とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)197 導き出された結論

 

 

 

 

 

 フゥ太のランキング能力が本物だということを証明できた為、ようやくツナたちはフェブリを狙う黒幕の正体をフゥ太の能力で暴くことにする。

 

「という訳なんだフゥ太。フゥ太の能力でフェブリを狙う黒幕ランキングを調べて欲しいんだ」

 

「わかったよツナ兄」

 

 黒子がショックから立ち直った後(完全に立ち直れてはいないが)一旦、ランキングモードを解除していたフゥ太に今回の事件のことをツナが説明した。事件の概要を聞いたフゥ太はツナの依頼を快く承諾した。

 

「じゃあいくよ」

 

 フゥ太が虚空を見上げると周囲にあった物が浮かび始め、さらにフゥ太の瞳から光が失われる。フゥ太は完全にランキングモードに入る。

 

「フゥ太。フェブリを狙う黒幕ランキングを第1位を調べて」

 

「わかったよ」

 

 ツナの言葉を聞いてフゥ太はランキングし始める。その場にいた者たちはフゥ太のランキング結果をドキドキしながらランキング結果を見守っていた。

 

「フェブリを狙う黒幕ランキング第1位は……STUDY」

 

「「「「STUDY?」」」」

 

 フゥ太のランキング結果を発表する。STUDYという聞いたことのない単語を聞いて疑問符を浮かべる。

 

「STUDY……おそらく組織名だとは思うけど……」

 

 STUDYと聞いて組織名だということを固法は推測する。しかしこれだけは何もわからず困った表情(かお)をしてしまう。

 

「フゥ太君。そのSTUDYの中で権限が大きい人物ランキングをお願いできる?」

 

「わかった」

 

 美琴はSTUDYに関連する人物から黒幕を炙り出すことを決め、フゥ太にランキングを頼む。フゥ太は再びランキングを始める。

 

「STUDYの中で権限を大きい人物ランキング。第6位。布束砥信」

 

(布束ってミサが言ってた……!?)

 

(やっぱりあのジト目女が!)

 

 フェブリに学習装置(テスタメント)で知識を与えた布束の名前がフゥ太の口から告げられる。布束の名前を聞いた途端、ツナはミサが言っていた人物だということを思い出し、美琴は自分の予想が当たっていたということを理解する。

 

「第5位は斑目(まだらめ)(けん)()。第4位は関村忠弘(せきむらただひろ)。第3位は小佐古(こさこ)(しゅん)(いち)。第2位は(さくら)()(じゅん)。第1位は有冨(ありとみ)(はる)()

 

「聞いたことのない名前ばかりね」

 

「初春。今上がった人物を検索をお願いしますわ」

 

「わかりました」

 

 右手の人差し指と親指を顎に当てながら固法はそう言った。フゥ太が言ったメンバーの名前をメモしていた黒子が初春にメモを渡すと、初春はパソコンにてフゥ太の言ったメンバーの名前を調べ始める。

 

「出ました」

 

 初春がそう言うとフゥ太以外、パソコンの前に集まる。パソコンの画面にはフゥ太が言ったメンバーが映っていた。

 

「この布束って言う人だけは違いますが、他の人は全員、学究会の上位入賞者ばかりです」

 

「学究会って確か学園都市の中でも成績優秀者たちの発表会だっけ?」

 

「はい。そしてこの人たちがフェブリちゃんを造った黒幕ということですね」

 

「黒幕の正体がわかりましたわね。次は黒幕の目的ですわね」

 

「フゥ太君。STUDYの目的ランキングを調べてもらえる?」

 

「わかったよ」

 

 STUDYの構成員がわかったところで次はSTUDYの目的が何なのかという話題に移る。そして固法の依頼を聞いてフゥ太は再びランキングを行う。

 

「STUDYの目的ランキング。第1位は学園都市で大規模テロを起こすこと」

 

