とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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タイトルでもうわかりますよね?今回の内容がどんなものであるかを……


標的(ターゲット)221 大乱闘

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少しだけ遡る。

 

 

第2会場

 

「ふぅ……終わったー……」

 

 ミサイルを迎撃したことが伝えられると佐天は(ハイパー)死ぬ気モードの状態を解いた。

 

「佐天さん!」

 

「お。久しぶり初春」

 

 (ハイパー)死ぬ気モードの状態を解いた佐天の元に初春が駆け付ける。

 

「どうだった初春? 私、強くなったでしょ?」

 

「強くなったでしょって……強くなり過ぎですよ……しかも歴代に名を残すような偉業まで成し遂げてるじゃないですか……」

 

「らしいね。でもこれで初春を護れるよ。ピンチの時は遠慮なく私のことを呼んでね初春」

 

「佐天さん……」

 

「ゔお゛おおおおおおい!! そこの黒髪の長髪女!!」

 

「へ!? わ、私!?」

 

 久しぶりの再会に喜んでいる佐天と初春。その邪魔をするかのようにスクアーロが乱入する。

 

「そうだぁ!! てめぇには色々と聞きたいことがある!!」

 

「「ひぃいいいい!」」

 

 そう言うとスクアーロは剣を佐天の方を向けた。いきなり剣を向けられた佐天と初春は恐怖のあまり悲鳴を上げる。

 

「てめぇ!! なぜ時雨蒼燕流を使える!?」

 

「な、何でって……山本さんに教えてもらって……」

 

「だったら何で剣一筋でいかねぇんだぁああああ!!」

 

「ひぃいいいい!!」

 

 佐天は大声で怒鳴り散らしているスクアーロに怯えてしまい返事ができなかった。

 

「まぁまぁ。その辺にしておいてやれってスクアーロ」

 

 スクアーロに怯える妹分(佐天)を見かねたのかディーノが助け船を出した。

 

「リボーン曰く、涙子はあらゆるものをこなす才能がある。だからその長所を伸ばして手数の多さで攻めることにしたらしいぜ」

 

「こなすだとぉぉおおおおおお!?」

 

(こ、この人うるさい!)

 

(鼓膜が破れそうです!)

 

 こなすという単語を聞いた途端、スクアーロが今まで以上に怒鳴り散らした。あまりのうるささに佐天と初春は両手で耳を塞いでいた。

 

「剣はこなすもんじゃねぇ!! 懸けるもんだぁああああ!!」

 

(きゅ、急にいいことを言い出した……)

 

 ただうるさいだけの人物かと思いきや急に名言を言い出した為、佐天はちょっとだけ感心していた。

 

「いいかぁ!! 時雨蒼燕流は完全無欠にして最強無敵の流派!! 何百、何千もの流派を潰してきた俺が唯一負けた流派だ!! そこら辺のカスに会得できる流派じゃねぇんだ!!」

 

(完全無欠にして最強無敵……そんなに凄い流派だったんだ……)

 

 時雨蒼燕流の継承は1度きり。気と才ある者途絶えた時、滅ぶこともやむ無しとも言われる滅びの剣ということは知っていた為、凄い流派だということは佐天も理解していた。しかし完全無欠にして最強無敵という肩書きがある程の流派であるということは知らなかった。

 

「ししし。大声で自分が負けたことを知らしめてるよ。ダッセェ」

 

「うるせぇぞおおおおおお!!」

 

ドォオオオオオン!!

 

「「ば、爆薬!?」」

 

 悪口を言ったベルにスクアーロは刀をなぎ払った。すると刀に仕込まれた爆薬がベルに向かっていった。ベルはなんなく爆薬を躱した。佐天と初春は刀に爆薬を仕込んでいたことに驚きを隠せないでいた。

 

「それに!! あの回転する技についても聞きたいことがある!!」

 

「ほ、外持雨のことですか……?」

 

「そのネーミング!! やっぱりてめぇで新たな八の型を作ったってことかぁ!?」

 

「な、何でそのことを……!?」

 

 佐天は初対面であるスクアーロなぜそのことを知っていることに驚いてしまっていた。

 

「会得してるクセに知らねぇのか!! 時雨蒼燕流は先人の技を受け継ぎながらそれを弟子に伝えていく!! 俺が最初に戦った奴の八の型は秋雨!! 山本の八の型は篠突く雨!! そしてお前の八の型は外持雨!! 要するにお前は今までの時雨蒼燕流になかった新たな八の型を作ったんだ!!」

