とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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ツナが司を学舎の園に案内した次の日。9月3日。

 

「それじゃ後のことはよろしくお願いします」

 

「うん。わかった」

 

「任せとけ」

 

 寮にて荷物を持った佐天を見送るツナとリボーン。今日から佐天は広域社会見学にてアメリカの都市へ行く為、1週間程いないのである。

 

「それじゃ行ってきまーす」

 

「いってらっしゃい」

 

「めいっぱい楽しんでこいよ。」

 

 ツナとリボーンがそう言うと、佐天は扉を開けて出掛けて行った。

 

「そんじゃ俺たちは勉強だぞ」

 

「はいはい……」

 

 リボーンがこう言って来るのは折り込み済みだったのかツナは投げやりに返事をした。

 

「そういやお前。あれはどうなってんだ?」

 

「あれって何だよ?」

 

「ミサとの約束だ。遊びに行くって言っただろ」

 

「あっ! そうだった!」

 

 ミサと遊びに行くことを約束してから時が経過している。にも関わらずツナは連絡の1つも寄越していない。

 

「ミサと遊ぶなら今が絶好のチャンスだぞ」

 

「え? 何で?」

 

「今日から佐天たちは広域社会見学で学園都市にいねぇからミサのことも知られることもねぇ。それに今は学校の行く時間帯。ほとんどの奴らは学校にいる。常盤台の奴らに見られることもねぇからな安心して遊べるはずだぞ」

 

「そっか!」

 

 リボーンの意見に納得したツナはさっそくミサに連絡する為に、スマホを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7学区の病院。カエル医者の病院。

 

「先生。沢田綱吉と名乗る学生が先生にご用があるとのことです」

 

「代わろう」

 

 カエル医者は看護師から電話を受け取ると、受話器を右耳に当てた。

 

『朝、早くからすいません。沢田です』

 

「どうしたんだい? 僕に何か用かい?」

 

『ミサに俺の携帯に電話をかけて欲しいということを伝えてもらいたくて』

 

「それは別に構わないんだがね? 何かあったのかい?」

 

『実は前にミサと一緒に遊びに行くこうって約束したんです。今日から美琴は広域社会見学でいないし今は常盤台の人は学校に行く時間だからいい機会だと思って』

 

「了解したんだね? それじゃ君の電話番号を教えてもらえるかい?」

 

『はい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 再び場面は戻って佐天の寮。カエル医者に伝言を頼んでから5分後。ツナのスマホに電話がかかる。

 

「もしもし? ミサ?」

 

『そうですよ。とミサカは答えます。それで何の用ですか? とミサカは尋ねます』

 

「急で悪いんだけどさ。今から時間ある?」

 

『もしかして遊びに行く話ですか? とミサカは予想してみます』

 

「うん。そうだよ」

 

『問題ありません。とミサカはワクワクしながら答えます』

 

「そっか。じゃあ今からそっちに行くから。病室で待ってて」

 

『了解です。とミサカは今か今かと待ちわびながら待っています』

 

 待ち合わせの約束をし終えると、ツナは電話を切ってスマホをポケットに入れる。

 

「どうやら問題なさそうだな」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ツナはカエル医者の病院へと赴く。待合室で軽くカエル医者と話した後、ツナはミサのいる病室へと向かって行く。病室の前に着くとツナは病室の扉を3回ノックする。

 

「どうぞ。とミサカは入室許可の返事をします」

 

 ミサから入っていいという許可が出たのでツナは病室の扉を開けて、中へと入る。

 

「あっ……」

 

 病室に入るとツナは絶句しその場で固まってしまっていた。そこにはいつもの常盤台の制服ではなく白いワンピースに白い帽子を被ったミサがいたのだから。

 

「どうかしましたか? とミサカは様子のおかしいツナを見てそう思います」

 

「いや……いつもと服装が違うから……その……戸惑ったっていうか……なんていうか……見とれてたっていうか……」

 

「それはミサカのことを意識してくれたということでよろしいのですか? とミサカは確認してみます」

 

「ま、まぁ……」

 

「作戦成功です。とミサカはあの女性誌に書いてあることは本当だということを理解し、これからも定期購読することを心に決めます」

 

 ミサの脳裏には学園都市に残った他のミサと一緒に女性誌を読んでいる光景が浮かんでいた。ミサたちはツナを射止める為にネットや女性誌を駆使して調べていたのである。

 

「それじゃそろそろ行こっか。どこか行きたい場所とかある?」

 

「最近、この近くにできた新しいケーキ屋に行ってみたいです。とミサカは自分の願望を述べてみます」

 

「おおっ! それはすっごく美味しいそうってミサカはミサカは興味を示してみる!」

 

「え?」

 

 突如、病室に知らない声が響き渡る。ツナは辺りを見回すがミサ以外の人物は見あたらなかった。

 

「ここにいるんだよってミサカはミサカは存在をアピールしてみたり!」

 

「え……!?」

 

 誰かが自分のズボンの裾を引っ張っていることに気づいたツナは下を見た。そこには茶髪の髪にアホ毛を生やした10歳前後の少女がいた。

 

「な、何これーーーー!? どうなってるのー!?」

 

 だがその容姿はまるで美琴をそのまま幼くしたような少女であった。ツナは目の前にいる少女の存在に衝撃を隠せないのであった。

 

「ま、まさか!? 10年バズーカの故障!?」

 

 過去に故障した10年バズーカにランボが被弾し、肉体は10年後の姿になったが、精神だけは5歳のままなったという事態があった。そして今回は美琴かミサが10年バズーカに被弾し肉体も精神も子供になり、そのまま戻れなくなってしまったのではないかとツナは思い慌てていた。

 

「ど、どうしよう!! 早くなんとかしないと!!」

 

「落ち着いて下さい。とミサカは慌てるツナにそう言います。目の前にいるミサカたちと同じ妹達(シスターズ)です。とミサカは説明します」

 

「ええ!? この子が!?」

 

 




という訳で打ち止め(ラストオーダー)の登場です!
出すならこのタイミングしかないと思ったので!

それはそうといつも思ってるんですがミサカはの後を考えるのが大変なんですよねー。なるべく同じにならないように努力しているんですが……鎌池先生って凄い。

他のミサも出したかったんですがややこしくて書く自信がないので出しませんでした。



高評価を下さった天道詩音さん。ありがとうございます!



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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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