とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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更新遅れてすいません。ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダムハマって更新が遅れてしまいました。


標的(ターゲット)274 一気団結

 

 

 

 

 

 

 棒倒しの競技に出場権のないはずのツナがなぜかとある高校に出ていた。

 

「何で沢田がいんのよ!! あいつ学校通ってないんだから出る資格なんてないのでしょ!! というかバレるに決まってんでしょ!!」

 

 ツナが大覇星祭に出場するというありえないことが起きてしまい、インデックスがツナのことを知ってることなどどうでも良くなってしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃。

 

「ええ!? 何で沢田さんが出てるんですか!?」

 

「考えられる理由はアレしかない……」

 

「ですわね……」

 

 街中に設置された街頭モニターに映し出された映像を見て初春も美琴と同じく驚きの声を上げてしまっていた。佐天と黒子も驚いてはいたものの、ツナが競技に出場している理由をなんとなく理解していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 場所は戻って棒倒しの競技の会場。

 

「あんた一体、どうやって沢田を出場させたのよ!!」

 

 美琴はリボーンがツナを競技に出場させたとのだとすぐに理解した。

 

「何も言ってねぇのによくわかったな美琴」

 

「あんた以外、誰がいるっていうのよ!!」

 

 リボーンの言葉を聞いて美琴はツッコミをいれる。こんなことができるのは、ツナを鍛えるという名目で学校を辞めさせるような破天荒なことを当たり前のようにやってのけるリボーンしかいないことを美琴は嫌という程、わかっていた。

 

「実はな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時はツナが当麻たちと出会っている頃。

 

「当麻。どうしたの?」

 

「いや……俺たちの担任が何か話しているみたいでよ……」

 

 当麻が指を指す。するとそこには桃色の髪にチアダンスの格好に桃色のポンポンを持った、低身長で童顔の女性と長身に眼鏡をかけた男性が何やら話しているようだった。

 

「えっと……どっちが当麻の担任?」

 

「あのチアダンスの格好した方だ。月詠(つくよみ)()(もえ)先生だ」

 

「へー……」

 

 あまりに子供っぽい見た目から本当に先生だと信じる者はほとんどいない。しかしリボーンという月詠以上の見た目の家庭教師(かてきょー)がいるツナは月詠が先生だと知っても驚くこともなく、素直に当麻の言葉を信じた。

 

「ウチの設備や授業内容に不備があるのは認めるのです。それは私たちのせいであって生徒さんたちに何の非もないのですよー!!」

 

「設備の不足はお宅の生徒の質が悪いからでしょう? 結果が出れば統括理事会から追加資金が降りるはずですから」

 

 必死に訴える月詠のに対して、男性教諭は見下すような表情で言い放った。

 

「あなたの所の1学期の期末能力測定も酷かったそうじゃないですか。全く。失敗作を抱えると色々と苦労しますねぇ」

 

「生徒さんに成功も失敗もないのですー。あるのはそれぞれの個性なのですよー」

 

「それは夢のある意見ですな。なら私は現実で打ち消してみせましょうか。私の担当したエリートクラスでお宅の落ちこぼれたちを完膚なきまでに撃破して差し上げましょうかね」

 

 月詠の言葉を聞いても男性教諭は意にも返さなかった。

 

「ご心配なく。一応、手加減はしてあげますから」

 

 そう言うと男性教諭は振り返り、歩いて競技が行われる会場へと向かって行った。

 

「違いますよね……みんな落ちこぼれなんかじゃ……」

 

 男性教諭がいなくなった後、月詠は悲しそうな表情で呟いた。

 

「酷い……」

 

 月詠と男性教諭のやり取りを聞いていたツナは男性教諭の発言に怒りを覚えていた。

 

「おいお前ら」

 

 当麻が後ろを振り返えることなく呟いた。すると2人の後ろにはいつの間にか当麻のクラスメイトが集まっていた。どうやら月詠と男性教諭の会話を聞いているようだった。

 

「わかってるよな?」

 

 当麻がそう尋ねると、クラスメイト全員が迷うことなく首を縦に振った。

 

「打倒!! エリート校!!」

 

「「「「「うぉおおおおおおおおおお!!」」」」」

 

 当麻が叫んだ瞬間、クラスメイト全員が一気団結し雄叫びを上げた。

 

「こんなの見せられたら黙っちゃいられねぇよな。ツナ」

 

「リボーン!?」

 

 自分の後方から自分のことを呼ぶ声がしたので振り返るとそこにはリボーンがいた。

 

「あ、赤ん坊が喋っとる!?」

 

「き、奇妙ね……」

 

「可愛い……」

 

 リボーンの存在と流暢に喋ったことに青髪と吹寄は驚きを隠せないでいた。姫神はリボーンにぞっこんな様子だった。

 

(何だこの赤ん坊……? 一体、何者だ……?)

