いよいよミサイルの迎撃する段階へと入る。
「あっちの方から行きなさい。あっちから行けば第4会場の近くに出れるわ」
「わかった。布束。フェブリことは頼んだぞ」
「了解よ」
ツナからの頼みを聞いて布束は了承した。
「それと後で話がある。
「え……!?」
ツナが
2人は本拠地に来た道とは別のルートから外に出た。2人が着いたのはスタジアムから少し離れた場所だった。
「第4会場はあっちで合ってるよな?」
「ええ」
「よし。俺に捕まれ美琴。俺がお前を抱えて第4会場まで移動する」
「へ……!?」
ツナが運んでくれると知って美琴は顔を赤くしながら動揺する。
「ななな、何でそうなるのよ!?」
「飛んだ方が早く着くだろ」
「そ、そうだけど……!?」
「どうした美琴? 何を躊躇ってる?」
「だ、だって……!?」
ツナにお姫様抱っこされる姿を想像して美琴の顔は真っ赤になり、頭から湯気が出てしまっていた。結局、美琴は勇気を振り絞ってツナにお姫様抱っこされながら第4会場へ飛んでいくこととなった。
ツナと美琴は第4会場に向かった。そこにはすでに誰もおらずあるのは破壊された
「持って来たぞボンゴレ」
「お待たせ綱吉君」
「感謝するんだな沢田綱吉」
ツナの通達を聞いて今まで遠隔操作でモスカを動かしていた正一、スパナ、ヴェルデがモスカと共にやって来た。
「しっかし……凄いこと考えたわね……」
美琴はモスカを見ながらそう言った。ツナの考えた作戦とはツナがモスカの中に入りその後で美琴の
「ごめん。せっかく造ったモスカをこんな形で使っちゃって」
「謝るなボンゴレ。緊急事態だから仕方がない」
「私としてせっかく造ったモスカを使い捨てにされるのは癪だがな。まぁ学園都市の能力者の力を見ることができるのだから許してやろう」
「それよりも。問題はミサイルが来る時間はわかっているのかい?」
「ええ。ミサイルが地球の上空に到達するのは78分後よ。2分前にここから発射させるわ」
「だったらその間にコンタクトとヘッドフォンの異常がないかを調べる。万が一のことがあったらいけないからな」
「うん。お願い」
そう言うとツナはコンタクトとヘッドフォンを外してスパナは渡した。スパナはコンタクトとヘッドフォンを受け取ったスパナはさっそく異常がないかどうかを確認し始める。
「あんた目が悪かったの?」
「違うよ。あのコンタクトとヘッドフォンはXBURNERを安定して撃つ為のアイテムなんだ」
「あの技を?」
XBURNERを撃つのとコンタクトとヘッドフォンがどう関係するのかわからず美琴は疑問符を浮かべる。
「綱吉君のXBURNERは強力だけど安定して撃つのは難しいんだ。まず1つ目に両手から放出する炎の量と同じにしないといけないんだ」
「そっか……発射する炎が強いと支えの炎が支えきれなくなって後ろに吹き飛ぶし、逆に弱いと充分な威力が出せないのね……」
「うん。それと炎の出力を同じにしても両手を左右対称にしなきゃバランスが崩れて安定したXBURNERを撃つことができない」
「そりゃ感覚だけで両手を左右対称にするなんて普通できないわよ……」
「そう。だからコンタクトには炎の出力情報と手の位置が映るようになってるんだ。そしてコンタクトの情報はヘッドフォンから音声で伝えられるようになってるんだ」
(まさかそんなにもリスクがある技だったなんて……)
正一がコンタクトとヘッドフォンの役割について説明する。発射するまでに時間がかかるというリスクだけが弱点だと美琴は思っていたが、他にも弱点があったことに驚いていた。
「チェック完了だ。どこにも異常はない」
「ありがとうスパナ」
コンタクトとヘッドフォンのチェックが終わるとツナはコンタクトとヘッドフォンを装着する。そしてついにミサイルが地球の上空に落ちて来る時間となる。ツナは
「このモスカは複合装甲に雷の炎の特徴である硬化の炎でコーティングして強化してある。おもいっきりいくがいい」
「了解!」
ヴェルデのアドバイスを聞いて美琴は右腕に電撃を纏わせる。
「沢田? 準備はいい?」
「いつでもいいぞ」
「じゃあいくわよ。せーの……いっけーーーーーーーーーーーー!!」
美琴は電撃を纏った右手でおもいっきりモスカを殴りつけた。そしてローレンツ力が加わったモスカは音速の3倍の速さで上空へと飛んでいく。
モスカが発射されてから72秒後。上空7km。
「止まった……」
モスカが止まったのを確認するとツナはモスカから出る。そして外に出る。そしてモスカは地上へゆっくりと落ちていく。
「オペレーションX」
『了解シマシタボス。イクスバーナー発射シークエンスヲ開始シマス』
外に出たと同時にツナはすぐに両手を左右対称にしてXBURNERを発射する準備に入った。
(寒さはなんとか耐えられる……問題は空気の薄さだ……最低限の呼吸で最速で撃って終わらせる……)
『ライトバーナー炎圧上昇。16万……17万……18万
コンタクトに表示されている右側の炎の出力情報を示したメーターが徐々に上昇していく。
『レフトバーナー炎圧上昇。16万……17万……18万
今度はコンタクトに表示されている左側の炎の出力情報を示したメーターが上昇していく。
『ゲージシンメトリー。発射スタンバイ』
そして両手の位置が完全に左右対称となり、ついに発射する準備が整った。
その時だった
『ミサカたちの計算は合っていたでしょうか? とミサカは尋ねます』
「ああ。完璧だよ」
ツナのヘッドフォンから通信が入る。通信してきたのはミサだった。ユニの予知でミサイルの大体の位置は判明したが、細かい位置まではわからなかったのでツナと美琴はミサたちにミサイルの弾道計算を第4会場に着いてすぐに依頼。ミサカネットワークを利用した弾道計算によって最速でミサイルの位置と時間を割り出したのである。そしてツナの視界には小さくではあるがすでにミサイルを捕らえていた。
「それにしてもどうやって俺に連絡した?」
『リボーンがミサカたちの病院に来て無線を貸してくれたのです。とミサカは説明します』
「そうか」
ツナのミサイルの迎撃法を聞いてリボーンは気を聞かせてカエル医者の病院に向かいミサに無線を貸して連絡できるようにしたのである。
「ミサイルは必ず打ち落とす。ミサたちが生きられる未来を作るって決めたからな。だから待っててくれ」
『了解です。とミサカは心の中であなたの無事を祈りながら待っています』
そう言うとミサは通信を切った。そしてついにミサイルの距離がツナに近づいて来た。
「
ツナの右手から膨大な炎が放たれた。放たれた炎はミサイルにぶつかり大空の炎の特徴である調和の炎によって空気と調和して一瞬にして塵と化した。
「終わった……」
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