とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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前回の話で予約投稿の時間を間違えていました。大変、申し訳ございませんでした。


標的(ターゲット)260 樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで実験の再開する可能性があるってどういうことなの?」

 

「最近、世界中の国々が宇宙に向かってシャトルを打ち上げてることはご存知ですか? とミサカは尋ねてみます」

 

「そういえば最近、テレビのニュースでそんなことを言っていたような……それがどうしたの?」

 

「それは樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)を狙っているんです。とミサカは説明します」

 

樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)って……宇宙にある学園都市が作った凄いコンピューターでいいんだよね?」

 

「その認識で間違っていませんよ。とミサカはツナのざっくりした説明を肯定します」

 

「それで何で樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)を世界中が狙ってるの?」

 

樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)は学園都市にしか作れないスーパーコンピューターであり、正しいデータさえ入力すれば完全な予測が可能性だからです。とミサカは樹木図の設計図(ツリーダイアグラム)の希少価値について伝えます」

 

「だから世界中の国が狙う訳か……」

 

 樹木図の設計図(ツリーダイアグラム)の凄さを知ってツナは世界中の国々が樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)を狙う理由を理解する。

 

(そういえば木山さんも……)

 

 ツナは木山が教え子たちを救う為に樹木図の設計図(ツリーダイアグラム)の使用許可を求めていたと言っていたことを思い出す。

 

「本来であれば奪われないよう人口衛星おりひめ1号の中に搭載さている……はずでした。とミサカは過去形で答えます」

 

「どういうこと?」

 

「世界中のミサカからの情報によるとどうやら樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)が破壊されていることが判明しているみたいなんです。とミサカは衝撃の事実を明かします」

 

「ええ!?」

 

 学園都市しか作れないスーパーコンピューターが破壊されたと知ってツナは驚きの声を上げる。

 

「でもちょっと待って! 壊れてるんなら回収したって意味がないんじゃないの!」

 

「回収されたのは樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)の残骸です。とミサカはより正確に情報を伝えます」

 

「残骸……つまり部品ってこと?」

 

「その通りです。とミサカは答えます。そして世界の国々はこの残骸を手に入れて残骸から樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)を作り直そうとしているのです。とミサカは伝えます」

 

「そっか……今が手に入れる絶好のチャンスってことか」

 

 ツナは理解する。今までは衛星の中で厳重に守られて手が出せなかったが、衛星が破壊されたことによって厳重な守りが解かれ無防備な状態。この好機(チャンス)を逃さない為に国々が動き始めたのだと。

 

「そして一方通行(アクセラレータ)絶対能力者(レベル6)になる方法を導き出したのは樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)なんです。とミサカはあの実験の真実を伝えます」

 

「それって……!?」

 

「もし樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)が復活すれば絶対能力進化(レベル6シフト)計画を再開される可能性があるという訳です。とミサカは一番伝えたいことを伝えます」

 

「っ!?」

 

 絶対能力進化(レベル6シフト)計画が復活するというカラクリを理解し驚愕してしまっていた。

 

「ちょっと待って! 確か樹木図の設計図(ツリーダイアグラム)の残骸を世界中が回収してるってことは世界中で樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)が復帰する可能性があるってこと!?」

 

「現在、8ヵ国と19の組織が残骸を狙っています。とミサカはミサカネットワークで得た情報を暴露します」

 

「そんなに!?」

 

「ですが復帰する可能性のある残骸は1つだけでその残骸はこの学園都市にあります。とミサカは有力な情報を伝えます」

 

「じゃあ学園都市にある残骸を破壊すれば全て終わるってこと!?」

 

「その通りです。とミサカは肯定します。現在、学園都市に残っているミサカたちが残骸の行方を捜索中です。とミサカは現在の捜査状況を伝えます」

 

「それなら……」

 

 世界中で樹木図の設計者(ツリーダイアグラム)が復活すれば流石に厳しいと思っていたツナ。しかし残骸が1つでそれも学園都市にあるのであれば話は変わって来る。

 

(今度こそ! 終らせるんだ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風紀委員(ジャッジメント)177支部。

 

「繋がらない……」

 

 初春は応援の要請の為にツナに連絡していた。だがツナは電話に出ることはなかった。ツナはミサに病院に呼ばれた際に携帯を忘れて出てしまったからである。

 

「お願いです! 繋がって下さい!」

 

 黒子を止めることができなかった今、頼れるのはツナしかいない。初春はツナが電話に出てくれることを祈っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方。その頃。

 

「見つけたわ」

 

 美琴は自分の能力で監視カメラをハッキングして何かを見つけていた。

 

「よし! これで()の元に!」

 

 ハッキングで誰かの場所を特定したのか美琴はどこかへ向かおうとする。

 

超能力者(レベル5)って呼ばれようが超電磁砲レールガンの異名で呼ばれようがお前は人間だ。1人でできることなんてたかが知れてる。何でもかんでもできる訳じゃねぇ。だから1人で背負おうとすんな。巻き込みたくねぇっていう気持ちはわかるが、お前には頼れる仲間がいるだろ。仲間に頼ってればもっと早く解決できたはずだぞ』

 

『仲間ってのは自分の大切な者の為に死ぬ気になれる奴らのことだ。仲間の為に死ぬ気になれず仲間を失うことは死と同義だ。間違うなとは言わねぇ。ただ奴らを本当の意味で死なせたくねぇなら仲間を頼れ』

 

(そうだったわよね……)

 

 どこかへ行こうとする美琴であったが前にリボーンに言われた言葉が脳裏に浮かんだ。

 

「沢田」

 

 美琴はツナに連絡をすることを心に決めるとポケットから携帯を取り出しツナに電話をかける。

 

「もうっ! 何で出ないのよ!」

 

 しかし現在、ツナは携帯を持っていない。初春と同じく美琴もツナに電話が繋がらなかった。

 

「ああ! もう!」

 

 時間がないと判断したのか美琴はツナに連絡をつけることを諦め、どこへと向かって行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 




遅くなりましたがUA数が60万回を越えました!本当にありがとうございます!

これからも「とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)」をよろしくお願い致します!



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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

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