 

 先程までヘラヘラしていた土御門だったが、リボーンの存在を確認した瞬間、真剣な眼差しになりリボーンのことを観察していた。

 

「久しぶりだな当麻。夏休み以来か」

 

「お、おう……久しぶりだな……」

 

「カ、カミヤン……知り合いなん……? この妙な赤ん坊と……?」

 

「ま、まぁ……」

 

 リボーンの正体を知ってはいるもののリボーンの正体が正体なだけに青髪の言葉に返事で答えた。

 

「ちゃおっす。俺はリボーン。ツナの家庭教師(かてきょー)にして殺し屋だぞ」

 

「「「「「は……?」」」」」

 

 リボーンの言葉を聞いて当麻のクラスメイトは唖然としてしまっていた。

 

「なんやなんや。面白い子やなー」

 

「あっ!! 気軽に触っちゃダメ!!」

 

 青髪だけはちょっと変わった子供だと思いリボーンの頭をポンポンと軽く叩く。青髪の行動を見てツナは慌てて制止する。

 

「気軽に触るんじゃねぇ」

 

「グフッ!!」

 

 しかし時すでに遅かった。リボーンは青髪の顎下にジャンプするとそのまま青髪の顎を蹴り上げ、青髪を蹴り飛ばした。

 

「いだぁ!! 滅茶苦茶痛いんやけど!!」

 

 あまりのリボーンの蹴りの威力に両手で顎を抑えながら青髪は仰向けの状態でのたうちまわっていた。

 

「何、悪ふざけしてんのよあんた」

 

「悪ふざけなんかしてへんって!! めっちゃ痛いんやって!!」

 

((信じてもらえないろうなー……))

 

 青髪は必死に訴えるが、吹寄からすれば青髪が痛がっているフリをしていると思われず呆れられるだけだった。ツナと当麻は信じてもらえない青髪の姿を見て同情してしまっていた。

 

(あの身のこなし……あの蹴り……タダ者じゃない……殺し屋っていうのは嘘じゃないのか……!?)

 

 土御門はリボーンの蹴りを見てリボーンが先程、言っていたことが本当だということを理解すると同時に恐怖を覚えていた。

 

「さっきの光景見せてもらったぞ。そしてお前らの覚悟もな」

 

(い、嫌な予感……)

 

 不敵な笑みを浮かべながらそう言うリボーンを見てツナは嫌な予感がしてしまっていた。

 

「俺はお前らを気に入った。よってツナをお前らのチームとして参加させてやる。あの5流教師のチームに勝つ為にな」

 

(やっぱりだーーーーー!!)

 

 リボーンは一切、臆することなく堂々と宣言した。自分の嫌な予感が当たってツナは心の中で叫んだ。

 一方でリボーンの言葉を聞いてクラスメイトたちは困惑してしまっていた。

 

「い、いや……そもそも沢田はウチの学校の生徒じゃない沢田が参加できる訳ないだろ……」

 

「なーに。そこは問題ねぇ。俺がこの大会の運営と直接、交渉してやる」

 

(絶対にロクでもないことをする気だー!!)

 

 当麻の指摘を聞いてもなおリボーンは言い淀むどころか、物凄く楽しそうな笑みを浮かべていた。そんなリボーンを見てツナはリボーンがとんでもないことをやろうとしていることを理解する。

 

「気持ちは嬉しいけど運営委員としては認められないわね。いくら相手が嫌な相手でもルールを破った訳じゃない。沢田君がどんな能力を持ってるか知らないけどルール違反はダメよ」

 

 勝つ為とはいえルール違反をしては本末転倒。吹寄はリボーンの提案を却下した。

 そんな時だった

 

「ボンゴレショッピングの時間だぞ。本日、紹介する商品ははこちら」

 

「っ!?」

 

 すると急にリボーンは甲高い声を上げると地面に大量の物を置いた。リボーンの置いた物を見て吹寄の顔つきが変わった。

 

「健康グッズ一式だぞ。なんと今回はボンゴレショッピング創業を記念して先着1名にこの健康グッズ一式を無料でプレゼントするぞ」

 

「くっ……!?」

 

 リボーンの言葉を聞いて吹寄はうずうずしていた。実は吹寄は健康オタクであり健康グッズに目がない。故に目の前にある大量の健康グッズが喉から手が出る程、欲しかった。そして同時にリボーンの要求を理解する。ツナを試合を出させることを見逃してくれればこの健康グッズをプレゼントするということを。

 

「さらにその先着1名にはこの健康グッズをこれから3ヵ月続けて無料でプレゼントするぞ」

 

「っ……!?」

 

 ここでリボーンは吹寄に対してさらなる好条件()で吹寄は釣ろうとする。リボーンの言葉を聞いて吹寄の理性はさらに揺れ動いた。

 そして

 

「わ、わかったわ……」

 

 吹寄はリボーンの魅惑に勝てずリボーンの条件を呑むことにした。リボーンが堅物の吹寄の心を完全に掌握したことにクラスメイトたちはざわついたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 再び場面は戻って競技会場。

 

「ということがあってな」

 

「相変わらずねあんた……」

 

 

 リボーンはツナが競技に出場している経緯を話した。相変わらず無茶苦茶なことをしていたことに美琴は呆れると同時にリボーンらしいとも思っていた。

 

「というかどうやって沢田を出場させたのよ……どうせロクでもないことをしたんでしょうけど……」

 

「そんなことねぇぞ。ちょっと交渉したらすんなり理解してくれたぞ」

 

「聞いた私が馬鹿だったわ……」

 

 愛銃をチラつかせながら満面の笑みを浮かべるリボーンを見て美琴は後悔する。

 

『それでは競技を開始します』

 

 競技開始直前となり両校とも臨戦体勢に入り、周囲の空気がピリつき始める。

 

「ようやくだな」

 

 リボーンは満面の笑みを浮かべると愛銃の銃口を会場にいるツナと当麻に定めた。

 そして試合開始のホイッスルが鳴り響く。

 

「いっぺん死んでこい」

 

 

 

 

 




という訳で死ぬ気弾出します。超久しぶりです。この話はずっとやりたかったので超嬉しいです。


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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