーンの似た姿をしていたバミューダのことが気になっていた。初春は何のことかわからずどういうことか尋ねた。
「さっき言ったバミューダって奴とリボーンの姿が似てたのよ」
「リボーン君とですか?」
「うん。リボーンと同じ赤ん坊だったの。それに呪いが解けたとはいえ自分と同じアルコバレーノだったって言ってたわね……」
「アルコバレーノ?」
美琴はバミューダがリボーンに言っていたことを思い出していた。初春はアルコバレーノが何のことかわからず疑問符を浮かべる。
「イタリア語で虹という意味ですわ。ただリボーンさんがなぜそう呼ばれているのかはわからないですの」
「エスカもリボーンのことをアルコバレーノって呼んでたわ。後、呪われた赤ん坊だって」
「アルコバレーノ……呪われた赤ん坊……」
「ますます意味がわかりませんわね……」
美琴はエスカがリボーンのことをバミューダと同じくアルコバレーノ、呪われた赤ん坊だと言ったことを思い出す。初春と黒子はますますリボーンのことがわからなくなってしまっていた。
「というか今さらですけど……赤ちゃんが喋るっておかしくないですか……?」
「そういえば……」
「なんか当たり前になり過ぎて忘れてたわ……」
初春は今さらであるがリボーンが普通に喋っていることに感して指摘する。黒子と美琴も今さらながらおかしいことに気づいた。
「あーもう! 気になって仕方がないわ!」
「仕方ねぇな。教えてやるぞ」
美琴は気になり過ぎて両手で頭をクシャクシャしていた。すると支部内にリボーンの声を響いた。美琴たちはリボーンがどこにいるのか気になり辺りを見回す。すると支部の一部が床が沈み、床とコーヒーメーカーが乗った机と椅子に座りコーヒーを飲んでいるリボーンがエレベーターのように上がってきた。
「ちゃおっす」
「どっから出て来てんのよ!」
当たり前のように床の下から出て来たリボーンに美琴がツッコミをいれる。
「あの……前に言いそびれたんですけど……勝手に改造するのを止めてもらえますの……?」
「ここはこの世界のボンゴレの拠点第1号だぞ。いずれはお前らもボンゴレの一員になるんだから別にいいだろ」
「よくないですわ! というか私たちはマフィアになどなる気がありませんの! 今すぐ撤去して下さいの!」
「もう遅ぇぞ。拠点はここだけじゃねぇ。柵川中学、常盤台中学、他にも学園都市の至るところにあるからな」
「常盤台!? どうやって入ったんですの!?」
「普通に入ってセキュリティに引っ掛からないように突破しただけだぞ。安心しろ。俺が侵入したのはエスカが来る前よりずっと前だ」
「安心できる訳がないですの!」
「あんなショボいセキュリティしてる学園都市が悪いんだ。あれじゃ俺に入ってくれって言ってるようなもんだぞ。だから俺は悪くねぇ」
「どう考えてもあなたが悪いですわ!」
「「……」」
リボーンの言葉に次々と黒子はツッコミをいれていく。エスカよりも前に常盤台に侵入したと聞いて初春と美琴は衝撃を受けていた。
「んなことはどうでもいいだろ。それよりだ」
「どうでもよくありませんわ! 今すぐあなたを不法侵入の容疑で捕まえますわ!」
「やってみやがれ。俺を捕らえることすらできなかった奴にできるんならな」
「ぐぬぬ……!!」
リボーンを捕らえようとする黒子であったが、リボーンに論破されてしまい悔しい
「そ、それよりアルコバレーノのことを教えてくれるんですよね?」
「今回はこっちの事情にお前らを巻き込んじまったからな。だから教えてやるぞ。それに佐天には教えたしな」
初春は気を遣って話を反らした。リボーンは美琴たちが気になっていたことを話すと決める。そしてリボーンは語る。運命の日、
「以上が俺の秘密の全てだ」
「「「っ……!?」」」
リボーンは話を終える。話を聞き終えた美琴たちはあまりに壮大の話に衝撃を受けていた。
(あの時のバミューダの言葉はそういうことだったのね……)
美琴はツナの記憶を見た際にバミューダが言っていた言葉の意味をリボーンの話を聞いて理解する。
「じゃあ……下手したら……あなたもあの方々と同じように……」
「なってただろうな。ま。どうせチェッカーフェイスに勝とうが負けようが俺は死んでたがな」
「どうせって……そんな軽く……」
リボーンが
「この姿になった時からロクな死に方は期待しちゃいなかったからな。チェッカーフェイスが呪いを解いてくれることがないくらい
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! あんた呪いを解けないことをわかってたのに、何で虹の代理戦争ってやつに参加したのよ!?」
「んなもん決まってんだろ。俺の使命はツナを立派なボンゴレ10代目にすること。ツナを鍛えるのに虹の代理戦争は丁度いいと思ったからな」
「「え……!?」」
「どうかしてるわよあんた……!?」
自分の呪いが解けないとわかっていたのにも関わらず虹の代理戦争に参加した理由がツナの為だと知って、3人は驚きを隠せないでいた。
その時だった
「し、失礼します……」
「婚后さん?」
支部に誰か入って来る。入って来たのは学生誘拐事件の被害者の1人である婚后光子。そして湾内と泡浮だった。
クロームの出番が…
感想、評価、アイディア募集で何かありましたら、遠慮なくどうぞ!
感想→https://syosetu.org/?mode=review&nid=237187&volume=
評価→https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=237187&volume=1
Twitter→https://twitter.com/husuikaduti
アイデア募集→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=247248&uid=88671
ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?
-
1対1の一騎討ち
-
ツナと天草十字正教が協力して戦う