とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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サブタイトルが思いつかなかったのでこれにしました。そしてこの日、一方通行(アクセラレータ)は……


日常篇
標的(ターゲット)231 最後の日


 

 

 

 

 

 

8月31日。夜

 

「今までお世話になりました」

 

「いいのよ。また暇があったら遊びに来てね」

 

 佐天に玄関にて奈々に頭を下げてお礼を言った。今日は夏休みが終わりなので佐天は今日をもって並盛での生活を終えて、学園都市へ戻るのである。

 

「んじゃ。そろそろ行くぞ」

 

「ツナ。涙子ちゃん。向こうでも元気でね」

 

「うん」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツナたちはいつも修行で使っている並盛山に移動する。

 

「んじゃ佐天。こいつに炎を注入してくれ」

 

「うん」

 

 リボーンは佐天に向かって異世界転送装置を投げた。装置を受け取った佐天は装置に炎を注入した。そして装置が輝き始め、3人は光に包まれた。そして光が消えると3人の姿は跡形もなく消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園都市。佐天の寮。

 

「戻って来た……」

 

 転送した場所は佐天のリビングだった。久々に自分に寮に戻って来て感慨深い気持ちになる佐天。朝は未明革命(サイレントパーティー)で学究会の会場にて戦ったが、戦いが終わった後はすぐに並盛に戻った。その際に自分の寮に戻らずに並盛に戻った為、寮に帰るのは1ヵ月ぶりなのである。

 

(今日からまたツナさんとの生活が始まるんだ!!)

 

 また学園都市で想い人(ツナ)と2人きりの生活が始まる。そう思うと佐天は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

 

「そんじゃ今日から俺もここで泊まるからな」

 

「え!?」

 

「しゃねぇだろ。俺はツナと同じくこの世界に戸籍がねぇんだ。だからアパートも借りられねぇ。それに俺はお前たちの家庭教師(かてきょー)なんだ。教育するなら近くにいた方がいいだろ」

 

(そうだった……)

 

 いつも当たり前のようにいるので佐天はツナたちに戸籍がないということを忘れていた。そしてツナと2人きりの生活ができないとことがわかり佐天はシュンとしてしまっていた。

 

「安心しろ。お前の楽しみを邪魔する気はねぇ」

 

「楽しみ?」

 

「ななな、何でもないです!! こっちの話ですから!!」

 

 リボーンは佐天がどんなことを考えているか手に取るようにわかっていた。ツナは何のことかわからず疑問符は浮かべていた。佐天は顔を赤くし、慌てて両手を前に出して誤魔化した。

 

「それにお前の勉強の方もがっつりやらねぇとな」

 

「こんなにあんのーーー!?」

 

 するといつの間にかリビングに置いてある折り畳み式の机に大量の参考書が置いてあった。あまりの参考書の多さにツナは驚きの声を上げていた。

 

「しょうがねぇだろ。お前はこっちの世界に来てから学校に行けてねぇ上に通っていた並盛高校も退学になっちまったんだからな」

 

「退学したのはお前のせいだろ!」

 

「とにかくだ。これからは風紀委員(ジャッジメント)との仕事以外の空いた時間はネッチョリと勉強するからな」

 

「ネッチョリ嫌だーーー!!」

 

「ハハハ……頑張って下さい……」

 

 ネッチョリと勉強させられると知ってツナは両手を頭に乗せて絶望する。佐天は苦笑いしながらツナに同情してしまっていた。

 

「そんじゃ。今から始めるぞ」

 

「今から!?」

 

「当たり前だろ。お前は学校がねぇんだからな。今日は朝まで勉強だぞ」

 

「あ、朝まで!?」

 

(鬼だ……)

 

 今から朝まで勉強させられると知ってツナは驚き、佐天はリボーンのあまりのスパルタ教育に引いてしまっていた。

 

「じゃ、じゃあ私は夜食作りますから」

 