「「「「「大規模テロ!?」」」」」

 

 フゥ太の口から目的が告げられた。STUDYの目的が大規模テロだということを知ってツナたちは驚きの声を上げた。

 

「フゥ太君! その大規模テロの方法ランキングを調べてもらえる!?」

 

「わかった」

 

 大規模テロを起こすということ知って驚くツナたちであったが、そんな中で固法はすぐに気持ちを切り替えてフゥ太に大規模テロの詳細を尋ねた。

 

「STUDYのテロの方法ランキング第1位。学究会会場に搬入してある2万体の駆動鎧(パワードスーツ)によるテロ」

 

「「「「「2万体!?」」」」

 

 2万体の駆動鎧(パワードスーツ)によるテロが行われるということを知ってツナたちは驚きの声を上げる。

 

「2万体って……そんなの私だって……」

 

 学園都市1位の電撃使い(エレクトロマスター)であっても2万体の機械をハッキングして操ることは不可能。しかもSTUDYのメンバーは全員、無能力者(レベル0)超能力者(レベル5)ですらできないことを無能力者(レベル0)にできる訳がない。

 

「沢田! 黄泉川先生に貰ったケース!」

 

「え!?」

 

 だが美琴の脳裏にある1つの仮説が生まれる。それは黄泉川から貰った金色の糸が入った紫色のケースであった。ここで黄泉川から貰ったケースが出てくる意味がわからずツナは困惑してしまっていた。

 

「いいから出して!」

 

「う、うん!」

 

 美琴が何を考えているかわからなかったツナであったが、美琴の言われるがままツナは黄泉川から貰ったケースをポケットから出した。

 

「フゥ太君。このケースの用途ランキングをお願いできる?」

 

「わかったよ」

 

 美琴は自分の脳裏に浮かんだ仮説が正しいかどうかを確かめる為に、フゥ太このケースが一体、何の為に使われているものなのかをランキングしてもらう。

 

「このケースの用途ランキング第1位。駆動鎧(パワードスーツ)の動力源」

 

「動力源って……このケースが?」

 

「正確に言うとこのケースに入ってる髪の毛よ。おそらくこの髪の毛の人物が駆動鎧(パワードスーツ)を操っているのよ」

 

「この髪の毛って……まさかフェブリの!? まさかフェブリが駆動鎧(パワードスーツ)を操ったっていうの!?」

 

 この髪の毛の色からツナはフェブリが駆動鎧(パワードスーツ)を操ったのではないかと思い驚きの声を上げた。

 

「おそらく違うわ。フゥ太君。この髪の毛の持ち主ランキングをお願いできる?」

 

「わかった」

 

 ケースに入っているのが髪の毛が誰のものなのか確認する為に美琴はフゥ太にランキングを依頼する。

 

「この髪の毛の持ち主ランキング第1位。ジャーニー」

 

「そのジャーニーと一番、近い存在ランキングをお願いできる?」

 

「わかった」

 

「「「「?」」」」

 

「まさか……!?」

 

 美琴が1人で納得しさらに意味不明なランキングをフゥ太に依頼したのでツナ以外は疑問符を浮かべてしまっていた。ツナは美琴が何を考えているのか理解していた。

 

「ジャーニーと一番、近い存在ランキング第1位。フェブリ」

 

「やっぱり……そういうことなの美琴?」

 

「ええ。そういうことよ」

 

「い、一体何なのよ! 2人だけで納得しないで私たちにもわかるように説明して!」

 

 ツナと美琴だけが勝手に納得している状況に痺れを切らした固法はどういうことなのかを説明するよう2人に求める。

 

「今回のテロ。おそらくフェブリのお姉ちゃん。ジャーニーによって引き起こされます」

 

「「「っ!?」」」

 

 

 




フゥ太の台詞がほとんど同じに……

10/27 加筆修正しました。


高評価を下さったリデルさん。ありがとうございます!


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
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