とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)251 証明

 

 

 

 

 

 

 

絶対能力進化(レベル6シフト)計画の発案者である木原幻生を捕まえる為に協力して欲しいと操折に頼まれたツナ。だが呼ばれていないはずのリボーンがなぜか部屋の中にいた。

 

(な、何……? この奇妙力満載の赤ん坊は……?)

 

 突如として現れた、喋る赤ん坊の存在に操折は衝撃を隠せないでいた。するとリボーンは植木鉢のコスプレを素早く脱ぎ捨てて、いつものスーツ姿となる。

 

「初めましてだな。俺の名はリボーン。ツナの家庭教師(かてきょー)にして殺し屋(ヒットマン)だぞ」

 

「はぁ……?」

 

 喋る赤ん坊の存在だけでも頭がショートしそうなのに、さらに意味のわからないことを言って来たので操折は空いた口が塞がらない状況になってしまっていた。

 

「何やってんだよリボーン!? というか何でお前がここにいるんだよ!?」

 

「お前がパトロール中にも変わらず知らねぇ女と歩いてたのが見えたからな。面白そうだから着いて来たんだぞ」

 

「じゃあ最初からここにいたのかよ!」

 

「そうだぞ。まぁこんなやべぇ話をするとは思ってもいなかったがな。だが俺の気配に気づかねぇとはまだまだだな。こいつはまたがっつりと鍛えねぇとな」

 

「気づく訳ないだろ!」

 

「そんじゃさっそく修行を初めるぞ。まず気配を絶つには自然と同化しなくちゃならねぇ。とりあえずこいつを着て自然と同化するところから始めるぞ」

 

「何で着なくちゃいけないのよ! つーか入る訳ないだろ!」

 

 リボーンは先程、着ていた植木鉢の服をツナに渡そうとするも即座に却下された。

 すると操折はリモコンをリボーンに向けて押した。

 

「色々とツッコミたいところがあるんだけど、大事な話をしてる途中なのよねぇ。悪いんだけど黙ってもらえるかしらぁ? これはあなたのようなお子様が口が挟めるような話じゃないのよぉ」

 

「前に美琴が言ってた通り、本当にリモコンで人を操るんだな。面白ぇな」

 

「っ!?」

 

 自分の能力が効かず操折は驚きの表情を浮かべる。操折はリボーンに向かって再びリモコンを押した。

 だが

 

「無駄だぞ。お前ごときの能力で操られる程、俺はヤワじゃねぇんだ」

 

「っ!?」

 

 またしてもリボーンに自身の能力が効かなかった為、操折は驚きの表情を浮かべた。それから何度も操折はリモコンのスイッチを押す。しかしリボーンには通じてはいなかった。なぜならリボーンはコーヒーを作り始めていたからである。

 

(ど、どうなってるのぉ!? 何で私の操作力が効かない訳ぇ!?)

 

 操折の能力は動物や無機物には効かないという弱点がある。いくらリボーンが奇妙な存在であるとはいえ人間であることには変わりはない。にも関わらず能力が効かないことに動揺を隠せないでいた。

 

「お、落ち着いて操折! リボーンは絶対能力進化(レベル6シフト)計画のことを知ってるから!」

 

「はぁ!?」

 

 こんな子供が絶対能力進化(レベル6シフト)計画のことを知ってるっていうことを知って操折は驚きの声を上げた。

 

「いや!! ありえないでしょ!! こんな子供が何であの計画を知ってるのよ!!」

 

「瀕死になったミサを治してもらう為に俺がリボーンに頼んだんだよ」

 

「何でよぉ!? そこは病院に連れて行くのが普通でしょ!! 何でこんな子供に頼むよ!?」

 

「ギャーギャーうるせぇぞ。せっかくのコーヒータイムが台無しじゃねぇか。ったく。常盤台のお嬢様つっても中身はガキなんだな」

 

「子供のあなたに言われたくないんですけど!! あなたと違って私は立派な大人なんですぅ!!」

 

「何が大人だ。そんなんだからどうせ彼氏の1人もいねぇんだろ」

 

「は、はぁ!? べ、別にいますけどぉ!?」

 

(嘘だ……嘘ついてるよ操折……)

 

 リボーンの言葉を聞いて目を泳がせ、動揺しつつも必死に強がって見せる操折。ツナは必死に強がっている操折を見て心の中でツッコミをいれていた。

 

「嘘が隠せてねぇぞ」

 

「れ、恋愛もしたことない子供にはわからないわよ。大人の恋っていうのはそう簡単じゃないのぉ」

 

 やられっぱしが悔しかったのか操折は平静を装ってリボーンに反撃する。

 

「何、言ってんだ。俺にだって女はいるぞ」

 

「意味わかって言ってるのかしらぁ!?」

 

(完全にリボーンのペースだ……)

 

 リボーンは親指以外を立てながら数字の4という意味を表した。リボーンの言っている意味を理解した操折はツッコミをいれる。操折が振り回されるのを見てツナは心の中で操折に同情してしまっていた。

 

「ちょっとぉ!! この子をなんとかしなさいよぉ!! あなたの知り合いでしょぉ!?」

 

「いや……リボーンは俺より強いし……」

 

「何、言ってるのよぉ!? 一方通行(アクセラレータ)に勝てるあなたがこんなチンチクリンに負ける訳ないでしょ!!」

 

 学園都市の第1位に勝てるのになぜ目の前にいる子供1人に勝てないのか操折にはわからなかった。

 

「だったら証拠を見せてやろうか」

 

「証拠?」

 

「今から俺とツナが戦う。それで俺の実力をお前に証明してやる。それで俺の実力を認めるならお前の作戦に俺も加えろ」

 

「ちょっ!? 勝手に決めんなよリボーン!」

 

「しゃぁねぇだろ。こうでもしなきゃこいつは俺の実力を認めねぇだろうしな。それに今回の相手はかなりヤベェ相手なんだ。戦力が多いことに越したことはねぇだろ。それとも俺じゃ戦力として不安か?」

 

「そりゃ……まぁ……」

 

 リボーンの言っていることは間違っていない為、ツナは反論できず口ごもってしまう。

 

「わかったわぁ……あなたの条件を呑むわぁ。ただし実力不足だと思ったら作戦に加えない。それでいいかしらぁ?」

 

「ああ。構わねぇぞ」

 

 

 




リボーンに操折の能力が通じないのは別に理屈はありません。敢えていうならリボーンだからです。それ以上でもそれ以下でもありません。

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