「甘やかすんじゃねぇ佐天。お前はツナと違って明日から学校じゃねぇか」

 

「で、でも……」

 

「それに2日後に広域社会見学っていうのがあんだろ。ここで生活リズムを崩して体調まで崩ちまったらせっかく楽しめるものも楽しめなくなっちまうぞ。晩メシはもう向こうで食ったんだ。お前は明日のことだけ考えとけ」

 

「う、うん……」

 

 ツナに夜食を作ってあげたかったが、リボーンの言い分は何も間違っていない為、佐天は渋々承諾し明日の準備することを決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐天はまず風呂に入ることに決めた。

 

「ふぅ……」

 

 湯船に浸かりながら佐天は天井を見上げた。そしてこの夏休みのことを思い出していた。

 

「こんな夏休みは始めてだったなー……」

 

 今回の夏休みは今までの夏休みとは違った。いつもなら友達と遊ぶだけで夏休みが終わっていたが、今回は修行したり、戦ったりという今までにない夏休みだった。

 

(みんな元気にしてるかな?)

 

 佐天は目を閉じながらクラスメートのことが考えていた。学生誘拐事件が発生した際は自分が拐われたと思い177支部に押し掛けたということもツナから聞いていたので謝らないといけないと思っていた。佐天はしばらく湯船に浸かりながら感傷に浸っていた。

 が、

 

ドォオオン!

 

「ば、爆発音!?」

 

 突如、リビングの方から爆発音が聞こえて来る。感傷に浸っていた佐天であったが、それどころではなくなり慌てて湯船から出るとバスタオルを巻いて風呂場から飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐天がリビングに向かう間にも爆発音が何度も聞こえてくる。

 

「ちょっと! 爆発音が聞こえたけど何があったの……?」

 

 リビングへとやって来た佐天。そこで目にしたのは全身が真っ黒焦げになり、机の上でうつ伏せの状態で倒れているツナだった。

 

「どうした佐天?」

 

「どうしたじゃないよ!! 何でツナさんがこんな風になってるの!?」

 

「問題を間違えたから爆発させた」

 

「何で爆発させる必要があるの!?」

 

「これが俺のやり方だ」

 

「絶対に間違ってるよ!! というか他の部屋の人に迷惑だよ!!」

 

「問題ねぇ。お前の寮だけ防音対策と施しているからな。他の奴らには聞こえねぇぞ」

 

「勝手に私の寮を改造しないで!!」

 

「防音対策だけじゃなくて防弾仕様も施してあるからな。仮にミサイルが飛んで来たとしても耐えられる仕様になってるぞ」

 

「何で防弾仕様がいるの!?」

 

「いつ敵が襲って来るかわからねぇからな」

 

「ここは学園都市だから!!」

 

 かつてない施のリボーンのボケに佐天も今まで以上にツッコミをいれていく。

 

(学園都市(こっち)に帰って来たら普通の日常を送れると思ってたのに……)

 

 学園都市なら普通な生活を送れると思っていたが、リボーンがいる限り、普通の生活を送れることはないと悟った佐天であった。

 

 

 

 




今回から日常篇です。リボーンが色々とやらかす予定なのでお楽しみ下さい。

今、アンケートでリボーンキャラが聖人に勝てるかどうかってやっていますけど僕の読み込みが足りない部分があるんですよねー。パワーとかはともかくスピードがわからないんです。リボーンキャラも全員じゃないんですけど音速を越えた速度で動けるキャラはがいるのはわかっているんですけど、聖人の速さがわからないんです。音速を超えているのはわかるんですが。果たしてスピードはどちらが上なのか。それとネットで見たんですが神裂が1秒間に1000回動けるっていうのが本当なのかどうか知りたいです。だとしたらマッハ数がいくつになるのか……

もしよかったら感想かメッセージボックス。TwitterのDMでもいいので教えて貰えたら幸いです。



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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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