ついに操折の口から作戦が伝えられる時がきた。
「さっきも言った通り幻生は心理戦に長けている。それに敵は何人いるかわからない。だったらやることは1つよぉ。短期決戦で幻生を捕える」
「どうやって?」
「前にも言ったけど幻生は今日、国際能力者会議に出席してる。だから国際能力者会議の施設を私とあなたで制圧。そして幻生を捕えるわ」
「え? リボーンは?」
「彼にはちょっと別の
「別の任務?」
「御坂さんの関係者の護衛を頼むわ。人質力を捕れたら終わりだしねぇ」
「そっか……」
自分たちの計画の為にを関係のない佐天たちが巻き込まれる可能性があると知ったツナは罪悪感に感じてしまっていた。
「それと私の能力で御坂さんの友達から御坂さんの記憶とあなたたち2人の記憶を消させてもらうわよ」
「き、記憶を!?」
「ええ。私たちのことや幻生のことに気づいても首を突っ込まなれないようにねぇ。やってることは最低かもしれないけど、これも戦いに巻き込まない為。全てが終わったらちゃんと記憶は戻すわ。それまで辛抱よ。わかってもらえるかしら?」
「わかった……」
佐天たちが自分のことを忘れてしまうと知って辛くなったツナであったが、それでもみんなの為だと思って記憶を消去することを承諾した。
(辛いわよね……一時的とはいえ大切な人に忘れられるなんて……こうなったのは私のせいなのに……ごめんなさい……)
ツナが辛さが痛い程、理解できるのか心の中でツナに対して謝罪した。
「思ってんだが美琴の記憶を消せねぇのか? そうすりゃ美琴に首を突っ込れずに済むだろ」
「それは無理ねぇ。御坂さんの電磁力のせいで私の能力が妨害されちゃうのよ。だから私の無力化したくてもできないのよねぇ」
「だったら美琴はどうする? 美琴が何か気づいても止められる奴がいなくなるぞ」
「私の派閥メンバーに御坂さんを監視させるわ。私たちの計画については何も知らないし、私の命令には忠実に従うから問題ないわぁ。流石に何も知らない人たちに御坂さんも野蛮力を発揮できないと思うしぃ。最悪、止められなくても時間稼ぎはできるわぁ」
「成る程な……」
リボーンの問いに対して困った表情を浮かべながら答えた。操折の言う通りに納得したのかリボーンは1言だけ呟いた。
「もう1ついいか?」
「何かしら?」
「俺の護衛の話だ。俺が護衛に行くのはいい。だがそうなるとここはもぬけの殻になるぞ。もしここに敵が来れば一気に制圧される。
「それはそうなんだけどぉ。実は問題が発覚しちゃったのよねぇ」
「問題?」
「ええ。実は都市伝説サイトにここの存在と私の写真がネット上にアップされちゃったみたいなのよねぇ」
「ええ!?」
この拠点がネット上に上がっていると知ってツナは驚きの声を上げる。
「都市伝説が本当にあるかどうかを足で確認するっていうサイトでね。そのサイトの主にここがバレちゃってネットにアップされちゃったのよぉ。勿論、そのサイトにたどり着かないよう
「全然ダメじゃねぇか」
「仕方ないでしょお!! まさか都市伝説サイトにバラされるなんて予想外力もいいとこ……しかも遠く離れた水滴をレンズにする念写能力だったんだからぁ!! そんなの気づく訳ないじゃなぁい!!」
リボーンの言葉に憤慨する操折。尾行されていたり、監視カメラのような機械ならまだわかったかもしれないが、水滴を監視カメラのようにされては気づくのは無理もないとしかいいようがない。
「サイトが特定されたのだってそうよぉ!! あんだけのダミーの情報をばらまいて、特定できる人なんてほ神業もいいとこよ!! イレギュラーよ!! まぁ特定したのも敵じゃなくて
「え?
「ええ。
「ま、まさか……」
「初春だろうな」
操折の口から
「昨日、
「ど、どうしよう!! このままじゃ初春が巻き込まちゃうよ!!」
「落ち着けツナ。都市伝説サイトを見ただけだ。それだけで俺たちや幻生のことがバレる訳じゃねぇ。不安なら操折にその時の消してもらえばいい話だ」
「そ、そっか……」
「まぁあなたの言う通りあの都市伝説サイトだけで私たちのことに気づくことは無理力があるだろうけど、念には念を入れておきましょうか」
初春が巻き込まることはないだろうと判断した操折であったが、それでも念の為に都市伝説サイトの記憶を消しておくことを心に決めた。
「話が反れちゃったけど籠城戦は難しそうねぇ。向こうに準備させちゃう訳だしぃ。護りを固めて敵を倒せても肝心の幻生が現れなきゃ意味がないわぁ。幻生がいる限り計画は終わらない。バレてる可能性があるこそ一刻も早く、幻生は確実に捕えないといけない。正直、この機を逃したら幻生は二度は捕まえられないわぁ」
「でもリボーンの言う通り敵がここに攻めて来たら……」
「まぁね。でもこの子を殺さずに無力化したってことは、幻生にとってこの子が自分の目的に必要だと考えてる。だから目的を果たす前に殺される可能性はないはずよぉ」
「だがそう思わせることが幻生の作戦かもしれねぇぞ。それに会議に出席しない可能性だってあるぞ」
「確かにね。でも正直、今のところ幻生が能力者会議に会議に出る以外に情報がないわぁ。この拠点に誰か強力なボディガードでも置ければいいんだけど、事が事だからあなたたち以外に頼める人がいないのよぉ。でも
操折とリボーン意見。どちらも正しく話は平行線になってしまう。そして沈黙が訪れ、誰も言わなくなる。
「やろう」
するとツナが沈黙を破って操折の作戦を実行することを心に決める。
「ゆっくりしてたら手遅れになる気がするんだ……それにこんな
ツナが自分の意見を主張する。ツナの言葉を聞いてリボーンは口元を緩ませていた。
「決まりだな」
「そうね」
ツナの意見にリボーンと操折も同意。ついに作戦が始まるのであった。
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