とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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予約投稿の日付を間違えてしまい投稿する順番を間違えてしまいました。大変、申し訳ありませんでした。


標的(ターゲット)295 絶望

 

 

 

 

 

 

 馬場を完全に敵だと認識したリボーン。

 

(何でだ!? 何で!?)

 

 馬場はわからなかった。なぜ自分が撃たれているのかということが。

 

「簡単な話だ。そのガラクタ共の性能じゃ俺の弾丸の動きに反応できなかった。そんだけの話だ」

 

 馬場の表情からリボーンは馬場が何を考えているのかを当てる。

 

「もしかしてお前。さっきのが俺の力の全てだと思ってたんじゃねぇだろうな?」

 

(こ、こいつはヤバい……!! このままでは殺される!!)

 

 リボーンに対して命の危機を感じた馬場は即座に逃げること決める。

 

T(タイプ):G(グレート)D(デーン)!!」

 

 馬場は攻撃される前にロボットたちに命令。ロボットたちは一斉にリボーンに襲い掛かる。

 

(あの女にT:(タイプ)MQ(モスキート)は取り付けた!! 任務はこれで完了だ!!」

 

 婚后を無力化させた際に馬場はT:(タイプ)MQ(モスキート)を体に取り付けていた。T:(タイプ)MQ(モスキート)は敵を無力化するだけでなく発信器としても盗聴器としても使える。故に婚后に直接、尋問しなくても情報を入手できる上に拐うことも可能。

 婚后がいなくなり殺されるかもしれない以上、この場にいるリスクは馬場にはない。馬場はロボットたちにリボーンを相手させている内に戦線を離脱することを決める。

 

(早く!! 早く!! T(タイプ):G(グレート)D(デーン)が時間稼ぎをしている内に!!」

 

 馬場は弾丸が貫通した脇腹を右手で抑えながらおぼつかない足取りで戦線から離脱する。

 が、

 

「がぁあああああああ!!」

 

 馬場の右足をリボーンの弾丸が貫く。右足を撃たれた馬場は再び絶叫を上げながら地面に倒れる。

 

「逃がすと思ったか」

 

(ば、バカな……!?)

 

 被弾した足を押さえながら馬場が振り返る。そこにはすでに倒れたまま動かなくなったロボットたちがいた。馬場はこの短時間にロボットたちを全滅させられたことに驚きを隠せないでいた。

 

(こ、こうなったら!! T(タイプ):M(モス)Q(キート)で!!)

 

 馬場はT:(タイプ)MQ(モスキート)を使ってリボーンを無力化することを心に決める。馬場はポケットからT(タイプ):M(モス)Q(キート)の入ったカプセルを取り出し、中身を解放する。

 

(本当は使いたくなかったが……生き残るにはこれしかない!!」

 

 T(タイプ):M(モス)Q(キート)は限りがあり、今使ったのが最後の1つ。ロボットも逃げる術も失った馬場にとってこれが最後の希望なのである。

 だが

 

 ズガァン!!

 

「え……!?」

 

 だが馬場の希望を乗せたT(タイプ):M(モス)Q(キート)もリボーンは無慈悲に打ち抜く。バラバラになったT(タイプ):M(モス)Q(キート)は馬場の目の前に落下する。

 

(な、なぜ気づいて……!? しかも打ち抜いただと!?)

 

 ナノサイズのT(タイプ):M(モス)Q(キート)に気づいただけでなく、それを1発で打ち抜いたことが馬場には信じられなかった。そしてバラバラになったT(タイプ):M(モス)Q(キート)を見て馬場は絶望する。

 

「俺がそいつの存在に気づいてないとでも思ったか?」

 

(あ、あれは……!?)

