一方でSTUDYの本拠地に向かっているツナと美琴は。
「あそこよ!」
美琴が指を指した先には大きなスタジアムがあった。このスタジアムの地下にSTUDYの本拠地があるのである。
「やっぱりいるか」
スタジアムに入らせまいと大量の
「美琴。頼む」
「わかってるわ!」
ツナがそう言うと美琴はポケットからコインを取り出して上空へ弾いた。そして落ちてきたコインを真正面に向かって弾き飛ばした。電磁力が加わったコインは音速の何倍ものスピードで飛んでいき数百体もの
(コインを大量に用意したとはいえ……)
相手の数が数だけにそんなにホイホイ
(
(クソっ! 敵の本拠地は目の前だってのに!)
(このままじゃ……)
接近戦で
その時だった
「
巨大な鋼球が暴風を発生させながら
「な、何!?」
「い、今のは……!?」
「久しぶりだな。ボンゴレ」
「ランチア!?」
声がする方を振り向くとそこには蛇が描かれた鋼球を持った黒髪の男がいた。ツナはこの男のことを知っていた。この男の名はランチア。かつて北イタリア最強と恐れられた男である。
「あんたの知り合い?」
「ああ……だがなぜここに? 償いの旅の途中じゃ……」
「償い?」
ランチアはかつて自分の所属したファミリーのメンバーを皆殺しにした経歴がある。しかし真相は六道骸に操られたというものでありランチアの意思ではないがランチアは殺された仲間の家族の元を回って償いをしている。そのことを知るはずもない美琴は償いが何のことかわからずにいた。
「ボンゴレと個人的に契約を結んでてな。ボンゴレからの依頼をこなすかわりに旅の資金を支援をしてもらってるんだ。この世界に来たのも9代目の依頼だ。お前の力になってくれってな」
「それで……」
ランチアがこの世界にいる理由を聞いてツナは納得する。
「さてと。感動の再会に喜びたいところだが相手も待ってくれそうにもないな」
ランチアはポケットからリングを取り出した。そして右手の人差し指にリングを装着するとリングに嵐属性の炎が灯る。するとリングの輝き始める。
「オオーーーーーン!」
「ぼ、
すると嵐の炎を纏った狼が遠吠えを上げながら現れる。ランチアが
「
ランチアがガルムの名前を呼ぶとガルムは口から広範囲に渡って嵐の炎を吐いた。嵐の炎の特徴である分解によって
「さて。俺も行くか」
(か、片手で!? なんて馬鹿力!?)
50kg以上はあるであろう鋼球を片手でなんなく回すランチアの腕力に美琴は驚きを隠せないでいた。鋼球を上に飛ばし落ちて来たところを嵐の炎を纏った掌底で弾き飛ばした。
「
掌底によって弾き飛ばされた鋼球は烈風を発生させながら飛びんでいく。鋼球に当たった
「な、なんて威力……!?」
先程よりもさらに強い威力の鋼球に美琴は驚きを隠せないでいた。ランチアの鋼球、蛇鋼球に彫られている蛇の溝は当たった空気をねじ曲げて強力な烈風を生み出す。直接、鋼球に当たらなくとも烈風に巻き込まればタダでは済まない。
すると今度はツナたちの後ろから爆発音が響き渡る。
「な、何よ!? あれ!?」
「あれは!?」
美琴が振り返るとそこには巨大な人形のロボットが指の先から炎を纏った弾丸を発射しながら飛んで来る。ツナはこのロボットのことを知っていた。そしてロボットはツナたちの前に降り立つ。するとロボットの胸の部分から
『なんとか間に合った』
『助けに来たよ綱吉君!』
『久しぶりだな沢田綱吉』
「スパナ! 正一! ヴェルデ!」
「まさかモスカをこの世界に連れて来るとはな……」
「これがモスカ……」
ツナはモスカを連れて来たことに驚きを隠せないでいた。美琴はこれが前にツナが言っていたモスカだと知って驚いていた。
『僕たちは直接、戦闘はできないけどこのモスカで力になるよ』
『ウチらの作ったモスカは学園都市の
『勘違いするなよ沢田綱吉。私は貴様を助けにきたのではない。2年前の借りを返しに来たのと
正一とスパナがそう言う中でヴェルデが気になる発言をする。ヴェルデの言う発明品とはリボーンたちが呪解する為の腕輪のことである。あれはヴェルデが作ったアイテムである。
「だったら俺も貴様に借りを返すとしよう」
「お、お前は……!?」
また新たな援軍が到着する。ツナはその人物を見て衝撃を隠せないでいた。
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