ツナとリボーンが戦う為に3人はマンションの屋上へと移動する。
「準備はいいか? ツナ」
「ああ」
(相変わらず様変わりするわねぇ……)
リボーンの視線の先には
(にしても本当に強いのかしらぁ……?)
操折はリボーンが本当に強いのか。というよりもそもそも戦えるのか信じられないでいた。
(でもねぇ……)
しかしリボーンのあの強気な態度。そしてツナに強いと言わしめたこと。それが操折はどうしても気になってしまっていた。
「いくぞ」
「っ!?」
リボーンの姿が一瞬にして消えた。ツナは咄嗟に右手を薙ぎ払い炎の壁を作る。炎をの壁を作ったと同時にリボーンが炎の前に現れた。リボーンはクロスさせた腕を顔に移動させた状態で炎の中へと突っ込む。
(やるじゃねぇか)
炎の壁を抜けた先にはツナの姿はなかった。リボーンはツナの思惑を理解する。炎の壁で目眩ましをしている間に死角に移動したのだと。
そしてツナは上空から一気に加速しリボーンの間近に迫っていた。
「今のは悪くなかったぞ」
リボーンは目にも止まらない早さで懐から銃を素早く取り出して、銃口を自分の斜め後ろに向けた状態で引き金を引いた。その瞬間、銃口から晴の炎が放たれその反動でリボーンが地面へと一気に移動し着地する。その0.05秒後にツナの拳が放たれるがツナの拳は空を切る。
「俺に武器を使わせるようになるとはな。成長したなツナ」
「……」
またツナが成長したのが嬉しかったかリボーンは嬉しそうな笑みを浮かべる。一方で操折はあまりに速すぎる戦いに開いた口が塞がらない状態になってしまっていた。
(な、何が起こったの……!?)
操折は能力こそ強いが戦闘力は皆無。故に今の1秒にも満たない戦闘が見える訳もなかった。わかったのはせいぜい炎が見えたことと銃声が響き渡ったことだけである。
「気ぃ抜くんじゃねぇぞ」
「っ!?」
(か、体が……!?)
リボーンがそう言ったと同時に殺気に放たれる。リボーンの殺気によってツナは即座に戦闘体勢を取り、全神経を研ぎ澄ます。一方で操折はリボーンの殺気で体が動けずにいた。
「本番はここからだぞ」
リボーンが銃の引き金を引く。ツナは両手を前に出して炎を逆噴射させて即座にその場から飛びい引いて弾丸を躱していく。そこからリボーンは容赦なく弾丸を放っていく。ツナはなんとかリボーンの攻撃を躱していく。
(零地点突破で吸収したいが……)
リボーンの放ったのはXANXUSと同じく弾丸と化した死ぬ気の炎。死ぬ気の零地点突破改で吸収できる。しかし吸収している隙を狙われる。しかも死ぬ気の零地点突破改は死ぬ気の逆の状態になり生命力を枯渇する危険な状態にならなければならない。そんな状態でリボーンは攻撃を浮ければ致命傷となるのは火を見るよりも明らかであった。
(殺気!)
後ろから殺気を感じたツナは即座に後ろを振り向いた。
「がっ!?」
ツナの顔面に銃が直撃する。リボーンはツナが超直感で自分の位置を把握することを読んでいた。そこを逆手に取ったのである。ツナの超直感は対人にしか働かない。故に無機物の銃に反応できなかったのである。
「超直感に頼り過ぎだぞ」
「グフッ!?」
顔面に走る痛み。その一瞬の隙にツナの腹部にリボーンは拳が決まる。リボーンの蹴りによってツナの体はくの字に曲がる。
「ガハッ!?」
さらにリボーンはツナの顎に上段蹴りを喰らわせた。リボーンの蹴りを喰らったツナは上空に蹴り飛ばされる。
「ボケッとしてんじゃねぇ」
リボーンは上空に飛ばされたツナに向かって炎の弾丸を放った。ツナは炎を逆噴射させて横方向に移動したが弾丸がツナの頬を掠り、ノーダメージとはいかなかった。
「まだまだだぞ」
「グハッ!?」
ツナは
(う、後ろから……!?)
ツナはなぜ後ろから弾丸が来たのかわからず動揺していた。リボーンが先程、放った弾丸。それが屋上に設置してあった貯水槽に当たって反射しツナの背中に直撃したのである。
「一つの判断ミスで戦況は大きく変わる。これが戦いだ」
「ガハッ!?」
いつの間にかツナの上空に移動していたリボーンがツナの脳天にかかと落としを喰らわせる。リボーンの攻撃を喰らってツナは地面に叩きつけられた。
「とどめだ」
リボーンは地面に叩きつけられたツナに銃口を向けて容赦なく銃の引き金を引いた。銃口からは枝分かれした無数の炎の弾丸がツナに向かっていく。ツナは避ける術はなく全ての弾丸を直撃する。
リボーンは地面に着地すると銃口から出た煙に向かってそっと息を吐いた。
「落ちたな」
「っ!?」
煙幕が晴れるとそこには額の炎が消え、ボンゴレギアが元の27の手袋へと戻りノーマル状態で気絶しているツナがいた。そんなツナを見て操折は衝撃を隠せないでいた。
「どうだ? これで俺の実力は認めてもらえたか?」
「え、ええ……」
リボーンにそう問われるが操折はあまりに衝撃で曖昧な返事しかできなかった。
「そんじゃ俺も作戦会議に加わらせてもらうぞ」
「それはいいけど……まだ彼が……」
「ったく。しょうがねぇな」
作戦会議を再開しようにもツナが気絶してしまっている為、操折は今すぐに作戦会議を始めることが不可能だということを悟る。
リボーンは嘆息すると気絶しているツナの元へと歩いていく。
「いつまで気絶してやがんだ。とっとと起きやがれ」
「なっ!?」
リボーンはツナの脇腹におもいっきり蹴りを受け入れた。操折はリボーンの行動に驚きを隠せないでいた。
操折の目など知らずリボーンは容赦なくツナに蹴りを喰らわせていく。
「ゴッホ! ゴッホ!」
「お。起きたか」
「起きたじゃないだろ!! 何でこんな風に起こされないといけないんだよ!!」
「いちいち口答えしてんじゃねぇ」
「ゴフッ!?」
(なんかあの人が強い理由がわかった気がするわぁ……)
リボーンのあまりにも常識外れの行動を見て操折はツナがなぜあそこまで強いのかということを理解する。
(本当に大丈夫かしらぁ……?)
リボーンの破天荒な行動を見てこの先、本当に大丈夫なのかと不安になる操折であった。
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