とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)282 入れ替わり

 

 

 

 

 

 

 ミカと一方通行(アクセラレータ)と別れたツナ。

 

「まさかミカが一緒に来てたのが一方通行(アクセラレータ)だったなんて……」

 

「本来ならあの2人はあんなに仲良くなれるような関係じゃなかったはずだ。それがああなってるってことは一方通行(アクセラレータ)の奴が変わったってことだな」

 

「そういえば自分を助けてくれたってミカが……」

 

『でもミサカを助けてくれたとっても優しい人だってミサカはミサカは自慢してみる』

 

 ツナは今さらながら理解する。自分のことを助けてくれたと言っていたのは一方通行(アクセラレータ)

ことだったのだと。

 

「そうか……今度会ったらそのことについて詳しく聞いてみるのも良さそうだな」

 

 一方通行(アクセラレータ)がミカのことを助けたと知ってリボーンは面白そうな笑みを浮かべる。

 

「お。常盤台中学の競技やってるみてぇだぞ」

 

「あ、本当だ」

 

 街頭テレビで常盤台中学の競技が始まっているいることに気づいたリボーンとツナ。

 開催されていた競技はバルーンハンター。頭に紙風船をつけ、指定された球を使って割るという競技である。紙風船を割られた者から脱落していき、最後に割られなかった人数が多かったチームが勝者となる。

 

「あ。美琴だ」

 

 街頭テレビにて競技を観戦していたツナ。すると競技に一生懸命打ち込んでいる美琴の姿を視界に捕える。

 

「ん?」

 

 美琴の姿を画面で捕えたツナであったが、ここであることに気づいてしまう。

 

「え……ミサ……?」

 

 ツナが気づいたのは現在、競技に出ているのが美琴ではなくミサであるということである。なぜ気づいたのかというとミサの右指の中指に前にツナがあげた指輪があったからである。

 

「本当だな。ありゃミサだな」

 

 ミサの動きからリボーンも競技に出ているのがミサだということを理解する。

 

「で、でも何で……?」

 

「何でも何もねぇだろ。おそらく美琴と間違えられて出場させられた以外ねぇだろ」

 

「だ、大丈夫かな……これでミサの正体がバレたりしないかな……?」

 

「大丈夫だろ。あいつらを見た目で判断できる奴なんてそうそういねぇだろうしな。むしろここで俺たちが変な行動を起こせば敵に怪しまれる可能性がある。ここは大人しく見てんのが妥当だろうな」

 

「美琴は知ってるのかな?」

 

「多分、知ってんだろ。映像はあちこちに流れてんだかたな」

 

「だよね……」

 

「心配すんな。これだけで美琴が俺たちの計画に気づくことはねぇ」

 

 美琴に自分たちの計画を知られるかもしれないと思ったツナ。そんなツナの心情を察したのかリボーンはツナを安心させようとそう言った。

 

「それよりちゃんとミサの勇姿を見てやれ。勘違いで出場されたとはいえ死ぬ気で競技に挑んでるんだからな」

 

「うん」

 

 そう言うリボーンの視線の先には懸命に競技に打ち込んでいるミサの姿があった。ツナはリボーンの言われた通り、競技の行く末を見守ることを決意する。

 競技は常盤台の方が劣勢であった。相手校はエリート校と呼べる学校ではない。しかし卓越した戦略でじわじわと常盤台を追い詰めていた。

 

「常盤台の方が追い詰められてる……」

 

「どうやら相手校には頭のキレる司令塔がいるみてぇだな」

 

 ツナはエリート校である常盤台が追い詰められていることが信じられない様子であった。リボーンは相手校が常盤台を追い詰めている理由を冷静に分析していた。

 試合は続いて行く。相手校の作戦になす術もなく紙風船を割られて行く常盤台。ついに常盤台側はミサ1人になってしまった。

 相手校は大人数でミサに強襲する。しかしミサは華麗な動きで躱していく。

 

「凄い……全部、避けてる……」

 

一方通行(アクセラレータ)の攻撃に比べれば、あんな奴らも攻撃を避けるなんざ訳ねぇだろ」

 

 ミサが大人数を相手にしてももなお、攻撃を全て躱しきっていることにツナは驚く。しかしリボーンは当然といった表情で冷静に分析していた。

 一方通行(アクセラレータ)は一度でも触れらることは死を意味する。一方通行(アクセラレータ)との戦闘経験とミサカネットワークによって得た一方通行(アクセラレータ)の戦闘データが今まさしく生かされていた。

 しばらく攻撃を避けていたミサであったが、相手が大人数だということもあり風船を割られてしまう。

 

「まぁそうだよね……」

 

 自分以外の味方がリタイアし多勢に無勢だった為、ツナはミサが負けたのも無理もないと納得する。

 

(今、一瞬だがミサの動きが鈍った……これも相手の策略か……?)

