黒子から木山の元へ行った初春と連絡が取れなくなったという報告を受ける。
「ど、どういうことよ黒子!?」
「単刀直入に申し上げますと
「木山さんが!?」
黒子が今回の事件の首謀者が木山であるということを語る。木山が今回の事件だとわかりツナは驚きの声を上げる。
「実は先程のお医者様が教えてくれたんですの。昏睡状態となった学生の脳波と木山春生の脳波が一致したと」
「つまり被害者は
「そういうことですわ」
(何で木山さんが……? 悪い感じは全然しなかったのに……)
黒子と美琴は学生たちが昏睡状態となった原因を理解する。一方でツナは木山が犯人だということが信じられずにいた。
「とにかく一旦、支部に戻りますの! 今回のことを
「
「じゃあ本当に木山さんが……」
固法は
「俺、行くよ。木山さんの所」
「沢田さん!? 何を!?」
「木山さんは
「で、ですが……」
「約束したんだ佐天と。絶対に助けるって」
ツナは昏睡状態になる前、自分が佐天のことを助けると言ったことを思い出す。
「私も行くわ」
「お姉様まで!」
「友達が拐われたのよ。黙ってるわけにはいかないわ」
「お待ち下さい! 初春だって
ツナに続いて美琴まで木山の元へ行くと言い出した為、黒子は止めようとする。そして初春なら自分でなんとかする、
「多分……何とか……運が良ければ……」
と思った黒子であったが初春は情報処理は得意ではあるものの、運動神経や戦闘能力はダメダメだということを思い出し、自信がなくなってしまう。
「ですが単なる一科学者の木山に
「でも初春を人質にして
「それは……」
「それに俺。木山さんに直接会って確かめたいことがあるんだ」
「確かめたいこと?」
ツナの言葉に黒子は疑問符を浮かべる。だがツナは確かめたいことが何なのかまでは言わなかった。
『そうか。君はいい教師を持ったんだね』
(あの時の木山さんの表情……今回の事件と何か関係あるのかもしれない……)
ツナの脳裏には木山と最後に会った時の寂しそうな表情が浮かんでいた。
「ここでグダグダしてても仕方ないわ。黒子、
「お、お待ち下さい! だったら私も……おぐっ!?」
黒子は自分も行くと言い出す。美琴は黒子の肩にポンッと手を置く。その瞬間、黒子の体に痛みが走る。痛がる黒子の姿を見てツナは黒子がまだ怪我が完治していないことを理解すると同時に心配する。
「黒子。初春は俺たちが絶対に助けるから。だから待ってて」
「沢田さん……」
「そうよ。それにあんたは私の後輩なんだから。こんな時くらいお姉様に頼んなさいよ」
「お姉様……」
ツナと黒子の言葉を聞いた途端、黒子は大人しくなる。
「沢田さん。お姉様。初春のことお願いしてもよろしいですか?」
「うん」
「当然よ」
黒子は二人にお願いする。黒子のお願いに対してツナと美琴は首を縦に振り、力強い言葉で答える。
「
「高速道路か……こんな時にバイクがあったら……」
「え!? あんたバイク乗れるの!?」
「うん。一応」
固法から木山が高速道路を使って逃走していると聞いてそう言う。美琴はツナがバイクに乗れるという事実に驚きを隠せないでいた。
「バイクなら固法先輩のがありますわ」
「本当ですか固法先輩!?」
「ええ……ってそれよりもツナ君って確か15歳だったわよね……?」
「ゔっ!? そ、それはそうなんですけど……」
固法に痛いところを突かれてツナは視線を反らす。ツナは未来に行った時に白蘭と
「まぁ緊急事態だから貸してあげるわ。同僚の命も懸かっていることだしね」
「ありがとうございます!」
固法はそう言うとポケットからバイクのキーをツナに渡した。ツナはお礼を言いながらキーを受け取る。
「じゃあ行くわよ!」
「うん!」
アニメ版の時系列でやってはいますが、ほぼ原作寄りです。アニメを見ながら書くのって大変なんですよ…それと結構、省略したけど大丈夫かな…?
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