とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)

幻想御手(レベルアッパー)篇 標的(ターゲット)13 狙われた佐天

アニオリの話をやるのは初めてだな。

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「ただいま戻りました」

「お疲れ様ツナ君」

　パトロールを終えたツナは支部に戻ってきた。支部の中には

「大分、仕事に慣れてきたわねツナ君」

「仕事っていっても、ただ学園都市って平和だからほとんど何もしてないですよ」

「そんなことないわよ。ツナ君、親御さんから人気が高いのよ」

「え？　そうなんですか？」

「ええ。ツナ君よく迷子の子供とか子供の落とし物を捜してくれるじゃない。それで色々と高評なのよ」

「別に子供の世話は慣れてますから。元いた世界じゃ5人いる居候の内、3人が子供だったんで」

「居候が5人！？」

「それにみんな素直ですから。急に手榴弾とか投げたりも、急に照れて爆発とかもしないし」

「何を言ってるのあなたは！？」

　ツナが急に意味がわからないことを言った為、固法は驚きの声を上げた。

「それはそうと。実はツナ君に知っておいてもらいたいことがあるの」

「何ですか？」

「実は昨日の放課後から夜にかけて常盤台の生徒ばかりが6人が連続して襲われる事件があったの。しかも学舎の園の中で」

「学舎の園……昨日、佐天が昨日、学舎の園に招待されたから行くって言ってた……確か凄いお嬢様学校だとか」

　ツナは昨日、夜に佐天が言っていたことを思い出した。佐天と初春は美琴と黒子に招待されたので、明日学舎の園に行ってくると。

「犯人はスタンガンで常盤台中学の生徒を昏倒させてるの。犯人は不明。目的も能力も不明。ただ常盤台中学の生徒は全員レベル3以上の生徒ばかり。それを6人も気絶させてる時点でかなりの能力者ってことになるわ」

「そんな凄い能力者が……」

「今のところ学舎の園の中でしか起きてないけど、外で常盤台の生徒が襲われる可能性は充分にあるわ。だからツナ君にはパトロールの際に、常盤台の生徒を見かけたら注意換気、それともし犯人を見つけたら捕まえて欲しいの」

「わかりました。あっ！　そしたら黒子と……って大丈夫か……」

　黒子と美琴のことが心配になるツナであったが、あの二人の強さは知っている為、大丈夫だと判断する。

「あの子は風紀委員(ジャッジメント)の一員。これぐらいでやられないわ。それにあの子のことは私が一番知ってるんだから」

「もしかして固法先輩って黒子の師匠なんですか？」

「師匠ではないわ。でもあの子がまだ風紀委員(ジャッジメント)の研修生だった時に、私が色々と指導していたの」

「へー。そうだったんですか」

「とにかく。一応、このことを連絡しておかないといけないわね」

　固法は今回の事件のことを黒子の耳に入れておいた方がいいと思い、携帯を取り出して黒子に連絡することを決める。

「あら。噂をすれば。何かしら？」

　黒子に連絡にしようと思った矢先、固法の携帯が鳴る。電話をして来たのは黒子だった。

「もしもし……え！？　それは本当なの！？」

　電話に出た途端、固法は顔色を変える。固法の顔色から察するに何かあったのだということをツナは察する。

「ええ。ええ。わかったわ。そのことについては私に任せて」

　固法は電話を切ると、ツナの方を向いた。だが固法の顔は浮かない表情だった。

「落ち着いて聞いてねツナ君」

「何があったんですか……？」

「佐天さんがスタンガンで気絶させられたわ。襲ったのはおそらく例の犯人よ」

「佐天が……！？」

　佐天が襲われたと知って、ツナは驚きのあまり固まってしまっていた。

「何で！？　何で佐天が！？　佐天は常盤台の生徒じゃないじゃないですか！？」

「佐天さん水たまりで制服を汚しちゃって、常盤台の制服を借りてたらしいの。それでお手洗いに行って一人になったところを……」

「じゃあ佐天が間違われたってことですか……！？」

「おそらくね……」

「そんな……」

　本来であれば狙われるはずのなかった、佐天が犯人に気絶さられたと知ってショックを受ける。

「固法先輩。犯人を捕えるという名目で常盤台に行くことはできませんか？」

「え……！？」

「お願いします！　固法先輩！」

「ツナ君……」

　ツナは頭を下げて、常盤台に行かせてくれないかと固法に頼む。

「はい」

「え……！？　これって……！？」

　固法が差し出したのは風紀委員(ジャッジメント)の腕章だった。ツナは腕章を渡された意味がわからないでいた。

「常盤台中学はお嬢様学校。いくら協力者の証明証を持っているあなたでも、この腕章をしてないと色々とまずいでしょ」

「固法先輩……」

「捜査の許可は私の方でなんとかしておくから。今からすぐに常盤台中学に向かいなさい」

「ありがとうございます！」

「その代わり。必ず犯人を捕まえること。いいわね」

「はい！」

　返事をするとはツナは腕章をつける。そして常盤台中学の場所を固法に教えてもらうと支部を出て、常盤台中学へ向かう。

(待ってろ！　佐天！　今、行く！)

　ツナは超(ハイパー)死ぬ気モードになって常盤台中学へと向かって行く。

　大空！　動く！　

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アンケートをやってますけど、僕は雨が一番多くなると思ってましたが、予想と違って意外でした。

とあるのキャラの死ぬ気の炎の属性は

当麻→大空
インデックス→晴
美琴→雷
黒子→雲
初春→晴
固法→霧
神裂→雨
ステイル→嵐
五和→雷
アクセラレータ→雨

僕はこう思ってます。

高評価をBibaruさん、龍王人さん。ありがとうございます！


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