 

 リボーンはミサがリタイアの寸前にミサの動きが鈍ったのを見逃さなかった。普通に考えれば相手校の作戦でミサに大人数で強襲し、ミサの意識が周囲の敵に向けさせてミサの死角から能力を使って動きを一瞬封じ、その隙に紙風船を割ったというのが自然。だがリボーンは根拠はないが、今の出来事に違和感を覚えていた。

 違和感を覚えたリボーンだったが何も確証もなかった為、ミサに伝えることは控えた。ミサに伝えれば何かあったのではないかと感づかれてしまうと思ったからである。さらにミサを通じて美琴にバレることも恐れたというのもある。

 バルーンハンターが終わり時刻は昼となる。

 

「昼か。俺たちも何か食うか」

 

「そうだな」

 

 そう言うと2人は昼御飯を食べられる店を探す為に歩き始める。

 

「「あ」」

 

 しばらく歩いているとツナとリボーンの反対方向からやって来た美琴とばったり遭遇する。

 

「ちゃおっす美琴。さっきの競技は残念だったな」

 

「やっぱり気づいてたのね……」

 

 リボーンはいつもの口調で皮肉を言い放った。美琴はリボーンが皮肉言ったことに気づく。

 

「そうよ。あんたの言う通りあれは私じゃなくてあの子よ。私が前の競技で体操着を汚しちゃって、体操着を取りに行ってる間にあの子が私が間違われて競技に出場することになっちゃったのよ」

 

「そりゃ間違われて仕方ないよね……美琴とミサは瓜二つだし……」

 

「というかいくらあの子と仲が良いからってよく私が出場してないことがわかったわね」

 

「簡単だ。いくら似てるつっても動きは全く違うからな。なんせミサはお前と違って動きには品があるからな」

 

「ああ……そうですか……!!」

 

 リボーンの発言を聞いて拳を強く握り、青筋を浮かべながら怒りを露にする美琴。しかしここで怒りを爆発させても意味がないと判断した美琴は怒りを抑える。

 

「そういやツナはどうやってミサだってわかったんだ?」

 

「指輪だよ。俺が買ってあげた指輪をつけてたんだ。だからわかったんだよ」

 

「指輪をあげた……!?」

 

 指輪という単語を聞いて美琴は再び怒りを露にする。実は先程の競技が終わった際に美琴はミサと会っている。その時にミサのしている指輪のことを尋ねたのだが自分で買ったと答えた為、特に気にも止めていなかった。しかしそれが嘘であり、ツナが買ったとなれば話は別。美琴にとって無視できる話ではなかった。

 

「それどういうことか説明してもらえるかしら……!?」

 

「美琴たちが広域社会見学に行ってる時にミサと遊びに行ったことがあったんだ。それでミサが指輪に興味を示してたから俺が買ってあげたんだ」

 

(こ、こいつ……!? 私のいない間にまた……!?)

 

 ツナから事情を聞いた美琴は嫉妬のあまり怒りが頂点に達していた。いつもなら怒りのあまり電撃を放つ美琴であったが、大勢の人たちを巻き込む訳にはいかない為、能力が発動しないよう必死に怒りに耐える。

 その時だった

 

「あ。美琴ちゃーん」

 

「あ……」

 

 すると美琴の前方から美琴のことを呼ぶ声がする。ツナとリボーンの後方には、どこか美琴と容姿が似ている女性が手を振りながらこちらに向かっていた。その女性を見た美琴は少しだけ驚いた様子であった。

 

「あら? もしかして美琴ちゃんのお友達かしら?」

 

「え、えっと……すいません……あなたは……?」

 

「あらやだ! 私ったら!」

 

 ツナの言葉を聞いて自分の自己紹介を忘れたことに気づいた女性。すると女性は美琴の後方に移動し、両手を美琴の両肩にポンッと置いた。

 

「美琴ちゃんのママをやってまーす! ()(さか)()(すず)でーす!」

 

 

 




更新が遅くてすいません。最近、ちょっと限界を感じちゃってます……

正直に言うならツナとアックアの戦いを書きたいですがそこまで辿り着くのが長すぎる……僕的にはツナとアックアの戦いを今すぐ書きたい……


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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