とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)202 シモンファミリー

 

 

 

 

ついにシモンファミリー力を解放する。

 

「結局、俺の前では数など意味を成さぬということを教えてやろう」

 

 紅葉がそう言うと紅葉の周囲に大量の葉が出現する。これは森の炎の力である。シモンファミリーは大空の7属性と対を成す大地の7属性を使う。紅葉の森の炎の特徴は切断。葉の形をした大量の炎は切れ味抜群の刃であり、死角皆無の全方位攻撃にもなる。そして刃と化した炎が一斉に駆動鎧(パワードスーツ)に襲いかかり豆腐を切るかのように次々に切断していく。

 

「脆いな。人間は鍛えれば鍛える程、強くなる。しかしお前らには限界強度というものがある。結局のところ真の強さとは己自身によって鍛えあげられた肉体だ!」

 

 すると紅葉は森の炎によってできた刃を自分の周囲に展開しながら駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中に突っ込んでいき拳を放っていく。駆動鎧(パワードスーツ)は紅葉の拳によって砕かれていく。紅葉は了平と同じくボクシングの心得がある。故に接近戦にも強い。紅葉の強さの真髄は炎ではなく鍛え上げられた肉体と決して砕けぬ鋼の心なのである。

 

「機械の突進くらいじゃおいらは倒せないよ」

 

 するとらうじの顎に巨大な炎の角が構築される。そしてらうじは突進していき駆動鎧(パワードスーツ)を蹴散らしていく。らうじの使う炎は山の炎。山の炎の特徴は浸透同調。大地の土や砂に浸透同調して炎を帯びた土砂を自在に操ることができる。さらに山の炎は大地の7属性の中でも随一の爆発力と硬度を誇る為、らうじの突進を正面から受け止められる者などわずかである。

 

「どれだけたくさんいようと標的(ターゲット)に辿り着けなかったら全く意味がないんだゾ☆」

 

 SHITT・Pの周囲に沼が展開されていた。そして沼に入った駆動鎧(パワードスーツ)は沼に沈んでいき溶けてしまい完全に消失してしまう。SHITT・Pが使う炎は沼の炎。沼の炎の特徴は発酵。どんな無機物をも発酵させることができる為、防御が意味を為さない。しかも駆動鎧(パワードスーツ)は敵を見つけ次第、特攻するようにプログラムされてい上に遠距離攻撃がない為、自分の周囲に沼を作っておくだけで勝手に突っ込んで沈んで溶けてしまう。この未明革命(サイレントパーティー)においてSHITT・Pほど脅威の存在はいないといっていい。

 

「そっちが数で来るならこっちも数で応戦しよう」

 

 するとアーデルの周囲に氷でできたアーデルを500体程、出現させた。アーデルの使う炎は氷河の炎。氷河の特徴は凍結。あらゆるものを凍結させることができる。そして今アーデルが使った技はブリザードロイド。一体一体がアーデルと同じ戦闘力を持った氷の軍隊。無敵の攻撃隊(グルッポ・アタッコ・インヴィンチービレ)を作ることができる。

 

「はぁああ!」

 

 アーデルの声と共にブリザードロイドが一斉に駆動鎧(パワードスーツ)に襲いかかる。そしてアーデル自身もブリザードロイドを周囲に配備しながら駆動鎧(パワードスーツ)を体術と両腕に装備された刃にさらに3つの刃が装備された武器を使って次々に駆動鎧(パワードスーツ)を破壊していく。物量は依然、駆動鎧(パワードスーツ)たちの方が遥かに上であり数を上回ることができない。だが戦闘力の方はブリザードロイドの方が上である為、戦況は大きく変わる。

 

「うぉおおおお!」

 

 薫は雄叫びを上げながら左手に装備されているランサーで次々に駆動鎧(パワードスーツ)を刺して一撃で破壊していく。薫の使う炎は川。川の炎の特徴は穿孔(せんこう)。貫通力に優れた炎である。

 

「俺は武に酷い事をしてしまった……更にはボンゴレの仲間の心を傷つけた……それでもあいつらは俺の事を友達だと言ってくれた……あいつらの為なら俺は命を張れる!」

 

 薫はかつてシモンファミリーの計画を知ってしまった山本を刺し、瀕死の重症を負わせた。白蘭が助けてくれなければ山本は死んでいたか、生きられたとしても2度と立てないぐらいの重症を。しかしそんな大罪を犯した自分を山本たちは受け入れてくれた。

 

大地の重力(グラヴィタ・デッラ・テラ)

 

 炎真が右手を前に出すと駆動鎧(パワードスーツ)が潰され地面に這いつくばった状態になる。。大地の炎の力である。大地の炎の特徴は重力操作。自由自在に重力を操ることができるのである。

 

「いくら数を揃えたって覚悟のない機械(きみ)たちじゃあ僕たちの絆を断ち切ることはできないよ」

 

「つ、強すぎででしょ……!? もう私たちがいなくても大丈夫なんじゃない……!?」

 

「な、何を言っているんですの固法先輩! 学園都市の治安を護るのは風紀委員(ジャッジメント)の役目なのですよ! 私たちが戦わないでどうするんですの!」

 

 あまりに強すぎるボンゴレファミリーの守護者とシモンファミリーの力を見て、固法は自分たちがここにいるのが場違いなのだということを理解する。そんな固法に黒子は一括するが、本心では固法と同じく自分がここにいることが場違いだということを頭で理解している。

 

「固法ちゃんの言う通りだよ黒子ちゃーん♪ 君たちはこんな物騒な場所なんて似合わないって! だからこんな物騒な所とはおさらばして俺と一緒に今から遊園地でも行こうぜ!」

 

「ジュリーーーーーーーー!! 貴様こんな状況で何を言っているーーーー!!」

 

「げっ!? こっちに来やがった!!」

 

「こ、こっちに来ないで下さいまし!」

 

「に、逃げるわよ!」

 

 ジュリーの発言を聞いた途端、ブリザードロイドを引き連れたアーデルがジュリーたちの方に向かって来た。ブリザードロイドと怒り狂ったアーデルを見て、ジュリーたちは逃げる。そして駆動鎧(パワードスーツ)を倒し道を開きながらアーデルとブリザードロイドから逃げなければならないという状況。まさしく前門の虎、後門の狼である。

 

恋する乙女、アーデルの嫉妬力によって戦況は大きく変わったのであった。

 

 

 




シモンファミリーって継承式篇の後で活躍してるのは炎真だけだから意外と書くのが大変なんですよねー。


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