 

 リボーンT(タイプ):M(モス)Q(キート)を人差し指と親指で摘まんで馬場に見せる。馬場はリボーンが持っているT(タイプ):M(モス)Q(キート)が婚后に仕掛けているものだということを理解する。

 

「ま。知らなくても俺が喰らうことはねぇし、こんなもん喰らったところでなんともねぇけどな」

 

 そう言うとリボーンはT(タイプ):M(モス)Q(キート)を握り潰してバラバラにする。

 

(一体、何なんだこいつは!? こんな奴がいるなんて聞いてないぞ!?)

 

 対抗する術を全て失った馬場には、絶望するしかなかった。

 

「後はお前だけだな」

 

「く、来るな!!」

 

 リボーンは馬場の方に向かってゆっくりと歩を進める。馬場は逃げようとするも足を負傷している為、逃げることすらできなかった。

 すると馬場のズボンのポケットから携帯が落ちる。馬場は落ちた携帯を見て即座に手を伸ばした。

 が、

 

ズガァン!!

 

 リボーンは携帯に向かって弾丸を放ち携帯に着弾させる。着弾した携帯は馬場の手の届かない場所へ弾き飛んだ。遠くへ飛んだ携帯を見て馬場は絶望する。

 

「何だその顔は? お前が言ったんだろ。他人に精神を依存するなんてのは2流だって。まさかとは思うが仲間に連絡しようなんて思ってた訳じゃねぇよな」

 

「っ……!?」

 

 リボーンは先程、馬場が言っていた言葉をそのまま返す。リボーンの言葉に馬場は何も言い返すことはできなかった。

 

「ま。俺から言わせれば仲間を頼ることのできない奴なんざ5流以下だけどな。そういえば与えられた役割すら果たせない奴は3流以下だって、お前のようなどこかの無能が言ってたっけな」

 

 リボーンは馬場の発言の揚げ足を取ると同時に、煽りまくる。

 そして

 

「調子に乗ってんじゃねぇぞクソガキ!! 情報さえあればお前みたいなガキなんざ一瞬で殺れるんだよ!!」

 

 絶望していた馬場であったが、リボーンにプライドをズタズタにされて馬場は発狂する。

 

「うるせぇぞ」

 

「ガハッ!!」

 

 そう言うとリボーンは一瞬で馬場の元に移動し馬場の顎を蹴り上げる。リボーンの蹴りを受けた馬場は宙を舞い、地面に仰向けの状態で倒れる。

 

「ぎゃああああああ!!」

 

 リボーンは馬場の腹部に立つと、貫通した脇腹を足で容赦なく踏みつけた。そして馬場の絶叫が広場に響き渡る。

 

「情報さえあれば? 笑わせんじゃねぇ。(タマ)の取り合いで情報がないなんざザラにある。情報がねぇと何もできねぇような奴なんざ足手まといと同じだ。今のお前みたいにな」

 

「ぎゃあああああああ!!」

 

 リボーンは傷口を踏みつけている足をグリグリと動かす。そして馬場の体に激痛が走り絶叫が再び木霊する。

 

「た、助けて……!!」

 

 肉体も精神もボロボロにされた馬場はリボーンに対して命乞いをする。

 

「ぼ、僕は依頼されてやっただけなんです……だから……命だけは……」

 

「話になんねぇな」

 

 リボーンは傷口から足をどけると馬場の顔の前に移動する。そしてリボーンは銃口を馬場の額に向ける。

 

「死ね」

 

「うわぁああああああ!!」

 

 リボーンは馬場に対して死の宣告をすると馬場は絶叫を上げる。そしてリボーンは銃の引き金を引いたのだった。

 が、

 

「情けねぇ野郎だ」

 

 だがリボーンの銃から銃声が響くことはなく、馬場も死んではおらず口から泡を吹いて気絶していたのだった。

 

「お前には聞きたいことがあるからな。まだ殺さないでおいてやるぞ」

 

 リボーンの銃には弾丸が装填されていなかった。リボーン馬場を殺するもりはなく、ハッタリで馬場を気絶させるのが目的だったのである。

 

「ま。ここで殺されていた方がマシだと思うだろうがな」

 

 

 




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