 

「ええ!?」

 

 自分がそんな偉業を成していたとは露程も思っていなかった為、佐天は驚きの声を上げた。リボーンは八の型を作る際に余計なプレッシャーになると思い敢えて言わなかったのである。

 

「時雨蒼燕流の継承者は最強を名乗り敢えて敵に狙われるようにすることで自分を追い込んでいく!! そしてその極限の中で新たな型を作る!! 常に流派を超えようとする流派だ!! それが時雨蒼燕流が完全無欠にして最強無敵と言われる所以だ!! わかったかぁ!?」

 

(そっか……他の継承者と型が全部一緒だったら見切られる……場合によっては戦いの最中に新たな技を作らないといけない……でも時雨金時は時雨蒼燕流でしか変形しない……戦いの中で時雨金時を変形させて新たな型を作ることができなきゃ敵にやられちゃう……)

 

 時雨蒼燕流が滅びの剣と呼ばれているのは継承が1度きりという掟があるからだと佐天は思っていた。勿論、それも理由の1つではある。だがそれだけではない。場合によっては極限の最中で時雨金時を変形させばければならない時がある。その為には流派を超えなければならない。それができるのは気と才がある者だけである。佐天はスクアーロの言葉で時雨蒼燕流が滅びの剣と呼ばれる理由を本当の意味で理解した。

 

「どうやらわかったようだな!! だったら剣以外を捨てて剣一筋でいけぇえええ!!」

 

「い、いや……時雨蒼燕流のことわかりましたけど……剣だけで行く気は……」

 

「ざけんなぁあああああ!!」

 

 ここまで言っても剣一筋で行こうとしない佐天にスクアーロはぶちギレてしまう。

 

「落ち着けってスクアーロ。涙子には涙子の戦い方があるんだ。自分の考えを押し付けるのは良くねぇぞ」

 

「るせぇぞ跳ね馬!! 時雨蒼燕流を会得した上に新たな型を作ってる時点でこいつには超一流剣士としての才能がある!! 剣に全てを捧げればこいつは間違いなく超一流剣士になる!! そのチャンスを逃すバカがどこにいる!?」

 

「最初からそう言えばいいのにー。スクったらツンデレなんだからー」

 

「仕方ないよルッスーリア。スクアーロは剣以外のことは考えられねぇ単細胞なんだから」

 

「つーか。剣以外のことはあのだっせぇロン毛に吸い取られて剣以外のことは考えられないんじゃね?」

 

「ゔお゛おおおおおい!! てめぇら!! そこに直れ!! 叩き斬ってやる!!」

 

 ルッスーリア、マーモン、ベルの言葉を聞いてスクアーロは3人の元に爆薬を放った。3人は軽々と躱した。

 

「な、なんか始まっちゃった……」

 

「そ、そこの長髪の黒髪の娘よ」

 

「「ひぃ!?」」

 

 すると顔を赤らめ息を荒立てているレヴィが佐天に近づいてきた。そんなレヴィを見て佐天と初春は悲鳴を上げる。

 

「た、単刀直入に言う!! 一目惚れした!! 俺と付き合ってくれ!!」

 

「「えええええええ!?」」

 

 いきなりレヴィが告白してきた為、佐天と初春は驚きの声を上げた。

 

「必ず幸せにしてみせる!! だから頼む!!」

 

(無理無理無理!! こんなむさ苦しい人!!)

 

 レヴィは必死に佐天に自分の愛を伝える。しかし佐天はレヴィを生理的に受け付けられないでいた。

 

「え、えっと……わ、私には好きな人いるので……あなたの気持ちは答えられないっていうか……」

 

 しかし本音を言う訳にはいかないので佐天は正直に好きな人がいるということを伝えた。

 

「ぬおおおおおおおお!!」

 

 フラれたレヴィはショックのあまり四つん這いの状態で拳を何度も地面に打ち付けていた。こう見えてレヴィは超一流大学を主席で卒業して教授になるまでの道が用意される程のスーパーエリート。ヴァリアー内の体力テストでも超人揃いのヴァリアー幹部の中でも平均以上の成績を叩き出している。そしてボスであるXANXUSへの忠誠心は誰よりも高い。しかしそんなレヴィにも悩みがある。それは女性から全くモテないことである。原因は見た目とモテたいと必死過ぎるあまり常人には見せられない顔になってしまうことが原因である。

 

