とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

205 / 300
前回は予約投稿の時間を間違えてしまいTwitterで予告した時間通りに投稿できませんでした。お詫び申し上げます。


標的(ターゲット)205 親友

 

 

「ポイズンクッキング! イタリアンフルコース!」

 

 そう言うとビアンキは駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中へと突っ込んでいく。

 

食前酒(アペリティーボ)!」

 

 ビアンキは毒々しい紫色のシャンパンが入ったグラスを両手に持ちシャンパンを駆動鎧(パワードスーツ)にぶち撒けた。すると駆動鎧(パワードスーツ)はみるみる溶けていく。

 

おつまみ(ストゥッツィキーノ)!」

 

 ビアンキは毒々しいブルスケッタを駆動鎧(パワードスーツ)に叩き込む。イタリア中部郷土料理でありイタリアのフルコースでは軽食として出る料理。バゲットにオリーブオイルを塗って焼いたものである。

 

前菜(アンティパスト)!」

 

 毒々しいカルパッチョの乗った皿を駆動鎧(パワードスーツ)に向かって放つ。

 

第1のお皿(プリモ・ピアット)!」

 

 毒々しいパスタをロープのように放った。ビアンキの放ったパスタが駆動鎧(パワードスーツ)を拘束し溶かしていく。

 

メインディッシュ(セコンド・ピアット)!」

 

 左手に毒々しい魚料理が乗った皿、右手に毒々しい肉料理が乗った皿を持ち駆動鎧(パワードスーツ)を投げつけた。

 

副菜(コントルノ)!」

 

 今度は毒々しいサラダが大量に盛られた皿を駆動鎧(パワードスーツ)を投げつけた。

 

チーズ(フォルマッジィ)!」

 

 毒々しい大量のモッツァレラチーズを次々に投げつけていく。ちなみになぜチーズが出るのかというとチーズはデザート前の消化剤の役割を果たすからである。

 

デザート(ドルチェ)!」

 

 最後に大量の毒々しいフルーツが盛られた皿を駆動鎧(パワードスーツ)をぶち撒ける。

 

「これが本場イタリアのフルコースよ」

 

(イタリアのフルコースはあんなやべぇもんじゃねぇよ……)

 

 ビアンキの発言を聞いてディーノは本当のことを言うとビアンキのポイズンクッキングの餌食になるかもしれないので心の中でツッコミをいれた。

 

「前にも見たんですけど……ビアンキさんのあの料理は一体、何……!?」

 

 ゲテモノ料理が好きな初春でさえもビアンキのポイズンクッキングは受け入れることができなかったのか、口元に右手を当てた状態で気持ち悪そうな表情(かお)をしていた。

 

「ビアンキは毒蠍の異名を持つ殺し屋(ヒットマン)でな。作った料理が全て毒料理……ポイズンクッキングになる才能を持ってるんだ……」

 

「どんな才能ですか!?」

 

 ディーノからポイズンクッキングの詳細を聞いて初春は驚きの声を上げる。

 

「久々の死線。やっぱりワクワクするわね。これでリボーンがいたら最高ね」

 

 ビアンキはツナの居候になってからは死線に立つことは以前より少なくなった。しかし今は久々に自分の力を思う存分発揮できる為、満足そうな笑みを浮かべていた。

 

「さぁ。今度は私が直々に調理してあげるわ」

 

 するとビアンキはポイズンクッキングによって作られた料理を持たないまま駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中に突っ込んでいく。ビアンキは駆動鎧(パワードスーツ)の攻撃を紙一重で躱しながら駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中から抜け出した。

 

「調理完了」

 

 ビアンキがそう言うと時間差で駆動鎧(パワードスーツ)一斉に同じタイミングで溶けていく。駆動鎧(パワードスーツ)は完全に原型を留めていなかった。この技の名は(せん)()毒万紅(どくばんこう)。ビアンキがリボーンとの結婚式で会得した触れたものを全てポイズンクッキングにするビアンキの究極料理(奥義)である。ビアンキは駆動鎧(パワードスーツ)の群れの中に突っ込んだ際に攻撃を躱すだけでなく駆動鎧(パワードスーツ)にも触れていたのである。

 

「ど、どうなってるんですか……!? 料理を使っていないのに駆動鎧(パワードスーツ)が……!?」

 

「千紫毒万紅だ」

 

「せんし……?」

 

「千紫毒万紅。触れたものを全てポイズンクッキングにする究極料理にして毒蠍の奥義だ」

 

「何ですかそれ!?」

 

 ディーノから千紫毒万紅の詳細を聞いて初春は驚きの声を上げると同時に恐怖しかなかった。

 

「そっちに行ったわ! 気をつけなさい!」

 

 ビアンキが叫ぶとディーノ、初春、ロマーリオの方に大量の駆動鎧(パワードスーツ)が向かっていく。ディーノは鞭を、ロマーリオは銃を構えると初春を護るように初春の前に移動する。

 

「死炎球!」

 

 上空から球体と化した晴の炎が落ちて来る。炎の球体が駆動鎧(パワードスーツ)に当たると爆発し駆動鎧(パワードスーツ)が破壊された。

 

「え……!?」

 

 そして初春たちの前に黒髪ロングの女性が降り立つ。初春はその女性の後ろ姿を見て衝撃を隠せないでいた。

 

「大丈夫? 初春?」

 

「佐天さん……!?」

 

 佐天がゆっくりと初春の方へ向いた。初春は佐天が助けに来たことに驚いた。だがそれよりも驚いたのは佐天の姿である。額に炎を灯らせ、両手には黒いグローブを装着。まるでツナのようになっていたからである。

 

「もう初春を危険な目に遭わせたりなんかしないわ」

 

 佐天は思い出す。自分が幻想御手(レベルアッパー)に手を出したことで初春を悲しませ、人質にさせてしまったことを。

 

「だから今度は私が初春を護るわ」

 

 そう言うと佐天は再び振り返る。そしてX(イクス)グローブに晴の炎が灯る。

 

「私の初春(親友)には指1本触れさせない!」

 

 

 




という訳で佐天登場です!最初から出すよりもこういうタイミングで出した方がいいと思ったのでこのタイミングにしました!


感想、評価、アイディア募集で何かありましたら、遠慮なくどうぞ!

感想→https://syosetu.org/?mode=review&nid=237187&volume=

評価→https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=237187&volume=1

Twitter→https://twitter.com/husuikaduti

アイデア募集→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=247248&uid=88671

ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。