とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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 ミサたちと似ているとはいえ見た目の違うこの少女がミサたちと同じ妹達(シスターズ)であるということにツナは驚く。

 

「彼女の名は打ち止め(ラストオーダー)。とミサカは紹介します。20001()人目の妹達(シスターズ)にして妹達(シスターズ)の上位個体です。とミサカは説明します」

 

「え!? 妹達(シスターズ)は20000人しかいないんじゃないの!?」

 

打ち止め(ラストオーダー)妹達(シスターズ)が反乱や暴走した際に備えて造られた存在なのです。とミサカは説明します」

 

「じゃあこの子が命令すれば妹達(シスターズ)全員を止められるってこと……?」

 

「その通りです。とミサカはツナの言葉を肯定します」

 

「こんな子が……」

 

 幼い見た目とは裏腹に凄い能力を持っていることにツナは驚きを隠せないでいた。

 

「今回は実験を頓挫させてくれてありがとうってミサカはミサカは代表してお礼を言ってみる」

 

 打ち止め(ラストオーダー)はツナに向かって頭を下げて、お礼の言葉を言った。

 

「あなたが異世界から来た人間だってこともミサカたちの半分があなたたちの世界にいるってことも知ってるってミサカはミサカはあなたのことで知っていることを披露みたり」

 

「えっと……ミサカネットワークでいいんだっけ?」

 

「そうだよってミサカはミサカは肯定してみる。あっ! あなたの正体は他言しないから安心してってミサカはミサカは約束してみる」

 

「うん。ありがとう」

 

「それでさっき新しくできた美味しいケーキ屋に行くって聞いたんだけどってミサカはミサカは確認を取ってみる」

 

「ああ。それは……「何でもありません。とミサカはあなたが言っていることが間違いであるということを指摘します」え!?」

 

 打ち止め(ラストオーダー)の発言に対してツナは返事をしようとしたがミサがそれを遮る。急にミサが先程とは違うことを言った為、ツナは驚きの声を上げる。

 

「それでは行きましょう。とミサカはツナの手を取ってそそくさと出掛けようとします」

 

「いや!? ミサ!? ちょっと!?」

 

 ミサはツナの右手を取って一刻も早く、病室から出ようとする。ツナはなぜミサが急いで出ようとするのかわからず困惑してしまう。

 

「ちょっと待った! ってミサカはミサカは制止してみる!」

 

「え!?」

 

 今度は打ち止め(ラストオーダー)がツナの左手を両手で握り、病室を出ようとする2人を止めた。

 

「2人だけで行くなんてズルいってミサカはミサカは駄々をこねてみる!」

 

「え……じゃあ一緒に行く?」

 

「え!? いいの!? ってミサカはミサカは喜んでみたり!」

 

「ダメですよ打ち止め(ラストオーダー)。とミサカは忠告します。あなたが不用意に外出するのはダメだと止められています。とミサカはお医者様の言葉を伝えます」

 

 目を輝かせている打ち止め(ラストオーダー)にミサがそう言った。カエル医者が言った言葉は本当の話である。しかしミサがこんなことを言った理由はこのままではツナと2人きりでデートできなくなることを危惧してのことである。

 

「だってだって! ずっと病院にいてばかりでずっと退屈だしあの人(・・・)は全然、構ってくれないんだもん! ってミサカはミサカは不満を漏らしてみる!」

 

(あの人?)

 

 打ち止め(ラストオーダー)の言うあの人が誰なのかわからずツナは疑問符を浮かべる。

 

「この人と一緒ならあのお医者さんも外出を許してくれるってミサカはミサカは確信してみる! だから一緒にあのお医者さんの所に行って欲しいってミサカはミサカはお願いしてみる」

 

「別にいいけど……」

 

「やったぁ! ってミサカはミサカは喜んでみたり!」

 

「最悪です……とミサカはツナの鈍感さに頭を抱えます……」

 

 ツナの返答を聞いて打ち止め(ラストオーダー)は喜び、ミサは右手の五指を額に当てながら嘆息する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、カエル医者から打ち止め(ラストオーダー)の外出許可が出た為、3人は外に出る。

 

「わーい! ってミサカはミサカは久々の外に出れて大はしゃぎしてみたり!」

 

「あんまりはしゃぐと危ないよ」

 

 おもいっきり走り回る打ち止め(ラストオーダー)を見てツナは注意する。

 

「どうしてこうなったのでしょう……とミサカは嘆息してみます」

 

「え? 何か言ったミサ?」

 

「何でもないです。とミサカは返答します」

 

 2人きりでのデートのはずが打ち止め(ラストオーダー)の子守りみたいになってしまった。一見するといつもと変わらないように見えるが、内心では凄くがっかりしている。

 

(それにしても……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少しだけ遡り、ツナがカエル医者に打ち止め(ラストオーダー)の外出する許可を貰った時のこと。

 

「まぁ君が一緒にいるにであれば文句はないんだね?」

 

 絶対能力進化(レベル6シフト)計画を頓挫したツナが一緒に行くということでカエル医者の許可はすんなりと貰えた。

 

「ただ君はもう少し女心というものを理解できるようになった方がいいと思うんだね?」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして再び場面は戻る。

 

(あれってどういう意味だったんだろう?)

 

 カエル医者の言葉を思い出し考えるツナであったがどういう意味なのかわからずにいた。

 

「そうだった! とミサカはミサカは忘れてたことを思い出してみる!」

 

「どうかしたの?」

 

「名前をつけて欲しいってミサカはミサカを懇願してみる!」

 

「名前?」

 

「ミサカは他のミサカとはちょっと違うから別の名前が欲しいってミサカはミサカは名前が欲しい理由を説明してみたり!」

 

「確かに……」

 

 打ち止め(ラストオーダー)は同じ妹達(シスターズ)ではあるものの見た目は違う。打ち止め(ラストオーダー)の言い分に納得したのかツナは名前を考え始める。

 

「ミカってどうかな?」

 

 ツナは打ち止め(ラストオーダー)の名前を提案する。ミサカのミとカの部分を取ったのである。

 

「ミカ……いいね! ってミサカはミサカは新しい名前をつけられて有頂天になってみたり!」

 

 新しい名前をつけられてミカは両手を上に上げその場で回転しながら大喜びしていた。

 

「それじゃあこれからはミカって呼ぶね」

 

「じゃあミサカはあなたのことをツナって呼んでいいってミサカはミサカは許可は尋ねてみる!」

 

「うん。いいよ……いでっ!?」

 

 お互いの呼び方に関して話しているとツナの右足に痛みが走る。ツナが右足を見るとそこには左足で自分の右足を踏みつけているミサがいた。

 

「ごめんなさい蚊がいたもので。とミサカは伝えます」

 

「痛い! 痛い! 痛い! グリグリしないで!」

 

「蚊はしぶといのでこれぐらいしないといけませんとミサカは蚊に対しての対処法を説明します」

 

「ちょっ!? 何で怒ってるの!?」

 

「怒っていません。とミサカはさらにグリグリしてみます」

 

「いだだだだだ!! やっぱり怒っているよね!?」

 

「怒っていません。とミサカは再度、告げてみます」

 

 この短期間でミカに名前つけられツナと呼ぶようになるまでの仲になった為、ミサは嫉妬している。そんなことをツナがわかるあろうはずもなかったのだった。

 

 

 

 

 

 




もうすでにミサとのデート回はやっているので少し趣向を変えてみました。


高評価を下さったRyouganさんありがとうございます!


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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