「な、なんか……悪いことしちゃったかな……?」

 

「気にするな涙子……」

 

 ショックを受けるレヴィを見て罪悪感を覚えていた。ディーノは右手を佐天の右腕に置きながらレヴィに同情していた。

 

「くだらねぇことしてんじゃねぇレヴィ!!」

 

「グボォ!?」

 

 ショックを受けてみっともない醜態を晒しているレヴィに腹を立てたスクアーロがレヴィをおもいっきり蹴り飛ばした。

 すると今度は会場に無数の火柱が吹き出した。

 

「ひ、火柱!?」

 

「ど、どうなってるんですか!?」

 

 急に地面から火柱が吹き出したことに佐天と初春は驚いてしまっていた。

 

「やっぱり君から噛み殺そう。六道骸」

 

「クフフ。相変わらずですね雲雀恭弥」

 

 灼熱の業火が吹き出す中、骸と雲雀は不適な笑みを浮かべながら武器を構えていた。

 

「ゔおおおおおい!! 六道骸!! このちょこざいな幻覚を止めやがれ!! 止めねぇとてめぇから叩き斬るぞ!!」

 

「なんらと!?」

 

「……」

 

 スクアーロが骸に敵意を向ける。その言葉を聞いて犬は怒りを覚える。千種も黙ったままヨーヨーを構える。

 

「クフフ。止める必要などありませんよ。僕が全員まとめて黄泉の国の送ってあげますよ」

 

「何、言ってんの。君もあそこにいる連中も全員、噛み殺す」

 

「上等だぁあああ!! 全面戦争だぁああああ!!」

 

 すると骸一派、雲雀、ヴァリアーによる大乱闘が始まっていく。しかも駆動鎧(パワードスーツ)と戦った時よりも本気である。戦いの余波で周囲が次々に破壊されていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に至る。

 

『私たちでは止められません!! なんとかして下さい沢田さん!!』

 

「そ、そう言われても……」

 

 初春は現状を説明すると同時に大乱闘を止めるよう訴えた。しかしツナはどうしたらいいのかわからず困惑してしまっていた。

 

『沢田さん!! 聞こえますか!?』

 

「光子? どうしたの?」

 

 すると今度は婚后から通信が入った。婚后が慌てた様子だったのでツナは何かあったのかを悟る。

 

『あなたのご友人が大暴れしています!! 私たちでは止められそうもありません!! どうにかして下さい!!』

 

「ええ!?」

 

 第2会場だけでなく第3会場でも問題が発生しまったと知ってツナは驚きの声を上げる。

 

『ツナ君!! 大変!! あなたの仲間が大喧嘩して手がつけられないの!!』

 

「ええええ!?」

 

 今度は固法から連絡が入る。次々に仲間が問題を起こしていく為、ツナは再び驚きの声を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3会場

 

「1回地獄に落とすだけでは生ぬるい!! 地獄に落として再び転生したところで俺が地獄に送ってやる!!」

 

 ラルは持っている武器を全て駆使してコロネロに攻撃していた。理由はいつもと同じ照れ隠しである。戦いが終わった後、コロネロが婚后たちに怪我はないかと尋ねた。それだけならよかったのだが……

 

「よかったぜ。お前らみたいな美女に何かあったら一大事だからな」

 

「コロネロ貴様!! ここに来てまでナンパとはそどういう了見だ!!」

 

「何だ? 嫉妬かラル。可愛いな」

 

「そ、そんな訳あるか!!」

 

「安心しろラル。俺が惚れた女はお前以外いねぇぜ。お前は俺のものだぜコラ」

 

「「「っ!?」」」

 

 赤ん坊でありながら大胆にラルに告白するコロネロの台詞を聞いて婚后たちは両頬に両手を置いて顔を赤くする。そして現在に至る。

 

「私の方が上だって素直に認めろバカザクロ!!」

 

「だから認めたつってんだろうがバーロー!!」

 

 そしてさらにブルーベルとザクロも大暴れしていた。ブルーベルが駆動鎧(パワードスーツ)を破壊した数が自分の方が上だと自慢した。しかしザクロがだらけきった態度で適当に負けを認めた為、ブルーベルの癇に障ってしまい現在に至る。しかも修羅開匣状態を解いていないので被害はとんでもないことになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1会場

 

「極限に返り討ちにしてくれる!!」

 

「結局、我が拳にやられるだけということをその身に教えてやろう!!」

 

