ツナはSTUDYのテロの要がフェブリの姉、ジャーニーであるということを固法たちに話した。
「フェブリちゃんにお姉ちゃん!? どういうことですか!? だってフェブリちゃんは人工的に造られた存在なんですよね!? お姉ちゃんなんている訳……!?」
「ごめんけど俺にも詳しいことわからないんだ。さっき病院でミ……カエル顔のあのお医者さんが聞いたらしいんだ。フェブリにお姉ちゃんがいるって」
ツナはミサが言っていたとは言えないのでカエル医者が言っていたということにしてフェブリの姉であるジャーニーのことを話した。
「フゥ太君。STUDYのテロに使われる
「わかった」
STUDYの使う
「STUDYのテロに使われている
「やっぱりね」
「じゃ、じゃあ何の為にフェブリちゃんは造られて……!?」
「確認してみましょう。フゥ太君。フェブリが造られた理由ランキングをお願いできる?」
「わかった」
ジャーニーが
「フェブリが造られた理由ランキング第1位。ジャーニーが使えなかった時のスペア」
「スペアって……」
「人を道具みたいに……」
「許せませんわね……」
フェブリが造られた理由がジャーニーのスペアだと知って初春、固法、黒子は憤りを覚えていた。
「フゥ太君。ありがとう。もう大丈夫よ」
「うん」
これ以上、ランキング能力に頼る必要はなくなった為、美琴はフゥ太にそう言った。フゥ太はランキングモードを解除する。ランキングモードを解除した影響によって浮いていた物が床に落ちていく。
「じゃあ僕はこれで。また何かあったら呼んでね」
そう言うとフゥ太は支部を出て、再び学園都市の散策へと向かって行った。
「フゥ太君のお陰で黒幕の目的もわかったわね」
「後は彼らの本拠地を調べて事件が起こる前にテロを防ぐだけですわ。初春」
「はい」
フゥ太のランキング能力のお陰で敵の全てがわかった為、固法、黒子、初春は気合いが入っていた。名前さえわかればフゥ太の力を使わずとも初春の優れた情報収集能力によって、STUDYの本拠地を炙り出すことができる。
「本当にこれでいいのかな?」
「「「「え?」」」」
捜査に乗り出そうとした矢先、ツナは神妙な面持ちでそう言った。ツナの発言を聞いて美琴たちは驚きを隠せないでいた。
「だってこれで逮捕できてもいつかは出所するんでしょ? そうなったらまたSTUDYはテロを起こそうとするんじゃないかな?」
「沢田……」
「確かにその通りかもしれないけど……」
「戦いを嫌うあなたの発言とは到底思えませんわね。第一、相手は2万体
ツナの言うことも間違いではないということを固法と黒子は理解してはいる。しかし
「いや……どうにかしないといけないかもしれませんよ……」
「「「「え……!?」」」
テロが起こる前になんとかしようという流れになっていたが、パソコンでSTUDYのことを調べていた初春の口から絶望的な言葉が発せられた。初春の言葉を聞いてツナたちは驚きを隠せないでいた。
「STUDYのことを調べていたんですがどうやら表向きはSTUDYコーポレーションという薬品の製造や科学関係の企業なんです。しかもそれだけじゃなくて
「そんな……では本当に戦うしかないということですの……!?」
STUDYが完全なる悪の組織であれば強行策に打って出ることもできた。しかし表向きが一般企業。しかも
「学究会まで2日の猶予があるわ。まだ正面から戦うと決まった訳じゃないわ。きっとテロを止める方法が必ずあるはずよ。だから諦めちゃダメよ」
みんなの動揺を無くす為に固法はそう言った。しかし実際のところ冷静を装っているだけで、固法自身もどうすればいいかわからない状態であった。だがツナたちも固法が窮地に置かれていること、そして自分たちもどうすればいいかわからないでいたおり曇った
STUDYが起こそうとしている大規模テロ。果たして止める手立てはあるのだろうか?
この作品で日間ランキングに入ることなんてもうないと思っていましたがまさか入るなんて……しかも15位……世の中わからないものですね。
高評価を下さった風音秋郷さん。ありがとうございます!
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