とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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最初にお詫びです。今回は美琴が風紀委員(ジャッジメント)に間違われる話をしようと思ったのですが、いい案が思い浮かばなかったので止めにして、 今回から空虚爆発(グラビトン)の話をやります。楽しみにしていた方。本当に申し訳ございません。


標的(ターゲット)26 虚空爆発(グラビトン)

 

 

 

 美琴に襲われている当麻を助けてから2日後。

 

 

 風紀委員(ジャッジメント)177支部

 

「どう黒子? 何かわかった?」

 

「ダメですわ。全然ですわ」

 

 パソコンで調べ物をしている黒子にツナが尋ねるが、黒子はため息をつき、机に突っ伏す。現在黒子はここ最近、発生している連続虚空爆破(グラビトン)事件について調べていた。事件の内容はアルミを爆弾に変えることのできる能力者が次々に爆破を起こしているという事件である。爆破が起こる前に前兆があるので死人は出てはいないが、風紀委員(ジャッジメント)から9人もの負傷者が出ている。爆発の能力を持つ能力者は一人だけいるのだがその者は入院していた為、アリバイがあった。その為、今だに犯人がわからないでいた。

 

書庫(パンク)にも載ってないということは……無能力者が爆発の能力に目覚めたとか?」

 

「その可能性はないですわね。今回の事件の首謀者は明らかにレベル4以上の能力者。無能力者が能力を目覚めたとしてもいきなりここまでの事件を起こせるまで成長するなんてことはありませんの。能力者のレベルを上げるには時間がかかりますの」

 

「そっか……あっ!」

 

 推理が外れてツナは残念そうな顔をするが、少しすると何かを思い出した。

 

「どうかなさいましたの沢田さん?」

 

「前に佐天の言っていた都市伝説のことを思い出してさ」

 

「都市伝説?」

 

「うん。使うだけで能力が上がるレベルアッパーっていうのがあるらしいって」

 

「レベルアッパー……聞いたことがありませんわね。まぁ都市伝説ですから信憑性がありませんし。それを調べるのはあまり得策ではありませんわね」

 

「だよね……」

 

 レベルアッパーのことをツナから聞くが、あるかどうかもわからないレベルアッパーのことを調べても連続虚空爆破(グラビトン)事件の解決の糸口にはなるとは思えないので黒子はレベルアッパーについて調べることを諦めることを決意する。

 

「あっ! 俺、パトロールの時間だから行ってくるね」

 

「何かわかったら連絡しますわ。沢田さんも気をつけて下さいですの」

 

「うん。わかった」

 

 そう言うとツナは支部を出てパトロールへと向かって行く。

 

「もう少し手掛かりあれば容疑者の絞り込みできますのに。遺留品を読心能力(サイコメトリー)で調べさせても何も出せませんし。同僚が9人も負傷しているというのに……」

 

 ツナが支部から出た後、黒子は再び机に突っ伏しながら呟いた。だがすぐに起き上がりパソコンの淵を両手で掴み、画面を凝視する。

 

「9人!? いくら何でも多すぎません!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虚空爆破(グラビトン)事件か……学園都市は平和だと思ってたのになー」

 

 ツナはパトロールをしながら呟く。虚空爆破(グラビトン)事件が起こる前までは美琴が襲ってくること以外では平和だった。争いごとの大嫌いなツナにとって今回の事件は憂鬱で仕方なかった。

 

「沢田?」

 

「え?」

 

 ツナは名前を呼ばれた為、声のする方を振り返る。そこにいたのは当麻と小さな少女だった。

 

「あっ! ツナお兄ちゃんだ」

 

「えっと……みゆでよかったっけ?」

 

 ツナはパトロールで子供を助けることが多く、子供の知り合いが多いのである。みゆはその子供の中の一人なのである。

 

「何だお前ら。知り合いなのか?」

 

「ツナお兄ちゃんは迷子になった私を助けてくれたの」

 

「へーそうなのか」

 

 みゆがツナと知り合った経緯を説明を聞いて、当麻は納得する。

 

「それより当麻こそ何でみゆと一緒にいるの?」

 

「俺はこの子が洋服店を探してるって言うから案内してたんだ」

 

「どこの店に行くの?」

 

「セブンスミストって店だ」

 

「じゃあそこまで俺も一緒に行くよ。最近、物騒だからさ」

 

 ツナはもしものことがあってはいけないと思い、セブンスミストに着くまで二人に着いて行くことを決める。

 

「知ってるぜ。確か連続爆破事件だっけ?」

 

「うん。俺たちも調べてはいるんだけど犯人も犯人の目的もわからなくてさ。犯人はアルミを爆弾に変えるっていう能力を持っていることはわかってるんだけど」

 

「そいつは大変だな」

 

「ねぇねぇ。まだ終わんないのー?」

 

 ツナは事件の詳細について当麻に話す。だがみゆは痺れを切らしたのか当麻のズボンを引っ張っていた。

 

「あ、ごめんね。実は俺もみゆの行くお店に用事があるんだけど、俺も着いて行っていいかな?」

 

「うん。いいよー」

 

「ありがとう」

 

 ツナはみゆを不安にさせない為に、連続虚空爆破(グラビトン)事件についてのことを隠し、着いて行っていいか尋ねる。みゆは笑顔でツナが着いていくことを了承した。

 

 そしてツナは当麻とみゆと共にセブンスミストへ向かって行く。だがこの時、ツナたちは知らなかった。事態がすでに動き初めているということに

 

 

 




ちょっと省略した部分がありますが、ご理解いただけたらと思います。


高評価を下さったハラショー兄さんさん。ありがとうございます!


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
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