ついに佐天が現れた。
「死炎速!」
両手を後ろに下げて炎を絞ってジェット噴射の要領で加速した蹴りにて佐天は
「
佐天は炎の逆噴射させると上空に飛ぶ。そして人差し指の先に炎を収束して小さ球を錬成した。それはさながら小さな太陽のようだった。
「
収束された炎の球から広範囲に渡って炎が拡散され放れていく。放たれた炎によって
「おや……?」
「だ、誰だびょんあいつ!? ボンゴレと同じグローブを持ってるびょん!?」
「どういうこと……?」
ツナと同じグローブを持って戦う佐天を見て骸は興味を持ち、犬はわかりやすく動揺し、千種はポーカーフェイスでいながらも動揺していた。
「一体、何なのよあの娘!?」
「あのグローブで戦ったのは初代と沢田だけのはずだろ……?」
「まさか
「どこのファミリー奴だ一体?」
「よ、妖艶だ……」
骸たちと同じくレヴィ、ルッスーリア、ベル、マーモン、スクアーロも佐天の存在を見逃せないでいた。レヴィに至っては違う理由で見逃せないでいた。
「涙子は裏社会の人間じゃねぇ。涙子は学園都市の人間だからな」
「「「「「「っ!?」」」」」
ディーノが佐天のことを話す。佐天が裏社会の人間どころか学園都市の人間であると知って驚きを隠せないでいた。
「な、何か佐天さんを見て動揺してますけど……?」
「あの嬢ちゃんの装着しているグローブを見て驚いてるのさ」
「あのグローブがですか?」
佐天を見て動揺している理由が佐天が装着しているグローブだとロマーリオから教わる初春であったが、なぜグローブを見て動揺するのかわからないでいた。
「あのグローブはボンゴレファミリーの創設者にして歴代最強のボスと謳われたボンゴレ
「歴代最強……!? しかもボンゴレの創設者と同じ武器を佐天さんが……!?」
ロマーリオが佐天の
「今は形は違うがあのグローブで戦ったのは初代を除けばツナだけだ。だがボンゴレの血統でもない人間であのグローブで戦ったのは裏社会の歴史を紐解いても涙子以外誰もいねぇだろうがな」
「なっ!?」
たった1ヵ月で成長しただけでなく裏社会の歴史に残るような偉業を
「時雨蒼燕流攻式三の型。遣らずの雨」
(あれは!?)
佐天は炎の刀を錬成すると上空から刀を蹴り飛ばすと
「時雨蒼燕流攻式五の型。五月雨」
斬撃を繰り出す瞬間に刀の持ち手を入れ替えて
(間違いねぇ……あれは時雨蒼燕流攻式五の型。五月雨……)
武者修行していた時に戦った時雨蒼燕流の継承者とリング争奪戦で山本と戦ったことのあるスクアーロは知っていた。佐天が使っている流派が時雨蒼燕流だということを。
「さてと。妹分が戦ってんのに兄貴分の俺が戦わねぇ訳にはいかねぇよな」
佐天の戦いっぷりを見て熱くなったのかディーノは鞭を構えると同時に鞭に炎を灯した。
「スクーデリア」
ディーノのリングから大空属性の馬が現れた。ディーノの
「す、凄い……!?」
「かっこつけすぎだぜボス」
ディーノの鮮やかな鞭捌きを見て初春は驚くと同時に感動していた。ロマーリオは微笑みながらそう言った。
「だが」
するとロマーリオは持っていた銃から1発の弾丸が放たれた。弾丸には雲属性の炎が纏われており弾丸が増加し
「仕留めきれてねぇぜボス」
「仕留めきれてないんじゃなくてわざと仕留めなかったんだよ。お前も暴れたいだろうと思ったからな」
「よく言うぜ」
(凄いなー……)
ディーノとロマーリオのやり取りを見て初春はディーノとロマーリオの信頼し合っているのを見て感動していた。同時に自分も黒子とあんな風になれたらいいなと思っていた。
「そんじゃ一気にいこうぜ。涙子」
「ええ」
ディーノはスクーデリアと共に上空を舞い、佐天は抜刀の構えをしながら
「
「時雨蒼燕流。攻式八の型。外持雨」
ディーノは空中から大空属性の炎を纏った鞭を高速で振るい、佐天は高速回転軸しながら斬撃を喰らわせる。
(俺が戦った奴らにあんな技はなかった……まさかこれまでになかった新たな型を作ったとでもいうのか……!?)
佐天が作った八の型、外持雨を見てスクアーロはさらに驚愕する。時雨蒼燕流は先人の残した型を受け継ぎながら新たな型を作ってそれを後の継承者に伝承していく。その為には時雨蒼燕流の継承者に渡される時雨蒼燕流以外では変形しない刀、時雨金時を変形させなければならない。継承者の山本が時雨蒼燕流を継承してからまだ2年しか経過していない為、佐天は時雨金時を持ってはいない。しかし修行の時に時雨金時を借り、時雨金時を変形させている。
「クイーン。
佐天がそう言うと右手の薬指に装着しているリングが光り輝いていく。
「
佐天の右手にボウガンが握られる。佐天は再び上昇する。そして標準を
「まだまだ!」
佐天は左手の炎を逆噴射させて上空を移動していく。
「
上空を移動しながら佐天は矢を放っていく。矢が雨のように降り注いでいき
「
佐天は上空で止まるとその場で横方向に高速回転し始める。そして回転しながら矢を放つことによって多方向に矢が飛び
「ボウガン……そんな武器まで扱えるようになってるなんて……」
「ありゃただのボウガンじゃねぇ。ボンゴレファミリーの8代目のボス。ボンゴレ
「ええ!?」
ロマーリオは佐天の持っているボウガンについて説明する。初代のグローブに加えてさらに8代目のボスのボウガンまで持っていると知って初春は驚きの声を上げる。
(でも……よかったです……)
初春は戦う佐天を温かい目で見守っていた。佐天はずっと能力開発で上手くいかなくて悩んでいた。だが今は違う。能力とは違う力ではあるが力を手に入れ、前に進むことができたのだから。
佐天はどんどん強くなりますねー。僕としては書いててとっても楽しいです。
高評価を下さったバツイチさん。ありがとうございます!
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