 第2会場では了平と紅葉が殴り合いをしていた。ささいなことで喧嘩いつものことではある。しかしいつもとは違い2人は炎を使っている。

 

極限(マキシマム)サンシャインカウンター!!」

 

「甘いわ!」

 

 了平のバッグルに50%分の炎がチャージされる。そしてチャージされた炎が拳が放たれ地面が抉れていく。紅葉は不適な笑みを浮かべながら即座に躱す。

 

「周囲のことを考えやがれこの脳筋共!! 俺たちまで巻き込むんじゃねぇ!!」

 

「はっ! あのへなちょこパンチでビビるとは。ボンゴレの右腕が聞いてくれる。結局、貴様も了平と同じく軟弱なのだな」

 

「タコヘッドと一緒にするな紅葉!! 極限に軟弱なのはタコヘッドだけだ!!」

 

「この脳筋共が!! 人が黙ってりゃあ好き勝手言いやがって!! まとめて果たしてやらぁ!!」

 

 紅葉と了平の言葉を聞いて獄寺はぶちギレる。そして

獄寺はダイナマイトを放った。

 

「あのバカ共が……テロを止めに来たのに風紀を乱すとは……」

 

 3人の大乱闘を見てアーデルは額に右手を当てながら頭を悩ませていた。

 

「よーし。そんじゃ俺は学園都市の可愛い子ちゃんをナンパしにいきますかー」

 

「ジュリー!! 貴様という奴はーーーー!! いつもいつもーーー!!」

 

「うわっ!! ま、待ってってアーデル!!」

 

(さっき言ってたこととやってることが全然違う!!)

 

 するとジュリーの上空から氷の雨が降り注いだ。降り注ぐ氷の雨をジュリーはなんとか躱していく。炎真はアーデルの行動に驚きを隠せないでいた。そこからアーデルはジュリーへの攻撃を続けていく。

 

「私は何も知らない……私は何も知らない……私は何も知らない……私は何も知らない……私は何も知らない……」

 

 一方で黒子は両手を頭に乗せた状態でしゃがんで現実逃避していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本拠地

 

「何でこうなるのーーー!?」

 

「もうSTUDYより悪人ね……」

 

 他の会場の現状を知ってツナは頭を抱えながら叫ぶ。美琴は自分たちがSTUDY以上のテロリストであるということを理解していた。

 

『ツナー? 聞こえるかー?』

 

 すると今度は父である家光から連絡が入った。

 

『現在進行形でXANXUSを止めてんだけどなー。ただ暴れ過ぎちまってなー。このままだと地下にいるお前らもぺしゃんこになっちまうから早くそこから避難した方がいいぞー』

 

「なっ!?」

 

 軽口でとんでもないことを家光は口走る。家光の言葉を聞いてツナは驚きの声を上げる。すると本拠地からミシミシという音がし始め、天井の隙間から塵が落ちて来る。ツナたちは急いで会場から避難する。

 

「本当に大丈夫なのかしら……?」

 

 本拠地から逃げながら布束は自分の選んだ選択肢が正しかったのか不安になるのであった。

 

 

 

 

今回、ツナたちの仲間が暴れたことによって第1会場、第2会場、第3会場、スタジアムは全壊。さらに会場とスタジアムの周辺にも甚大な被害が出てしないこれによって学級会は延期になってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、美琴の力によって今回の件に関わる全ての情報を消去。さらに操折の力によって今回の関係者の記憶から布束の記憶を消去。これによって布束がSTUDYに所属していたことを知る術はなくなり布束は自由の身となった。

 そして

 

「こちらでお待ち下さい。すぐに9代目をお呼び致します」

 

 布束、フェブリ、ジャーニーはボンゴレ総本部にやって来た。9代目の守護者であるガナッシュ・(サード)にとある1室に案内された。

 

(世界最強のマフィアのボス……一体、どんな方なのかしら?)

 

 ポーカーフェイスを気取ってはいる布束であったが内心ではもの凄く緊張していた。5分程経過すると部屋の扉が開かれた。

 

「初めまして。布束砥信君。そしてフェブリとジャーニーでよかったかな?」

 

 

 

 

 

 




もうこの章をこれ以上、書くのが限界なのでこんな形で終わらせました。最後の続きの方は皆さんのご想像にお任せするという形でああいう風にしました。

これでこの章も終わりです。次回からは禁書目録の話。エツァリとの話をやります。その後は日常篇、残骸(レムナント)篇、大覇星祭篇の順でやろうと思っています。


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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