「XANXUS……!?」
ツナの視線の先には額と左頬に古傷がある黒髪の強面の男がいた。ツナはXANXUSがここにいることに衝撃を隠せないでいた。
「な、何ですかあの見るからに超ヤバそうな人は……!?」
「し、知らないわよ……!?」
「怖い……!?」
(あいつとは絶対に戦っちゃいけねぇ!! 戦ったら間違いなく殺される!!)
絹旗、フレンダ、滝壺、麦野はXANXUSを見た途端、恐怖という感情に支配される。暗部で活動でしているからこそ普通の人よりもXANXUSがヤバいということを感じ取れているのである。
「い、一体何なのよあいつ……!?」
「XANXUS。ボンゴレが誇る最強の暗殺部隊。ヴァリアーのボスだ」
「見たまんまね……」
ツナはXANXASの詳細を話す。美琴は肩書きの名に恥じない見た目だったので納得するしかなかった。
「そして9代目の息子だ」
「はぁ!? 嘘でしょ!? あいつが9代目の息子!?」
XANXUSがヴァリアーのボスというのは納得できたが、XANXUSがあの優しそうな9代目の息子だということは信じられず美琴は衝撃を隠せないでいた。
「って! ちょっと待ちなさいよ! ボンゴレの後継者はあんたしかいないんじゃ……!?」
リボーンの話ではボンゴレの後継者はボンゴレの血を引いている者が選ばれる。そして現在、後継者はツナしかいないということを美琴たちはリボーンから聞いている。XANXUSが9代目の息子ならばボンゴレの血を引いている。にも関わらずリボーンはツナしか後継者がいないと言っていた。美琴はその意味がわからないでいた。
「かっ消えろ」
XANXUSは懐から二丁拳銃を取り出すと、銃口をスタジアム内に定めた。するとXANXASの大空の炎が銃に吸収されていき銃身がオレンジ色に染まっていく。
「
XANXUSが銃を連射すると一点に凝縮された炎が極太のレーザーのように放たれ
(あの野郎! 私の
XANXUSが放った炎を躱しながら麦野はXANXUSが自分の上位互換の存在だということを理解する。
「ちょっと! あいつもあんたの仲間じゃないの!? これじゃ私たちも巻き添えじゃない!」
「そうだぞ! なんとかしろボンゴレ!」
「無理だ。XANXUSの炎の威力は俺の炎より上だ。俺の炎でも防ぎ切れない」
「う、嘘でしょ!?」
XANXUSの炎がツナの炎よりも破壊力が上だという事実に美琴は衝撃を隠せないでいた。普段であれば死ぬ気零地点突破改で吸収できるのだがフェブリを背負っている状態ではフェブリが巻き込まれる為、吸収したくてもできないのである。
「XANXUSは2代目が持っていたとされる憤怒の炎の持っているからな」
「憤怒の炎……? 死ぬ気の炎じゃないの……?」
「死ぬ気の炎の中でも特に強い破壊力を持った炎。2代目が激昂した時のみこの炎を見せたことから死ぬ気の炎と別に憤怒の炎と呼ばれているんだ」
憤怒の炎という聞いたことのない単語を聞いて疑問符を浮かべる美琴にツナは憤怒の炎の詳細を説明する。
「そして7代目と同じ銃を使っている」
「7代目の銃?」
「7代目は歴代のボスの中でも一際、炎が弱かったらしい。そこで7代目は銃に炎を蓄積する方法を思いついた。たとえ微弱な炎でも蓄積され一点に集中されればその攻撃力は計り知れない。7代目はその方法でどんな敵をも仕留め、攻撃力といえば必ず7代目の名が上がる程にまでなったらしい」
「ちょっ……!? 待ちなさいよ……!? あいつの炎は普通の炎よりも数倍の破壊力を持った炎なんでしょ……!? そんなのを一点に集中させたら……!?」
「とてつもない破壊力になる。わかりやすく言えばお前の
「ど、どんだけヤバいのよ……!?」
ツナの炎よりも破壊力が上だというだけでも衝撃の事実であるのにも関わらず、それをノーリスクで撃てるという全く弱点のない力に衝撃を隠せないでいた
「安心していいよ。美琴君。このぐらいの戦いじゃXANXUS君が本気になることはないから」
絶望的なバッドニュースを聞いて絶望しかける美琴に白蘭が大丈夫だと告げる。
「XANXUS君の怒りが頂点にならない限り本気になることはないよ。XANXUS君が綱吉君に負けた時ぐらいのことがない限りは本気になることはないから♪」
「なっ!?」
白蘭の言葉を聞いた途端、ツナは驚きの声を上げた。
「てめぇら……全員、かっ消す!!」
するとXANXUSの額とみ左頬にあった傷が顔全体に広がっていく。XANXUSは怒りが頂点に達すると9代目につけられた傷が浮かび上がり、怒りに比例して炎圧も上昇するのである。
「ベスター」
するとXANXUSの装着していたリングから鎧を纏ったXANXUSの
「
XANXUSがそう言うとベスターとXANXUSの二丁拳銃が合体した。
「
そう言うと2丁拳銃に大量の炎が蓄積されていき、銃口から球体と化した炎が溢れ出ていた。
「あ。やっちゃった♪」
「呑気なこと言ってる場合か! このままじゃこの会場が吹き飛ぶぞ!」
「「「「「なっ!?」」」」」
この会場が吹き飛ぶと知って美琴、スカル、アイテムのメンバーは衝撃を隠せないでいた。
「ちょ、超逃げましょう!」
「逃げるって結局、どこに逃げるのよ!」
絹旗は逃げるようと提案するがこの会場が吹き飛ぶとなればどこに逃げても意味がないということを理解していた。
「大丈夫♪大丈夫♪空に逃げれば問題ないよ♪」
「てめぇと一緒にするんじゃなねぇ!」
「そうだ! アレを喰らったら俺でもあの世行きだ!」
こんな状況下において呑気にそう言う白蘭に麦野とスカルは突っ込みをいれる。
「
XANXUSの2丁拳銃から膨大な炎が放たれた。放たれた2発の炎は混ざり合い炎は獅子の形へと変貌していき
なんか敵がSTUDYじゃなくてXANXUSみたいになってる……
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