とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)201 10代目ファミリー

 

STUDYの本拠地

 

「なぜ僕たちの計画が!?」

 

「確かにテストで駆動鎧(パワードスーツ)を動かしたりはしたけど計画のことはバレていないはずよ!」

 

 自分たちの計画がバレていたことに関村と桜井は動揺を隠せないでいた。

 

「いいじゃないか。奴らが誰だろうとこちらの物量には遠く及ばない。我々の計画に何ら支障はない」

 

 計画が露見されていたことに有冨だけは動揺せず、不敵な笑みを浮かべながらそう言った。

 

「布束。起動だ」

 

「っ……!?」

 

 有冨が布束に命令する。布束は苦渋の表情(かお)を浮かべながら画面に映っていたエンターキーを押した。これによってジャーニーの能力が解放され、学究会会場にある2万体の駆動鎧(パワードスーツ)が起動し始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1会場

 

「来やがったぜ」

 

 獄寺の視線の先は数百を越える大量の駆動鎧(パワードスーツ)が出現し、獄寺たちへと向かって来る。

 

「いくぞ! (うり)!」

 

小次(こじ)(ろう)()(ろう)

 

()(りゅう)!」

 

「ムクロウ!」

 

「アルフィン!」

 

 獄寺は嵐のバッグルから嵐猫(ガット・テンペスタ)の瓜を。山本は雨のネックレスから雨燕(ローディーネ・ディ・ピオッジャ)の小次郎と雨犬(カーネ・ディ・ピオッジャ)の次郎を。了平は晴のバングルから晴カンガルー(カングーロ・デル・セレーノ)の我流を。クロームは霧のイヤリングから霧フクロウ(グーフォ・ディ・ネッビア)のムクロウを。バジルはリングから雨イルカ(デルフィーノ・ディ・ピオッジャ)のアルフィンを呼び出した。

 

「「「「「形態変化(カンビオ・フォルマ)」」」」」

 

 獄寺、山本、了平、クローム、バジルがそう言うと(ボックス)アニマルの形態が変化する。獄寺は体中にダイナマイト、口に着火用のパイプとサングラスが装備される。山本は2本の日本刀に服が和服へと変貌する。了平は上半身裸になり両手にボクシングのグローブとヘッドギアが装備される。クロームは持っていた三叉槍が錫杖へと変貌。バジルのメタルエッジは十手へと変貌する。

 

「バジルお前! 新しい力か!」

 

「はい! 雨の十手(トランファン・ディ・ピオッジャ)。拙者の新しい武器です」

 

「拙者って……」

 

「この方のことだったのですね……」

 

 今まで形態変化(カンビオ・フォルマ)を見せたことのないバジルが形態変化(カンビオ・フォルマ)を見せた為、山本は表情(かお)を明るくさせた。バジルの一人称を聞いて固法は驚き、黒子は前にツナが言っていた人物だということを理解する。

 

「果てろ! ロケットボムVer.X(イクス)!」

 

 獄寺はパイプに炎を灯すとダイナマイトの導火線に炎を着火すると駆動鎧(パワードスーツ)に向かってダイナマイトを放った。放たれたダイナマイトは空中で2度方向転換し駆動鎧(パワードスーツ)はバラバラに破壊される。嵐属性の炎の特徴である分解が加わったダイナマイトの威力は通常のダイナマイトの何倍もの威力を発揮する。

 

「時雨蒼燕流攻式八の型。篠突く雨」

 

 獄寺の放ったダイナマイトの爆煙の奥からさらに駆動鎧(パワードスーツ)が現れる。山本はジャンプし空中から無数の斬撃で駆動鎧(パワードスーツ)を真っ二つにしていく。

 

極限太陽(マキシマムキャノン)!」

 

 了平が駆動鎧(パワードスーツ)に拳を叩き込んだ。すると拳を放った余波で爆風が発生し大量の駆動鎧(パワードスーツ)が吹き飛んでいく。晴の活性の炎を全身に作用させることで了平は身体能力を何十倍にも引き上げているのである。だがこれは肉体どころか細胞まで何億人に1人というバネとしなやかさを持っている了平だからできる。まさに神業である。

 

「はぁ!」

 

 バジルは駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中で突っ込んでいく。そして十手と体術を巧みに使い次々に駆動鎧(パワードスーツ)一体一体を一撃で倒していく。家光に鍛えられているバジルは、獄寺たちに比べると派手さはないが戦闘能力は高い。

 

「やぁ!」

 

 するとクロームは地面に三叉槍の柄の部分を地面に突き刺した。すると地面から無数の火柱が上がり、駆動鎧(パワードスーツ)に火柱が直撃する。

 

「熱っ!?」

 

「火柱!? どうなって!?」

 

 急に地面から火柱が上がり、周囲が地獄絵図と変化したことに固法と黒子は驚きを隠せないでいた。

 

「落ち着け。これはただの幻覚だぞ」

 

「幻覚……前に見た有幻覚という奴ですのね」

 

「違ぇぞ。こいつは霧の構築の力にクロームの能力(スキル)を加えたただの幻覚だ」

 

「「スキル?」」

 

「六道輪廻って知ってるか?」

 

「聞いたことがあるわ。人間は死ぬと地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天界道にいくっていう……」

 

「そうだ。クロームはその6つの冥界の力を使うことができるんだ。そしてこの力は地獄道。永遠の悪夢により相手の精神を破壊する能力(スキル)だ」

 

「「怖っ!?」」

 

 妖艶の見た目とは裏腹に使う力が相手の精神を破壊するという能力だった為に2人は顔を真っ青にし恐怖していた。すると火柱が消えて元の状態へと戻る。火柱を喰らった駆動鎧(パワードスーツ)に傷1つついてはいなかったが、電源が落ちたかのようにぐったりとしていた。

 

「ほ、本当にただの幻覚だったのですね……」

 

「幻覚は5感を支配する。5感を支配するということは知覚のコントロール権を奪われることだ。さっきの火柱に直撃して一瞬でもリアリティーを感じていたらお前らもあの駆動鎧(パワードスーツ)みたいになってただろうな」

 

「「っ……!?」」

 

 リボーンがそう言うと黒子と固法はクロームの力によって動かなくなった駆動鎧(パワードスーツ)を見て恐怖すると同時にクロームが味方でよかったと心の底から思っていた。すると今度は獄寺たちが戦っている後ろから駆動鎧(パワードスーツ)がやって来る。

 

「僕たちも行くよ」

 

 すると後ろからやって来る駆動鎧(パワードスーツ)の前に炎真を筆頭とするシモンファミリーが横に並ぶ。

 

「ツナ君の為にもここはシモンファミリー(ぼくたち)が食い止める」

 

 

 




バジルがあまり活躍できませんでしたがちゃんと活躍させるのでご安心下さい。

自分で書いておいてアレなんですがリボーンキャラを出しすぎて書くのが大変過ぎる……まだまだ出すのに……ダレカタスケテー!



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